
4月15日に発刊となった拙著「最新FRBとマーケットの関係がよくわかる本 ‐いかにして金融市場の中心となったか‐」(秀和システム出版)の正誤表です。(出版社サイトに掲載予定)
(原文)というのは私が記載していたものです。
●重要箇所は、制作過程での出版によるプリントミスや誤解釈です。
※基本的に、出典のないチャート図・グラフ図はすべて脇田栄一/eリサーチ&インベストメントが作成しています。
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●重要 p62 81万8000人分だけに→81万8000人大幅下方修正(原文)
同ページ吹き出し→「分だけ」を削除
●重要 p82 吹き出し→前ページp81説明にあるように、ナウキャストとBlueChipデータは別物です。
P104 2行目 二次元平面上の点(ドット)として→一次元である点(ドット)として(原文)
p167 4行目 期間や→期間(原文)
●重要 p174 チャート賃金上昇率、著者作成チャートでは4.1%への反発までラインがあるものの書籍では4%を割り込んでいました。
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※当件に関し、出版社(秀和システム)からは公開の了承を得ています。
(原文)というのは私が記載していたものです。
●重要箇所は、制作過程での出版によるプリントミスや誤解釈です。
※基本的に、出典のないチャート図・グラフ図はすべて脇田栄一/eリサーチ&インベストメントが作成しています。
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●重要 p62 81万8000人分だけに→81万8000人大幅下方修正(原文)
同ページ吹き出し→「分だけ」を削除
●重要 p82 吹き出し→前ページp81説明にあるように、ナウキャストとBlueChipデータは別物です。
P104 2行目 二次元平面上の点(ドット)として→一次元である点(ドット)として(原文)
p167 4行目 期間や→期間(原文)
●重要 p174 チャート賃金上昇率、著者作成チャートでは4.1%への反発までラインがあるものの書籍では4%を割り込んでいました。
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※当件に関し、出版社(秀和システム)からは公開の了承を得ています。
2026年以降のAIニューノーマル ‐12月相場の特徴と来年以降の意識改革‐
ここのところお伝えしてきたとおり、12月の相場というのは教科書的な金利差とかでは計れないんですよね。
感謝祭からクリスマス休暇によって年末のポジション調整からキャリー解消が起こるといった特徴があるので。つまり、買い越し額が大きかった10月‐11月から12月は資金流入が細り、円高傾向、もしくはドル円レートは滞る。円安に鈍りがでてくる、これはアノマリー。
12月5日から10日のキャリー環境をみても起こっているのはまさにそれであり、今年残りの相場を他の月と同じ基準で測るのは間違っているわけです。
今、テクノロジーセクターでは年末のポジション調整によって市場参加者が減少し、下落傾向にあることは、来年を見通すうえで特に意味をもつことはない。軟調なのはただ単純に「12月だから」。
しつこいようだけど、来年からも米国企業筆頭にAI活用設備投資が加速していき、結果的には利益率が向上する。ここでは過去のepsの上昇率と、2026年以降のeps上昇率の比較がポイントになる。
アナログ的、とは言い難いが、過去は企業のコストカット含む自助努力で利益率を改善し、あるいは自社株買いでepsを向上させ、時価総額を伸ばしてきた。しかしAI活用が加速してきた今、2026年以降はどれほど企業として効率的に利益を伸ばせるのか。
今までは中央銀行(ここではFRB)の金利引き下げ等に頼り、それを見越した投資家がポジションを構築してきたが、徐々に、そして顕著に意識が変わっていく年になる可能性がある。AI活用の設備投資額によって期待銘柄とされセクター別のPERも高くなる。そしてそれが実証され始めると疑いを持つ市場参加者は徐々に減っていき、利下げよりもAI設備投資額、といった意識が広がるのではないか。
これは当然、米国だけではなくグローバルに広がるニューノーマルになり得る。
マーケットに徐々に浸透していく。そして、残念、なのか否かは現時点でわからないが雇用の低空飛行は継続することになる。今から雇用が大幅増加、ということは考えにくい。その証左というわけではないが、SP500がこれだけの高値圏であるにもかかわらず、FRBが連続的に利下げをしている。雇用と株式上昇は、ますます関連性が薄れていくことになる。
そしてマーケット参加者の意識が変わり、雇用に目を向けずAI関連企業の設備投資の内容を研究していく。雇用が悪かったからといって株式が下落することはなくなる。問題はそこではない、と。
それが2026年以降のニューノーマル、つまり12月は残りわずかだけど、来年を見通すうえで現在の値動きは意味をなさない、ということです。また更新します。
人員削減進む中、「継続のAI変革期前夜」
12月会合(9日‐10日)前だが、それ以前の5日に公表される9月インフレ指標は、以前お伝えしたものでほぼ違いはない(と思われ)
FOMC前の12月5日に9月PCE関連の統計が公表ということなんだけど、別に5日を待たなくてもヘッドラインが2.8でコアが2.85(2.9)あたりでしょう? 12月利下げの確率って実際45%くらいでしょうね。FEDウォッチはバイアスが掛かっているので。(記事)
だいたいこうなって、その後ADP雇用報告が市場予想を下回ったので、取り敢えず25bp引き下げておくか、という結果になる。そして議長会見では「今後もデータ次第」で終わり。
市場はどういう受け止めだろう?ピークアウトでキャリー環境の変化ありで円売りに歯止めが掛かり円高にやや触れるか、そんな感じですかね、よくわかんないけど。
ただし、繰り返しになるがNVDA決算前夜(11月18日記事)でお伝えしたように、AIブーム・バブルといった懸念はマスコミや一部の評論家が勝手にいっているだけであり、AI変革期は初期段階にあり供給が需要に追い付いていない。その翌日の記事でも記載したが、NVDA決算は市場予想を超える完ぺきなものだった。
SBGがOpenAIの筆頭株主になった(失敬)ということだけど、テクニカルやセンチメントの関係で大幅下落しているだけ。世界経済・社会構造の変革初期段階で人々は固定観念に縛られるのは当然の事かもしれないが。大きく変わる。
マネーボイスに転載されています
クリスマス休暇などが相場に関係し、実質的には今年ももう1月に満たないといった状況。迷走FRBもマーケット参加者も捉え方が難しく、会合に大きな反応は無いように思える。
平素よりお世話になっているマネーボイスに転載していただきました。
問題は1月からでしょうね。
頬骨骨折や目の周辺骨折の調子?まぁまぁ。尾骨のレントゲンを撮る暇なく、そこだけが気がかり。痛みが無くなってきたからもうメンドイなと。左手首の調子のみ悪い。長時間会話は無理かな。
急な材料など入ればまた更新します。
