数年前にテレビで流れていた曲を

ふと、思い出しました

「あっちこっちしあわせ」

♪どこからくるのか小さなしあわせ

ポストの中を探してもないけど

忘れていたんだ小さなしあわせ

満腹お腹でかくれんぼしてたよ

ありがと、ありがと、ありがと~

満腹の時のしあわせは

食材を育ててくれた人

それを運んでくれた人

売ってくれた人

作ってくれた人

出してくれた人

他にもたくさんの人々がこのお料理ひとつの為に関わってくれているから

感じられるしあわせ

それだけではなくて

太陽、水、空気等々

どれかひとつ欠けても難しいこと

食べることは生きること

そのひとつひとつに

感謝が詰まってます

些細なこと、ものにも

積み重ねていけば大きなしあわせがあることを自覚することで

世の中のすべてと自然に仕合わせていかれるわけですね

今日も皆様にとって、とても素敵な1日です!

〈ライター:小川陽子〉

実家の片付けもそろそろ終盤にさしかかってきました。


学生の時も社会人になって家を出た時も
何かあればいつでも帰れる場があってそこには父母がいるとどこかで思っていました。
戻れるところがあるから、思い切って外に出ることができたのだと思います。
父はいつもお前一人くらいは養えるから…と言ってました💦



今私は母の置き土産にときには圧倒され、時にはおしゃべりしながら
片付けを進めています。

たくさんの着物や茶道具、たくさんの手作りのコートやスーツ、シャツ類に加えて
たくさんの生地、また俳句関係の本類・・・

父は家を建て替えるときに母のために茶室を設えました。
父は引退してから俳句を始め、楽しんで投稿していました。

父は酔うと学生の私に「一生のうちに燃えるような恋をしなさい」と言っていました。
燃えるような恋って?ずっと頭の片隅にありました。

今思うことは、父は母と燃えるような恋をして結ばれたのだと。
そして母も燃えるような恋をしていたのだと。


平凡な家族ですが、たくさん共に過ごした時間が家の隅々に残っています。
家族の歴史と今改めて仕合わせています。


一つ一つのモノがご縁のあるところを見つけられるまで
父母の築いてきた場に感謝を込めて片付けていこうと思います。

次の家族のために・・・


高温、高湿度の梅雨にも少しは仕合わせて過ごしたいものです(*^^*)
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

<ライター:伊藤惠子>

「自分にしかない物語を持っていますか?」

 

(出典:『プレジデント 2025年1月号』特集「9割の人が知らない『お金で幸せを買う方法』」より) 

 

「幸福の限界効用の逓減の法則」というのがあります。

耳にしている方もいらっしゃるかもしれません。

 

どんなに美味しいケーキでも

1口目の美味しさを”10”とすると、

2口目は半分の”5”、

3口目はその半分の”2.5”と

美味しさの感じ方はしだいに小さくなっていく――そんな法則です。

 

同じことが、年収や資産にも当てはまるのだそうです。

 

年収で言えば800万円(夫婦と子ども世帯なら1,500万円相当)、

資産では「1億円+持ち家」が、幸福度のピーク。

 

それ以上増えても、幸福度はほとんど変わらないといいます。

 

 

アメリカでは若年層のうつが社会問題になっているそうです。

とりわけ経済的に恵まれた家庭の子どもたちの間で、

拒食症や自殺の増加が深刻だといわれています。

 

その一因として、SNSが指摘され、

オーストラリアでは16歳未満のSNS利用が法律で禁止されました。 

 

さまざまな原因が挙げられる中に、 こんな見方もあるそうです。

「恵まれすぎていると、物語をつくるのが難しくなるのではないか」

 

「幸福」とは、「他人に語れる人生の物語を持っていること」。

 

自分にしかない物語を紡いでいくこと。

自分の枠を越えて、

色とりどりの経験を、

さまざまな人たちと重ねていくこと。

 

それが、

「仕合わせる」ことのひとつかもしれませんね。

 

==========

問いにより人の脳(心)は動きます。

~心が変われば行動が変わる。

 行動が変われば習慣が変わる。

 習慣が変われば人格が変わる。

 人格が変われば運命が変わる。~

 by ウィリアム・ジェームズ

 (19世紀末の米国心理学者)

 

人の道は選択の連続。

 

<第3木曜日担当ライター:寅さん>

 

 北鎌倉在住の野口稔さんは、マスコミにお勤めだった経験と人脈を生かし、退職後は地ビールの製造販売や出版や芸術家の支援など「やりたいこと」を次々とプロデュースされてきました。

