自分を変えるということの陰陽その1 | コーチが聴く!自分で地図を描く人たちの知恵

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~知恵を言葉に ひらめきを行動に~

コーチングという仕事柄、「自分を変えたいです!」と願う人と出会うことが多い私ですが、

だからこそ感じることがあるので書いてみます。

 

一言で「自分を変える」と言っても、その言葉の奥にある願いは人それぞれ。

外見を変えたい(ダイエットなど)

資格を取ってキャリアアップしたい

人間関係をよくしたい

行動力をつけたい

自信を持ちたい

などなど、色々あります。

 

様々あるけれど、大きく分ければ2つ。

・自分の“行動を変えたい”

・自分という“人”を変えたい

この2つがごっちゃになって、「自分を変えたい」と思っている方が、

結構多いと思います。

ゆえにコーチングをスタートする時には、このあたりを詳しく区別するためにお話を伺います。

 

私自身、子どもの頃から割と最近まで“自分という人”を変えたいと、

心の奥底では願っていたように思います。

…“ように思います”というあいまいな書き方になっているのは、

実は自分でもそのことに気づいていなかったからです。

無意識に、“自分はこのままではいけない”“自分はこのままでは愛されない”と

思いこんで、一生懸命努力を重ねてきた、ということ自体は頭で理解はしていたし、わかっているつもりでした。

 

よく、“あなたはそのままでいい”とか、

“あるがままの自分を受けいれるのが大切です”という

メッセージを目にしたり耳にしたりしませんか?

 

ステキなメッセージですが、「自分を変えたい」と強く願っている人にとっては、

ある意味、そう思っている自分自身を受け取ってもらえない、

という気持ちになることもあると思うのです。

私自身がそうでした。

そして、“自分はそのままでいい”ということ自体を受け入れることが、一番大変でした。

 

長くなりそうなので、続きは明後日に書きますね(明日は仕合わせるプロジェクト一言通信更新担当日なので)。