【用語解説】VAV方式 | 電磁砲発射!

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用語解説2回目はVAV方式です。

 VAVとは

 変風量単一ダクト方式を用いた全空気空調方式の一種です。VAVはVariable Air Volumeの略です。

 空調すべきスペースの熱負荷の増減に応じて給気量を調整して、所定の温度を維持する方式です。中央空調機・ダクト・変風量ユニット(VAVユニット)により構成されます。

 

 VAV方式のメリット

 個別制御や間仕切り変更および負荷変動に対して容易に対応でき、ランニングコストが低減されます。

 

 VAV方式のデメリット

 冷暖房負荷が混在するゾーンには対応できず、また、設備費も高くなります。

 VAV方式の特徴として、各ゾーンに対して変風量ユニット(ダンパ)を設置し、風量のコントロールを行います。そのため、設備費がCAVに対して増加します。

 

 VAVが利用される室

オフィスビルやショッピングモールなどの商業ビル、旅館やホテルなどの宿泊施設、展示場や映画館、大型の屋内プール、体育館、工場、倉庫など様々な場所で導入されています。特に負荷変動が各部屋で違う場合には有用です。

 

 

 問題

 変風量単一ダクト方式は、送風量が絞られた場合、外気導入量も送風量に応じて減少させる必要がある。

 

 

 正解 ×

 

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