PCとチーズケーキ | That's where we are

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the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

AAEMが年に2度主催する

口頭試問試験のための模擬講習会
(AAEM=American Academy of Emergency Medicine)

 
ここで教えるのは
今回で12回?13回...かな?
今でも誘って頂けるのは
そんなメチャクチャ悪い評価が
受講生から返って来ていないと
思って良いのでしょうか
 
ここ数年、二日間の講習会で
半日、または一日じゅう
eOralというコンピューターを使った
口頭試問を担当しています
 
実際の口頭試問試験が
このコンピューター方式を採用したのは
いつの事だったでしょうか
 
模擬患者が話しているビデオがあったり
動く心電図の波形が出てきたり
超音波のビデオが出てきたり
 
あとは、あんまり紙の上だけで
やっていた口頭試問と
変わらない様な気がするんだけれど
 
で、このeOralは
アップル社のデスクトップのPCと
iPadを使ってやるのですが
もちろん講習会(土曜朝8時)が始まる前に
セットアップをして、ちゃんと起動するか
テストする必要があり
 
年に2回しかやらないし
毎回割り当てられる症例は違うので
何をどこにつなげてとか
どこをクリックするとどの画像が出て来るかとか
すっかり忘れていることが沢山
直前で、受講者をモルモットにしちゃっても、ねぇ
 
金曜日、病院でERのシフトが終わった後
直接、会場となるホテルへ直行
 
初めてeOralを担当するインストラクターは
古株のドクターから
ここをこうして、とか指導を受けていたけれど
 
「私、前にやったことがあるんで
大丈夫だと思います
コンピューター、自分の部屋に持って行って
セットアップしちゃっていいですか?」
 
他の人は今晩そのホテルに宿泊するので
あんまり急ぐ必要もないのだろうが
私はホテルから45分の所にある
自宅に帰って自分のベッドで寝たい
 
ホテルのカウンターでチェックイン
AAEMが手配した部屋のカギを受け取り
モニターとなんやら色々器具が入ったバッグを
担いで部屋に向う
 
今まではホテルのサービスで
フィラデルフィア関連のお菓子を
出してくれていたのが

今回は生もの
ミニサイズのケーキと果物
チーズケーキが3種
 
クリームチーズを巻いたお寿司は
「フィラデルフィア・ロール」なんて名前で
よく見かけますが
 
この「フィラデルフィア」は
クリーム・チーズのブランド名で
クリーム・チーズがフィラデルフィア産だと
いうわけではないそうです
アメリカで売られているチーズケーキは
ニューヨーク・スタイルが主力で
「フィラデルフィア・チーズケーキ」の検索で
出て来るケーキは大部分が
「クリームチーズを使ったケーキ」と言う意味
フィラデルフィアで伝統的に作られてきたケーキと
いうわけではないそうな

 
ま、どっちも好きだけどピンクハート
 
 
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