vitamixのトライタン製コンテナがすぐ曇る&匂いがつく件。曇り落としの方法 | イラストで綴る日常

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こんにちは、イトウエルマです。

 

パワルフなブレンダーvitamixを手に入れて

お料理の可能性が広がりました。

 

 

まず、念願のVada(南インドの甘くない豆ドーナツ)

難なく作れて感動しました!

 

Vadaの生地はウラッドダル(豆の種類)を吸水、

水を切ったものをすりつぶしてつくります。

極力、追加の水分を加えずに生地を作るのがいいのですが

パワーのないブレンダーだと水分を加えても加えても

ブレードが止まってしまって、

作れる感じがまったくなかったのです。

それがvitamixなら追加の水分を加えず、

拍子抜けするほど簡単にふわふわの生地が作れました。

 

ファラフェル作りも自由自在。

粗さ、ねっとりさ加減、好みの生地が

水分やつなぎなしに、豆&香辛料だけで作れる!

(味をよくするための玉ねぎやコリアンダーなどは入れますよ)

 

ファラフェルに添えるタヒニソースにつかうゴマペースト、タヒニも

vitamixがあれば油を一滴も加えずにできます。

なめらかさも自分の好みにできるので、

売ってるタヒニよりも風味豊かで美味しい気がしています。

 

ちなみに当方が使っているのは1.4リットルのコンテナなので

これらを少量から作ることが可能です。

 

タヒニは300gで作りましたが、半量でもいけるな、と思いました。

むしろ、少量で作る方がブレードの回転数を上げられるので

なめらかなペーストを作りやすいと思いました。

 
と、使って大満足なのですが、全てが満点というわけではありません。
表題の通り、vitamixはコンテナがトライタンというプラスチックの一種で
新品は透明感もあってとても綺麗。
なのですが、それが使ってたった2週間で目立って曇ってきた!
半年とか1年で曇るのなら、まあ仕方ないか、と思えますよね。
2週間というのは、どうなのよ、と。
 
新品の余韻をもっと味わいたいのに、
曇ったコンテナはテンションが下がります。
 
確かに掃除の仕方にも問題があったかもしれません。
vitamixは熱々お湯での掃除を推奨してまして、
(片付けが楽ちん! くわしくはこちらのブログで)
ある日赤身中心の豚肉でミンチ肉を作り、
このお掃除メソッドを実践したところ
どういうわけか曇りが生まれ、その後曇りが全く取れなくなったのです。
タンパク質汚れの付着でしょうか。
理由は全くわからないのですが、
赤身肉中心のミンチ肉作りの後からあきらかに曇った、と思う。
 
私はどちらかというとズボラな方で、
本来は曇ったら曇ったであんまり気にしないタイプ。
ですが、曇ると中の素材のすりつぶし具合が目視しにくいんですよね。
vadaやファラフェルは豆の粒の状態次第で仕上がりのテクスチャーがガラッと変わるので
様子を見ながらブレードの回転数を上げたり、止めてかき回したりする必要があります。
つまり曇っていると困ります!!
 
まずは食器用洗剤で念入りに洗ってみました。
スポンジの柔らかいところで擦っても落ちる感じ全くなし。
それでスポンジの固いほうで擦ったところ、うっすら傷がついた!
(一方で曇りはまったく取れず 涙)
たいして研磨力のないスポンジなんですよ。それでもこんなに簡単に擦り傷がつくとは。
トライタンは傷がつきやすいのだな。
 
 
普通に洗うだけではダメ。
曇りをとるにはどうすればいいか検索すると
アメリカ人の発信に多くの手がかりがありました。
 
それは、まずお酢を入れた水に24H浸ける。
その後、重曹ペーストを作って歯ブラシでこする、というもの。
 
お湯&クエン酸を入れて24H置きました。
しかし、曇りがとれたかというとちょっとはマシ(気のせい?)
という程度でかなり微妙な仕上がり(汗)
 
