勝手に映画紹介!?

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2018年07月16日

アンフォゲッタブル(2017年)

テーマ:洋画

WOWOWの“特集:このサスペンスの行方(予測不能の展開に興奮のサスペンス特集)”でエアチェックしておいた「アンフォゲッタブル」を鑑賞…過去にも、レイ・リオッタ主演のサスペンスで同じ原題(UNFORGETTABLE)の似たようなタイトルの映画があるんだけど…あちらの邦題は「アンフォゲタブル」で、”ッ”が入ってない。発音的にはどちらか正しいんだろう?他にも同名作品がいっぱいありそうだけど…出てくるのは海外ドラマの「アンフォゲッタブル 完全記憶捜査」くらいで、意外となかったな。そっか、このタイトルはジャズの曲名で有名なのか?

過去にDV被害を受けた編集者のジュリア・バンクス…相手の男には接近禁止命令が出され、なんとか元の生活に戻った。やがて、新しい恋人デイビッド・コノーバーと出会ったのを機に、仕事を辞め、一緒に暮らすことになった。デイビッドには別れた前妻テッサとの間にリリーという娘がおり、3人での新生活が始まる。しかし、まだデイビッドに未練があるテッサが、何かにつけてジュリアの前に現れ、最初こそ親し気に近づいてきたのだが、段々と本性を現し、ジュリアに嫌がらせをするように。デイビッドに相談してもなかなか信用してもらえず…。

元カレからのストーカー、DV被害を克服したロザリオ・ドーソン演じるヒロインが、新しい恋人とその娘と新生活をスタートさせるんだけど…そこに今度は前妻キャサリン・ハイグルが現れ、嫌がらせを受ける。さらにストーカー、DV男の元カレの影もチラつき…変質者を同時に2人も相手にしなきゃいけないという、とにかく悲惨なお話。冒頭、DV男を“殺した容疑”で警察から厳しく追及されているヒロイン。必至に無実を訴えるが、いかつい顔の黒人刑事はまったく信用していない様子。そこで、何が起きたのか、時間が遡り…真実が紐解かれていくという構成。

話的には…そんなに珍しい内容ではなく、むしろ“ベタ”な感じ。視聴者、鑑賞者は…ヒロインが危機に瀕しているというのを理解しているんだけど、姑息な“真犯人=元嫁”のせいで…劇中の他の登場人物はそれに気づかない。間違ったことは言ってないのに、どんどん孤立化していく主人公が可愛そうだな系。とにかくキャサリン・ハイグルの悪女役が怖い…日本でリメイクするなら、今だったら菜々緒とかが似合いそうなキャラ(笑)キャサリン・ハイグルって今までラブコメっぽい作品しか見たことがなかったので、こういう悪女もできる人なんだとちょっと新鮮。

とにかく嫉妬に駆られた元嫁ハイグルの行動がどんどんエスカレート、ドーソン姐さんが過去にDV被害を受けていた事実を知ると、SNSの成りすましで勝手に相手の男とコンタクトをとり…元旦那との関係をブチ壊すのに利用しようとする(ついでに、チャットで自分の欲求不満も解消!)。このあたりまでくれば…冒頭でドーソン姐さんにかかっていた容疑も、どうせ元嫁が絡んでるに違いないと推測できるわけで…だいたいその後の展開は読めてしまう。とりあえずは、はよ…女優2人が取っ組み合いの大バトルを繰り広げる姿が見たいなと思うわけでして…。

クライマックスでは“見たかったもの”がちゃんと見れるので…及第点としておこう。ビヨンセ扮する人妻が旦那のストーカーとキャットファイトを繰り広げる「オブセッション 歪んだ愛の果て」あたりを思い出す映画だったかな?悪女をぶちのめして最後は爽快な気分で終了というのが定番だけど、たまには“セオリー”をはずしてくるような作品も見たいなとはちょっと思うよね。ただ、“新たな敵の登場”を予感させる意味深なラストカットになっていたり…スリラーとしては、なかなかの余韻に浸れた。“新たな敵”…その人物とはいったい誰なんでしょうか?


監督:デニース・ディ・ノヴィ
出演:ロザリオ・ドーソン キャサリン・ハイグル ジェフ・スタルツ イザベラ・カイ・ライス アレックス・キハーノ


【ソフト発売なし?有料配信で視聴できます】
アンフォゲッタブル(字幕版)






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2018年07月15日

フィストファイト(2017年)

テーマ:洋画
フィストファイト

WOWOWでエアチェックしておいた「フィストファイト」を鑑賞…「トリプルX」シリーズの1本で、ヴィン・ディーゼルの代わりに主役を貼ったり、オイラ的には“アクション俳優”の位置づけだったりするラッパーのアイス・キューブが出ているというので、ちゃんとしたアクションものなのかなと思ったら、間抜けな教師が、バカな悪ガキどもに散々振り回された挙句、なぜか同僚のマッチョ教師(これがアイス・キューブ)と決闘するハメになるという学園コメディだった。そっか、最近のキューブは「21ジャンプストリート」(または22)や「ライド・アロング」のイメージの方が強いよな。

夏休み直前の高校…その日は卒業生たちが、授業を受ける最後でもあり…毎年恒例の“いたずら”を黙認する日でもあった。生徒たちの“いたずら”に辟易しながらも…小心者の教師キャンベルはまともに抵抗もできなかった。ちょうど学校内では予算不足を理由に大規模なリストラを行っている最中で…キャンベルは自分が対象にならないかヒヤヒヤ。そんな時に、堅物の歴史教師ストリックランドが生徒とトラブル…キャンベルは自己保身から、校長に真実を密告。結果的にストリックランドは仕事をクビになり、逆恨みした彼は、キャンベルに決闘を申し込む…。

警察ものではないものの…前述の「21ジャンプストリート」しかり、「ライド・アロング」に近い、お馬鹿で、下品で、それなりに暴力的で、そういったものを笑いに変えて見せる、コテコテのコメディ映画でした。高校最後の日ということで、“無礼講”状態の卒業生たち…主人公を含む普通の教師たちは、生徒の仕掛けるイタズラに苛立ちながらも、どこか黙認しているというか、諦めて受け止めてる印象なんだけど、強面、堅物のアイス・キューブだけは…そんな生徒たちにも真っ向から挑んでいく。最後の授業でも生徒に南北戦争のビデオを見せたりするんだよ…。

