勝手に映画紹介!?

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バサジャウンの影(2017年):Netflix

El Guardián Invisible (Banda Sonora Original)

 

もしかしたら初めてネトフリを利用した時かな?今から8年以上前、2017年に加入した時に「バサジャウンの影」というミステリー映画、サスペンス映画を鑑賞して、けっこう面白くて、印象に残っていたんだけど…たぶん、他の作品の鑑賞履歴の影響か何かで、久しぶりに“お薦め作品”として表示された。いやいや、前に見たよなんて思ったんだけど…詳細画面に関連作品や類似作品も紹介されてて、スタッフやキャスト名からも関連作品が検索できることから、試しに監督の名前をクリックしてみたんだけど…なんと、知らないうちに続編が2作品も追加されてた!

 

1本は2019年に配信が始まっている「レガシー・オブ・ボーンズ」という作品、そしてもう1本が2020年に配信が始まっていた「吹雪と贄」という作品…1作目の「バサジャウンの影」と合わせて、“バスタン渓谷3部作”というシリーズ名らしい。続編ありそうだなとは思ってたんだけど、続編が登場した際は、もっと話題になるとか、大々的に宣伝されるとか思ってたよ…今まで、まったく認識していなかった。っていういか、2作目、3作目、タイトルで検索をかけても表示されないし、マイリストにも登録できない。監督とキャスト名をクリックすると表示され、再生もできる謎仕様。

 

とりあえず、両方とも見たいので…この機会に1作目も再鑑賞してから挑もうかなと。ちなみに、2017年に鑑賞した際は、海外盤ブルーレイのジャケ画像をトップに貼り付けたのだけど、今回はデジタル配信されているサントラ“El Guardián Invisible (Banda Sonora Original)”の画像を拝借してます。原作のミステリー小説も「バサジャウンの影 (ハヤカワ・ミステリ1914)」のタイトルで早川書房から出版されていますが、オイラは未読です。そんなわけで、8年ぶりの再鑑賞…猟奇的な事件の内容は覚えてたけど、真犯人の正体などは途中までぜんぜん忘れてたよ…。

 

ああ、主人公が抱えてる過去のトラウマなんかも、こんなにシビアだったっけ?この1作目で扱った“少女を全裸にして殺す”という連続殺人は、一応の解決を見せているが…ラストカットで見せた“思わせぶりなアレ”などが、2作目や3作目に関係してくるのか、それとも、そこもいったん忘れちゃっていいものなのか、続きが気になるところだ。主人公周辺の人間関係、環境の変化がどうなっているのかも楽しみだな。まだ、ちゃんんと見てないので詳細はわからないけど…この1作目で難事件に立ち向かった、主人公の女性捜査官が、そのまま再登場してるみたい。

 

 

 
★2017年08月30日投稿:バサジャウンの影(2017年)を再掲しています★

 

山深い渓谷の川のほとりで、少女の絞殺死体が発見された!被害者は全裸にされ、恥毛を剃られ、その上に“チャンチゴリ”と呼ばれるその地方では有名な焼き菓子が置かれており、何やら儀式めいたものを想像させる。FBIで捜査方法を学んだ女性捜査官アマイアは同じエリソンドの町で起きていた別の事件との類似点を挙げ、同一犯の仕業と推理。彼女もまたエリソンド出身だったことから捜査の指揮も任される。まずは被害者の周辺から調べ始めるのだが、捜査が進むにつれ、疎遠になっていた自分の家族や、過去と対峙しなければならなくなり…。

ド直球な海外ミステリー…山奥の田舎町で起きる“少女全裸殺人”、レイプはされていないんだけど、被害者は“あそこの毛”を剃られていて、しかもその上に“チャンチゴリ”と呼ばれるその地方の銘菓が置かれていた…まるで“アダムとイヴのあそこを隠す葉っぱ”のように。実は同じ手口による犯行が過去にも起きていて、連続殺人と推理する主人公の女性捜査官。それ以外にも…“股間の上に置かれたお菓子”から土地勘のある人間の仕業であると睨む。なぜそう思ったかというと、事件の起きた町が故郷で、しかも実家がその“お菓子屋さん”だった。

故郷の家族とは疎遠だった主人公…その理由も追々と明かされていくが、三人姉妹の真ん中の姉や義兄、そして家族をまとめている叔母さんなんかとはそれなりにフレンドリーに接してるんだけど、稼業の“お菓子屋さん”を継いだ長女とは、かなり折り合いが悪いらしく、捜査協力を求めても“かなりつっけんどん”な態度をとられる。ただ、まったく協力しないわけではなく…犯人が残していった“お菓子”がどこで作られたものかというリストアップに協力してくれるし、証拠品をかじって、成分や加工日も言い当てる…って、それ“死体の股間”の上にあったヤツ!

