コーチングという仕事柄、「自分を変えたいです!」と願う人と出会うことが多い私ですが、
だからこそ感じることがあるので書いてみます。
一言で「自分を変える」と言っても、その言葉の奥にある願いは人それぞれ。
外見を変えたい(ダイエットなど)
資格を取ってキャリアアップしたい
人間関係をよくしたい
行動力をつけたい
自信を持ちたい
などなど、色々あります。
様々あるけれど、大きく分ければ2つ。
・自分の“行動を変えたい”
・自分という“人”を変えたい
この2つがごっちゃになって、「自分を変えたい」と思っている方が、
結構多いと思います。
ゆえにコーチングをスタートする時には、このあたりを詳しく区別するためにお話を伺います。
私自身、子どもの頃から割と最近まで“自分という人”を変えたいと、
心の奥底では願っていたように思います。
…“ように思います”というあいまいな書き方になっているのは、
実は自分でもそのことに気づいていなかったからです。
無意識に、“自分はこのままではいけない”“自分はこのままでは愛されない”と
思いこんで、一生懸命努力を重ねてきた、ということ自体は頭で理解はしていたし、わかっているつもりでした。
よく、“あなたはそのままでいい”とか、
“あるがままの自分を受けいれるのが大切です”という
メッセージを目にしたり耳にしたりしませんか?
ステキなメッセージですが、「自分を変えたい」と強く願っている人にとっては、
ある意味、そう思っている自分自身を受け取ってもらえない、
という気持ちになることもあると思うのです。
私自身がそうでした。
そして、“自分はそのままでいい”ということ自体を受け入れることが、一番大変でした。
長くなりそうなので、続きは明後日に書きますね(明日は仕合わせるプロジェクト一言通信更新担当日なので)。