生徒の1人が、そんな教師キューブを小馬鹿にしてて、スマホをビデオのリモコン代わりに、授業の妨害を企てる。もともと“最新コーヒーマシン”も使えない様子が描かれていた教師キューブ、相当の機械音痴で、たまたま廊下にいた主人公教師に助けを求めるんだけど…結局、生徒のイタズラにブチ切れたキューブが、斧を持ち出し、生徒の机を破壊するという暴挙にでる。後に、それが問題になり…校長に呼ばれて、何が起きたか正直に話さないと、2人ともクビだと脅され、主人公は保身のために口裏を合わせていたキューブをあっけなく裏切ると。

リストラされてしまったキューブが、主人公を逆恨みして…“放課後に決闘だ!”と宣言。主人公はまったくそんな気はないのだが…瞬く間に校内中に話が広まってしまい、回避できない状況にどんどん追い込まれていく。主人公自身もリストラの危機を脱したわけではなく、その恐怖に怯え、ついでに…仕事を早退して娘の学芸会へ行くという“デッドリミット”設定なんかもあったりして…ハラハラドキドキのハイテンションが持続すると。はたして“決闘”は避けられるのか?もし戦ったとして、主人公に勝算はあるのか?最終的に教師を続けられるのか?

下ネタは多めです…イタズラの一環として、学内で堂々とポルノを見る生徒がいたり、トイレでオ●ニーしてるヤツもいたり、ポコ●ンやオッパイのイラストも次から次へと出てくる。馬鹿で下品なのは生徒だけではなく…同僚の女カウンセラーなんかは、生徒とヤることしか考えてなかったり、ついでにヤク中だったり、もうメチャクチャもいいところだ。アイス・キューブ演じる堅物教師だって、普通に考えればただの危険な暴力男なんだけど…それでいて、急に真面目な教育問題を論じたり、しっかりと話を成立させ、感動すら味わえちゃうのが、アメリカコメディの凄さ。

あとは、いつも通りといえば、いつも通りなんだけど…あの凶悪面のアイス・キューブが、根は結構善い人だったりして、どこか憎めないキャラというのも、作品全体の魅力に繋がっているのではないかと。生徒たちが噂する“教師の過去”が、まるで過去のフィルモグラフィーを意識したキューブ本人のセルフパロディに見えたりする部分もある。何年か前に交通事故で死にかかったコメディアンのトレイシー・モーガン(「コップ・アウト」でブルース・ウィリスの相棒をやってた黒人)なんかも個性的な教師の1人を演じていて、久しぶりに見た気がする…生きてたんだな。


監督:リッチー・キーン
出演:チャーリー・デイ アイス・キューブ トレイシー・モーガン ジリアン・ベル クリスティナ・ヘンドリックス


【今現在は配信のみのリリースかも?】
フィスト ファイト(字幕版)







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2018年07月15日

ダウンサイズ(2017年)

テーマ:洋画
ダウンサイズ

先月末に、楽天の動画配信サービス“Rakuten TV”で実施していたセールで、購入しておいた配信版(高画質)「ダウンサイズ」をまだ見ていなかったので、見てしまう。オイラが購入した金額は期間限定特別価格500円だったんだけど…通常は標準画質版で2160円、高画質版だと2700円、標準画質のレンタルで432円。ちなみに、画像の拝借とタイトルのリンク先はAmazonのものを利用…Amazonだと高画質版2500円、標準画質版2000円、高画質版レンタル399円。楽天の方が高いのは、1度の購入で音声・字幕の切り替えが可能だからだと思われる。

人口が増え続ける地球…科学の進歩で人間を1/14サイズにすることができるようになった。オマハに住むポールと妻のオードリーは…ローン審査にも落ちてしまい、低所得の苦しい生活から抜け出す方法はないかと考えていた。そんな時に、低収入でも大金持ちになれる“ダウンサイズ”の事を思い出し、興味を抱く。夫婦で話し合い、小型化されたコミニティで暮らしていこうと決意し、ポールは自身のミニチュア化に挑むのだが…13cmになったポールに待ち受けていた現実はとんでもないものだった!こんなはずじゃなかったのに、もう元には戻れない…。

ネット等で「ウルトラQ」の第17話「1/8計画」のパクリ疑惑が指摘されていて、そういえばそんな風なエピソードがあったなぁと、「ダウンサイズ」鑑賞前に…かつてWOWOWでエアチェックコンプしたディスク(今回はモノクロ版で)を引っ張り出してきて見直してみたんだけど…ぜんぜん違ったよ、「ウルトラQ」の方が面白い(爆)それ言ったら、身も蓋もないだろ。いや、50年以上前のテレビ作品なのに、去年作られた映画と比べても特撮だって遜色ないし、話もサスペンスフル、そしてなにより30分、正味25分程度で話が完結している点がすばらしいじゃない。

一方の「ダウンサイズ」…小さくなったことで、色々と困ったことが起きちゃって、そういうのを時にシュールに、時にミステリアスに、描く物語なのかなと思ったら…主人公の中年男マット・デイモンが、嫁さんに逃げられて、ウジウジしながら…なんとか新しい環境に馴染み、新しい恋を見つけるまでの話でして…最初こそ、世界観や設定を説明する部分がそれっぽく描かれてるので、「ドラえもん のび太の宇宙小戦争」で、しずかちゃんがお人形の家で牛乳風呂に入るシーンを思い出したりするんだけど、途中から小さくなったってこと自体を忘れてしまいそうになる。

時々、「借りぐらしのアリエッティ」みたいな描写が出てきたりもするんだけど…そこに小さい人間から見ると、化け物に見えてしまう普通サイズの人間とかが絡んだりするスペクタクルがあるわけでもなく…はっきりしないダメ中年オヤジの話がダラダラ続くだけ。別にそれがつまらないわけじゃないんだよ…最近、ようやく年相応に見えるようになってきたマット・デイモンの、たぶん演技や役作りも入ってるのだろうけど、オッサン感がハンパなくてね…一瞬、ヴィンセント・ドノフリオかと思っちゃったくらいなんだけど、その中年男の悲哀が同じ男としてグっとくる。

小さくたって人間は人間なのと一緒…人を好きになるのに容姿なんか関係ないってお話ですよね(笑)まさか、おんなオバチャンにいくとは…しかも、タイ人。言葉のカタコト感をうまく表現している日本語字幕の翻訳も絶妙なんだけど…ものすごい強烈なオバサンが後半で出てきます。でも、不思議と…デイモンとそういう関係になっていくと、あのオバチャンキャラに、見てるこちらも“女を意識してしまう”。なんか、こういう映画、最近あったな…って考えたら「シェイプ・オブ・ウォーター」じゃんって思い至ったのでした。ラブコメとして見ると、けっこう面白いかも?


