こんにちは、イトウエルマです。
野菜が高い!
だけど食卓に欲しい。
健康的に食べたい。
作り置きができて数日は持つようなものだったらありがたい。
そして美味しければなおよし。
この思いにしっかりと寄り添ってくれるメニューがあります。
それは「ビネグレット」という名前のサラダ。
当方がこのサラダを初めて出会ったのは旅行先のウズベキスタン。
ヴィダリ氏の出版されたはロシア料理の本。
一言で言うと、素晴らしい!
北国に生きる人間が研ぎ澄ました味覚を上手に言葉とレシピに落とし込んでいらっしゃる。
道産子の当方はこのレシピを読むだけでも、
ジャガイモの茹で上がるときのあの幸せな香りが存分に生かされた
スープの味わいの滋味深さが思い浮かぶほどで、
さすが音楽家の感性はこんな細部までも掬い上げるのだな、と感激しております。
文化考察も面白い一冊なので、是非ご覧になってください!
(外国のロシア料理の本もあれこれ手に入れて読んでますが、
ユシュマノフ氏の繊細なレシピと解説はそれらを凌駕する出来栄えです)
と、この本にあるのがロシアスタイルのビネグレットなのですが、
ビネグレットが日常レシピになりつつある我が家では
文字通りのお助けメニュー(救荒食!?)になりつつあります。
例えば、冷蔵庫で中途半端に余った野菜を片付ける為に作る。
材料が揃わないけどビーツだけはある、というような、
野菜が高くて手が出ない時に作る。
そして今回は、野菜が高くて手がでない。ジャガイモもニンジンもそこそこ高いので家にはなし。
という状況で、ピクルスに加えてセロリを茹でて豆と共に和えて作りました。
それがこちら!
豆はヒヨコ豆と白インゲンを使用。(茹でたのを冷凍して常備しています)
ほくほくした食材はサラダから出てくる水分を吸ってくれるので
ジャガイモが入らないときには豆を欠かさずに入れてます。
そりゃ、野菜の種類が多い方が美味しくなるけれど、
野菜の一品としてはそれなりに存在感もあるし、
食卓のバランスも取れてありがたい。
当方はロシア漬物をつけているのですが、
など思ったら後から入れたり、翌日分に加えたりなどができるのが
ビネグレットの素敵なところ。
作りたてよりも味が馴染んだ翌日も味わい深い。
実際は数日と言わず、もっと冷蔵庫で日持ちがする。
もしも放置しすぎた!?と思ったのなら肉スープに投入して、
ボルシチにしてしまえばいいのです。
(その前になくなりますからご安心を)
旧ソビエト連邦の国々に、ありし日についてはいろんな思いがあると思いますが、
この料理が残り続けるのには、それなりの理由があるのだな、というのを
作って、使い勝手の良さに気づいて納得しております。
ところで、そばの実のカーシャも、
ビネグレットに負けない名脇役だと思いますが、いかが!?





