『ロストワールド/ジュラシック・パーク』
1997年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督 スティーヴン・スピルバーグ
原作 マイケル・クライトン
脚本 デヴィッド・コープ
撮影 ヤヌス・カミンスキー
音楽 ジョン・ウィリアムズ
出演 ジェフ・ゴールドブラム/ジュリアン・ムーア/アーリス・ハワード/リチャード・アッテンボロー/リチャード・シフ/ヴィンス・ヴォーン/ヴァネッサ・リー・チェスター/ピート・ポスルスウェイト/ピーター・ストーメア
《解説》
そして何かが生き残った…
現代によみがえった恐竜たちの姿を描いたスティーヴン・スピルバーグ監督の大ヒット作「ジュラシック・パーク」の続編、前作に続いてジェフ・ゴールドブラムがイアン役、恋人のサラ役でジュリアン・ムーアが新たに出演
マイケル・クライトンが前作の原作の続編小説を書いたことを受け、それを続編として映画化、前作はCGなど最新VFXを駆使したのが話題となったが、本作はデジタル技術の発展でさらに迫力ある映像が生まれている
《物語》
ジュラシック・パークの事件から4年が経ち、事件の当事者のひとりだった数学者のイアン・マルコムはインジェン社の会長のハモンドに呼び出された
しかしインジェン社はハモンドを追い出してハモンドの甥のピーター・ルドローを社長に任命、彼は会社立て直しにジュラシック・パークを再建し、恐竜をビジネスに利用しようと目論んでいた
イアンはハモンドに事件の舞台となったジュラシック・パークはサイトAであり、恐竜たちを孵化させて飼育するサイトBが存在すると言う
しかし事件があってサイトAもサイトBも封鎖され、その後も恐竜たちはサイトBで生き延びており繁殖している、イアンはそのサイトBの調査を依頼された
イアンはそれを断るも、イアンの恋人の古生物学者のサラ・ハーディングが既にサイトBに調査で入っていると聞いて、サラの救出目的としてサイトBへと向かう
イアンはカメラマンで自然保護運動家のニック、精密機械のエキスパートのエディ、そして密かに潜り込んでいたイアンの娘ケリーとサイトBでサラと合流、そこは恐竜たちが自由に暮らしていた
突然、ルドロー率いる部隊がサイトBに上陸、ハンターのテンボは次々と恐竜たちを捕獲、アメリカ本土へと運び出すようだ、その光景を離れた場所から見ていたイアンたちは心を痛める
ハモンドから恐竜の捕獲を阻止するよう命令を受けていたニックはルドローのキャンプに潜入して捕らえられた恐竜たちを檻から解放、サラとニックは傷付いたティラノサウルスの子供を治療するがそこに子供を取り戻そうと親が襲い掛かる
《感想》
やはり前作「ジュラシック・パーク」の大ヒットを受けて続編が作られました、パークがあるのはサイトAでそれとは別に飼育用のサイトBがあるんです
その島にイギリス人のお金持ちが船で偶然その島に上陸したのですが、そこで少女が小型の恐竜に襲われてケガをしたんです、そのことを利用してピーターはハモンドを退かせて社長の座に就いたんです
ハモンドはピーターに疑念を持っていてサイトBの調査にイアンを呼ぶんです、イアン・マルコムを演じるのは「インデペンデンス・デイ」のジェフ・ゴールドブラム
4年前の事件の当事者で恐竜の恐ろしさを身を持って知っている人物で、その他の人物は恐竜を見たこともないので舐めてかかります
イアンの恋人で古生物学者のサラを演じるのは「ゆりかごを揺らす手」のジュリアン・ムーアで、イアンたちより一足先にサイトBに入り、なかなか後先考えない向こう見ずな性格です
イアンの娘のケリーを演じるのはヴァネッサ・リー・チェスターで、イアンに止められたにも拘らず隠れてサイトBについて来たんです、母親のことには触れていないのですがケリーは黒人なんです
ニックを演じるのはヴォイス・ヴォーンで、カメラマンとして参加していたのですが実は自然保護運動家でマルコムに恐竜の捕獲を妨害する命令を受けている
精密機械のエキスパートのエディを演じるのは「マイ・ライフ」のリチャード・シフで、本作で最初の犠牲者となります、トレーラーにいたイアンたちがティラノサウルスに襲われたときには命を犠牲にして彼らを助けます
このシーンはしつこいほどのハラハラドキドキの連続で絶対に助からない状況、何と言ってもティラノサウルスが2頭ですからね、トレーラーは断崖絶壁から落とされますが、3人はエディが繋いでくれたロープで助かります
ジョン・ハモンドを演じるのは引き続きリチャード・アッテンボローで、その甥のピーター・ルドローを演じるのは「フルメタル・ジャケット」のアーリス・ハワード、この男がティラノサウルスをサンディエゴに持ち込みます
ルドローに雇われたハンターの隊長のローランド・テンボを演じるのは「エイリアン3」のピート・ポスルスウェイトで、冷徹で無愛想ですが完全な悪役というわけでなく、女性や子供には気遣う優しさがあり、仲間の死に傷心します
原作はマイケル・クライトンですがその原作とはまるで違う大幅な変更がされていて原作ファンから大きな批判がされました、原作が書かれている段階で映画化が進行していたのでそれはクライトンも了承済み
監督はスティーヴン・スピルバーグで、続編を監督するのは珍しいのですが、ゴールデンラズベリー賞の3部門にノミネートされるほど酷評されています、「ジュラシック・パークⅢ」に続きます
放棄された島で恐竜たちが増殖し、調査隊一行を更なる恐怖が襲う それが『ロストワールド/ジュラシック・パーク』です。
前作は度肝抜く映像でまるで恐怖が本当に蘇ったかと思わせるくらいでしたが、やはり二番煎じは否めませんでしたね。



