監督:アレクサンダー・ペイン
出演:マット・デイモン クリステン・ウィグ クリストフ・ヴァルツ ホン・チャウ ウド・キア ローラ・ダーン


【Amazonでも配信をやってます】
ダウンサイズ (字幕版)







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2018年07月14日

ザ・インターセクションズ(2016年)

テーマ:洋画
Detour

日本初登場作品をソフトリリース、または劇場公開前に放送するWOWOWのジャパンプレミアにてエアチェックしておいた「ザ・インターセクションズ(原題:Detour)」を鑑賞…今年、上半期の話題作の一つだったスピルバーグの「レディ・プレイヤー1」で主人公ウェイド・ワッツ(パーシヴァル)を演じていたタイ・シェリダンが主演を務める犯罪サスペンス。アメリカが舞台で、メインの役者もアメリカ人なんだけど…実はイギリス映画。最近は、一見、ハリウッド映画に見えて、実は他所の国のスタッフが作ってたり、資金を出してたりっていうスタイルが流行りだよね。

青年ハーパーは追い詰められていた。母親が継父と車に乗っている際に事故を起こし、継父は軽傷だったが、母親は意識が戻らず、昏睡状態が続いていたのだ。治療は続けられているが、回復の見込みも少ない。そんな状態で…継父が出張と偽り、愛人とベガスに出かけるのを知ってしまう。自暴自棄になったハーパーは、酔った勢いで、酒場で出会ったジョニーという男に継父の殺害を依頼してしまう。それを真に受けたジョニーが、翌日になってハーパーの家に押しかけてきた!ハーパーはジョニーとその連れチェリーと共に車でベガスに向かうが…。

始まったばかりの時は、なんだか話も辛気臭く…ここからどうやって犯罪サスペンスになるのかなと不安なところもあったんだけど、終わってみれば…それなりに意外性もあるサスペンスになっていて、最後の方は「ゲッタウェイ」や「トゥルーロマンス」あたりを彷彿とさせる逃避行ものの味わいも得られたりした。登場人物が話している“過去”だったり、その後の展開を予想(シュミレーション?)する“未来”だったりが、いきなり分割画面で“現在”と同時進行で語られる場面なんかもあり…時々、時間軸もいったりきたりと、ややこしい展開をみせたりする。

それは…“継父殺害”という当初の目的の他にも、主人公には色々と考えがありまして…他の登場人物たちを欺いているから。それを観客・視聴者に悟らせない意味もあると思うんだけど…作り手はそこまで“隠すつもり”はないようで、薄々と…”そうなんじゃないかな”って…隠し事の内容を想像させて、作品を進めていく。最終的には“やっぱりな”なんだけど…主人公以外の人物の思惑も判明し、強(したた)かな主人公が完全犯罪を遂げたってだけでは終わらない、主人公の選択は最良のものだったのだろうか?と考えさせる…複雑な余韻を残してくれる。

話自体はありがちだが、着地点はちょっと思っていたところと違う。一応、どんでん返し系のサスペンスなので、あまり多くを語らない方がいいだろうな。オタクなひ弱キャラに見えるけど…行動的な面も持ち合わせる、主人公にタイ・シェリダンというキャスティングがピッタリとハマっているので…「レディ・プレイヤー1」あたりで彼のファンになった人にはちょうどいい、見やすい作品かも。主人公が殺しを依頼した男の連れで、一緒に行動を共にするようになる“娼婦”チェリーを演じたベル・パウリー嬢も、どこかコケティッシュな可愛らしさがあり、魅力的だった。


監督:クリストファー・スミス
出演:タイ・シェリダン スティーヴン・モイヤー エモリー・コーエン ベル・パウリー ジョン・リンチ


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Blu-ray Detour [Import] ※日本語収録なし







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2018年07月13日

ジュラシック・ワールド/炎の王国(2018年)

テーマ:18年07月の劇場鑑賞映画
ジュラシック・ワールド/炎の王国

【鑑賞日:2018年7月13日】

シリーズが14年ぶりに復活した前作「ジュラシック・ワールド」の公開から、早いものでもう3年近く経ってるんですね…つい、この間劇場で見たばかりの印象なんだけど(最近、シリーズものを見に行くと、同じようなことばかり言ってます)。そんなわけで、本日公開初日の「ジュラシック・ワールド/炎の王国」をシネプレックスの会員デーで見てきた…まだ夏休み前なので、小さい子供はいなかったけど、老若男女、幅広い層のお客さんで場内はそれなりに混雑。オイラは2D字幕版での鑑賞だったが、なぜか3D吹替えの方がスクリーンがでかくて解せない…。

かつて“ジュラシックパーク”と呼ばれていたテーマパークが”ジュラシックワールド”として生まれ変わり、人気を博していたが…3年前に事故が起き、現在、施設は放棄されていた。その施設があるイスラ・ヌブラル島で噴火の兆候が見られ、このままでは島内に生息している恐竜たちが絶滅してしまう恐れが…。しかし政府は何もせず、静観する道を選ぶ。かつて施設の責任者を務めていたクレアは、なんとか恐竜を助けたいと願っていたところ、ロックウッド財団から支援の打診が!クレアは恐竜の専門家オーウェンにも協力を求め、島へと向かうが…。

「ジュラシック・ワールド」の完全な続編…前作は「ジュラシックパーク」から数えて通算4作目のシリーズ作品であり、過去の世界観などを踏襲しつつも、タイトルが“パーク”から“ワールド”に変更され…なんとなく現代風にパワーアップさせた1作目のリブートのような気分で鑑賞したところもある。本作は、前作の“惨劇”を経て…テーマパークとして運営されていた“ジュラシック・ワールド”は閉園に追い込まれてるところから始まる。案の定…金に目がくらんだ悪党たちが、恐竜で一儲けを企み、それに前作の主人公たちが巻き込まれるって感じのお話です。

