ジュラシック・ワールド 炎の王国 | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

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『ジュラシック・ワールド 炎の王国』

 

 

 

 

 

2018年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 J・A・バヨナ

 

脚本 デレク・コノリー/コリン・トレヴォロウ

 

撮影 オスカル・ファウラ

 

音楽 マイケル・ジアッキーノ

 

 

 

出演 クリス・プラット/ブライス・ダラス・ハワード/レイフ・スポール/ジャスティン・スミス/ダニエラ・ピネダ/ジェームズ・クロムウェル/トビー・ジョーンズ/テッド・レヴィン/B・D・ウォン/イザベラ・サーモン/ジェラルディン・チャップリン/ジェフ・ゴールドブラム

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

生命は、新たな道を見つける

 

ハイブリッド恐竜インドミナス・レックスとTレックスの激しいバトルで崩壊した「ジュラシック・ワールド」の続編、火山噴火が迫る島から恐竜を救い出そうとする者たちの冒険を活写する

 

監督は「インポッシブル」などのJ・A・バヨナ、前作にも出演した「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズなどのクリス・プラット、「レディ・イン・ザ・ウォーター」などのブライス・ダラス・ハワードをはじめ、ジェフ・ゴールドブラムらが出演

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

ジュラシック・ワールドの放棄から3年、嵐の夜にイスラ・ヌブラル島で傭兵らが海中に沈んだインドミナス・レックスの骨の一部を回収

 

小型潜水艇で骨を切り取りそれを海上へと浮かべた、任務の途中にティラノサウルスに襲われるもののヘリでインドミナス・レックスの骨の回収に成功し、依頼主に持ち帰った

 

一方、休火山だったイスラ・ヌブラル島だったがシボ山が急激に活発な活動を見せ始め、島で生きている最後の恐竜の絶滅を懸念している

 

上院の委員会が開かれ意見を求められた学者のイアン・マルコムは人間の良識を越えて自然に委ねるべきと述べ、上院はこれを承認した

 

 

それにより恐竜保護を目的とした団体を設立したジュラシック・ワールドの元運用管理者のクレア・ティアリングはイスラ・ヌブラル島の恐竜を救う為に奔走している

 

 

そこに故ジョン・ハモンドの元ビジネスパートナーであったベンジャミン・ロックウッドから連絡を受けてロックウッド財団に仕えるイーライ・ミルズに会った

 

 

彼は恐竜が安全に外部と接触せずに暮らせる土地がある、柵もケージもなく観光客のいない、母なる自然だけ、それがハモンドの夢だ

 

島に詳しいクレアはイーライにまずは11頭を移動させたい、イーライは特にヴェロキラプトルのブルーを捜索して欲しいと、そこでクレアは元恐竜監視員で元カレのオーウェン・グレンディを雇ってイスラ・ヌブラル島に向かった

 

 

島に到着するも小規模な噴火を繰り返し不安定な状況、傭兵のウィートリーらに出迎えられたオーウェンはブルーを探す為に島の奥へと向かい、クレアらは制御室でシステム操作

 

 

ブルーはオーウェンによって発見されたが、ウィートリーが麻酔銃を撃った、ウィートリーの目的は恐竜を島から連れ出して兵器として高く売る事

 

 

オーウェンも麻酔銃を撃たれて倒れてしまう、そこからすぐに火山から大噴火が起こり、目を覚ましたオーウェンは溶岩から逃げ、クレアは制御室に閉じ込められてしまう

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

前作「ジュラシック・ワールド」での悲劇の結果、イスラ・ヌブラル島に残された恐竜を絶滅危惧種として保護するべきかという課題に直面しています、イアン・マルコムが熱弁します、演じるのはジェフ・ゴールドブラム

 

 

人類が遺伝子による研究の飛躍でこのような悲劇が生まれてしまったのです、自然に生まれた動物とは違って人間が作り出してしまった恐竜に神の審判は無関係だと

 

なのでイスラ・ヌブラル島の恐竜の運命は自然に委ねるという事を決定するのです、イスラ・ヌブラル島は火山が活発に活動し、このままでは恐竜は絶滅となるのです

 

 

以前はジュラシック・ワールドの管理責任者だったクレア・ティアリングが現在は恐竜保護グループを設立し、ロックウッド財団の協力を受けて、恐竜を安全な無人島で保護する事にします

 

クレアを演じるのは引き続きブライス・ダラス・ハワードで前作では恐竜は展示物としか見てなかったのですが改心しています、火山によって死ぬ恐竜に涙を流します

 

 

そのクレアが協力を求めたのがオーウェン・グレイディで演じるのは「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のクリス・プラット

 

 

恐竜保護グループのメンバーでコンピューターを扱うフランクリンを演じるのはジャスティン・スミス、医療を担当するジアを演じるのはダニエラ・ピネダでこの2人も同行

 

 

ロックウッド財団の設立者のベンジャミン・ロックウッドはハモンド博士と恐竜再生に成功するもジュラシック・ワールドの崩壊後に行いの間違いを痛感してクレアの考えに共感して協力、しかし彼は娘を亡くしており、その悲しみの中でクローン技術を私的に使った事でハモンドと決裂したのです

 

ベンジャミンに仕えている実質的な運営者のイーライ・ミルズは恐竜を兵器として売り捌こうと画策していてベンジャミンとクレアらを騙しているんです、演じるのはレイフ・スポール、ベンジャミンの孫娘のメイジーがこれを聞いてしまい屋敷に軟禁されてしまいます、演じるのはイザベラ・サーモン

 

 

イーライは兵器密売人のグンナーと手を組んで恐竜オークションの司会を務めさせるんです、そこにB・D・ウォン演じるのヘンリー・ウー博士の作ったインドミナス・レックスとラプトルのブルーを遺伝子組み換えで作り出したインドラプトルをお披露目、グンナーを演じるのはトビー・ジョーンズ

 

 

イーライに雇われた傭兵のリーダーのケン・ウィートリーを演じるのはテッド・レヴィン、性格も悪くて捕らえた恐竜の歯を収集する趣味があります、最期はインドラプトルの歯を抜こうとして食べられます

 

 

毎回この恐竜を巡って私利私欲で我が物にしようとする奴らがいるのです、何故か兵器に使用するとね、アメリカ人てのはそこまで兵器が好きなのでしょうか?兵器を売って成り立ってるのかな?

 

 

本作でもイーライが人類は戦争を止められないとグンナーに話しています、まったくその通りですね、戦争を起こしている者にとっては平和の為とか言いますが、兵器密売人にとっては戦争は金のなる木ですね

 

 

 

 

 

燃えさかる火山の島から恐竜たちを救出できるのか?新たな体験が待ち受ける大ヒットシリーズ最新作 それが『ジュラシック・ワールド 炎の王国』です。

 

 

 

 

 

それに科学の進化もある意味、神の領域を超えて悪魔の所業ですね。