息子の入試が終わった解放感から一気に書き上げてその後はほったらかしておいたこのブログのことをふと思い出して、久しぶりに懐かしく読み返しました。
「フォロー」も「いいね」もほとんどが業者の宣伝で、ニーズはないのは百も承知ですが、でも、自分の記録として、高校入学後の息子の様子を書き残しておこうと思います。
私は高校に入ったとき、「付属中から来たヤツ、全員爆発しろ」と思ったぐらい、付属上がりの連中の「内輪ネタオンパレード」に腹が立ったので、息子の学校もそうでなければいいなあと心配していたのですが、蓋を開けたらそんなのは杞憂に過ぎず、むしろ「高校から来るヤツは頭が良い」と尊敬のまなざしを向けられるほどだったそうです。
あと、早慶落ちて来ている子も結構いるわけですが、そういう悲壮感や残念な雰囲気はほとんどないようで、親としてはホッとしました。
付属中からの子がおしなべて勉強ができない、という訳ではなく、評定平均4点代(10段階)の「オレ、もう勉強はいいかな(よかないぞ!)」といった子がちらほらいるのが原因のようです。
息子の隣の席のT君も、評定平均4.5。しょっちゅう呼び出しを食らいながらも、課題はすべてバックレるという猛者です。推薦という目の前のニンジンを完全に無視して突っ走る彼ですが、息子曰く「すっごくイイヤツ」とのこと。
いや、イイヤツなのは大事なことだけど、小学校から塾に通わせて付属に入学させた親御さんの気持ちを思うと・・・。
ちなみに保護者会に行ったカミさんが言うには、T君のお母様もとっても感じの良い方らしく「うちのはホント勉強しなくて、ホホホ」と笑っていたそうです。大物だ。
それと、時代の違いなのか、校風なのかは分かりませんが、私の時は文化祭は「学校公認(嘘)大ナンパ祭り」ということで、来場する女子高生に片っ端から声を掛けて振られるという経験をしたものですが、息子の学校は大して盛り上がらず、あっさりと終わったようで意外でした。
あと、寄り道してはいけないらしく(そんなルールを守る高校生がいるのか!?)、帰りにゲーセンに寄ったり、ファーストフードに寄ったり、カラオケに行ったりとかは全くしていない様子。友達がいないわけじゃないけれど、通学路もみんなバラバラで、部活やっている子もいるので、まっすぐ帰宅して中学の仲間とオンラインゲームに興じています。うーむ、ちょっと心配だ。
なんというか、男子校の割には、ガツガツしてないというか、ワイワイしているけれどのんびりと平和な感じが伝わってきて、ずいぶんとお行儀が良いなあというのが、私の印象です。息子にはとても過ごしやすいようですが。
肝心の成績は、受験勉強の貯金があるせいか、飛び抜けて良いわけではないですが、平均ちょっと上くらいをキープしています。受験の時と同じく、息抜きだけは欠かさずに、試験前だけちょろっと勉強しているようです。
なにせ、中学までは徒歩10分の通学時間だったのが、満員電車に1時間揺られるようになったものですから、入学当初は毎日のように「学校遠い・・・」とぼやいていました。でも、先日、埼玉の山奥から通うT君の家に遊びに行って、「オレ、マシな方かも」と気付いたようです。そういう気付き方はどうかと思うけれど。
ま、いろいろありますが、一緒に夕飯を食べながら、高校の破天荒な友達の話や、ユニークな先生の話などを嬉々として語る息子を見ていると、親としては、「楽しんでるなら、ま、いっか」という気持ちでいっぱいです。
最後に、最近、見つけて息子に送った動画を紹介して終わります。
玉置先生の「【高校生必見】受験生になる君へ。これからの勉強との向き合い方を教えます」という動画です。
ちなみに息子は既読スルーです(笑)。
- 前ページ
- 次ページ
「気分転換でYouTube見てるのに、気分転換にならないじゃないか!」と言われればその通りなので、強制はせず、「勉強するテンションじゃないときにでも見てみたら?」くらいのノリで、入試に役立ちそうな動画を見つける度に息子にLINEで送っていました。