閉鎖された施設に舞い戻り、そこで一度、恐竜に襲われた後、今度は、恐竜を船に載せて…本土に持ち込もうとするっていう展開はやっぱりシリーズ2作目の「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」を彷彿とさせるのだが、Tレックス(ティラノサウルス)だけだった「ロスト・ワールド」と比較すると、悪党たちが運び出そうとする恐竜の数が何倍にも膨れ上がり、まずこの点だけでもパワーアップしてる。さらに…島に上陸した直後から、火山が大爆発するなどディザスタームービー要素がぶち込まれ、悪党や恐竜だけでなく、溶岩や噴石からも逃げなきゃいけない。

でもって…悪党たちは、かなり組織立った大規模なものでして、なんかね、もう007シリーズのスペクターみたいになっているという。自然と悪い人間との立ち回りの機会も増えるクリス・プラット…すっかりジェームズ・ボンド化である(笑)今回も容赦なく人がバクバク食われるなど、随所に“スピルバーグゆずり”なゴア描写が挿入されているものの…一般人の犠牲者も多かった前作に比べると、悪党やその部下(最初に殺された奴らも、みんな同じ一味だったし)ばかりなので、誰に気兼ねすることなく、恐竜たちの暴れっぷりを堪能できる点はポイント高いかも。

一方で、人間のエゴのせいで絶滅の危機(そもそも現代によみがえらせたのも人間である)に瀕する恐竜の悲哀がやたらもの悲しく描かれているのも特徴的であり、それこそ自然破壊、環境破壊をこういう形で糾弾しているのだろうなと、月並みな意見だけど、見ていて感じましたね。人間が恐竜に襲われるという悲劇を描きつつも、どこかノーテンキな印象も強かった前作よりも、ヘビーな話が多い。ロックウッド財団の孫娘に隠された秘密あたりも、それこそ“人間のエゴ”というものとかなり密接であり…逆に、そのあたりからある程度、予想できた事柄かも…。

シリーズの1~2作目にメインキャストとして出演していたジェフ・ゴールドブラムの再登場は、ファンなら嬉しいと思うが…がっつり物語に絡むような出番ではなかった。ただ、少ないながらも…最後まで見ると、作品にとって非常に重要な役割を担っていたというのは理解できる。普通にエンタメとして楽しむなら、前作の方が単純に面白かったと思うが…それこそジェフ・ゴールドブラムがラストで語る言葉で、一気に作品全体がやたらと深いものになる。「ジュラシック・ワールド」というタイトルそのものの持つ意味が、大きく変わってしまい…それが一番の衝撃だ。

主人公のクリス・プラットと共に、ヒロインのクレア役…ブライス・ダラス・ハワードも続投している。キャラクターとして、作品の中で大きく成長していて、前作のイメージとだいぶ異なるんだけど…特に髪型なんかも違うので、見た目の印象もだいぶ変わって見えた…一瞬、別人かと思ってしまったくらい。ちなみに、オイラは今回の髪型のほうがタイプで、可愛らしいと思った。前作の、いかにも“キャリアウーマン然”とした(でも、色々と抜けてるところもある)姿よりも、いい感じにくだけていて、クリス・プラットと並んだ時に、より釣り合いがとれてるなって思った。


監督:J・A・バヨナ
出演:クリス・プラット ブライス・ダラス・ハワード ジェームズ・クロムウェル ジェフ・ゴールドブラム


【続編なんで、ぜひおさらいしてから鑑賞を!】
Blu-ray ジュラシック・ワールド[AmazonDVDコレクション]







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2018年07月13日

機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星(2018年)

テーマ:アニメ(TV・WEB・OVA)
機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星

今日の午前中は公開初日の「ジュラシック・ワールド/炎の王国」を見に行く予定でいるのだが…その前に、昨日Amazonから届いていた「機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星」の本編を見てしまおうと早起き(笑)4月の新作劇場映画「機動戦士ガンダムNT」製作発表に続き、先日はハリウッド実写化まで飛び込んできたガンダム…それこそ“オリジン アニメ化”の一報に心を躍らせたのは何年前の事やら?いよいよプロジェクトの完結編となる…第6話ですね。金銭的にピンチな時期もあったけど、無事に全巻BDもコンプできました♪

宇宙世紀0079年1月23日…サイド5、ルウムでジオンと地球連邦の戦いが始まる。連邦軍艦隊に劣勢を見せるジオンだったが、秘策のモビルスーツを投入した奇襲が功をなす。ジオンのモビルスーツ“ザクⅡ”は圧倒的な強さを見せ、中でも赤く塗られたシャア・アズナブルの機体は、次々に連邦の戦艦を撃沈。戦闘終了後、戦果を認められたショアは少佐への昇進を果たし、“赤い彗星”の異名が知れ渡るように。一方、連邦軍も…ジオンに反撃するため”V作戦”を始動。サイド7の少年アムロ・レイは父親が開発に携わる“ガンダム”の秘密に迫ろうとする…。

ガンダムセリフの代表格でもある“通常の3倍”という言葉が生まれたことでも有名な、シャアのルウム戦役での活躍を皮切りに…TVシリーズ「機動戦士ガンダム」の“第1話 ガンダム大地に立つ”直前までを、それこそ圧倒的なスピードで駆け巡る。ルウムの戦いは…モビルスーツ戦もあるけれども、戦艦の戦いもけっこう重要だったりするので…意外と「宇宙戦艦ヤマト」っぽくも見える部分があったり(笑)でもあれだよね、最初から主人公機にぶった斬られる、本来は“やられメカ”の緑のザク(正式名ザクII)でさえも、超強く見える稀有な見せ場でもあるよね。

シャアの赤ザクが強いのは一目瞭然なんだけど…普通のザクでさえも、その存在感が圧倒的であるという。ホント、ガンダムさえ出てこなければ、ザクだけでも天下がとれたんだろうな(笑)前半でモビルスーツや戦艦の派手な見せ場はあったものの…全体的に、ガンダムの歴史を補完するような、政治的な動きが中心となった印象の物語。ジオン内でも、独裁化していくギレン(ファーストで親父にヒトラー扱いされてたしな)をけん制するような動きが早くもみてとれ、以降の物語で描かれるザビ家の関係性なんかを思い出して、思わずニヤリとしてしまう。