それで、今度は重曹ペーストを作って歯ブラシで擦ってみる。
日本の常識だと重曹は研磨効果により、モノに傷がつくので気をつけろ、と言われます。
こんなに傷つきやすいコンテナに重曹ペーストを使って歯ブラシで擦るのは抵抗がありましたが、
アメリカ人youtuberのみなさんは曇りを解消すべく遠慮なくゴシゴシ擦っていらっしゃいます。
みなさんに倣って、やってみました。
 
すると、クエン酸よりははるかに曇りが取れました。
しかし、曇り方に透明感が出た、という感じで
購入したときの透明感と同じにはならなかった(汗)。
とはいえ、豆の砕け具合を確認できるレベルまで
透明感を取り戻せたのでやった甲斐はありましたよ。
 
 
もう一つ。
トライタンは匂いがつきやすい!
 
このところ頻繁にファラフェルを作っている己は
コリアンダーや玉ねぎ、青唐辛子のミックスペーストを冷蔵庫に常備しておりまして、
ファラフェルを作る際にはペーストを必要量に合わせて投入しています。
(ペーストはとても便利です。コリアンダーや青唐辛子など
生で手にいれなくてはならないものをその都度買いに走らなくていいし、
おさじで投入する目安を決められます)
 
 
ある日、このペーストを作った己はその後に豆をすりつぶすことで
ペーストを余すことなくファラフェルに味をつけることができるぞ、
ぜひそうしよう、と算段しておりました。
その折に、2〜3時間ほど家を空けなくてはならない用事がありまして、
ペーストを作った後のコンテナをそのままにして、
帰宅後に豆のすりつぶし作業を行ったのでした。
すると、その日のコンテナはそれまでなかった嫌な匂いが残った!
(イメージ的には湿気もないのにもわっと息の詰まる車の中みたいな不愉快な匂い)
熱いお湯での洗いを何度も繰り返すとその匂いは取れましたけどね。
ガラス製のブレンダーじゃ、こんなことで匂いはつかないのに。
 
己が20年以上前から使っているイワタニのミルサーは
素材(例えばスパイスとか削り節の粉末とか)
2〜3時間どころか2週間、1ヶ月入れっぱにしていても匂いはつかない。
しかも水洗いのみで大丈夫。
 
 
以降、
コリアンダーなど匂いの強いペースト、
スパイス調合や鰹節厚削りの粉末を作るときには
ミルサーを使うことにしました。
固まったら振ったりしないとなりませんが、
それさえすればちゃんとペーストや粉末が作れるし、
匂いがつくことが全くないので
かえって後片付けが楽です。

 

 

私が使っているのはクラシックミルサーです。

今はもっと性能のいいものも出ているようですね。

クラシックミルサーはブレードが尖っていないので

手や布巾を傷つけたりすることがなくて扱いがしやすいです。

手裏剣みたいに尖ったブレードを持つvitamixでは

汚れ落とし中にしょっちゅう指を切ってます(笑)

スポンジも布巾もズタズタ(大笑)

まあ、クラシックミルサーはパワーはあんまりないんですけどね。

それでもちょっとくらい性能が落ちたとしてもこの安全設計は捨て難いぞ、と、

買い替えの日が来た時のことを考えてみたりしてます。

壊れる気配は全くないのですけどね。ありがたいことに。

 

ともかくも、vitamixのコンテナをキレイに保つには
使ったらすぐに簡単に汚れを落として、
お湯を使ったおそうじメソッド(熱いお湯を入れてブレンダーを回す)をやっておく。
この状態にしておけば、汚れが付着したり、匂いがつくことはない。
仕上げのすすぎは後からやって大丈夫。
そして、(水滴も残りやすい素材なので)
濡れているうちにクロスでしっかり拭いて
水滴を残さないよう、気をつけています。
 
 
 
これを実践してましたら、件のコンテナの曇りに
透明感が出てきたように思えるのですが
気のせいでしょうか。
 
日々の積み重ねが大事なの!?
 
立ちそばのお店もより、美味しくなってまして、
それもお店の方が積み重ねてきたものなのだろうな、と
毎度感動していただいています!