据え切り
最近練習に来られる方で「据え切り」をする方が非常に増えているように感じます。
据え切り=車が停止した状態でハンドルを操作する事。
タイヤが回転しないでハンドル操作をしているのでタイヤ、車両(ステアリング等)、路面に負担がかかるので長く使うことを考えるとあまりよくありませんね。
最近の車はハンドルを軽くするため、モーター(電動パワステ)を使用してしているので、短時間で頻繁に使用するとモーターが過熱しすぎてパワステが不具合を起こすこともあります。
実際にお車持ち込みでバックの練習をされている方が、ハンドルが動かなくなった事もありました。
(時間を空けてモーターが冷えたらまた動いたようです)
メリットは小回り(車の最小回転半径で曲がれる)なので、
TVやYouTubeで出てくるような「激狭駐車場!」みたいなケースでなければ、不要なハンドル操作です。
免許種別による積載量等
平成29年の法改正による準中型免許の新設ですが、
確認のため記載します。
現行免許(一部)
- 普通免許(18歳以上)
- 最大積載量2トン未満
- 車両総重量3.5トン未満
- 準中型免許(18歳以上)
- 最大積載量4.5トン未満
- 車両総重量7.5トン未満
- 中型免許(20歳以上)
- 最大積載量11トン未満
- 車両総重量6.5トン未満
- 大型免許(21歳以上)
- 最大積載量11トン以上
- 車両総重量6.5トン以上
以上です。
令和4年の法改正で、特別な講習(受験資格特例教習)の受講で
19歳(経験1年以上)から大型免許を取得でるようになっています。
免許更新後に
「8t限定中型免許」や「5t限定準中型免許」などがありますが。
今まで(免許取得時)と乗れる範囲は変わりありません!
「5t限定」「5t未満に限る」などは車両総重量の記載ですので、
「今まで3t未満(積載)だったのが5tに増えてる!」と間違えないようにしましょう。