第5話でセリフがなかったマ・クベが遂に喋った!なるほど、キシリア様にこんな風に籠絡されて、後のあの関係(壺を届けてくれ!)に繋がるのか…。っていうか、なんだ、あの“なんでも鑑定団”みたいなノリは。ぜひ、ギレン閣下役の銀河万丈さんにナレーションの一つもつけてもらいたかったな(笑)閣下ネタが出たところで、ちょっと本編からそれた話を…。今回のソフトには、前作第5話の劇場上映時の舞台挨拶が特典映像が収録されてるんだけど…シャア、アムロ、カイ、そしてギレン役の声優4人(あと総監督)が勢ぞろいする初日舞台挨拶は圧巻の一言。

生ギレン、銀河さんめっちゃカッコイイ!他のキャストに比べるとあまり面識がなかったらしい安彦総監督も…“ギレンまんま”と太鼓判。ホント、こういうガンダムのイベントで、銀河万丈さんが出てくる機会ってマジで珍しいよね。他の3人の呼吸は相変わらずピッタリ…カイ役古川さんのリップサービス、ボケとツッコミの両方ができるアムロ役の徹さん…シャアの池田さんもいつもの感じ。“潘ちゃん(セイラ役の潘めぐみ)もいるのに、シルバーばかり”と嘆く安彦総監督に、すかさず“ご不満ですか”と声をかけえる徹さん。劇場でオイラもジークジオンやりたかった。

連邦側ではリュウさんが出てきたけど…ジャケに描かれているブライトさんが、なかなか出てこない。ああ、でもエンディングロールに“ブライト・ノア 成田剣”って書いてあったから…エンディング後にも映像があるんだなと、アムロ初登場の回と同じく、テロップでのネタバレ…だから、こういうところをもう少し工夫してほしい。キャストだけは全部映像が終わった後に表示するとか。“クルーザー級”の操縦技術を披露するミライさん、なぜかお色気担当だったフラウ、カイさん程度の男なら軽くあしらえるのも納得なセイラさんと少ない出番ながらいい味を出していた。

とまぁ、ガノタだったら本編も、映像特典も楽しめること間違いない作品、ソフトではあるんだけど…“この先に続く、ここがガンダムのはじまりだ”で終わってしまうので、1つの映像作品、映画(本当はOVA)として捉えてしまうと、いささか物足りなさを感じるのも事実である。最近、似たような気分を味わったなと考えてみたら…スター・ウォーズのスピンオフ、「ハン・ソロ」を見たばかりだったな。ガンダムのハリウッド実写化も嬉しいけど、どうせなら“金だけ出してもらって”…TVシリーズで“原作のオリジン”全部(つまりファーストのリメイク)をやってほしいな。

とりあえず…シリーズ、プロジェクトの完結おめでとうございます、安彦総監督、お疲れ様でした。サンライズさん…ぶっちゃけ今はハリウッドの実写よりも「機動戦士ガンダムNT」の公開が待ち遠しいです。今回も、今まで同様に2種類のオーディオコメンタリーが収録されている他、本編ディスクとは別に54分も収録されている特典ディスクが別途付属している。声優さんが登壇した舞台挨拶の映像特典は見たけど…残りはまだ手つかずなので、今日の夜にでもジックリ楽しもうかなと思っている。そういえば、録画した今週のビルドダイバーズもまだ見てないや…。


総監督:安彦良和
出演:池田秀一 古谷徹 浦山迅 銀河万丈 三宅健太 渡辺明乃 柿原徹也 潘めぐみ 古川登志夫 成田剣


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Blu-ray 機動戦士ガンダム THE ORIGIN VI 誕生 赤い彗星







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2018年07月12日

ゴッド・セイブ・アス マドリード連続老女強姦殺人事件(2016年)

テーマ:洋画
ゴッド・セイブ・アス マドリード連続老女強姦殺人事件

Amazonから明日発売の「機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅵ 誕生 赤い彗星」のブルーレイも届いているのだが、先にWOWOWの“特集:このサスペンスの行方(予測不能の展開に興奮のサスペンス特集)”でエアチェックした「ゴッド・セイブ・アス マドリード連続老女強姦殺人事件」を見始めていたので、こちらを先に最後まで鑑賞してしまう。そういえば…Rakuten TVのキャンペーン価格で購入した配信版「ダウンサイズ」もまだ見てない…何を優先するか迷う。でも、まぁ、先に“オリジン”やろうな。そんなこんなで明日は「ジュラシックワールド」も公開だ…。

マドリードで老人が殺害されるという事件が発生…当初は物取りの線が考えられていたが、論理派の刑事ベラルデは…現場の状況から、これが強姦殺人だと見抜く。やがて同様の手口の事件が起き、老女を狙った“連続強姦殺人”との確信が強まる。過去にも同じような犯行があるのではないかと…周囲の反対を押し切り、破天荒でガサツな相棒アルファロと捜査を進めるのだが…ちょうどローマ法王の来訪が迫っている時期であり、警察上層部が“事件のもみ消し”をはかろうとする。それでも捜査をやめない2人、プライベートでも色々と問題があり…。

あれ、こんなような映画を前に見た記憶があるぞ…と、過去の自分の投稿を“スペイン 老女”のキーワードで検索してみると該当作品がヒット…そう2014年にレンタルで見てる「コード60 老女連続殺人事件」だ。あちらは“実話”という触れ込みだったはず…てっきり“同じ題材”かななんても思ったのだが、同じスペインでも年代設定や事件が発生する場所が違ったので、まったくの別物だろう。ちなみに「コード60」は…犯人が“オバチャン”なんだけど、警察は男の犯行と決めつけてて、連続殺人を許してしまうという、実話なりのどこか間抜けな事件でもあった。

また「コード60」の方の主人公はシングルマザーの女性刑事で…意外と退屈なストーリーを、彼女のプライベートな部分を描くことで、なんとか興味を持続させるという面もあったのだが…こちらの「ゴッド・セイブ・アス」は主に2人のおっさん刑事がコンビを組んで事件を調べる。片方は背広をきちんと着込んで、デスクワークの際は眼鏡着用(老眼?)の堅物っぽい印象…喋ると吃音でドモったりする。なんとなく若い時のダスティン・ホフマンみたいなイメージにも見えるのだが…もしかして“レインマン”とか意識しちゃってます?みたいな感じだったり。

