子育ての言葉(名句と禁句)
何気ない一言で子どもは傷ついたり、喜んだりします。
老若男女問わず、大人でも子どもでも一緒ですね。
日々の生活の中、子どもがする事柄に対して何気に発してしまう言葉に禁句と名句があります。
禁句は子どもが悪い方に傾く言葉。
名句は、子どもが良くなることに役立つ言葉。
禁句・名句と言っても、中には、ことばとしてほんのわずかな違いというものがありますが、大切なのはその考え方の方向です。
生活の中では様々な場面がありますが、よく本質を考え、禁句を言ってしまいそうな時、名句に切り替えることができたら向かう方向が明るい方向になると思います。
今回読ませていただいた本は、54年間幼稚園の園長先生として勤務された著者が勤務の中で、多くのお母さんと子どもたちに接した実例を元に解説された本です。
例えば、
例1) 兄弟姉妹で遊んでいて下の子をついつい泣かせてしまった時、
禁句:いいかげんにしなさい!泣かしちゃだめよ(自分本位)
名句:かわいがってくれて、ありがとう。でも、泣かさないでね。
例2) なわとびが気に入って毎日毎日なわとびを繰り返す子が気になって声をかけることば
禁句:同じことばかりしないの。(良い面を認める)
名句:同じことを、繰り返しがんばったから上手になれたのね。
例3)手洗いをしていたが、丁寧に洗いすぎてて洗う時間が長くなってそれが延長して洗う感触を楽しむようになり、なかなか手洗いが終わらない時
禁句:いつまで手を洗っているの。(満足感)
名句:手を洗うのは終わりにして、他の楽しいことをしましょう。
等々、ちょっとした言葉のチョイスで場の状況は変わってきます。言葉ではちょっとの変化のように思えますが、普段からの考え方がよい方向へ変わるだけで状況は大きく明るい方向へ向かって行くと思います。
明るい方向を目指して。
スタッフ:森川 (29/50)
子どもの安全
子どもの安全を守る。
子どもの安全を脅かす危険なことは近年増加してきています。
その危険性は安全な時代に育った親たち世代の感覚・知識をはるかに超えて、今までの安全常識、決まり文句ではもはや子どもを守ることはできなくなっています。
そればかりか、子どもの安全意識を育てる上では、こうした常識や決まり文句は、むしろ危険を招くことさえあります。
常識や決まり文句は、常識的な判断や行動の基準となります。しかし、実際の子どもの危機は、そうした常識を超えて突発して起きています。
子どもの安全を守る為にも、今一度この子供の安全安心をめぐる常識や決まり文句を大きく疑ってみることが必要です。場合によっては、これまでの常識を捨てる覚悟もしなければならないかもしれません。
いままでの決まり文句は、子どもの心理、目線への検証が薄いものもありますので、見直し、再点検が必要だと思います。
この本では子どもを安全安心に守るための言葉かけや指導、対策が紹介されています。
例えば、決まり文句についてですが、いままでなら
「知らない人について行かないように」
と声掛けをしていましたが、「それじゃー知ってる人だったらついて行ってもいいの?」となると、かえって危険ですから、少しニュアンスを変えて
「知っている人でも、おうちの人以外にはついて行かないで」
というふうに声掛けをしたほうがより安全に注意を促すことができます。
いままでの常識、決まり文句にとらわれず、親子、家族みんなで子どもの『注意センサー』を磨くことが大事ですね。
スタッフ:森川 (28/50)


