スイスで妊娠出産 -38ページ目

スイスで妊娠出産

異国の地でイサ夫とアイ子が親(Eltern)になっていく記録

イサ夫との「学校談義」はまだまだ続いていますが、
意見は煮詰まりそうで煮詰まらない状態が続いています。

原因は....、

イサ夫も私も、
現地校とインターナショナルスクールの現状や、
メリットとデメリットを具体的に把握していないことにあります。

そこで、
周囲の駐在員さんたちに、
現地校とインターナショナルスクールの違いについて、
色々と話を聞いてみました。

現地校のメリット:
授業料が無料。
教育水準(進学コースの場合)が高い。
スイスやドイツの大学に進学した場合、授業料が安い。

現地校のデメリット:
給食制度がないので、子供がお昼に家に帰って来る。
英語を話せる先生や保護者が少ないので親が孤立しやすい。
学校で問題が起こった場合や子供が勉強についていけなくなった場合に、
親があまり助けにならない。
14歳で職業訓練コースか進学コースかを選択しなくてはならない。
中学校くらいからタバコを吸う子供が目立ち始める。
子供がドイツ語ばかり話すようになる(両親の一方が現地人の場合のみ)。

続いてインターナショナルスクールの場合....

インターナショナルスクールのメリット:
英語が通じる。
課外活動の選択肢が多い。
途中でスイスを離れることになっても言語の問題が少ない。
給食が出る。
裕福な家の子供が多く、大らかな感じがする。

インターナショナルスクールのデメリット
授業料が高い。
駐在員の多くは1-2年しかスイスに駐在しないため、
生徒の入れ替わりが激しい。
英語が上手でない子も入ってくるため授業が遅れる。
アメリカの学校制度を取り入れているため、
自分で考えて、意見を発表したりする能力はつくが、
基本的な計算力を必要とする理数系の科目や、
記憶力を鍛える社会科系の科目が弱くなる。
アメリカかイギリスの大学にしか進学ができないため、
大学の授業料も非常に高い。

上の条件を考慮すると、
これからスイスに長く住む可能性の高い私たちは、
現地校に入れた方が子供にとってのメリットが大きいような気がします。

親にとっては、
インターナショナルスクールの方が、
言葉の壁がなくって楽なんだけどね。

まあ、学校って親のためじゃなくて、子供のためにあるんだから、
やっぱり現地校でいいんじゃないのかなあ....

....断言できないのが苦しいところです。

まだまだ迷っているのだ。

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スイスの現地校は、
とても質の良い授業をしているようです。
しかも、授業料は無料です。

私の所属している趣味のクラブには、
卒業試験(die Matura)を控えた高校生の女の子がいるので、
その子に卒業試験の問題集を見せてもらったのですが、
理数系の科目に関しては、
日本のセンター試験程度のレベルはあると思いました。

英語の試験は、英作文の占める割合が大きいので、
日本のセンター試験よりもずっとハイレベルです。

また、その子の通っている高校(公立)を卒業するには、
10000ワードの卒業論文を提出しないといけないそうです。
(これは学校によって違うのかもしれないけれど....)

だから、スイスの現地校の教育水準は世界的に見ても、
高い方だと思います。

スイスの現地校の大きな難点は、
スイスドイツ語が学校で話されていることです。

カントン(州)の条例では、
幼稚園から標準ドイツ語を学校内で使用することとなっていますが、
今ひとつ徹底されていないと聞きます。

スイスドイツ語はドイツ人も理解できないような、
訛りのきついドイツ語の方言です。

だから、
イサ夫が子供を現地校に入れることを、
非常に躊躇するのはよく理解できます。

でもね。

家では日本語しか話さない訳だから、
母国語は日本語になるように、
そして一番得意な言語も日本語になるように、
自分たちで日本語の読み書きを教えていけば、
いいんじゃないかなあ。

日本語さえ完璧にしてあげれば、
あとはスイスなまりのドイツ語をマスターしようと、
英語をマスターしようと子供の勝手だと思うの....
私はね。

現地校は無料だけど、
インターナショナルスクールは子供1人当たり、
幼稚園から高校卒業まで約40万フラン(4000万円)かかるわけでしょ。

それに、これから子供が増えたら、どうするのかしら?

3人の子供をインターナショナルスクールに通わせたら、
スイスで庭付きの大きな家が一軒建つ位のお金が出て行くのよ。

インターナショナルスクールに入れるお金で、
質の高い公立校のある居住地域に家を借りるか買うかして、
(注:公立校も地域よって教育水準に多少の差が出てくるようです)
冬休みは、家族みんなで長期のスキー旅行に行って、
夏休みには、日本に語学留学でもさせた方が、
子供にとってはずっといいような気がするんだけど。

この件では、まだまだイサ夫は悩んでいるようです。

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ちょっと気が早いけど、子供の学校の話です。

私たちはスイスに住む外国人駐在員(Expat)です。

2年前、スイスに引越してきたとき、
ドイツ語はグーテンタークとダンケしか知りませんでした。

イサ夫の会社には、
駐在員とその家族がスイスで快適な暮らしを送れるよう、
ドイツ語学校の授業料を全額負担してくれる制度があります。

私はその制度を使って、
集中的にドイツ語を勉強してきたので、
まだまだ流暢に話せる訳ではないものの、
日常生活を送る上でドイツ語で困ることは今はありません。

しかし、
ドイツ語を勉強するなら今!にも書いたように、
イサ夫はドイツ語があまり話せません。

しかも、イサ夫は仕事が忙しくてドイツ語を勉強する暇もありません。

(イサ夫の名誉のために書いておくと、ドイツ語を話すのは苦手でも、
ドイツ語を読むのは大分できるようになっているようだけどね。)

だから、イサ夫は、
生まれてくる子供を現地の学校に入れることに不安を感じています。

「ミニアイちゃんがスイスの学校に通い始めたら、
スイスなまりのドイツ語が一番得意な言語になっちゃうかもしれないんだよ。
標準的な英語やフランス語やドイツ語を習得するのとは違うんだよ。
スイスでしか生きていけない人間になっちゃうよ。
どうするう?」

と、イサ夫が言うので、

「でも、スイスの学校はタダよ。
イサ夫も子供のために、もうちょっとドイツ語を頑張ってみたら?」

と私が返すと、

「ううん、絶対にインターナショナルスクールに入れる!」

とイサ夫は言い張りました。

そこで、
家から一番近くにあるインターナショナルスクールのウェブサイトで、
年間授業料を調べたところ....

幼稚園:19000フラン(190万円)
小学校:23000フラン(230万円)
中学校:26000フラン(260万円)
高校: 31000フラン(310万円)

私は、だいたいこんなもんだろうと思っていたので驚きませんでしたが、
イサ夫は、「な、なんで、こんなに高いのー!?」と、
怒声に近い悲鳴をあげていました。

さあ、イサ夫、どうする?
私は現地校でも全然構わないわよ。

この話題で今、私たち夫婦は大いに盛り上がっているので、
しばらく続くかも....。

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