スイスで妊娠出産 -37ページ目

スイスで妊娠出産

異国の地でイサ夫とアイ子が親(Eltern)になっていく記録

同じスイスでも地域によって違うのかもしれませんが....

私の住んでいる街の中心部(繁華街近辺)にある公立校では、
20人クラスのうちスイス人はたったの2ー3人で、
あとは移民労働者の子供というクラスも少なくないそうです。

このような場合、
子供たちがうまくドイツ語を話せないばかりか、
教育の大切さを親も子も理解していないことが多く、
現場の先生の意欲も低下しているため、
せっかく勉強のやる気があった子供まで、
周囲に流されて勉強をしなくなることがあるのだとか。

一方、
中心部から1キロ以上離れた郊外にある
高所得世帯の集まる住宅街の公立校では、
そのような問題は見られないだけでなく、
生徒全般の学習意欲が高いため、
私立校やインターナショナルスクールに比べても、
質の良い教育をしているようです。

これは昨日、
エステルと彼女のお隣さんと一緒に、
お茶を飲みながらおしゃべりをしていた時に出てきた話です。

(2人ともこの街で生まれ育ったスイス人です。
郊外のいわゆる高級住宅街に住んでいて、
子供を近所の公立校に通わせています。)

だから、スイスの現地校の教育水準も、
居住地域によって差があるようです。

このような話を聞くと、
子供の将来は、
最終的にはそれぞれの子供の適正に左右されると理解していても、
やっぱり学校選びに「ある程度の配慮」は必要だろうなと感じます。

子供と家族の将来の選択肢が増やせるよう、
私はドイツ語を勉強していかなければならないんだと改めて思いました。

そして、
子供を現地校に通わせることに決めるなら(まだ決めてないけど)、
ミニアイちゃんが幼稚園に上がる前に引越を検討した方が良さそうです。

今、住んでいる所は、
旧市街に隣接する静かな住宅街でとても気に入っているのだけど、
住民は年配のご夫婦が多くて、小さな子供をあまり見かけないから。

それに税理士さんによると、
私たちの住んでいるカントン(州)の場合、
子供のいる夫婦は、郊外に住む方が税金がグンと安くなるのだそうです。

天気の良い週末に、イサ夫と一緒に郊外の住宅街巡りを始めようと思います。
歩くのは妊婦にとって良い運動になるしね。

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まだ、生まれてもいないのに、
子供の学校のことばかり話している私たち夫婦です。

昨日、イサ夫が新たに持ち込んだ情報のために、
「やっぱりインターナショナルスクールがいいかも....」
と心が大きく動いた私ですが、
一晩たって冷静に考えてみると、

「英語で子供に教育を受けさせた方が、親にとっては楽だけど、
所詮、英語だって、私たちの母国語じゃない。
スイスには長く住むことになりそうだから、
この国にしっかり根づいて暮らしていくためにも、
現地校に行かせた方が良いかもしれない。」

という結論に達しようとしています。

それに、なんといっても、
現地校はレベルが高いのに授業料がタダ。

インターナショナルスクールは、
教育水準さえ高かったなら、
授業料云々はあまり気にせずに、
迷わずそこに決めたのにねえ....。
(本当か?)

そうよ。
日本語さえ、家でみっちり教え込んでおけば、
外国語(英語とドイツ語)は、子供が自分で覚えればいいのよ!

今は、なにはともあれ、
ドイツ語を完璧にするよう頑張ってみます。

ミニアイちゃんが生まれてくるまで、あと5か月。
こうなったら、死にものぐるいで勉強するのだあ!

5か月経って、まだ「ドイツ語に問題あり」と判断した場合は、
また考え直せばいいと思っています。

イサ夫も少しずつドイツ語を覚えるって、
言っているしね。

さあ、勉強、勉強!

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イサ夫が仕事から帰って来ると、
「ただいまあ!」も言わずに開口一番、

「ねえ、アイちゃん!
子供をインターナショナルスクールに通わせるなら、
会社が授業料の75%を負担してくれるんだって。」

と教えてくれました。

ふーん、75%も負担してくれるんだ。

イサ夫の同僚が3人の子供全員を
インターナショナルスクールに通わせていると聞いた時、
「どうやって授業料を払っているんだろう?」って、
不思議に思っていたのだけど、
こういうことだったのね。

駐在員家族には嬉しい制度であることは確かだわ。

でもね、年間3万フラン(300万円)の授業料の
25%(75万円)は自己負担になるわけ。

質の高い現地校が無料であることを考えると、
年間75万円の出費も惜しい気がするんだけど。

子供の数が増えたら、うーん、なおさら惜しい....。

そんな私の考えを見抜いたのか、イサ夫が続けて言いました。
「しかもね、最初の3年間は会社が全額払ってくれるらしいんだ!」

それなら、
幼稚園の授業料なんて高校の授業料に比べたらたかが知れているから、
「最初の3年じゃなくて、最後の3年間を払ってもらった方が嬉しいんだけど、
それはできないの?」
と私が聞くと、

「それはダメなんだって。インターナショナルスクールに通わせたいなら、
子供が生まれたらすぐ人事部にその申請をしなきゃいけないんだって。
そして、申請が一度受理されたら、途中で変更できないらしいんだ。
インターナショナルスクールの学費を会社が補助する場合、
雇用契約を変更する必要があるから、
途中で元に戻すことは基本的にできないって人事の人に言われたよ。」

(注:インターナショナルスクールの学費は、会社から学校に直接払われるのではなく、
自分たちで全額納めた後で、その75%がお給料と一緒に支払われるというシステムで、
支給された補助金はもちろん課税対象。)

つまり、それは一度スイスの学校に通わせはじめて、
途中で言語の問題があってインターナショナルスクールに転校したくなっても、
会社に授業料の補助を申請することができないってことね。

うーん、「昨日までは現地校でもう決まりだ!」って思っていたのに....。

しかも、ゆっくり考えている時間もあまりない。

ミニアイちゃんが生まれるまで、あと5か月弱!
さあ、どうする?

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