株式会社イプラ社長のブログ【タイツ社長のこちら販売促進課】 -213ページ目

手作りケーキと環境作り

長期出張や色々なことが重なり、愛媛を離れる時間が多い1月。

そんな中、スタッフのひとりから「来週はいつ会社にいますか?」と。


そして手作りのケーキをいただきました。


愛媛企画の社長のブログ
(私、今月が誕生月です)


彼女は以前の記事「月下ニオモフ」 でもご紹介したことがありますが、スタッフの誕生日もきちんと憶えていて心の優しい子です。


朝礼でも話したのですが、製造業ではない当社は商品を作る前に気持ちの良いサービスを提供できる「人」を作る、またその素地を作れるような成長できる環境を用意するのが私の仕事でもあります。


先日、ネットでお取引いただいたお客様からも対応したスタッフ宛てに嬉しいメールをいただきました。


> いつもご丁寧な対応ありがとうございます。
>
> たくさんのお客様から注文が有るかと思いますが
> わざわざ下記の様なメッセージまで頂き
> 感激です。というより勉強させて頂きました。
> たいしたお力にはなれないのかもしれませんが
> 御社の取り扱う様な商品は絶対他社で購入する気が
> しません。
>
> 商売はどれだけその会社のファンを増やすか、どれだけの人を
> 喜ばす事が出来るかだと思っています。


本当に嬉しいお言葉です。

商品ではなく「人」作りの大切さを改めて感じました。


私も37歳。

経営の道に入って6年が過ぎ、このようなお声をいただけることは本当に励みになります。

これからも商品やサービスの先にある「環境」を作っていきたいと思います。

『約束』 石田衣良

ええっと・・・。
心温まる本でした。

人生の苦しみや悲しみから立ち上がり、人生をもう一度歩みだすまでを描いた短編集「約束」。

愛媛企画の社長のブログ


石田衣良氏は「池袋ウエストゲートパーク」でデビューし、テレビなどでもコメンテーターとしてよく出演されています。
私は「美丘」という作品で一気に石田衣良氏のファンになりました。

「美丘」は純愛小説なのですが、とにかく表現力が豊かで<恋愛小説>という枠を超えた「別」のジャンルを確立していると思います。
村上春樹氏が哲学的恋愛小説を得意とするなら、石田衣良氏は写実主義的でも言うのでしょうか。
目を閉じると情景が思い浮かぶような、本当に綺麗で豊かな表現がこの小説でも十二分に発揮されています。

「風に乱されて無数の雪が空中に舞い、ひどくきれいだった。地面に落ちた雪はいつの間にか白さを失い、透明に角を丸めて消えてしまう」
(夕日へ続く道)より

心情の機微を、ほんとうに美しい表現でとらえる才能を持つ、数少ない作家の一人だと思います。


『冴えなくても、なんでもいいからカンタにこれからたくさんのものを見て、経験して、大人になって欲しい。心から死んでしまった誰かのことを思うとき、その誰かはこの世界とつながることができるんだ』
親友を突然の事件で失った男の子の心の再生を描く<約束>


『ふたつの魂が溶け合って、ひとつになるその時まで抱きしめていよう』
突発性難聴に襲われた男の子。1年前に父親は不倫の末の事故死。残された家族がみる奇跡とは・・・<天国のベル>


『涙を作るのは心だとわかった。涙はどこかのタンクにためられているものではないのだ。』
祖父が孫に託した魂のバトンを描く<ハートストーン>

どの話も単なる「泣かせる」お話に終わることなく、しっかりと心に残り、またどこか遠い他人の話に思えないような距離感を感じさせる作品の数々。

「かけがえのないものをなくしても、人はいつか自分の人生に帰る時がくる。さまざまな喪失によって止まってしまった時間が再び流れだす時を描く連作「バック・トゥ・ライフ」がこうして始まりました。

ぼくはどれほど容赦なく暴力を描いても、さして意味はないと思っています。そんなものより、病や喪失から生きることに立ちもどってくる人間を描くほうが何倍も強い。

みんな、今はうつむいてもいいから、いつかは顔をあげて、まえにすすもう。結局のところ、小説は出来不出来ではなく、届くか届かないかなのです。」
~著者あとがきより~

まだ暗い夜に、胸の奥から温まるお奨めの1冊です。

分水嶺の年

あけましておめでとうございます
21世紀を迎え、初の10年です。


今までのブログは代表の小田個人が感じた要素が強かったのですが、今年は仕事や朝礼での様子も少しずつアップしていきたいと思います
(このブログは恐らくスタッフも見てくれていると思いますので、朝礼の振り返りにもなれたらいいなという思いもあります)


社外の方には大変申し訳ないのですが、お付き合いご笑読くだされば幸いです


それでは今年も変わらず宜しくお願いします


<分水嶺の年>
おめでとうございます
今年は当社にとって分水嶺の年になります

天より恵みの雨が山に降り注ぎ、その山から静かに降りてきた雨水の集まりが、さらにまた細かな分岐となって河川に通じていく
あるひとつは小川に通じ、あるひとつは大河の流れをも生む分水嶺


2011年は一人一人の意識の成長が求められます
生半可な覚悟や意識では新たな大河を生むことはできない


心の中で、大きなカサブタがベリっと音を立てて剥がれ落ちるような。
そして、剥がれた痕から新しい皮下組織が顔を覗かせるようにして、私たちは少しずつ苦しみながらも成長していけるはずだし、誰でもそんなふうに一歩ずつ前に進んでいかなければならない


昨年と変わらぬ川の流れに帰するのか、大河の一滴となる新たな流れを作っていくのか


2011年は当社にとって分水嶺の年
一人一人が自分の魂を燃やし尽くせるような哲学を心に秘めて、共に歩んでいきましょう
(2011年1月4日 年頭の挨拶にて)