花材:エンコウスギ、ダリア

花器:青磁

 

あまりいけばなに使うイメージのない杉と、大きな花が特徴的なダリアが意外に新鮮な組み合わせになりました。

 

杉の深い緑、薄黄とピンクのグラデーションのダリア、淡い青磁のリンク。

計算したように見えるかもしれませんが、実はたまたま同じ色のダリアが三本揃わなかったのです。

“揃わないから”とすぐに変えるのではなく、ならばどう取り合わせればいかせられるか。

 

「これにこれは合わない」という決めつけ、思い込みをはずし、柔軟に素材を組み合わせる。

そんな仕合わせ力もお花が育む心の一つと感じます。

 

いつもご覧くださりありがとうございます。

 

〈いけた人・文:松尾柳竹〉


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電動アシスト自転車の中に、“アシストしすぎて危険”なものがある、とテレビの報道で知りました。

ほんのすこ~しペダルを踏みこんだだけで、車輪がすごい勢いで回転し、どんどん加速してしまうのだそうです。

私自身は子ども2人が小さい20年近く前に、しばらく電動自転車に毎日お世話になっていました。自宅が坂の多いところにあるので、もう大変助かっていました。

とはいえ、“アシストしすぎ”は危険です。

 

仕合わせる力も、同じことが言えるかもしれません。

相手との関わりの中で発揮される力ですから、塩梅が大切です。

嫁姑の間など、出るところ引くところの力加減などは難しそうですね。それぞれの家次第、また子育てかご飯づくりかなどの案件次第で変わりそうです。

 

その点、〈三世代世帯割合全国2位〉の福井県では、どのように仕合わせる塩梅を工夫されているのでしょうか。なんたって福井県は〈子どもの幸福度〉も全国総合1位ですから、筋金入りです。

10/8の「幸福度日本一の福井県から“しあわせるタネ”を掘り起こそう」~しあわせ福井×仕合わせるプロジェクト~のイベントで、そのあたり一緒に見つけてみませんか?

イベント詳細についてはこちらをご覧ください。

〈ライター:斉藤知江子

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「人生の四季と仕合わせる」は一回休みです。

 

筆者は先日、家族で山陰地方を巡るツアーに参加しました。

 

その時のバスガイドさんの話です。

 

「日本で知名度が低い県の四天王は?」

 

「鳥取、島根、福井、宮崎でーす」

 

でも「そのまんま東知事」のお陰で宮崎は一歩抜け出したそうです。

 

残った三県の熾烈な争い。

知名度を上げる最も効果的な方法の一つは観光名所作りですが、

その場所固有の環境と上手く仕合わせて魅力的な観光地に仕立てるのが観光名所作りのツボですね。

各県は観光資源の活用に躍起です。

 

鳥取県は今の知事さんが面白い人らしい。

鳥取砂丘の空と海と砂丘の色のコントラスト、良かったです。(写真1)

 

島根県の足立美術館の世界に誇る日本庭園も素晴らしかったです。(写真2)

石見銀山の世界遺産認定10周年でも盛り上がっている?ようです。

 

福井県も負けていませんよ。

伝統的な観光地である永平寺や東尋坊に加え、最近では恐竜博物館や越前朝倉氏一乗谷遺跡の復元など話題満載です。福井県の前の観光行政のトップが108日に表参道のアンテナショップで想いを語って下さいます。

福井県は知名度は低くても何度も「県民幸福度日本一」に輝いているそうです。

電子ピアノ2台による「しあわせる生演奏」も登場します。

詳しくは「仕合わせるプロジェクト」のイベントページでどうぞ。

まだお席に余裕がありますので皆さんのご参加をお待ちしています。

 

今日も仕合わせる一言をお読みいただき、ありがとうございます。

<ライター:沢 啓>

 

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三連休は台風で大変な想いをされた方もいらっしゃるかと思います。お見舞い申し上げます。

そんな中で、昨日は「敬老の日」でしたね。

今年は実家の母に、ちょっとふざけて「今日は敬“若”の日、いつもありがとう」とメールを送ってみました。喜んでもらえたようです。

 

敬老の日の由来を改めて調べてみたところ、1947年(昭和22年)に、兵庫県多可郡野間谷村(現在の多可町)で「としよりの日」として提唱されたのが始まりだそうです。

その主旨は「老人を大切にし、お年寄りの知恵を借りて村づくりをしよう」というもの。そして、農閑期で気候もよい915日を選んだのだとか。

現在は9月の第三月曜日となりましたが、元々気候と仕合わせてこの時期になったのですね。

一つの村で始まったこの取り組みが、1950年には兵庫県全体へ、そして1964年にはついに国民の祝日として制定されました。すごいですね!

発祥の地の野間谷村では、国に対して「こどもの日や成人の日があるのに「敬老の日」がないのはおかしい!」と声を上げ続けたのだそうです。きっと、よほどお年寄りへの感謝の気持ちが強かったのでしょうね。お年寄りの知恵がどんな風に活かされたのか、当時の人に聴いてみたいものです。

 

今日の一言通信に何を書こう、と考えた時、ふと敬老の日の発祥を調べてみたのですが、私の父は兵庫県出身なので、何だかご縁を感じてしまいました。

 

さぁ連休明けの一週間が始まりますね。今日も仕合わせてしあわせにお過ごしください。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

〈ライター:斉藤知江子

 

