皆さんは、お金をどこに置いていますか?
銀行?郵便局?金庫の中???
日本人の多くは資産の半分を現金・預貯金で所有しています。
資産を現金・預貯金で所有している方になぜそこにお金を置いておくの?
と理由を聞くと、
『お金が減らないから』と言われます。
一方、アメリカ人は資産の約半分を
株式・投資信託・債券で保有しています。
アメリカ人にその理由を聞くと
『お金が減らないから』と言います。
実際、日本人は貯金が好きな方が多いのです。
まずは、日本人のDNAに「銀行・郵便局に置いておけば大丈夫!」
という感覚が、すりこまれているから。
郵便貯金の定期金利は一番古い記録 1961年で5%
ピークの1974年で7.5%もありました。
金利が7.5%あると、元金がおよそ10年で倍になる
計算です!!
金利がそれだけつけば、元本が減ることはないし、郵便貯金一択!だったのかも
しれません。
また、長く続いていた日本経済の停滞。
給料も上がらず、モノやサービスの値段がほとんど上がらなかったので、
日本人の“物価上昇”の意識は薄かったと思います。
でも時代は変わり、社会も変わり、金利面では今の国内預金金利は0.001%
物価においては、中国や韓国などの経済成長やアメリカの止まらないインフレなど主に日本国外の要因などによって
日本でも物価が上昇局面に入りました。(日本政府のインフレ目標は年2%)
インフレーションの中でも、良いインフレーションであれば、物価の上昇とともに給料も上がるのですが、
外的要因によってインフレが起きている今の日本は、先に物価だけが上昇してしまって、給料は・・・?
それでも、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんのDNAには
「銀行・郵便局に置いておけば間違いない!」と記憶されています。。。
みなさんも言われませんでしたか?「ちゃんと貯金しておきなさい!」と^^