「還暦・古稀・喜寿・傘寿・米寿・卒寿ほか、長寿を祝う語の由来」
出題頻度は分かりませんが、問題集に干支に関するものが載っていたので、私自身の勉強のために探した解説動画です。
「知識があると、世の中にある楽しいものがより楽しくなる」ということを息子にはよく話しているのですが、まあ、いつか分かる日がくるでしょう・・・。
「数学を数楽に」
数学が得意な人は問題集の解説だけで理解できると思いますが、苦手な人はそうもいかないので、「解き方の丁寧な説明」が必要になります。
となるとやはり塾に入って、先生の解き方を見ることが最も効率が良いと思います。
でも、こういった動画サイトを見まくるだけでも、「最初に手を付ける場所」や「よく使う考え方・解法」が学べます。なにせフリーですから、活用しないのはもったいないですよね。
でも、「動画」なので、「×を付けて後で復習」といった勉強方法は使えないので、そのあたりは工夫が必要かもしれません。
「Kevin's English Room / 掛山ケビ志郎 」
「aとtheの使い分け方、ネイティブはどう考えてる?画期的な方法が明らかに!」
英語は「知識としては知っているけれど、感覚的に理解できない。ネイティブは『この関係代名詞節、長ぇ~』とか感じているのだろうか?」と思うことが多々あるかと思います。
ネイティブの立場から、「こんな感覚で使っている」と聞くと、ストンと腑に落ちることもたくさんあります。
特に冠詞は日本語にないので特に理解しづらいですよね。
「[時と条件の副詞節と予定]時制は難しい…未来のことを現在形で表す2パターン」
「英語の試験でまちがえやすい!もし?したらと未来を言う時willは使わない?(条件と時間の副詞節) 大人のフォニックス [#162]」
【入試頻出】時と条件の副詞節【基礎英文法講座第18講】
サイトは違いますが、英語の正誤問題で頻出のテーマの解説。
似たようなテーマを検索してザッと見られるのもネットならではですね。
【意訳】能は歌詠み〈古今著聞集〉音読・内容解説|万葉授業
学校によってはキッチリ出題される古典。
とりあえず聞き流すことで耳に慣れさせ、苦手意識を少しでもなくす、という目的で使ってはどうかと。息子は「古典はハートで解く」と宣言してほぼノー勉で挑んで玉砕してましたが。
記述問題の解き方【現代文 記述問題の解き方】
「ただよび」は大学入試のためのサイトのようですが、早慶の国語はもはや大学レベルと言っても良いと思うので、この宗先生の熱い解説が必ず役に立つと思います。めずらしくうちの息子も面白いと言っていました。
宗慶二の国語チャンネル
以前紹介した息子の国語用テキストの中には、宗先生がお勧めしていたものもあります。この先生の解説を聞いていると、「解けそうな気がしてくる」のが不思議。
こんなのが無料で見られるなんて、すごい時代だと思いました。
(つづき)
「スキップとローファー」 「正反対な君と僕」といったマンガを読むと「ああ、共学っていいなあ」としみじみ思うのですが、これはマンガですからね。全部の共学校があんなわけないですしね。(と自分に言い聞かせてます)
妻は共学校出身で、「モテまくりの青春だった。なんならおニャン子になれた」などと豪語していて、妄想癖の悪化を心配しているのですが、その妻も「共学は楽しいけど、モテないとそれはそれで大変よ」とアドバイスなのかマウンティングなのか分からないことを息子に言っていました。
さらに「あと、うちの学校は私服だったから、女子の目を気にして、男子はみんなオシャレにお金かけてて大変そうだったよ。服なんて大して見てないっての!」とたたみかける始末。(見てあげてよ!みんなバイトして丸井とかで無理して買ってたんだから!)