背景と仕合わせる
 
花材は花なす、グラジオラス、デルフィニウム、クルクマです。
ブリキの花筒を花器に、夏の名残りの花をふんだんに玄関にあしらいました。
 
枝の色がくっきりと黒く、実にも負けない主張をする花なすに今回新たな発見がありました。
実はこの作品、線が強すぎて、真っ白な壁の前においたときよりも、この背景の方がマッチしたのです。
 
飾るにも写真を撮るにも、白い壁って万能だと思いがち!?ではありませんか!?(私はそうでした。)
作品の個性によって「溶け込み感」も変わるのですね。
 
さて、そろそろこれで夏のお花もおしまい、花の季節も本格的に秋色に移る頃。
名残りの花には季節の移ろいを感じていただけるようにいけたいものです。
 
ブルーやパープルが鮮やかな花と、黄から赤へと色付く実に、晩夏と秋の訪れを感じていただけたら幸いです。
 
〈いけた人:松尾柳竹〉
 
怒りや悲しみを感じた時、つい相手にぶつけてしまって後味の悪い想いをしたことはありませんか?
私はしょっちゅうです。残念。
 
そんな時に役立つ問いが、ほぼ日刊イトイ新聞の山田ズーニーさんのコラムに載っていました。
…   …   …   …   …
言いたいことを、伝えたいことにブラッシュアップする。
そのために、自分に次の3つの問いかけを
してみてはどうでしょうか。
 
「これを言って、相手はどう思うか?」
 
「伝えたいことを伝え切れたとして、相手にどうなってほしい か?」
 
「心の底の自分が本当に伝えたい想いは何か?」 
 
…   …   …   …   …
自分の根っこにある想いは、気付いてみればとても温かくて純粋でかわいいものだったりします。
表面的な怒りや悲しみをぶつけるだけでは、自分の内にあるそんな温かさやかわいらしさにも気づかないまま。
 
嫌な相手は、“温かくて純粋でかわいい自分に気付くための仕合わせるきっかけ”なのかもしれません。
そうは言われても、嫌なものはイヤ!ですけれどね。
決定的にぶつかる前に、上記の問いを試してみてはいかがでしょうか?
 
朝晩は秋めいてきました。今日もお元気でお仕合わせに!
お読みいただいてありがとうございました。
 
〈ライター:斉藤知江子
 

昨日朝の情報番組(めざましテレビ)の中で、

「自虐キャッチコピーが最近ウケている」という紹介をしておりました。

 

そこで少し調べてみたところ、「#自社製品を自虐してみた」というハッシュタグで

様々な企業がツイートしておりました。

 

ただただ自虐な訳ではなく、そこにユーモアと商品に対する愛情が

込められているのがミソのような気がします。

言い得て妙でもあり、応援したくもなるようなキャッチコピーが並んでいます。

 

このツイートではないですが、板橋区立美術館の「永遠の穴場」という

キャッチコピーが個人的にはツボです。

 

今日もお読みいただきありがとうございます。

https://twitter.com/pentel_lu…/…/907488009565569024/photo/1…

(ライター:宮坂 雪里)

…   …   …   …
子供叱るな来た道だもの、
年寄り笑うな行く道だもの、
来た道行く道二人旅、
これから通る今日の道、
通り直しのできぬ道
…   …   …   …
永六輔が著作で広めた言葉で、浄土宗の信徒の言葉だそうです。仕合わせな言葉ですねぇ。
思えば、仕合わせることができる=誰かと一緒にいるor一人ではない ということですから、それだけでしあわせなことと言えるかもしれません。
 
通り直しのできぬ今日という道、どうやら全国的に雨模様のようですが、仕合わせてしあわせにお通りください。
 
〈ライター:斉藤知江子
 

9月になると秋冬の準備がそこかしこで見受けられる。その代表的なものが伐採だ。公園や道端で春から夏の間、伸び放題だった草木を刈り取りすっきりさせていく。

9月に入って家の周辺でもあちこちでさっぱりと整った風景に出会うことが多くなった。

...

そんな中、フェンスに写真のような木の痕跡を発見!
昨日まで、そこにあった蔦のような木の痕跡。

フェンスの柵に合わせて変化した姿だ。
あまりにも一体化していてさすがに取りきることが出来なかったようだ。
たった半年余りでここまで合わせきった姿に脱帽。

どこまでも環境に柔軟に沿って育った木、生きていた痕跡を残している姿は仕合わせていたと言えるのではないだろうか

 

ライター:水野 矩美加

 

 

 

 明日99日は「重陽(ちょうよう)の節句」です。

…   …   …   …   …

古来より、奇数は縁起の良い陽数、偶数は縁起の悪い陰数と考え、その奇数が連なる日をお祝いしたのが五節句の始まりで、めでたい反面悪いことにも転じやすいと考え、お祝いとともに厄祓いもしていました。中でも一番大きな陽数(9)が重なる99日を、陽が重なると書いて「重陽の節句」と定め、不老長寿や繁栄を願う行事をしてきました。(All Aboutより)

…   …   …   …   …

重陽の節句の花は菊だけをいけます。

今回は中菊と、ピンポンマムを使いました。

古典のいけばなでは色や型などが決まっていますが、草月では決まりを定めていないので、菊だけを重箱にあしらい、テーブル花として楽しめるようにいけました。

 

これまでにも何度かお伝えしてきましたが、近年ではお仏花としてのイメージが定着している菊は、古来延命長寿の薬草として珍重されてきた縁起のいいお花です。

日本の国花であり、天皇家のご紋も菊の紋ですね。 ぜひこの節句をかつてのように復興し、吉祥のお花である菊を改めて愛でる日としたいと思います。


〈いけた人:松尾 柳竹〉