日本文化、世界の歴史・健康・ミライにチャレンジ

色彩、脳科学、食という側面から
恋の矢美しさ恋の矢を様々な角度から追求し続けています。

 美 し い 女 性 と は ?

メイクやジュエリーで身を調えた方の事でしょうか?

どんなに表面をとりつくろってみても

細胞からの輝きでないと美しいとは言えません。

美しさは、毎日の食事からです。

その目的に応じた色の食物を取り入れることで、

内蔵や皮膚などあらゆる細胞が美しくなり、輝きを増します。

匂いたつような美しさは、脳が司る生体内の

ホルモンバランスや心理から創出されます。


シ リ ー ズ コ ラ ム

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似合う色が、静かに変わっていく頃

日本の色と時間の話




皆様こんにちは、いかがお過ごしでしょうか。日差しはやわらかく心地よいものの、風の強さによってはまだ冷たさを感じる日もありますね。

四季を通して、日本のさまざまな色を感じられることを、私はとても幸せなことだと感じています。春の淡さ、夏の強さ、秋の深み、冬の静けさ。日本の色は、季節とともに移ろいながら、私たちの暮らしや感覚にそっと寄り添ってきました。



先日、色彩を研究する前、正確には大学院に入学する前から「いつか手元に置きたい」と思っていた日本の色見本の本を、思いがけずいただきました。

長い間、心のどこかに残っていた憧れの一冊です。振り返ってみると、私は色を体系的に学ぶ以前から、自然と色に親しんできたように思います。


着物の色合わせや季節ごとの取り入れ方に心を惹かれ、またオーラソーマを通して、色が持つ象徴性や内面への作用にも触れてきました。理論よりも先に、感覚として色と向き合っていた時間だったのかもしれません。



幼い頃の記憶にも、色にまつわる小さな出来事があります。

七五三の着物を選ぶ際、私はどうしてもピンクがいいと母に主張しました。けれど実際に用意されたのは、オレンジ色の着物でした。当時の私はどこか不本意で、「どうしてこの色なのだろう」と思っていたことを覚えています。

それから長い年月が経ち、ふとアルバムを開いてその写真を見返したとき、思わず納得してしまいました。

そこには、無理のない表情で写る自分がいて、「なるほど、あの頃の私にはオレンジの方が似合っていたのだな」と、静かに腑に落ちたのです。

日本の伝統色の中で、いわゆるオレンジは、単に明るく元気な色というだけではありません。

橙(だいだい)、柑子色(こうじいろ)、黄丹(おうに)など、少しずつ表情を変えながら、祝いの場や人生の節目に用いられてきました。

赤の力強さと黄色のやわらかさを併せ持ち、外へと開きながらも、人を包み込む温度を感じさせる色です。

七五三という節目に選ばれたオレンジの着物は、可愛らしさよりも、健やかさや生命力、これから育っていく芯の強さを、そっと先取りしていた色だったのかもしれません。

色は、時に本人の意思よりも少し先を見て、選ばれることがあるのだと、今では思います。



その後、デザインや素材、光や空間と向き合う仕事を重ねる中で、色の捉え方も少しずつ変わっていきました。

色は「選ぶもの」から、「感じ取るもの」へ。

強さや分かりやすさよりも、にじみや揺らぎ、季節の移ろいの中で生まれる微妙な違いに、心が留まるようになりました。

更年期を迎えてからは、「似合う」と感じる色にも、はっきりとした変化を感じています。

以前は惹かれていた色が強く感じられたり、逆に、これまで選ばなかった色が、すっと身体に馴染むように感じられたりします。

それは流行や気分ではなく、身体の内側のリズムが変化していることと、深く関係しているように思います。



今、心地よいと感じるのは、はっきりとしたコントラストの色よりも、曖昧さを含んだ色合いです。

にごりを含んだ白、深みのある土の色、夕暮れに近い橙、影を含んだ緑。

それらは主張するのではなく、呼吸を整えるように、静かに寄り添ってくれます。

若い頃の「似合う」は、どれだけ映えるか、どれだけ目を引くか、だったのかもしれません。

けれど今は、「疲れない」「落ち着く」「長く付き合える」という感覚が、何より大切になりました。

色は外見を飾るものから、心と身体を調律する存在へと、役割を変えているように感じます。

今回手にした日本の色見本を開くと、そこに並ぶ色たちは、決して声高に語ることなく、静かにこちらに語りかけてきます。

それらは完成された色というよりも、時間を含んだ色。

若い頃には気づけなかった奥行きが、今は自然に目に入ってきます。

色は、目で見るものだけではなく、人生の段階ごとに受け取り方が変わるもの。

今だからこそ、この色たちと向き合える。

そう思えたこと自体が、この本が今の私のもとにやってきた理由なのかもしれません。

これからも色とともに、変化を拒まず、その時々の自分を受け入れながら、生きていきたいと思います。


身体の状態が分かる冬のセルフケア:Apple Watchとスマートリングが導く自律神経バランス




皆様こんにちは、いかがお過ごしでしょう。

冬らしい凛とした空気の中にも、まるで薄絹を通すような日差しが差し込み、季節が静かに表情を変えゆくのを感じる朝となりました。



私は家を整えながら、自身の身体と心のケアにも丁寧に向き合っています。

アルゼンチンタンゴでは身体の中心軸が一筋の光のように通り、ライドでは風と呼吸の波が静かに調和し、岩盤の温熱の中で行う筋整ヨガでは、深層に閉じ込められていた緊張が、まるで氷が溶けるようにほどけていきます。