そうこうしているうちに再び行方不明者、犠牲者が出たり、“類似犯、模倣犯”もでてきたりで捜査はますます混迷。町民の中には森の精霊(=タイトルにもなっているバサジャウン)犯行説を唱える者が出てきたり(裁判で、私は森の妖精ですと言い出したどこかの犯罪者かよ)、主人公は叔母さんのタロット占いに頼ったり…母親から虐待を受けていた主人公のトラウマなども明かされ…時には母親を疑ってみたりする。って、母親って実家にいないけど、生きてるの?最終的には意外な犯人が浮上するが、ちゃんとメイン登場人物の中にいるところがフェアです。

四六時中降り続ける土砂降りの雨…やっぱりミステリーに雨はつきものだよね、雨が降ってるだけで怪しげな雰囲気が三倍増し。クライマックス、真犯人がだいたい絞り込めたところで、主人公を含めた複数の視点で同時進行していく展開は定番ながら、どこで、誰が犯人と鉢合わせするのだろうか?となかなかスリリングに見れた。犯人と対峙した人物の窮地を救うのもこれまた意外な人物で…。事件は解決したという主人公による宣言もあるし、結局は“地に足のついた”ミステリーではあったんだけど…その一方で、不思議な余韻を残す部分があるのも魅力的。

 

 

監督:フェルナンド・ゴンザレス・モリン
出演:マルタ・エトゥラ エルビラ・ミンゲス フランセスク・オレーリャ イジアル・アイップル

 

 

【サントラのデジタル配信はこちら】

El Guardián Invisible (Banda Sonora Original)

El Guardián Invisible (Banda Sonora Original)






 

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キャッシュ・クイーンズ(2026年)

 

先週からネットフリックスで始まっていた「キャッシュ・クイーンズ(原題:Les Lionnes)」を鑑賞…ドラマフォーマットのオリジナル作品で、全8エピソード。基本は1エピソードあたり45分前後だが、たまに35分と短いもの、55分と長いものも含まれている。団地に住む子持ち主婦を中心としたオバチャンたちが、切羽詰まって銀行強盗を決行…簡単に大金を手にしてしまったことから、何度も強盗を繰り返しているうちに、捜査の手が迫ってきたり、金を横取りしようとする別の悪党が現れたり、雪だるま式にどんどんトラブルが膨れ上がっていくというクライムサスペンス。

 

刑務所に収監中の夫のせいで、働いても働いても生活が苦しい銀行員のロザリーと、その友人でギャンブル好きのマッサージ師キムは…ある日、ロザリーの職場に押し入って、金を盗む計画を思いつき、地域を牛耳る悪党エゼキエルの倉庫から武器を盗み出す。その直後、最初は2人だけで強盗を実行するつもりだったが、同じ団地に住むソフィアや、ロザリーのいとこアレックスに計画がバレてしまい、さらに、キムの顧客である上流階級のクロエも成り行きで計画に加担する。やがて強盗決行の当日…計画は成功し、5人はまんまと大金をせしめるが…。

 

まずはロザリーとキムが、ソフィアの娘のために、スーパーでバービー人形を万引きしようとするところから物語が始まるんだけど、他にも欲張って色々なものを盗んだ結果、あっけなくバレて、捕まってしまう。しかし、ソフィアの弟が…刑事だったことから、うまくもみ消してもらって、大事にはならずに済んだ。とりあえず、ロザリーとその仲間たちは、みんな団地の住人で、仲が良い。ロザリーは子持ちで、銀行の窓口業務の仕事をしてるんだけど、夫が刑務所に収監中であることが原因で、生活が困窮…キムは独身だけど、ギャンブル癖があり借金まみれだ。

 

