テキサス・チェーンソー | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

タカによるA級からZ級映画まで、榮級は絢爛豪華な超大作、美級は美しい女優や映像美、死級は禍々しい阿鼻叫喚、出級はあのスターの意外な出演作、イイ級は耽美なエロティシズム、Z級は史上最悪なクソ映画、その全てをレビューと少しの競馬予想と日常の出来事

 

 

 

 

 

『テキサス・チェーンソー』

 

 

 

 

 

2003年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

製作 マイケル・ベイ/マイク・フレイス

 

監督 マーカス・ニスペル

 

脚本 スコット・コーサー

 

撮影 ダニエル・パール

 

音楽 スティーヴ・ジャブロンスキー

 

 

 

出演 ジェシカ・ビール/ジョナサン・タッカー/エリカ・リーアセン/マイク・ヴォーゲル/エリック・バルフォー/R・リー・アーメイ/ローレン・ジャーマン/アンドリュー・ブリニアースキー/テレンス・エヴァンズ

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

お願い、あの音を止めて

 

トビー・フーパー監督の傑作ホラー「悪魔のいけにえ」をリメイクし、全米で大ヒットを記録したホラー、マイケル・ベイがプロデュースし、それだけに恐怖のジェットコースターに乗せられたように衝撃シーンが連発

 

1973年、灼熱のテキサスを舞台に、電動ノコギリをふりかざす殺人鬼“レザーフェイス”に遭遇した若者たちの運命を描く、人体パーツを加工するレザーフェイスの作業場となる地下室の描写など、オリジナル版にないエピソードも盛り込んでいる

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

1973年・テキサス、魂まで腐りそうな蒸し暑い1日、ワゴン車に乗ってテキサスの田舎道をエリンと恋人のケンパーと友人のアンディ、モーガン、ペッパーの男女5人でドライブを楽しんでいた

 

 

その途中、危うく轢きそうになった放心状態の少女を道端で拾った、どこまでも続く荒涼とした風景を進むうちに、ある標識を見て少女は「あそこに連れ戻さないで!」と叫び、突然錯乱状態に陥り、股間から取り出した銃で自殺

 

 

血まみれになるワゴン車の中で5人はパニック状態となった、少女の死体を乗せたまま、とにかく警察に連絡しようと最寄りの給油所に立ち寄った

 

 

そこに現れた保安官の指示で彼らは製粉所まで運ぶことに、それからエリンは電話を借りるために一軒家に向かうが足の不自由な年寄にセクハラをされて引き返す

 

 

入れ違いにケンパーが一軒家に入ると突然現れた大男に殴り倒されてしまった、エリンは戻ってこないケンパーを捜すためにアンディを連れて一軒家に引き返すが大男が振り回すチェーンソーでアンディは片脚を切断される

 

 

モーガンは保安官に連行され、ペッパーはアンディの顔の皮を被った大男の餌食となった、エリンは明かりを頼りにトレーラーハウスに行くと、この辺りの住民は皆あの大男の家族だと知った

 

 

地下室に閉じ込められたエリンはそこで仲間たちの変わり果てた姿を発見、生きたまま解体され、皮を剥がされていた、ついにたった一人の生存者となったエリン

 

 

エリンを待ち受ける怪しげな家族、荒れ果てたハイウェイの廃墟で起こる想像を絶する狂気の惨劇はまだ始まったばかりだ エリンは逃げ出し近くの精肉工場へと走り冷凍庫に忍びこんだ、吊り下げられた肉の影に隠れ、迫りくる大男の姿に怯え息を潜める反撃を伺う

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

FBIの未解決事件「テキサス電動ノコギリ大虐殺事件」、FBIの映像から始まりました、これはなかなか興味深く観れましたよ、モノクロの映像で記録フィルムのようでドキュメンタリーみたいでオリジナルとは一味違う感じで荒い映像は迫力ありましたよ

 

 

しかしあの狂気の大傑作「悪魔のいけにえ」のリメイクです、よくこの歴史的大傑作をリメイクしようと思いましたね、でもなかなか良く出来ていたと思います

 

 

この若い5人組が恐怖を味わう事になるのですがそれも残酷極まりないくらいに、技術の進歩と共に特殊効果がかなり痛そうです、肉を吊るフックに生きた人間を吊すシーンや足を切り落とすシーンは痛いです

 

 

特に痛いシーンは吊した男を下から股間をチェーンソーで切り裂くシーンです、男なら思わず股間を押さえるほどのシーンです、切った後に内臓がボトボトと落ちてくるのは強烈です、痛すぎるシーンです

 

 

しかしレザーフェイスが追い掛けてくるシーンは「悪魔のいけにえ」にはかないません、あのドキュメンタリータッチの映像は恐ろしすぎます、女性の真後ろに迫ってる映像は死ぬほど怖い

 

フィルムメーカーのマイケル・ベイがプロデュース、アメリカ史上最も残虐な殺人犯エド・ゲインを徹底的に調査・研究、でもエド・ゲインは2人しか殺してないんですよね~、ほとんどは墓荒らしして死体を集めてたと言われてます、しかし有名ですよね

 

 

ヒロインのエリンを演じるのは「ピープル」誌から美女50人にも選ばれ事もあるジェシカ・ビールがセクシーに好演し、映画に魅力を加えています

 

 

ホラー映画のヒロインにはこの白のタンクトップは定番ですが外せないアイテムです、お腹もちょうどいい(笑)、鍛えてるようですが見事なお腹なんです

 

 

汗に濡れて怯える姿はたまりません、ジジイにセクハラされるシーンもありますが触りたくなるほどの腰つきです、このびしょ濡れはサービスカットでしょうか?とても嬉しい瞬間です、ホラー映画はこうでないとね、グロとエロは同じ目線で見ますからね

 

 

この色っぽさもたまりません、端正な顔立ちに完璧なボディは日本人にはない魅力ですね、こんな美女があんな醜悪な男に襲われるなんてね

 

 

 

 

 

 

恐怖の歴史を変えたホラーの金字塔「悪魔のいけにえ」が30年の時を経て蘇る!一瞬たりとも気を許すな!耐えられない、本当の“恐怖”との遭遇 それが『テキサス・チェーンソー』です。

 

 

 

 

 

広大なアメリカではこういう家族が実際にいそうで怖いです 迷った旅行者を餌食にしてしまうような家族がね、前日譚的な「テキサス・チェーンソー ビギニング」 に続きます。