スーパーガール | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

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『スーパーガール』

 

 

 

 

 

1984年 イギリス

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 ヤノット・シュワルツ

 

脚本 デビッド・オデル

 

撮影 アラン・ヒューム

 

音楽 ジェリー・ゴールドスミス

 

 

 

出演 ヘレン・スレイター/フェイ・ダナウェイ/ピーター・オトゥール/ミア・ファロー/ブレンダ・バッカロ/サイモン・ウォード/ピーター・クック/ハート・ボックナー/マーク・マクルーア/モーリーン・ティーフィー

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

ドキッと初登場!この夏、少女はヒーローになる

 

「スーパーマン」シリーズのヒットに続けとばかり製作された番外編、失われた秘宝オメガヘドロンを追ってアルゴ・シティから地球へやって来たスーパーガールの活躍を描く

 

ヘレン・スレイターの可愛さと、シーン・ハックマン&ネッド・ビーティの面白さに迫ろうかというフェイ・ダナウェイ&ブレンダ・バッカロの怪演が印象に残る大作、マーク・マクルーアが本家シリーズと同じデイリー・プラネットの記者役で登場

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

異次元の世界に入り込んだ人工都市アルゴ・シティではクリプトン星の爆発の影響から逃れて人々が平和に暮らしていた、カル・エル(スーパーマン)の従兄妹のカーラもその1人

 

彫刻家のザルターはアルゴ・シティのエネルギー源である球体のオメガヘドロンを持ち出し、半日で元の場所に戻すつもりでいた、しかしザルターが目を離した隙にカーラのミスでオメガヘドロンは外宇宙へと飛んで行ってしまった

 

 

カーラの両親はザルターが少女にアルゴ・シティの心臓部を預けたことを非難、責任を感じたカーラは小型のポッドに乗り込んでオメガヘドロンが飛び去った外宇宙へと向かう

 

心配した両親だがザルターは二元シュートからワープフィールドを経て別の領域の重力放射圈へ、それは内宇宙から外宇宙へのトンネルだ、ザルターはその罪によりファントム・ゾーンへと向かう

 

地球へと落ちてきたオメガヘドロンは黒魔術を学ぶセリーナが拾っていた、彼女は師匠である魔術師ナイジェルを解雇し、友人のビアンカに協力させてオメガヘドロンの秘められたパワーで地球を支配しようとする

 

地球にやってきたカーラは超人的なパワーを発揮し、スーパーガールとなった、アルゴ・シティにはない自然の木や石、そして花を見て感動したカーラは空を飛んだ

 

 

カーラは自らの正体を隠すために女子高の生徒リンダ・リーと名乗り、ルームメイトのルーシー・レインと仲良くなった、女子たちは逞しい庭師のイーサンに夢中

 

セリーナもイーサンを気に入り、最初に見た女性に惚れる薬を飲ませるが、イーサンが最初に見たのはカーラで、計画が狂ったセリーナは激怒してスーパーガールを誘き出してファントム・ゾーンへと送り込んでしまう

 

 

そこにはオメガヘドロンを失くした罪でザルターも幽閉されており、飛ばされて来たカーラを救出、ザルターはカーラを元の空間に返すが力尽き、カーラはスーパーガールとなってセリーナと対峙する

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

「スーパーマン」の従兄妹という設定ですが、スーパーマンは宇宙の彼方へと向かい地球には留守で、これはスーパーマン役のクリストファー・リーヴが出演を断ったからだそうです

 

 

「スーパーマンⅢ 電子の要塞」の出来に疑問を抱いたクリストファー・リーヴが監督のヤノット・シュワルツに伝えて、脚本が書き直されたそうです

 

本来ならばセリーナの魔法でスーパーマンが力を失い、宇宙でスーパーガールが救出する展開などがあったそうです、その後にスーパーマンがスーパーガールの指導者となる予定だったそうです

 

スーパーガールを演じるのはオーディションで選ばれた無名の新人だったヘレン・スレイターで、当初は3部作を予定していたのですが興行的に失敗、ヘレン・スレイターは自分の力が至らなかったと

 

 

しかし当時は女性ヒーロー作品は少なく、2000年代になって支持され始めて、多くのファンに再評価されたことに驚きと感動を覚えたそうです

 

 

スーパーマンの故郷であるクリプトン星が寿命がきて爆発してしまうのですが、それを逃れてインナースペースと呼ばれる人口都市のアルゴ・シティにクリプトン人は住んでいるのです

 

それもカーラのミスで危機が迫るのです、アルゴ・シティの生命の源であるオメガヘドロンを宇宙に飛ばしてしまうんです、それを取り返しにカーラは旅立つのです

 

CGなど無い時代なので特撮は今とは比べ物になりませんが、初めて観たときはスーパーガールが湖畔で宙を舞う姿は優雅に見えましたね

 

 

カーラの父親ゾー・エルを演じるのはサイモン・ウォードで、カーラの母親アルラーを演じるのはミア・ファロー、そしてザルターを演じるのは「カリギュラ」のピーター・オトゥール

 

 

カーラのルームメイトのルーシー・レインを演じるのはモーリーン・ティーフィーで、ルーシー・レインはロイス・レインの妹でカーラはリンダ・リーと名乗ってクラーク・ケントの妹だと

 

そしてスーパーガールの敵であるセリーナを演じるのは「タワーリング・インフェルノ」のフェイ・ダナウェイで、偶然手に入れたオメガヘドロンで世界征服を企てます

 

 

最初は力を上手く使えてませんでしたが、遂にはスーパーガールを宇宙の流刑地のファントム・ゾーンまで飛ばしてしまいます、それを助けるのがザルダー

 

 

セリーナの媚薬でカーラに一目惚れをするイーサンを演じるのはハート・ボックナーで、カーラとスーパーガールがどう見ても同じ顔なのに気が付きません、それはお約束ですね

 

 

 

 

 

 

ヘレン・スレイターの初々しい魅力が満載! それが『スーパーガール』です。

 

 

 

 

 

音楽はジェリー・ゴールドスミスで、ジョン・ウィリアムズに負けてない雄大なテーマ曲です。