話戻しまして。
私の方は、モテないけれど充実した高校生活を終え、スルッと大学生になりました。ビバ附属。
附属上がりの友達も周りにいて、一緒にサークルに入って新歓コンパに行ったり、また、アルバイトも始めたり、成人式で地元の友達と再会したりと、女の子と話す機会も高校の頃から比べれば劇的に増えました。
私の高校時代はもちろんインターネットなどなく、情報源といえば「ホットドッグプレス」というこじらせ高校生が読む雑誌(偏見アリ)ぐらいしかなかったので、「男を常に値踏みする女」ばかりが世の中にいるという偏ったイメージができていました。(おそらく北○謙○とバブル経済のせい)
それが原因で、女性を前にすると緊張してうまく話せなかったんだと思います。でも、大学に入ってみて、実際はそんな女性はほとんどいないことが分かってホッとしました。
それどころか女神のようにすべてを受け入れてくれる女性も世の中には存在することも知りました。(が、そういう女性の方が実は怖いということも後々痛い目にあって知るわけですが)
大卒後も特にモテ期があったわけではないのですが、ある日、たった一本降りてきた蜘蛛の糸をカール・ルイスよりも速くよじ登って結婚して今に至ります。
そんな「カンダタもびっくり」の私の経験から申し上げますと、男子校は確かにカノジョはできにくい環境です。
しかしそれはそれで「幼虫期間」だと思えば良いのです。はらぺこあおむしのようにがむしゃらにたくさん食べていればいいんです。モテを忘れ、好きなことに没頭すればいいんです。
そして「大学生」という「さなぎ期間」では、今までに吸収したもの、新しく吸収したものをしっかり消化して、じっくり寝かせて熟成させればいいんです。
そして「蝶」になって社会へと羽ばたいて、自由に相手を見つければいいんです。
ただ、今や結婚が幸せの条件とは限りませんし、ましてや人生のゴールでもありませんし、お一人様で楽しめることも爆発的に増え、また社会的にも認知されています。
「幸せになるための選択肢」は私の頃と比べれば爆発的に増え、しかも気兼ねなくそれらを選択できる社会になっていると感じます。
だから、安心して好きな学校に行け!
おまえの幸せを決めるのは学校の種類なんかじゃなく、自分自身なんだから。
(すみません、本当は北○謙○さん、好きなんです)
今回のお話は、「高校生になったら彼女がほしいけど、男子校に行ったら彼女なんかできないんじゃないか」と心配している中学生男子、あるいはそのお母さんを対象に書いています(父親はだいたい私と同じこと考えていると思うので)。
私は公立の中学校に通っていましたが、勉強などそっちのけで四六時中「モテるにはどうすればいいのか?」と考えていました。
当時は、「運動神経が良い」「不良っぽい」「笑いのセンスがある」のがモテる条件でしたが、私と言えば、運動神経は「球技大会で辛うじて足手まといにならないレベル」で、不良になる度胸もなく(だから私立中学に行こうとした)、一言でクラスを爆笑させるような笑いのセンスにも恵まれなかったので、一生懸命髪型をいじったり、「カルチャークラブ」を聴き始めたり、母ちゃんの買ってきた洋服を着なくなったりして、わずかでも「モテ偏差値」をあげようとしましたが、あまり効果はありませんでした。
せめて「頭の良いキャラ」で一目置いてもらおうと画策したのですが(その時点でダサい)、「早稲田?慶應?ザ・ガマンに出てた大学でしょ? 明治や法政の方が強いよね」という同級生がほとんどで、「すごい!」と褒めてくれたのはガリ勉男子のK君だけでした。
当時は学区制があったため、都立のレベルが一番低かった時代でしたが、それでも「あの人、頭が良い!」と言われるのは、早慶附属ではなく、地元の名門都立に行く人たちばかりでした。