一方、相棒の方はといいますと、服装もけっこうラフで、がっちり系のマッチョ…予想通りけっこうガサツなヤツで、同僚刑事と暴力トラブルも起こし、ちょっと浮いた存在。そう、二人ともけっこう変わり者な感じだよね。この2人のコンビを見た時に…堂場瞬一の警察小説「警視庁追跡捜査係」に出てくる西川と沖田をダブらせた。表面上は“水と油”だけど…なんだかんだで2人で捜査すると話がうまく転がる。いや、実際はそんなにうまく転がらないんだけどな。本作でも“連続老女強姦殺人”という一見衝撃的に見える事件の捜査がダラダラと描かれる。

だから、やっぱりというか…そのなかなか進展しない捜査の退屈さを補うのが、2人の個性的な刑事のプライベートの話だろう。趣味は音楽鑑賞、どこかオタクな吃音刑事は案の定、独り身でして…自分が暮らすマンション(アパート?)の掃除を担当してるオバサンを狙ってるのよ。気を惹く気なのか、その掃除のオバサンがモップをかけてる前でコケてみたり。で、玄関の覗き窓から…オバサンが掃除する姿をコソっと見つめたり。逆にオバサンの方も吃音刑事に気があるようで…ドア越で聞き耳を立てたり、お互いにけっこう“ストーカー体質”な感じがする。

やがて理由をつけて、ズケズケと吃音刑事の家に上がり込んでくる掃除のオバチャン…どう見てもやる気満々なんだが、実際に吃音刑事がその気になって、抱きつき、ズボンを降ろしたら、“そんなんじゃない”って抵抗しやがって…結果的に“強姦殺人”の捜査をする刑事が“強姦未遂”をするという間抜けなオチ(笑)まさか、最初は堅物そうに見えたこっちの刑事がこんなことをするとは…。それが原因で、いい雰囲気になりかけてた2人がギスギスしはじめ…吃音刑事もやたら落ち込む。まったく魅力的じゃないラブストーリーの行方もちょっと気になる?

もう1人の方は…これまた意外で所帯持ち?でも…なんか家族の関係がちょっと不思議で、よくわからない部分もある。決して夫婦仲が悪いようにも見えないんだけど…別居してるようで、2人いる子供の、年頃のおねーちゃんの方とマッチョな刑事が自宅とは別の場所で一緒に暮らしている。さらに、仕事(=捜査)が忙しくなって嫁さんとなかなか会えない…。久しぶりに戻ってみたら、“裸の男が!”。もしかして、嫁さん浮気?ちょうどその時期に仕事上のトラブルが原因で“警察をクビ”にもなっており、急に素行が悪くなり始める…いったどこに向かう?

中盤で、いきなり犯人が顔を見せて犯行に及ぶシーンが!実は、刑事たちが“聞き込みをした事件関係者”の近しい人物だったりもするんだけど…もちろん、警察はその事実に気づいていない。知っているのは画面のこちら側の客・視聴者だけだ。ようやく捜査が動き出し、この犯人に迫っていくまではそれなりに展開も面白しろくなるし…“特集:このサスペンスの行方(予測不能の展開に興奮のサスペンス特集)”だけあって、予想外のところで、あるキャラが犯人と戦って、致命傷を受けちゃったり。血の量パネェし、このまま死んじゃうんじゃねーか…?

ただ、このあたりでネタも時間も尽きたのか…最終的に犯人を捕まえる段階がやたらと“雑”で、犠牲になった某人物がけっこう無駄死に近いなと。どうやって、犯人がいるその場まで迫ったのか…そこもちゃんと描こうよ。いきなり3年後って…3年も逃亡を許して、その間に、いったいどんな捜査してたのよ、そこが肝心なんじゃねーのと。老女のヌードや強姦される姿に欲情する変態さんにはお薦めかもしれないけど…ちょっと肩透かし。そういえば、日本の青森でも同じ地区の年配女性が立て続けに殺される事件があったけど、今どうなってるんだろう?


監督:ロドリゴ・ソロゴイェン
出演:アントニオ・デ・ラ・トレ ロベルト・アラモ ルイス・サエラ ラウール・プリエト マリア・バレステロス


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2018年07月11日

アフターマス(2017年)

テーマ:洋画
アフターマス

WOWOWの“特集:このサスペンスの行方(予測不能の展開に興奮のサスペンス特集)”にてエアチェックしておいた「アフターマス」を鑑賞…我らのシュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガーが主演、実際に起きた飛行機事故の被害者遺族や、事故当時の担当管制官が、その後にたどる数奇な運命を描いたドラマ。シュワちゃん的には2015年の非アクション作品「マギー」に続く、“アクションなくてちゃんと演技できるぜ”系。「ターミネーター」や「コマンドー」…はたまた「ラストスタンド」や「サボタージュ」を期待してると、確かに予想を裏切られるかな?

工事の現場監督として働くローマン…その日は、出産を間近に控えた娘を連れ、妻が戻ってくる日で、空港に迎えに行くことになっていた。しかし、待っていた飛行機の到着が遅れているようで、そのことをカウンターで訊ねようとしたところ、別室に案内される。実はローマンの妻と娘が乗った飛行機は、空中で別の飛行機と衝突するという前代未聞の事故を起こし、乗客らの生存は絶望視されていた!それから1年…謝罪をしない航空会社を相手取り裁判の準備を進めるローマン。事故の真相を究明するため、事故当時の航空管制官ジェイクの行方を追う!

ベテラン現場監督という役柄が抜群に似合うシュワちゃん…「コマンドー」ファンにお馴染みの“木こりのテーマ”が脳内ミュージックでピッタリとハマる(笑)同僚のグレン・モーシャワー(「24」で大統領の警護をしてた人)に…“嫁さんたちが返ってくるんだろ?仕事を休めよ”なんて言われ、送り出され…嬉しそうに自宅に戻る。シャワーを浴びるシュワちゃん…さりげなく“でっぷりと太った裸体”を披露するあたりは、過去のアクション映画の名残りか?その後、空港に向かい…家族の到着を待つ。B・ウィルスの「ダイ・ハード2」ならここでテロリスト登場だけどな。

この映画にそんな展開はない…ただ、ある意味、テロリストに遭遇したジョン・マクレーンよりももっと過酷で悲惨な現実が待っていたという展開。航空機同士が空中で衝突するという前代未聞の大惨事…家族にそれが伝えられるシーンや、その後の航空会社を相手取った話し合いの様子など、日航機墜落事故を描いた山崎豊子原作「沈まぬ太陽」の映画やドラマのワンシーンとちょっとダブったりもする。映画は…被害者家族になってしまったシュワちゃんと、もう一人、事故当時に担当していた管制官にスポットがあてられ、両者が病んでいく様子を淡々と描く。

