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October 19, 2018 02:01:26

Update2: 利上げ先高観高まる中で  -トランプの中東政策さじ加減に注視-

テーマ:FRB

米9月住宅着工件数は市場予想を下回った。

 

 

それについては「金利先高観とともに上昇トレンドが難しい」、とちょうど1ヵ月前の記事【過ぎ去る10年、リーマンショックとFFR】に表現していたが(上図)あらゆる材料が「年4度」12月利上げの可能性を示唆している。

 

 

それはFF金利先物(30日先物)が示す目標金利の推移を見ても明らか。 (上図)

 

9月20日記事で示したのは、短期金利先物相場が9月3日始週より「12月利上げ7割超え」を安定的に推移し始めた事が背景にあった。7割超の安定推移はごく一時的な9割超に優位するし、これはこの市場の不文律ともいえる。(知っているでしょう?) 現行水準(200-225bps)も20%を割り込んでおり、確率としては一方に振れている。(※1

 

 

FFレートの現水準を考えれば、2年物利回りが3.00%を織り込み掛かるという事はそういう事であり、250bps(2.50%)目標の「8割超」と一致している事が確認できる。(※2

 

ただその「金利先高観」にブレーキを掛ける材料?としてトランプのFRB批判が高まり始めた事、中間選挙において民主党が下院過半数を取る事の2つが注目されてきた。前者の方はもとより後者も既に想定されたものといえるが、そのような中で、前日(17日)81%、目の前のモニターでは75.8%と利上げ確率(12月2.50%)は急落してきた。

 

この水準・時期でのこのような動きは関心深い。12月会合まで2ヵ月という「長い期間」ある中で市場が政策金利、FRBの行動を決めかねている、若しくは動揺しているようにみえる。 CPIや住宅市場は「年3度も許容範囲」と示唆しているように見えなくもないが、パウエルの表現も人によっては解釈が異なり関心深い。果たして?

 

 

追記:ムニューシンがサウジで開催される国際会議への欠席を見送った。

ムハンマド関与が大きく報じられるほどトランプの対応が注目される。調査結果報告まで数日猶予を与えるとの事だが中間選挙は来月6日、猶予引き延ばしもそれほどできそうにない。

 

これで原油価格が急騰する、といった声がチラホラ聞こえ始めたが(100ドル200ドルとか間の抜けた事を評論家が言っていた)、原油相場は真逆の動きで軟調となりバレル68ドル台まで下落。リグ稼働数増加、在庫増に加え、まさかの事態から展開が変わる可能性がでてきた。

 

重複だが12月会合まで2か月ある。議会のねじれと、今回の件によって原油上昇の動きが鈍る(特にこちらが重要)という事になれば金利先高観も尻すぼみとなるだろう。ただだからといってリスク資産が上昇するリスクオン、といった方程式のような相場にはならない。米国はひとまず欧州に合わせ財務長官は会合を欠席した。目先は米国・トランプのサウジへの対応に注目が集まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

October 05, 2018 00:06:20

主要テーマとなる「金利先高観」

テーマ:米国経済

ISMのサービス指数とADP、FRB議長発言に加え、産油国の短期的な生産能力への疑念が結果として金利先高観を煽っている。 

 

原油先物価格はバレル75ドル水準、債券売られ米長期金利は引き続き3.2%水準を維持し日本の長期金利も1.6%を突いている。ウーン、 、

 

サウジとロシアが増産スタンスを表明しても疑念は拭えていない。イランへの米制裁に対する国際司法裁判所の仮保全措置の採択があってもそれは変わらない。ドル円レートは半日で様変わりしたが金利先高観色濃く、目先、これが主要テーマとなりそうな市場情勢は変わりそうにない。

 

5日(金)の米雇用情勢が市場予想から大きく外れるようだと良くも悪くも手綱になる。8月貿易収支の他にも注視に値するデータが発表される。原油価格は堅く、長期金利も同様の気配を漂わせている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

October 04, 2018 10:29:27

原油高とドル高と

テーマ:米国経済

もともと高値を狙っていた原油情勢だが、トランプの「原油高過ぎ」発言(3日)とは裏腹に跳ね上がったのは自らのイラン制裁がトリガーとなっているしそれは皮肉な事でもある。ただ他の産油国が今後どう対応するか。

 

112円から113円に上昇したときはよく分からなかったが、今、目の前のモメンタムは物価上昇と利上げペースの加速も連想させた。FEDもその意向を示している。原油先物価格は75ドルを突破、ドル円は114円台真ん中、仮にここで値固めとなれば中間選挙まで崩れにくいだろう。

 

米国の2年物債券利回りは前回9月利上げの時点で上は3.00%を圏内に入れた事になるが、今回は原油高が押し上げた格好になる。仮に3.00%に到達しなかったとしても上限目途は現時点で3.00%。 今回の件がなかったとしても来月には3%を突く展開になっていた、という政策論理がある(自分の中で)。今回は長期金利も上方シフトし順イールドが若干形成された格好になった。週内の関連データにも注目が集まる。

 

取り急ぎの報告として。こりゃガソリン高くなるわ。 目に見えて経済全般に影響が出る。円安だしね。(追記の可能性あり)

 

 

 

 

 

 

 

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