『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』
2021年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督 ジョン・ワッツ
脚本 クリス・マッケンナ/エリック・ソマーズ
撮影 マウロ・フィオーレ
音楽 マイケル・ジアッキノ
出演 トム・ホランド/ゼンデイヤ/ベネディクト・カンバーバッチ/ジェイコブ・バタロン/ジョン・ファブロー/ジェイミー・フォックス/ウィレム・デフォー/アルフレッド・モリーナ/ベネディクト・ウォン/トニー・レボロリ/マリサ・トメイ/アンドリュー・ガーフィールド/トビー・マグワイア/アンガーリー・ライス/アリアン・モーイエド/ポーラ・ニューサム/ハンニバル・バレス/マーティン・スター/J・K・シモンズ/リス・エバンス/チャーリー・コックス/トーマス・ヘイデン・チャーチ/トム・ハーディ
《解説》
全ての運命が集結する
「スパイダーマン ホームカミング」「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」に続く、マーベル・シネマティック・ユニバースに属するシリーズ第3弾
「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ エンドゲーム」でもスパイダーマンと共闘した、ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジが登場する
《物語》
ミステリオに正体を明かされてしまったスパイダーマンことピーター・パーカー、ロンドンのドローン攻撃を指揮し、ミステリオ殺害犯として追われ、ダメージ・コントロール局の取り調べを受ける事になったピーター
MJやネッドにメイおばさんまで関与を疑われて尋問を受ける事になり、盲目の弁護士マット・マードックによってピーターは不起訴処分となったが高校に通うだけで大勢のマスコミと一般人のスマホカメラにうんざり
それにピーターとMJとネッドが受験したMITを不当な理由で不合格にされてしまう、ピーターは共に戦ったドクター・ストレンジを訪ねた
ピーターは過去に戻りたいと言うもタイムストーンはもうない、しかしストレンジは魔法陣を提案、それは忘却の魔術で時間を戻さずに記憶を消せる、しかしそれは現実と未知の境界を変える恐れがありとても危険だ
世界中の人がスパイダーマンの正体を忘れる呪文を唱えるが、途中でピーターがMJとネッドには知られていたいと邪魔をしてしまい、不安定な呪文となってしまい失敗、魔術が暴走するところだった
ストレンジに大学に嘆願書を出すように言われて自分のせいでMJとネッドがMITに不合格になった事に責任を感じたピーターは、同級生のフラッシュから情報を得て空港に向かう途中のMIT副学長に会いに行った
彼女の事を見付けて思いのたけを話していると何かを感じた、次の瞬間、橋の下から現れたのはドクター・オクトパスで、スパイダーマンに恨みがあり攻撃を開始
しかしスパイダーマンのスーツのナノテクによってドクター・オクトパスの触手を制御する事が出来たが、次に現れたのはグリーン・ゴブリンで、襲われる寸前にストレンジに助けられその場から逃れる事が出来た
ストレンジはピーターが呪文を不安定にさせた事でマルチバースに亀裂が生じ、多次元からヴィランがこの世界に次々と現れていると説明する
《感想》
こんなのアリですか?、マルチバースって言ってしまえば何でもアリになってしまいます、まあこの手があったかと思うところもありましたね
前作「ファー・フロム・ホーム」で正体をバラされてしまったピーター・パーカーはもうどこにも隠れる事が出来ないくらいです、わざわざ絡んでくる者もいるくらい
学校に行けばスマホカメラで大勢に撮られる毎日、それは彼の正体を知っていたMJとネッドも同じで尋問されたりでなかなか1人になれません
ピーターを演じるのはトム・ホランドで、全世界に自分がスパイダーマンだと知られてしまいます、でもアイアンマンやキャプテン・アメリカはみんな誰なのか知ってますよね、なんでスパイダーマンだけが
それによって恋人のMJや親友のネッドも尋問され、一緒に受験したマサチューセッツ工科大学を合格ラインを超えているのにその都合で不合格となります
MJを演じるのはゼンデイヤでピーターの恋人で良き理解者、ネッドを演じるのはジェイコブ・バタロンでこちらは親友でPCに強い良き仲間です
これに耐えかねてピーターはニューヨークのサンクタムの魔術師ドクター・ストレンジに会いに行きます、全世界の人々の記憶を操作する呪文を唱えるもピーターに邪魔されて失敗
ドクター・ストレンジを演じるのはベネディクト・カンバーバッチで、一緒に戦ったピーターを子供扱いせずに頼みを聞いてやります
呪文に失敗した事で過去のヴィランが登場するんです、まずは「スパイダーマン2」に登場したドクター・オクトパスで、ピーターが別人なのに困惑します、演じるのはアルフレッド・モリーナ
そして次には「スパイダーマン」に登場したグリーン・ゴブリンで、別人格が出たり消えたりでピーターに協力したり暴れたりです、演じるのは「アクアマン」のウィレム・デフォー
「スパイダーマン3」からはサンドマンが登場、演じるのはトーマス・ヘイデン・チャーチで、最初はスパイダーマンに味方するのですが自分の知っているピーターと顔が違うので信じられなくなるのです
そして「アメイジング・スパイダーマン2」から電気を発生させるエレクトロが登場、演じるのはジェイミー・フォックスで、最初からスパイダーマン憎きみたいな感じです
「アメイジング・スパイダーマン」からは爬虫類の体になってしまったリザードで、演じるのは「ボヴァリー夫人」のリス・エバンス
スターク社のセキュリティ責任者で元トニー・スタークの運転手のハッピー・ホーガンを演じるのがジョン・ファブローで、ピーターのメイおばさんに惚れてます
メイ・パーカーを演じるのはマリサ・トメイで、いつもちょっとセクシーな担当だったのですが今回は悲しい結末でしたね、まさかと思いましたよ
これがシリーズ完結編のようなのですが、ここでまさかの「スパイダーマン」シリーズのトビー・マグワイアと「アメイジング・スパイダーマン」シリーズのアンドリュー・ガーフィールドが登場、もう何でもアリです(笑)
さようなら、親愛なる隣人 それが『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』です。
盲目の弁護士のマット・マードックってデアデビルですよね、これもいつかマーベル・シネマティック・ユニバースに登場するのかな?