断食6日目
排毒現象が始まると体臭や口臭もきつくなって身体がズーンと重くなります。でも不思議なことに5日目くらいから口臭がなくなり体臭もなくなってきます。食べ物を口にしないので内側から外側に発するエネルギーが内的に転換するのかもしれません。
そんな落ち着いた早朝、自然のなかでこんな本を読んでいます。
その中にこんな一説がありました。
-----------------------------------
【瓦を磨く】
-----------------------------------
馬祖という若者が南嶽という師匠のもとで禅修行していた時のこと。座っている馬祖に南嶽が問います。
「お前は何をしているのだ」
「座禅をしています」
「なぜ座禅などしているのだ」
「悟りを得たいのです。ブッダになりたいのです」
弟子の馬祖は答えました。
そうすると師匠の南嶽は瓦を持って磨き始めます。今度は馬祖が師に問います。
「何をされているのですか?」
「この瓦を宝石にしようと思ってな」
「いったい瓦がどうすれば宝石になるのでしょう」
「では、いったい座禅をしてブッダになれるのだ。悟りを得たいのであればお前の日常の心以外に悟りはない。荷車が進まない時、どちらを叩く?荷車か、それとも引く馬か?」
南嶽のいう意味は何をしていようともそれは座禅であり、日常の心構えのなかに修行がある、ということです。
-----------------------------------
今は非日常のなかにいます。ここが長く続くと日常になり、山を降りた場所が非日常になります。
禅は手段ではあるが目的そのものではない。どこにあっても自己を見つめることを忘れないようにします。









