大成への道
8月22日に退院が決まりました。
という「退院・復帰報告メール」を
日頃お世話になっている方々に、
恐縮ながら、一斉同報で
出させていただきました。
自宅外泊から病院へ戻ってメールを受信すると、
画面の受信トレイが、未開封を表す太字ゴシックで
真っ黒になり、泣きそうになりました。
愛は、目に見えるものだと知りました。
皆さま、本当にありがとうございます。
お返事でいただいた、
ある方のメールの中に、
こんなエピソードがありました。
「電力の鬼」と言われた松永安左エ門は、
「人間、大病と入牢と大失恋をしないと
一人前にはなれない。大成はしない」と言ったそうで、
私の治療と入院生活も、大成への道の第一歩だと。
そう表現してエールを贈ってくださりました。
さて、
私が確実に大成するには、
「入牢」を残すのみです。
皆さま、またご心配とご迷惑をおかけしましたら、
イシダの大成のためだと思って、
そこのところ、よろしくお願い申し上げます。
病院生活、小休憩
師匠が退院して3日経った。
囲碁道場に通う以前の
19時15分から消灯までの間を、
私はどう過ごしてきたのか、
まったく思い出せない。
この3日間、ガッツリ読書をして、
「今日の献立」用の写真を整理して、
少しブログの「今日の献立」をアップした。
なのに、なんだか手持ち無沙汰なのだ。
これを俗に、寂しさと
呼ぶのかもしれないけれど、
そう人から言われることは、
断固拒否します。
というわけで、
この週末は自宅に帰った、というか、
呑み外泊をしてきた。
二足歩行で初外泊。
中目黒night。
いつもの顔と、いつものガード脇の
ごっつぁんで、スタミナ焼と赤じそ焼酎割り。
中・高校時代の同級生が経営する
カフェRED BOOK
で、
ピクルスとサングリア。
大原麗子談義で、
盛り上がれることに
ホッとする。
そして今晩、病院に戻って、
自分のベッドにごろんとなって、
またホッとしながら、
こわばった太股を揉んでいる。
よっしゃ!
明日からまた、
リハビリの毎日が始まる。
密着! リハビリ・ドキュメンタリー
囲碁の師匠に、
リハビリ中の写真を撮ってほしい
と頼まれました。
苦しみながらリハビリしている
自分の写真を見たら、
ビールを呑みたい気持ちも
グッとがまんして、
セーブできるのではないか、と。
思い出と戒めのための写真がほしい、
ということでした。
7月下旬の1週間半、師匠のリハビリに密着!
松葉杖カメラマンになった私は、
リハビリ室や作業療法室でのリハビリ風景に加え、
野外や階段での歩行訓練風景、
囲碁道場の風景も撮影。
お世話になった理学療法士と作業療法士の
先生たちに囲まれたニッコリショットも撮影。
結局、500カット近い量になりました。
リハビリの様子を写真に納める人は、
初めてだ、とリハビリの先生が言ってましたが、
それを患者が撮影するのも、
当然、初めてのことでしょう。
ひとりは車椅子、ひとりは松葉杖という
患者たちによる「撮って、撮られて」が
リハビリ室で展開されている様子は、
不思議な光景だっただろうなと思います。
師匠退院の前日となる昨日、
500カット近い写真は、
CD-ROMに焼いて師匠に渡しました。
そして、サプライズで、
リハビリの先生たちとの写真を
大きくプリントし、
額に入れてプレゼント。
師匠には思い出の品になったと思います。
しかし、それに負けないくらい
私にとっても、かけがえのない
時間と思い出になりました。
「リハビリ・カメラマン」って、どうよ?
商売になるかしらん?