電磁砲44です。
用語解説2回目はVAV方式です。
VAVとは
変風量単一ダクト方式を用いた全空気空調方式の一種です。VAVはVariable Air Volumeの略です。
空調すべきスペースの熱負荷の増減に応じて給気量を調整して、所定の温度を維持する方式です。中央空調機・ダクト・変風量ユニット(VAVユニット)により構成されます。
VAV方式のメリット
個別制御や間仕切り変更および負荷変動に対して容易に対応でき、ランニングコストが低減されます。
VAV方式のデメリット
冷暖房負荷が混在するゾーンには対応できず、また、設備費も高くなります。
VAV方式の特徴として、各ゾーンに対して変風量ユニット(ダンパ)を設置し、風量のコントロールを行います。そのため、設備費がCAVに対して増加します。
VAVが利用される室
オフィスビルやショッピングモールなどの商業ビル、旅館やホテルなどの宿泊施設、展示場や映画館、大型の屋内プール、体育館、工場、倉庫など様々な場所で導入されています。特に負荷変動が各部屋で違う場合には有用です。
問題
変風量単一ダクト方式は、送風量が絞られた場合、外気導入量も送風量に応じて減少させる必要がある。
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