『プライベイトスクール』
1983年 アメリカ
《スタッフ&キャスト》
監督 ノエル・ブラック
脚本 ダン・グリーンバーグ/スーザン・オマリー
撮影 ウォルター・ラサリー
音楽 リック・スプリングフィールド
出演 フィービー・ケイツ/ベッツィ・ラッセル/マシュー・モディーン/マイケル・ゾレック/フラン・ライアン/キャスリーン・ウィルホイト/ジョナサン・プリンス/カリ・リザー/リチャード・スタール/ジュリー・ペイン/シルビア・クリステル/レイ・ウォルストン
《解説》
言葉よりワンタッチ!
近所の男子校に通う少年をめぐり、女子高生クリスが学園クイーンと恋のさや当てに興ずる一方で、少年たちは女子校潜入を試みて…、フィービー・ケイツがイケイケ女子高生に扮する、学園コメディ
1980年代のトップアイドル女優、フィービー・ケイツ主演のキュート&セクシーな魅力が満載なドタバタ学園コメディ、愛や性といった未知の世界に興味津々の少女クリスには彼がいて、セクシーな同級生ジョーダンは彼に目を付け…
《物語》
ロサンゼルスにあるチェリーベイル女子校はいわゆるお嬢さまが親元を離れて寄宿生活、美少女のクリスもその1人、ロマンティックな小説に好奇心をときめかせている
フリーマウント高校に通うハンサムなジムと恋人同士だが離れ離れ、でも仲良しのルームメイトのベッツィーと青春を満喫している
そんなクリスとジムだったがフリーマウントで1番人気のセクシーなジョーダンがジムに食指を動かしているのだ、ジョーダンはジムの前で半裸で馬に乗ったりと誘惑をしてくる、クリスはベッツィーに協力してもらい馬糞に火を点けてジョーダンの部屋の前に、たちまちすごい臭い
ある週末にチェリーベイルとフリーマウントとのダンスパーティが開かれる、ベッツィーはフリーマウントの生徒のバッハと意気投合して校長室に忍び込んでセックス
ジョーダンがクリスとジムの電話を盗聴、次にはベッツィーがジョーダンのチアのユニフォームに切れ目を入れると女性コーチがそのユニフォームを着て演技中にポロリ
早速呼び出されたクリスとベッツィーにジョーダンは外出禁止の処分、ジムは悪友と一緒にチェリーベイルの女子寮に女装をして侵入、ところが肝心のクリスを見付けられないジムはジョーダンとバッタリ
ジョーダンは女装をしたジムを見抜いたが気付かないフリをしてジムを部屋に連れ込んだ、ジョーダンはチャンスとばかりにジムに迫る
色気ムンムンのジョーダンにジムは男だとバラして部屋から逃げるように出るとそこにクリスとバッタリ、クリスはジムとジョーダンの関係を疑ってしまう
学校に親たちを招いて野外パーティが開かれる、クリスとジムはホテルに泊まって再構築、初めて結ばれた、卒業式の日に最後にベッツィーの合図で卒業生全員がガウンを捲ってお尻を付き出した
《感想》
これはもう当時大好きだった「初体験リッジモンド・ハイ」のフィービー・ケイツ目当てに観た作品です、とにかく当時は海外の女優さんがアイドルのように現れて日本で大人気となっていました
母方の祖父が中国系のフィリピン人なのでオリエンタルな雰囲気を纏っています、そんなところが日本でも人気が出た要因なのかもしれませんね
「パラダイス」で鮮烈なヌードでデビューして人気が爆発、当時はブルック・シールズやダイアン・レインやソフィー・マルソー等の女優さんも人気で雑誌の人気投票でも熾烈な争いでしたよ
本作はお嬢さま女子校の寄宿生活を描いています、もちろんそれなりの年齢なのでみんなの興味は男性なんです、もちろん隣の男子校の生徒も興味津々です
ここに出てくる女子高生はみんな大人の体で当時は欧米の女の子は大人っぽいなって思ったもんです、それはフィービー・ケイツだけではなくてね
それに保険のコプレッタ先生を演じるのが「エマニエル夫人」や「チャタレイ夫人の恋人」のシルビア・クリステルで、こんなところにキャスティングするのがまた憎いです
フィービー・ケイツ演じるクリスにはジムという彼氏がいるんです、でもそのジムを狙うのがクリスの同級生のジョーダンであの手この手で誘惑するんです、演じるのはベッツィ・ラッセル
ある日、それが原因でクリスとジョーダンが外出禁止となるんです、そこでジムは友人と女装して女子寮に侵入するんです、ジムはクリスを捜すのですがジョーダンとバッタリ
ジョーダンはそれがジムだと知っているのですが知らないふりをしてジムを部屋に連れ込んで服を脱いで誘惑するんです、我慢の限界の時に部屋を出るとそこにクリスがいて疑われます
しかしその後に仲直りして浜辺でクリスとジムはセックスをして結ばれるんです、これは綺麗な撮り方で全然エロさがなかったです、フィービー・ケイツはスタッフはすぐに裸を撮りたがると嘆いていたとか
ラストは卒業式で何故か女子生徒が全員でお尻を見せておしまいです、ちょっとエロい青春映画なのですがフィービー・ケイツが出てなかったら忘れていたかも
私のカラダにラブレターを書いて それが『プライベイトスクール』です。
この作品がフィービー・ケイツのヌードの見納めだったと思います、25歳で引退したのでもっと見たかったです。
更に過激な裏237号室の『プライベイトスクール』のレビューはこちらです。