2人の共通の友人であるソフィアもまた…シングルマザーなんだけど、貧困が理由で福祉局に目をつけられてしまい、このままでは子供と一緒に暮らせなくなるかもしれない。この3人と一緒に、いつも一緒につるんでるアレックスっていう学生の女の子がいるんだけど…彼女はどうやらロザリーのいとこらしい。最初は、ロザリーとキムが、ロザリーの勤めている銀行に押し入って、金を盗もうって思いつき、そのためには銃が必要だと、団地を牛耳ってる悪党(収監中の夫とも関係あり)の倉庫から、こっそりと銃を盗み出すんだけど、それが他の2人にバレてしまった。

 

2人も計画に加担したいと名乗り上げ、準備が本格的に始まるんだけど…マッサージ師をしているキムが、顧客の金持ちのおばさんが持ってる車を逃走用に拝借しようとして、そのおばさんが自殺未遂している現場に遭遇してしまい、成り行きでそのおばさんも計画に加わることになってしまうと…。それぞれカツラや付け髭、サングラスで顔を隠し、ボイスチェンジャーまで使って男のフリをして、いざ強盗を実行!これが思いのほか、計画通りにうまくいっちゃいまして6050ユーロ(今現在の相場で1,123,832円だそうだ)の強奪に成功…ウハウハ状態になる!

 

はずだったんだけど…少しずつほころびが出始める。まず現場に使った武器を落としてきたり、現場の目撃者に変装の下の“目”を見られていたり。さらには、ロザリーの娘が、とある勘違いから、学校に拳銃を持って行ってしまって大騒ぎにもなる。他にも、盗んだ現金から“足がつく”ことを忘れて、さっそく景気よく使っちゃうヤツなんかも出てきまして…警察にも目をつけられるし、悪党たちも強盗騒動に注目する。そして、ちょっとした手違いで、ロザリーの息子が容疑者になってしまうような事態にもなる。さあ、どうすると…また5人で知恵を絞ることになるが…。

 

とにかく、一難去って、また一難の綱渡りがずっと続く…だいたい5人組は打開策として、新たな強盗に手を染めようとするんだけどね。ちなみに、最後に成り行きで関わっちゃった金持ちのおばちゃんっていうのが、実は市長の嫁であり、この市長っていうのが…目前に迫った選挙のために、何が何でも強盗団を捕まえろと、警察に発破をかけているし、他にも色々と秘密が…。社会に不満を募らせるおねーさま、おばさまたちが切羽詰まって強盗に走るというシュチエーションは、90年代映画「セット・イット・オフ」を彷彿とさせられたが、独自な要素もけっこうあった。

 

冒頭のロザリーとキムの万引き時の作戦、失敗の要因なども…改めて見返すと、しっかりと後半展開を暗示するものになっていて、なるほどと思った。えーっていうバカバカしさの中に、油断しているとシリアスな展開もあったりする。派生した細かいエピソードを、最終的に潰していきながら、一発逆転を狙った作戦を展開…それが成功するか、どうかがクライマックス。一応、そこそこキリのいいところまでは描かれていたが、メイン登場人物の生死だったり、“この人、これからどうなる?残された家族は?”みたいな投げっぱなしも多く…シーズン2あるんじゃね?

 

 

監督:オリヴィエ・ローゼンベルグ

出演:レベッカ・マルデール ゾエ・マルシャル ネドラ・アヤディ パスカル・アルビロ ティア・デローリエ

 

 

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A LEGEND/伝説(2024年)

A LEGEND/伝説 [DVD]

 

WOWOWでエアチェックしていおいた「A LEGEND/伝説」を鑑賞…ジャッキー・チェンが考古学者に扮し、遺跡の調査を行っているんだけど、その調査対象である史劇の過去パートも、ジャッキーら登場人物が見る夢として並行して描かれ、ジャッキーを含むメイン登場人物は1人2役を演じ、しかもジャッキーだけ過去パートだとCGで若返るというオマケ付き(「インディ・ジョーンズ 運命のダイヤル」のハリソン・フォードと似た感じか)。CGジャッキーの好き、嫌いは別として、あのレベルの処理が簡単にできるなら、女優の容姿をいじくるのも…なんて疑いも抱く。

 

漢武帝時代に関する遺跡の発掘調査を行っているファン教授は、同行する助手のワンジンとシンランの仲がなかなか進展しないことにやきもきしていた。それと同時に、最近は、自分たちが調べている漢武帝時代の武将・霍去病の部下、趙戦と華峻が匈奴に追われる美女・夢雲を助け、それを機に匈奴との争いも激化していく様子をよく夢で見るようになり…なぜか趙戦がファン教授に、華峻がワンジンにそっくりだった。やがてファン教授たちは、発掘した遺物を手掛かりに、専門家から得た情報で…氷河の奥深くにある“天空の聖地”を目指すことになるが…。