この話は飛行機事故であったが…突然、家族を失う悲しみという点では、自然災害と一緒であり、自然と西日本豪雨のことを思い出してしまう。シュワちゃんが、身分を隠して…墜落現場のボランティアに潜り込むシーンなんては…報道で見ている土砂崩れの現場で家族が生存を望んでる姿と重なってしょうがなかった。数日前も、ディズタームービーの特集を見て、同じような気持ちになったばかりであり、本作の方がよりそういう気持ちが強くなった。きっと豪雨の被害に遭った人たち、そして過去の震災にあった人たちが立ち直るのも、大変なことなんだろうと…。

ただ、本作が事故を描いた実話である一方で、サスペンス特集の一つという点はある意味ミソかもしれない…癒えない傷を抱えてしまった2人の当事者が、誤った方向へ行く様子も紐解かれる。いや、誤ってるのはこの2人だけじゃなく…事故の責任をまったく他人事のように扱っている航空会社もそうなんだけどな。このあたりは…JRの福知山線脱線事故の顛末なんかを思い出すかな。どこの国も、どこの企業も体質は大して変わらないな。どこまでが実話なのかわからないけど…物語の途中で描かれるもう一つの悲劇は、どこかで絶対に防げたよね。

それを言ったら、事故の原因も…あの管制官に全部押し付けるより、あんな時に電話を不通にした点検技師じゃねーかとか、それを許可した人間じゃねーかとか。あとは、その後の展開を予測しながらも、シュワちゃんの頼み事を断り切れなかった遺族ケア担当のおねーちゃんとかの存在も色々と気になるな。淡々とし過ぎて、ある意味、予想通りだった部分もあるが、事故直後、その1年後をを経て、10年後を描いたクライマックスは少しだけハラハラさせられました。思いのほか良質な作品ではあったけど、何度も繰り返し見たくなるような作品ではないですね。


監督:エリオット・レスター
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー スクート・マクネイリー マギー・グレイス グレン・モーシャワー


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2018年07月11日

ぴあ映画生活にて「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」プレスシート当選!?

テーマ:その他、雑文…
ぴあ映画生活にて「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」プレスシート当選!?

懸賞当選って波があるようで…当たると、毎日のように郵便やら宅配便やらが届くんだけど…当たらないと、まったく当たらなくなるな。ここ数週間は、試写会もぜんぜん当たらなかった(ウチの近所で開催するいくつかの試写会を狙ってたのだが全滅っぽい)…まぁ、数か月の間に、4回も連ちゃんで劇場鑑賞券が当たったので…贅沢は言わないようにしよう(笑)そんなことを考えていたら、久しぶりにオイラ宛の郵便物が届く…過去にも何度かプレゼントが当選したことがあるぴあ映画生活にて「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」のプレスシートが当たりました♪

映画は先週の金曜日、7月6日から劇場公開が始まっていて…テニスの女性現役チャンピオンと、男性元チャンピオンの対決を描いた、70年代に実際にあった話らしい。運動オンチだからテニスは詳しくないし、率先して観戦もしないけど(日本人選手の試合結果だけで充分)…「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーンと「40歳の童貞男」(なぜ、←これを選ぶ)のスティーヴ・カレルが共演しているという点は、映画ファンとしては気になる。当たったプレスの表紙もそうだけど、予告などの映像を見ると、エマ・ストーンのちょいダサい感じなど70年代の再現が楽しみだなと…。


残念ながらウチの近所のシネプレックスでは上映がない…いちばんの近場だと、109シネマズ湘南まで足を伸ばせば上映があるんだけど、わざわざ見に行くほどではないかな?別のサイトで募集していたチケット(ムビチケ)プレゼントにでも当選していたら、見に行ったと思うけど…プレゼントの締め切り後、音沙汰がなく、もう上映が始まってるってことは、ハズれたんだろうな(笑)配信になるか、DVDやブルーレイで鑑賞するか、それともWOWOW待ちか…いつかは見ると思います。それまではプレスながめて我慢、ぴあ映画生活さん、ありがとうです!

ちなみに、本作は海外では既にソフト発売されており、スペイン盤のブルーレイに日本語が収録されているという情報がネットで紹介されていた。リージョンはALLなので、日本製のプレイヤーでも再生が可能だそうだ。日本のAmazonでもマケプレ業者が出品しており(バトル・オブ・ザ・セクシーズ [Blu-ray リージョンフリー 日本語有り] -Battle Of The Sexes-)、注文は容易だろうが…値段設定がかなり強気なので、海外盤ソフト専門のオンラインショップDVDFantasiumとか、あとは直接、スペイのAmazonに注文した方が、ぜったいにいいと思いますよ。

プレスシート当選の報告ついでに、もう一つ、当選自慢を…昨晩は夕食時にアルコールをがぶ飲みして(食料も届かない西日本の人に申し訳ないと思いつつ…やたらと国民に支援してますアピールしてる偉い人自身が、災害発生の最中に飲めや歌えのどんちゃん騒ぎしてたらしいから許してください)、酔いが回り早々と就寝。でもって、夜中に目を覚まして、起き抜けに、タブレットでTwitterの“フォロー&リツイート”系プレゼントを適当にリツイートしまくってたら、いきなりこんな結果が出てビックり、酔いがどこかに吹き飛び、目も一気にさめちまったよ。

何が当たったかというと…スマホのゲームで“戦国アクションパズル DJノブナガ”(スクエニがやってるので決して怪しいゲームじゃないと思う)っていうのがあるらしいんだけど、その配信スタートのキャンペーンの一環で、毎日10名に2000円分のQUOカードが当たるというもの。募集は6月29日から始まっていて、7月12日まで。オイラも以前に2回くらい、挑戦したけど…その時はハズレてしまい、間を開けて、思い出したように挑戦したら、当たっちゃったみたいです。詳細は後日DMでってことなので、まだ実感がないんだけど…多分当たってるんだと思います。