そんな「こじらせた状態」で高校に入ったわけですが、高校には、雑誌のモデルをしているヤツ、芸能事務所に在籍しているヤツ、女子大生にナンパされて貢がせているヤツなど、「モテ」のレベルが桁違いのヤツらが何人もいて、文化祭など、入れ替わり立ち替わり女子高生が「○○君いますか??」と現れるほどでした。
そういうヤツらを間近に見て、なんというか、「必死にモテようとするのメンドクセ」といった諦めの境地に至ってしまいました。
ステータスを「モテ」に振ることを止め、友達とゲーセン行ったり、徹夜で麻雀したり、ファストフードでダラダラ下ネタを話し合ったり、友&愛で借りたロックのアルバムをカセットテープにダビングして貸し借りしたりして、自由気ままに3年間を過ごしました。
女子を意識して格好付ける必要もなく、情けないこともダサいこともさらけ出し合ってお互いに笑い飛ばし合う毎日は、単純に面白かったし、とにかく気楽でした。
(つづく)
私は、その昔、中学受験で全敗して地元の公立中学に行きました。
当時、小学校も荒れていましたし、もちろん中学も荒れていたので、そこから逃れるために仕方なく挑戦した中学受験でした。
あの頃は必勝ハチマキを巻いて、先生にビンタされながら「御三家目指すぞ!!」とやっているスパルタ塾がテレビで取り上げられ、生徒が殺到している時代でした。
私はとてもそんな恐ろしい塾には入りたくなかったので、近所の小さな塾にほぼ毎日通って自勉していました。
塾の先生も親も、毎日まじめに通う私を「偉いねえ」と褒めてくれたので、多少はその気になっていたのですが、見事に全部落ちてしまいました。
理由は簡単で、「できない問題はやらなかった」からなんです。毎日塾に行って「自分が解ける問題」だけ、何度も何度も解いていたんです。(塾の先生も、気付いてくれよ!)
忘れもしない、入試の時に「あー、これ苦手で、いつも見て見ぬふりしたヤツだ」という問題ばかり出たので、長介のように「ダミダコリャ」と思いました。なので、合格発表を見に行った母が、帰宅後残念そうに「ダメだった・・・」と言った時、私は「やっぱりな」とそれほどショックはなかったのですが、家族はやたらと気を遣ってくれて逆に気まずかったのを覚えています。
その時に学んだ「入試には自分が嫌いな問題が出る」ということは3年後に生きるわけですが。
ちなみに不良だらけの中学校生活はとてもエキサイティングで、かわいい女の子もたくさんいましたし、今でも毎週飲むのは中学の同級生だったりするので、人生万事、塞翁が馬です。
さて、息子との受験勉強を始めたときに、「落ちたらどうしよう問題」を真剣に考えました。
早慶附属を目指すためにはそれ相応の問題演習量が必要で、よほどのモチベーションがなければそれらをこなすことはできない。本人のモチベーションが上がらないときには、不本意でも鬼になってプレッシャーを与え、勉強に集中させる必要がある。でも、そこまでするメリットが早慶附属にはある。
と思う一方で、
早慶附属を強く目指せば目指すほど、落ちたときのショックは大きくなり、それ以外の高校に「仕方なく通う」ようなことになりかねない。そういう気持ちで大切な高校三年間を過ごしてほしくない。
早慶附属のメリットは確かにあるが、早慶じゃなかったら不幸になるとか、早慶以外に意味がないということではないし、人生の目的は早慶に入ることではなくて、幸せに生きることだということを忘れないでほしい。
矛盾してしまうのですが、そういう思いもありました。
普通の短大を普通に卒業した妻は、この考えに近く、私は何度も何度も「ソーケーソーケー言い過ぎ!」とたしなめられました。
結局は、その2つの思いがあることを正直に息子に伝え、後は息子に任せることにしました。
結果的には、息子は早慶を狙えるだけの勉強はしませんでしたし、早慶を落ちたときも「まあ、そうだよね」と中学受験の時の私のようにあっさりしていましたし、ギリギリ引っかかったMARCH附属に行くのを楽しみにしているので、我が家はこれで良かったと思っています。人生万事、塞翁が馬です。