そしてバレトンでは、全身が静かに目覚めるように動き始め、身体の巡りがひとつの優雅な循環となって響き合います。


岩盤のあたたかさに身をゆだねていると、身体を包むエネルギーのレイヤーが静かに整い始めます。


スピリチュアルの世界では、熱は“内なる聖域を開く鍵”とされ、心身の波動が澄んだ領域へと導かれるといわれています。



一方で、科学的にも深部体温の上昇は血管を開き、自律神経を整えることでメンタルの安定をもたらすことが明らかになっており、まさに目に見えない領域と見える領域が優雅に交差する時間です。

さらに最近は、Apple Watchとスマートリングが、私の“静かな観察者”となっています。

心拍変動(HRV)の揺らぎ、睡眠の深度、運動後の回復指標―どれも、身体の奥に潜むリズムを繊細に映し出してくれるもの。

スピリチュアルでは「内なる声を聞く」といいますが、現代の科学はその声を数値として優美に翻訳し、気づきを与えてくれます。

自分という小さな宇宙が、テクノロジーの光に照らされてゆっくりと開示されていくようで、そこには穏やかな神秘さが漂います。

家を整える行為もまた、ひとつの祈りのようです。

不要なものを手放すと空間のエネルギーが軽やかに澄み渡り、滞っていた“氣”が美しい循環を取り戻します。

科学的には、視覚情報が整理されることで脳の前頭前野が解放され、思考が澄み、感情が落ち着く現象として説明されますが、スピリチュアルのまなざしで見ると、それは“魂の居場所を整える”ことに他なりません。

このように暮らしの営みは、

「家 → 心 → 身体」

と静かに連なり、ひとつの美しい螺旋のように私を整えてくれます。

冬の冷たい空気の中で、ふと差し込む光が空間を金色に染める瞬間のように――

日々の中に潜む小さな神秘と、科学がもたらす確かな理解。

その両方に支えられて、今日の私はまたひとつ、豊かに整っていくのを感じました。


「12月は“家の祓い月”。植物がひらく、澄んだ気の通り道」



皆様こんにちはいかがお過ごしでしょうか。

長い移動で駆け抜けた11月が終わり、12月の澄んだ光が静かに家へ差し込む季節となりました。

年末の気配に心が少し急く一方で、私は今、合間を見つけて家の隅々を整えています。

なぜなら、この月は“家そのものを祓い清め、パワースポットへと育て直す時期”だと自然に感じているからです。



■ ■ 古代の人々にとって、家は「小さな神殿」

日本の神話では、人が暮らす家には必ず守り神が宿り、

日々の営みは小さな祈りの積み重ねだとされていました。

・朝日が差すときは「新たな気を運ぶ使い」が訪れ

・夜風が抜けるときは「古い気を連れていく精霊」が働き

・人の手の動きが、家の中に「生命の流れ」を描き出す

家は、現実と神話がゆるやかに重なり合う“境界の場所”。

その感覚は、現代に生きる私たちの内側にも、どこか静かに残っています。



■ ■ 現代科学も、「家の整いは心の整い」と語る

掃除をすると心が軽くなるのは、単なる気分の問題ではありません。

脳科学では、部屋が整うと情報負荷が減り、自律神経が整い、

“安心して呼吸をする状態”が生まれると言われています。

光の量、温度や湿度、空気中の微粒子、視界に入る物の数。

こうした環境要素が脳に直接作用し、

私たちが感じる“家の気配”をつくり上げています。

だから掃除とは、

神話でいえば祓い、

科学でいえば脳のクリアリング、

風水でいえば気の巡りの調整。

言葉は違っても、目的は同じなのです。



■ ■ そして、観葉植物という“自然の神官”が家に気を通す

植物の存在は、神話・科学・風水すべてにまたがる、特別な力を持っています。

●神話的には

植物は「生命をつなぐ橋渡し」。

古来、木々は精霊の依り代とされ、

小さな鉢植えにも静かな魂の気配が宿ると信じられてきました。

葉が光を受けて揺れる瞬間、

家の中の停滞した気をほどき、

新しいエネルギーを呼び込む“微かな祓い”が起こります。




●科学的には

植物はCO₂や空気中の微細な汚れを吸い、

代わりに酸素とフィトンチッド(森が生む癒しの成分)を放散します。

これだけで室内のストレス指数は大きく下がると知られています。




●風水的には

植物は「生気」そのものの象徴です。

・寝室の植物は感情を鎮め

・玄関の植物は良縁と財の気を招き

・リビングの大きめの植物は家全体の気の巡りを整える

ただ置かれているだけで、場の気配が柔らかくほどけていく。

植物とは、家の中で呼吸し、気を導く小さな守り神のような存在です。




■ ■ 家は、過去と未来の境界線

散らかった部屋は、昨日までの感情や疲れをそのまま留め、未来へ向かう気の流れを弱めてしまいます。逆に家が整い、植物が息を吹き返すと、未来の自分が入りやすい“空白”が生まれます。


神話では「場が祓われた状態」、

科学では「脳に余白ができた状態」、

風水では「龍脈がひらいた状態」。

それぞれ言い方は違っても、意味は一つに重なります。



12月は、単なる年末ではなく、来年の運気を迎え入れる“静かな準備の月”。引き出しをひとつ整え、床を拭き、観葉植物の葉を一枚そっと撫でるだけでも、家の空気はふわりと澄み渡り始めます。



そして気付きます。「ああ、家が今、静かに呼吸を始めた」と。

現実の暮らしの中に、神話の気配がそっと滲む。それが、私が感じる12月の美しさです。

皆様の家にも、植物の生命と光の気が、柔らかく満ちていきますように。


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