ジュラシック・パーク | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

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『ジュラシック・パーク』

 

 

 

 

 

1993年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 スティーヴン・スピルバーグ

 

原作・脚本 マイケル・クライトン

 

脚本 デビッド・コープ

 

撮影 ディーン・カンディ

 

音楽 ジョン・ウィリアムズ

 

 

 

出演 サム・ニール/ローラ・ダーン/ジェフ・ゴールドブラム/リチャード・アッテンボロー/ボブ・ペック/マーティン・フェレロ/B・D・ウォン/サミュエル・L・ジャクソン/ウェイン・ナイト/ジョセフ・マッゼロ/アリアナ・リチャーズ

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

6500万年を翔けた夢とアドベンチャー!

 

スティーヴン・スピルバーグ監督がマイケル・クライトンの同名小説を実写化したSFパニックアクション、現代に甦った恐竜と人間たちの戦いを描き、世界的ヒットを記録した

 

当時、格段に向上したCGを本格的に取り入れることで、ティラノサウルス・レックス、トリケラトプスなどが多彩な恐竜たちをまるで本当に生きているかのように描くことに成功して観客を圧倒

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

モンタナ州で恐竜の化石の発掘をする考古学者のアラン・グラント博士とエリー・サトラー博士の元にジョン・ハモンドが訪ねて来た

 

 

彼はアランの研究に毎年莫大な資金を寄付している大富豪、ハモンドは1つの島を所有しており、コスタリカ政府からの賃貸で、ある動物園を建設した

 

 

しかし投資家たちは外部の権威の意見を欲しがり、オープン前に体験して意見を聞かせて欲しい、協力の見返りに3年間の研究費を条件に出されてアランとエリーは島へと向かう

 

 

ヘリに同乗したのは無秩序(カオス)理論学者のマルコム博士、そのテーマパークの広大な草原をジープで走っているとそこには巨大な恐竜ブラキオサウルスが歩いていた

 

 

このテーマパークの名はジュラシック・パークで恐竜を蘇らせた事でアランたちは衝撃を受け、ジュラシック・パークの中心部にある操作室で説明を聞いた

 

 

樹液の中に閉じ込められた蚊が長い年月と共に化石となりジュラシック・パークの研究者が蚊の吸っていた恐竜の血液を取り出し、恐竜のDNAを入手、そこで恐竜のクローンを作り出した

 

 

新しい技術に感動しながらも神の領域だとアランは批判、しかしハモンドは体験ツアーの準備をしていてハモンドの2人の孫も一緒にジュラシック・パークのツアーが始まった

 

 

島を周遊するが嵐が近付き見学は中止となるが、システムエンジニアのネドリーが操作して警備システムを停止させ、恐竜の卵となる胚を盗んで車で逃走

 

 

ネドリーは外部の人間に買収されていたのだが嵐で道を間違えてしまい車は事故をし、そこに恐竜が現れてネドリーは襲われてしまう

 

セキュリティが作動せず恐竜たちを囲う高圧電線も停止、アランたちの目の前にTレックスが出現、アランとマルコムは子供たちを守りながら恐竜から逃げるのだが…

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

初めてこの作品を観た時は度肝を抜かされましたよ、CGが出始めの頃で、おいらは子供の頃から恐竜が好きで久しぶりの恐竜映画だと嬉しかったんです

 

 

当初はストップモーション・アニメーションの予定だったそうです、あのコマ撮りして繋げる撮影方法ね、それがCGとなってあのティラノサウルスの滑らかな動きに驚愕しました

 

 

あのアランとマルコムの目の前でティラノサウルスが咆哮しながら歩くシーンは感激です、まさに現代に恐竜を蘇らせたと思いましたよ

 

 

監督は「オールウェイズ」のスティーヴン・スピルバーグで、70年代は「ジョーズ」や80年代は「E.T.」でその時代で最高の作品を撮っています、もちろん90年代の本作も最高です

 

 

主人公のアランを演じるのはサム・ニールで子供嫌いで恋人のエリーとそこで意見が分かれます、なのでエリーはジュラシック・パーク周遊ではハモンドの孫と一緒の車に乗せようとします

 

 

エリーを演じるのがローラ・ダーンで、古代植物学者なのです、アランと一緒に発掘をしていてヘリでハモンドの登場で砂まみれになってめっちゃキレてます、ハモンドって分かると出資者ですからね

 

 

ハモンドを演じるのがリチャード・アッテンボローで、夢を現実にしたようなジュラシック・パークの意見をアランとエリーに聞きたいので招待に来たんです、3年間の出資を約束してね

 

 

大富豪のハモンドが恐竜を蘇らせてテーマパークとして世界中の人に見てもらおうという夢なのですが、それを狙う産業スパイみたいなのがいるのです

 

 

日本のイチゴやブドウが苦労して美味しく品種改良したのに、それを韓国や中国に産業スパイに盗まれて売られてるのは腹が立ちますよ

 

昔の恐竜映画はティラノサウルスとトリケラトプスの戦いがあったもんなんです、それを少しだけ期待してしまったけど新しい恐竜映画はそうではなかった、あのティラノサウルスに追われる恐怖は凄いです

 

 

マルコムを演じるのがジェフ・ゴールドブラムでカオス理論学者というよくわからない人なのですが、それでも身を呈して子供たちを守る姿はグッときた

 

 

驚いたのはサム・ニールはダミアンでジェフ・ゴールドブラムは蝿男なんです、これって絶妙なキャスティングだと思います、えっ!全然関係ないって?

 

アランはハモンドの孫2人と一緒に恐竜から逃げているんです、そこで草食恐竜と出会ったりして、ジュラシック・パークから脱出となるのですが、帰りの飛行機ではアランは子供たちと仲良く座って抱きしめているんです、子供嫌いもなくなったみたいにね

 

 

続編にスティーヴン・スピルバーグ監督による大ヒットSFパニック第2弾、前作で生き残った恐竜が野生化し、島を訪れた調査隊に再び襲い掛かる!

 

最新バイオテクノロジーで甦った恐竜たちの住む島を描く人気シリーズ第3弾、1作目のサム・ニールが同じ博士役で出演、しかしおいらはこの続編たちは案外だったんです

 

 

 

 

 

映画の歴史が変わる! それが『ジュラシック・パーク』です。

 

 

 

 

 

でもまさかこのシリーズの続編が2015年に公開されるなんて驚きでした。