『13日の金曜日』
2009年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督 マーカス・ニスペル
脚本 ダミアン・シャノン/マーク・スウィフト
撮影 ダニエル・C・パール
音楽 スティーヴ・ジャブロンスキー
出演 ジャレッド・バタレッキ/ダニエル・パナベイカー/アマンダ・リゲッティ/トラヴィス・ヴァン・ウィンクル/アーロン・ヨー/ジュリアナ・ギル/アーレン・エスカーペタ/ライアン・ハンセン/ウィラ・フォード/ナナ・ヴィジター/デレク・ミアーズ
《解説》
本当は恐ろしい
「テキサス・チェーンソー」のマイケル・ベイ製作&マーカス・ニスペル監督が再タッグを組み、79年の名作「13日の金曜日」を新たな解釈で甦らせたホラー
戦慄の殺人鬼ジェイソンがよりパワフルに、ホッケーマスク姿の不死身の巨漢という従来の特徴に、全力疾走するなど新設定が加わり、殺人鬼ジェイソンの怖さは倍増
《物語》
1980年6月13日、クリスタル・レイクで発生した一連の連続殺人事件の犯人パメラが、唯一の生存者に返り討ちにされ、事件は収束した
時は経ちクリスタル・レイクに休暇を楽しみに来たウィットニーら5人の若者たちがいた、夜のキャンプファイヤーで、この場所は20年前に封鎖された、錯乱した母親が指導員を全員殺したからだと話し
その理由は障害のある息子が溺れ死んだから、しかし母親も死んだ、生存者の女がナタで母親の首をはねたのだ、そして息子のジェイソンが戻ってきた、ジェイソンは母親が殺されるのを見たのだ
6週間後、行方不明になった妹ウィットニーを捜してクリスタル・レイクにやって来た青年クレイ、何回も訪れているので地元警官との顔なじみになっている
警察も精鋭を投入してくまなく調べたが何も出ない、この州だけで年に何千人もの行方不明者が出ているのが現実だ、ウィットニーも友人も何も痕跡もない
そんな失意のクレイと仲間とやって来た女子大生のジェンナが出会い、2人で湖の周りを捜索、地元の住民はよそ者を嫌っている、それは彼も一緒だと
そして2人は封鎖されているクリスタル・レイクの向こう側へ、暗くなる頃に見付けた廃屋の中には誰もいない、そこに物音がして隠れた2人の前にホッケーマスクをした男が現れた
この男こそが殺人鬼でジェンナの友人たちを次々と血祭りに上げているジェイソン、そしてクレイはジェイソンと対峙することになる
《感想》
みなさん朗報です、「13日の金曜日」のシリーズが、新たに新作映画が企画中とのことです、それとジェイソンの世界を舞台にしたゲームも開発中とのこと
それが本作の続編になるのか、新たな展開となるのかわかりませんが、再びジェイソンの雄姿が見れるなんて嬉しい限りです、これが最後かもしれませんしね
本作のリメイク版が登場した時も嬉しかったですね、監督は「テキサス・チェーンソー」のマーカス・ニスペルです、ホッケーマスクに不死身の肉体、しかも地元住民はジェイソンの存在を知っているっぽくてジェイソンのテリトリーには近付かないようです
冒頭の数分でジェイソンの母親であるパメラによる連続殺人が描かれています、第1作目の「13日の金曜日」がほんの数分なんて思い切ったことしたなと
そこから誰もが知るジェイソンの凶行が始まるのです、ジェイソンを演じるのはデレク・ミアーズで、シリーズの30年の集大成です
ジェイソンはこの土地で自給自足の生活をしていてテリトリーに入るものは許しません、それに地下に坑道があって神出鬼没に現れるのはそこを通っているからです
5人の若者がクリスタル・レイクで騒いだことで殺されてしまいます、そこに一緒にいたのがウィットニーで演じるのはアマンダ・リゲッティです
そのウィットニーを捜しているのが兄のクレイで演じるのはジャレッド・バタレッキで、何回もこのクリスタル・レイク付近を捜索しているので警官とも顔見知りとなっています
ジェイソンも最初は布袋で顔を隠しているのですが殺した相手からホッケーマスクを奪ってそこから完全体のジェイソンへとなります、やっぱジェイソンはコレね
クレイと仲良くなって一緒に妹捜しを手伝うジェンナを演じるのはダニエル・パナベイカーで、その彼氏が金持ちの息子でみんなを下に見ているのでジェンナも困っているんです
ホラーにありがちなサービスショットを披露してくれるのはブリーを演じるのジュリアナ・ギルとチェルシーを演じるウィラ・フォードでやっぱホラーには必要ですね(笑)
ジェイソンは指導員がジェイソンが溺れているのにセックスに夢中だったことでジェイソンはセックス中のカップルは許せません、特に残酷に殺します
氷つく恐怖! それが『13日の金曜日』です。
ジェイソン復活なんておいらにとってはダースベイダーが復活と遜色ないくらいです。
更に過激な:続・裏237号室の『13日の金曜日』のレビューはこちらです。