 

先日、野口さんが現在ライフワークとして仲間達と進めている「六国見山(ろっこくけんざん)里山プロジェクト」を見学させていただく機会がありました。

円覚寺の裏山に当たる六国見山の一部は森林公園として市民に開放されていますが、鎌倉のハイキングコースからも外れ、どちらかというと「陽の当たらない」場所でした。

この場所を里山として再生し、地元の老若男女やハイカーが集う、山桜とヤマアジサイの新名所にしようと着々と植樹と環境整備が進められていました。

 

山桜も紫陽花も人間と同じで一人前に成長するには時間がかかり、自然と人間が仕合わせる為には、大変な労力が継続的に必要ですが、団塊世代のバイタリティを体現されているような野口さんは、数年後に多くの人が楽しめる場所になる日を夢見て、そのお顔は活き活きとしていました。

 

今日も仕合わせる一言をお読みいただき、ありがとうございます。
<ライター:沢☆一休>(鎌倉愛好家)

 梅が旬を迎えるこの時期は、梅干しや梅酒を作る日本人の暮らしがあります。
 

 青々と瑞々しい色の青梅や、黄色味がまして香りが芳醇な完熟梅など、目にも香りにも季節を感じさせてくれる「梅仕事」。

 梅の熟し度によって用途も変わります。6月上旬に手に入る青くて硬い実は、梅肉エキスや梅酒や梅サワーに最適。少し黄色く熟した6月中旬に出回る完熟梅は梅干しに。6月下旬、梅の季節終盤の全体に黄色く熟し甘い香りがする超完熟梅は梅ジャムにするのがおすすめです。

 

 




 「梅はその日の難逃れ」「梅は三毒を絶つ」というような言い伝えもあるように、梅は古くから健康を守る効能があるとして親しまれてきました。消化を助け、血糖上昇を緩やかにしたり、血液をサラサラにしたり、抗酸化力も高いようです。また、疲労感を軽減し、夏バテにも有効、ストレスを和らげる働きもあるなど良いこと尽くしですね。


 今年我が家では、青梅を1㎏、完熟梅を1㎏求めました。青梅は定番の梅酒と梅シロップに加えてしょうゆ漬けの3種に。完熟梅を使って、梅干しと味噌漬けも作成。そして初めてショウガ、カルダモン、クローブ、シナモン、黒胡椒などの香辛料と黒砂糖を使って薬膳梅コーラに挑戦しました。


 今年の梅仕事は6種、早いものは1週間、出来上がりに数か月待つものもあります。梅干しは梅酢が上がってくる様子を確認しながら梅雨明けを待つ時間になります。出来上がったものを買うより、少しずつ変化していく過程を楽しめるのも梅仕事の醍醐味のひとつ。

 


 来週は猛暑の予報。梅、そして梅仕事と仕合わせて暑い夏も元気で過ごしていきたいですね。


 最後までお読みいただきありがとうございました。

<ライター:うのゆ♨

 

友人から鎌倉寺社巡り案内を依頼されると、初めての方には鶴岡八幡宮、鎌倉大仏、長谷観音、円覚寺、建長寺あたりからお選びいただき、時間があれば由比ガ浜や七里ガ浜の海岸を散歩していただくと喜んでくれます。再来の方には杉本寺、報国寺、浄妙寺、鎌倉宮、覚園寺(実は、私はこのお寺が一番好きなのです)をお薦めしていますが、梅雨時 紫陽花真っ盛りの今は「あじさい寺」と呼ばれる明月院か、長谷寺をご案内しています。明月院の境内を埋めるブルーの紫陽花は見ごたえがありますし、40種類以上2500株が見られる長谷寺の(あじさい路)も見事です。

●ご注意

この時期の長谷寺で紫陽花を観賞するには、お寺の拝観料とは別に「あじさい券」が必要です。当日購入することができますが、時間が指定されますので 混んでいる時は1~2時間待ちのこともあります。事前にネットで「あじさい券」を 事前予約されることをお勧めします。

 

もう一つのコースとして成就院を紹介します。

江ノ電極楽寺を降りて 極楽寺坂切通を3分ほど歩くと右側に石段があります。100段ほど上がると真言宗大覚寺派「成就院」の西結界側の入り口につきます。

成就院は由比ガ浜を眺め下ろせる高台にあるので 参道の紫陽花と海を同時に眺められる絶景を楽しめます。たくさんの見物人がいるので、のんびり見るのは難しいと思います。「あじさい参道」と呼ばれるここの紫陽花は 2015年以前は両側にびっしりと咲いていましたが、参道改修工事が行われてその時 多くの紫陽花を震災被害のあった南三陸町に移植したので それからしばらくは紫陽花のない参道になっていました。現在は写真のような綺麗な参道に戻ってきました。