1日10名当選のクオカード2000円分当たった♪みたい…

戦国アクションパズル DJノブナガ QUOカード当選

戦国アクションパズル DJノブナガ QUOカード当選

戦国アクションパズル DJノブナガ QUOカード当選

毎日10名でも…リツイート数を見ると、ものすごい数ですからね、その中の10名ってけっこう嬉しい。このゲームのキャンペーンでは、過去に“ミスドのギフト券200円分”も当たったけど…今度は2000円だからな!額が大きい…いつくるかわからないけどQUOカード2000円分なら、映画秘宝が2か月分買える(消費税は自分持ちだが)。いや、もしかしたらゲームのイラストとか書いてあるQUOカードだったら額面以上の価値がつくかもしれんしな。よーし、毎日“はずれ”という結果が届く、KYOURAKUのウルトラセブンとかラブプラスも諦めずにリツイート続けよう。

なんて言葉でしめるつもりだったんですけど…ちょうどこの文章を書いてる最中に、Twitterに新たな“DM”が!今度は…日清焼そばU.F.O.(日清食品グループ)からの連絡で、“全国統一UFO対策模試”キャンペーンの“全国統一UFO対策模試 UFO対策修了証 オリジナルクオカード”が当たったようです。そういえば、前に応募した記憶がある…UFOにまつわる変なクイズに挑戦したヤツだ。これは当選人数はやや多めの1000名…でも、やっぱ当たると嬉しい。ね、最初にも書いたけど懸賞当選って波があって…当たると当たりだすんだよな、不思議と。

この流れに乗ろうと…約2週間分貯め込んだ伊藤園の“お~いお茶”についてるIDをコツコツと入力し、23000名に当たる、ゆずオリジナルQUOカード500円分に応募してみたのだが…ぜんぶハズレた(笑)それ以前の分と合わせて、現在の応募履歴は全部で26件…まだ一度も当たってない。伊藤園のキャンペーンは、過去に同じキャンペーンで複数回当たったりしたこともあるんだけど、今回はぜんぜん当たる気配がない。別にゆずが好きなわけじゃないんだよ…でも、QUOカードは欲しいじゃん(笑)こちらも頑張ってお茶を飲んで、応募に励みます。


UFOきた!こちらもオリジナルクオカード!なんだ焼きそばじゃないのか(笑)

全国統一UFO対策模試 UFO対策修了証 オリジナルクオカード 当選

全国統一UFO対策模試 UFO対策修了証 オリジナルクオカード 当選







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2018年07月10日

ミッション:アンダーカバー(2017年)

テーマ:アジア映画
ミッション:アンダーカバー

近所の店舗が潰れてから、ほとんど利用しなくなったTSUTAYAのレンタル…年に一度の更新が迫り、ハガキが届いたので、代替えの別の店舗(チャリンコで少し遠出した場所にある)へ。前回、レンタルしたのも、昨年の同じ時期、更新を利用した際だったんだけど…約1年ぶり。ほとんど使わないけど、なんだかんだでTポイントは貯まってるので失効させるわけにはいかない。そんなわけで更新特典を使って好きなソフトを1枚無料レンタル…新作もOKだったので7月4日にリリースされたばかりだった中国映画「ミッション:アンダーカバー」を借りてきたよん♪

麻薬の売人カイは…商品の運搬中に警察の検問に遭遇してしまうが、なんとか逃げ切る。それはカイが属している密売組織のボス、チェンが、癒着している警察署の副署長に情報をリークしたのが原因だったが、カイが狙われたのは、別の部下の裏切りによる手違いが原因だった。チェンとの関係を修復したカイは、その後…組織内で実力を発揮し、密造組織“ダブルホーク”との取引にも同行が許されるようになるが…実はカイは、黄金の三角地帯に拠点を構える“ダブルホーク”の密造工場を突き止めるために送り込まれた潜入捜査官だった!

「インファナル・アフェア」シリーズのアラン・マックと「ドラゴン・マッハ」のアクション監督リー・チュンチーがタッグを組み、日中合作で話題になった「空海−KU-KAI− 美しき王妃の謎」(オイラは未鑑賞)にも出ているらしい中国のイケメン俳優ホアン・シュアン(ちなみに「空海−KU-KAI−」では高橋一生が日本語吹き替えを担当していたが、このDVDには日本語吹替え版すら収録されていないので、吹替え目当ての方はご注意ください)が主演…またかよと思われるかもしれないけど、黄金の三角地帯の麻薬組織と戦う潜入捜査官を主人公としたアクション大作です。

冒頭、ボスの密告で警察に捕まりそうになるイケメンの売人が主人公の潜入捜査官…実は、別の手下の妬みが原因で、警察が待ち構えているルートを担当させられてしまったのだ。いわゆる“生贄”のようなものだったんだけど…主人公はこれを自力で乗り切り、なんとかボスの懐に再び入り直す。そして、本来のターゲットである…密造組織との接触の機会を伺う。再び、ボスの密告で警察が介入した麻薬取引を利用して、密造組織側に取り入ろうとする主人公。さすがに直ぐには信用されず、黄金の三角地帯に連れていかれて、拷問を受けたりする。

密造組織側に信用されるための色々な駆け引きを経て…なんとか密造組織の一員になる主人公。組織のボスにクスリ漬けにされたりしながらも、なんとか相手の信用を得て、そして中国側にいる仲間に工場の場所を伝えようとするんだけど…。後半は、密造組織のボスと、別の人物の因縁話なども絡んできて、主人公と一緒に戦っちゃうような展開になっていく。過去の遺恨から“潜入捜査”というものに恨みを抱いていた密造組織のボスの半ば復讐…それを逆手にとって組織を潰そうとする捜査官。男泣き必至な捜査官同士の絆を描くお約束のドラマもある。

全般的に派手なアクションが散りばめられているが、やっぱりクライマックスが圧巻!スローモーション、横っ飛びしながらの銃撃、仲間同士で背中を預けあっての攻防、そこにカメラが回り込んで…みたいな見せ場のオンパレードです。撃たれ、刺され、轢かれ、まだ生きてるのかよ…みたいな状態になりながらも、お互いに一歩も引かないボスとその因縁の相手。主人公も負けずに…屋上から、屋上を飛び移る、007的なバイクスタントで魅了する。最近は中国映画と呼ぶようになったけど、いわゆるオイラたちが大好きな香港映画魂が詰まった作品でした。


監督:アラン・マック アンソニー・プン アクション監督:リー・チュンチー
出演:ホアン・シュアン ドアン・イーホン ズー・フォン ラン・ユェティン シン・チアントン


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