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はじめまして カウンセラーなかやえりです^^

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私の人生ストーリー【目次】

 

 

 

 

 

 

 

前回は▷▷

【28】つわりさえも幸せだった。今度こそこの手に我が子を抱きたい。


 

 

 

 

最初から読む▷▷

「この人生あきらめない!」人生ストーリーがいよいよ始まります

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のお話は↓↓↓

 

 

 

29.美化し過ぎていた育児。私ならできると思っていたのに…

 

 

 

今から15年前、紆余曲折はあったものの

 

 

無事に待望の第一子を出産しました。

 

 

 

ここまで本当に長かった。

 

 

頑張ってもどうにもならない事があることを

 

 

嫌というほど実感しました。

 

 

 

 

 

 

 

出産時もいきなり破水し

 

 

事前に仕入れた知識は見事に吹っ飛んだ。

 

 

かなり動揺していたから

 

 

お腹の痛みもしばらくは陣痛だと気づかず

 

 

産まれた赤ちゃんの首にはへその緒が二重に

 

 

巻き付き羊水も濁っていた。

 

 

もう少し遅れていたら危険な状態だったらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

ありふれた言い方だけど

 

 

これだけの年月やハプニングが重なっただけに

 

 

赤ちゃんの誕生とは

 

 

なんと奇跡的な出来事なんだと

 

 

身をもって体感したのです。

 

 

 

 

 

 

 

なんて愛おしいんだ。

 

 

私はこの子を幸せにする。

 

 

良いお母さんになる。

 

 

今まで苦労した分、

 

 

これからは家族で最高に幸せになる。

 

 

大きなやる気に満ち溢れていました。

 

 

 

 

いよいよ退院の日。

 

 

看護師さんから意外な言葉を掛けられたのです。

 

 

 

 

 

 

 

「赤ちゃんはロボットじゃないからね。」

 

 

 

 

 

 

 

「おめでとう!頑張ってね」ではなく、

 

 

静かで冷静なひと言。

 

 

今でも忘れられない衝撃のメッセージでした。

 

 

 

 

 

 

 

その後に続けて言われたのは

 

 

赤ちゃんはそれそれのペースで育っていくからね。

 

 

ママは頑張りすぎないこと、大丈夫だから。

 

 

 

そんな感じだったと記憶しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

うん。そうだよね。確かに。

 

 

 

 

 

 

 

頭では納得しているものの、

 

 

嬉しさと未知の不安がない交ぜになり

 

 

ひょっとして喜んでばかりもいられない??

 

 

少し複雑な思いになったのです。

 

 

 

 

 

 

 

そして、小さな赤ちゃんを

 

 

慣れない手つきで抱きかかえながらの

 

 

超初心者育児がいよいよ始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入院中は母子別室だったので

 

 

いかに自分がゆっくり過ごせていたかということに

 

 

ハッキリと気づかされました。

 

 

 

 

 

 

 

それでも最初の数日は

 

 

テンションの方が高かったと思います。

 

 

ところが長くは続かなかった。

 

 

 

 

 

赤ちゃんってこんなに泣くの?寝ないの?

 

 

 

 

 

どうして?

みんなそうなの?

ミルク足したのに。

オムツも濡れていないよ。

我が子だけ?

 

 

 


 

どうしたら泣き止むんだろう?

 

 


 

 

お願いだから泣き止んで。

静かにして。

早く寝て。

そんなに見ていられないよ。

 

 

 


 

 

頭の中は赤ちゃんを寝かせることや

 

 

泣き止ませることでいっぱいでした。

 

 

 

 

 

あぁ、疲れた。

これいつまで続くの?

まだ始まったばかりなのに。

 

 

 

 

 

想像と全然違う。

どうしよう。

この先も私に出来るんだろうか?

やるしかないけど。

 

 

 

 

寝たい。

休みたい。

でも放っておくわけにいかない。

夜が来るのが怖い。

疲れた。

全然疲れが取れない。

 

 

 

 

お母さん起きて様子も見に来てくれない。

こんなに泣いているのに気にならないのかな?

冷たいな。

もっと手伝ってよ。

 

 

 

 




次の夜泣きが怖い

 

 

 

 

 

 

 

そして私はついに無力な赤ちゃんに

 

 

大きな声をあげてしまうのです。

 

 

 

 

 

「いい加減にしてよ!」

 

 

 

 

 

 

 

やってしまった・・・

 

 

 

 

 

 

 

言いたくないのに言わずにはいられないほど

 

 

正気を保つことができなくなっていたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

やっと逢えた

愛しい赤ちゃんなのに


 

 

こんなはずじゃなかったのに

 

 

 

 

「良いママになりたい」というあの理想像が

 

 

ガラガラと音を立てて崩れていくのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 続きは次回▷▷

【30】ぼっちが寂しい、親友のようなママ友が欲しかった。


 

 

前回は▷▷

【28】つわりさえも幸せだった。今度こそこの手に我が子を抱きたい