紫陽花と関係ありませんがご本尊は不動明王です。前庭にあるお不動さんは私のお気に入りです。参道を降りたところには鎌倉十井とかぞえられる中の一つ「星月夜の井」星の井があります。今は使えませんが昭和初期までは井戸の役割を果たしていたそうです。直ぐ横に虚空蔵堂があって興味のある方はお参りをどうぞ。

そこから長谷寺にむかって歩くと御霊神社があって その鳥居のすぐ前に江ノ電の走る線路があり、線路沿いにある紫陽花も人気の撮影スポットです。

今回は 紫陽花を楽しみたい方におしらせしました。

(ライター:山口一郎)

●極楽寺駅前や御霊神社前は、今 評判のテレビドラマ「続・続・最後から二番目の恋」の重要なロケ地として訪れる方が増えているそうです。

 

   『愛する国の為に死ぬより、愛する人の為に生きたい』

 

NHKの朝ドラ『あんぱん』で、出征する主人公の弟(海軍少尉)が兄に叫んだ言葉です。

 

本音ではそういう人も大勢いたんだろうな、辛かっただろうな、と思います。

人と仕合わせるより戦争と必死に仕合わせるしかなかったあの時代。

戦争の悲惨を体験したからこそ現在の平和が保てているのかもしれません。

 

写真は先日訪れた西伊豆の黄金岬で観られた夕陽です。

夕陽が海面に映って一本の光の筋ができますよね。

この歳になって初めて気づきましたが、この光の筋は必ず夕陽と観る人とを結ぶ線になるのですね。

その人だけへお日様からの仕合わせるプレゼントです。

サンロードとも呼ばれるそうですが、その人の人生・マイウェイという感じがしませんか?

 

今日も仕合わせる一言をお読みいただき、ありがとうございます。
<ライター:沢☆一休>(鎌倉愛好家)

近所の散歩道の公園に、アガパンサスという紫色の花が育っています。

固く結んだつぼみが、少しずつ花を開いていく様子は、この時期の散歩のお楽しみ。

 

ご紹介するのは、同じ日に取った3枚の写真ですが、

段々に成長していく姿が一度に見られて眼福です。

今はまだ咲ききっていないので、4枚目の満開の写真だけ、

写真サイトからいただきました。

 

つぼみの姿だけを見ていたら、想像もつかないほど大きく咲き誇る花。

それぞれの時期に、それぞれの可愛さ、美しさがあり、

変化していくその力強さもあり、

自然の宿すパワーを改めて感じました。

 

自然の一部としての人が宿す可愛さ、美しさ、力強さにも目を向けて、

仕合わせて行けたら最強だな、と思わせてくれるアガパンサスでした。

 

梅雨に入りましたが、どうぞお健やかにお過ごしください。

今日もお読みいただき、ありがとうございます!

 

〈ライター:斉藤知江子

  
 

丸型やラグビーボール型のハード系フランスパンの一種、カンパーニュ。

 

元々の語源はラテン語で「パンを分け合う人々」という意味だそうです。

 

どんなに貧しくても、パンくらいは皆で分け合う・・

というメッセージも込められていたと聞きました。

大きいものになると直径20cm以上のものもありますが、

「皆で分け合う」ことを考えるとそれぐらいあったほうがいいですね。

そして、その大きさがあるので乾燥しにくく、次の日も美味しく食べられる。

天然酵母を使うことも多く、独特の味や風味を生む結果につながっています。

 

仕合わせるパン、カンパーニュです。

 

(第2・第4水曜日担当 宮坂雪里)

数日前、大切な親友が天へと旅立ちました。

まだ現実を受け止めきれない私です…

美しい顔立ち、誰もが羨ましがるスタイルの良さ、そして人を疑うことのない澄んだ心の持ち主で、心を支えるお仕事をなさっていました。

突然のお別れ…

小さなお子さんと優しい優しいご主人をのこして…

「いのちの時間」

改めて想いを馳せてしまいます。

一度きりの人生

限りある時間

さて、

天からいただいた残りの時間

どう生きるかな。

みなさまにとっての いのちの時間 が

仕合わせでありますように。

写真は

大好きな海の見えるレストランでお祝いしてもらった今年の誕生日。またひとつ歳を重ねることができたありがたさを感じます。

〈ライター : 近藤有里恵〉