 

冒頭から、漢武帝時代の固有名詞がいくつもテロップで羅列され、登場人物の名前を覚えるのに一苦労。正直、この手の中国史劇ものって、あまり得意な方ではない。さらに、本作は現在と史劇パートが交互に、並行して描かれるスタイルの作品なので…場面がころころと変わり、とっつきにくさはある。さらに、前述の通り、過去パートではジャッキーの顔がCGで若返っている…これが見所と称えるファンもいるけど、そこまでせんでも、普通に若手のイケメンを起用すればいいやんて思った。若返らせるなら、本当の昔のジャッキーにもっと近づければいいのに。

 

でもまぁ、最初はとっつきにくかった史劇パートのストーリーも、固有名詞に惑わされなければ、そこまで難しい話でもなかったかなと。上官の命令でジャッキーとイケメン(兄弟?)が、騎兵増強のための種馬探しをしている時に、匈奴と呼ばれる侵略者に追われる謎の美女を助ける…それが運命の出会い。謎の美女は、もともと漢人だったんだけど、母親が無理やり侵略してきた側の王に手籠めされ、義理の親子になった。そして、王が寵愛している次男坊(太子)とくっつけられそうだったんだけど、実は雑に扱われてる長男も美女を狙っていて…話がこじれる。

 

結果的に、お家騒動勃発…みたいな。さらには、この親父以上に暴力的な長男から逃れ、ジャッキーらと行動するようになるが、ここでも三角関係?みたいな感じになる。こういった歴史の詳細を現代パートのジャッキーたちが調べていて、最初はジョッキーの助手として働いている若い男女(男の方は史劇パートの弟と同じ役者)の恋路中心に話が進んでいく。男の方が鈍感で、女の方がめっちゃ積極的なんだけど…なかなか関係が進展せず、それを見ているジャキーがやきもきしていると。やがてこちらの現代パートでもお宝探しや陰謀話が絡んできて…。

 

史劇パートは、馬やエキストラの数も多く確かに金の掛かった大作感のようなものも味わえたんだけど、これといって印象に残るようなアクションはなかった。これだったらリドスコの「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」あたりの方がよっぽど高揚感はあったよ。現代パートでも、とってつけたようにアクションが最後で挿入されていた…まぁ、どちらかというと、こっちの方が見たいジャッキーアクション、ジャッキー映画のスタイルかなとは思うけど、敵が登場するというストーリー展開に雑さ、唐突感はあった。序盤からもっと不穏な空気を振りまいておいてほしかった。

 

 

監督:スタンリー・トン

出演:ジャッキー・チェン チャン・イーシン グーリーナーザー アーリフ・リー ポン・シャオラン リー・チェン

 

 

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時計 Adieu l’Hiver(1986年)

時計 [VHS]

 

WOWOWの視聴者リクエスト企画“あなたの映画館”で放送された「時計 Adieu l'Hiver」…今週のはじめだったかな?初回放送を録り逃してしまい、しまったと思ったら、本日の午前中にリピート放送があったので、あまり間を開けずに録画できた、よかった。次のリピートは今現在予定は決まってないみたいで、WOWOWの番組ページ上には“現在、放送予定はありません”表記。「北の国から」の脚本家・倉本聰が監督も手掛けた人間ドラマ…どうやら未円盤化で、もちろん未配信(アーカイブ配信もなし)、Amazonのマケプレで扱ってる中古VHSもプレ値。

 

かつて五輪のフィギュアスケート選手だった早見令子は、アイスホッケー選手の高松二郎と恋に落ち、結婚するも…離婚してしまった。2人の間には夕子という娘がいるが、今は令子が育てていて、フィギュアスケートも教えていた。ある日、映画監督の木谷大介からアプローチを受ける。木谷は9歳の夕子が成長し、将来はオリンピック出場を目指すまでを、5年の歳月をかけて映画で描きたいという。夕子本人の希望もあり、映画の撮影が始まる…そして、夕子と木谷も親密な関係に!しかし、数年経っても、夕子のスケートが上達せず、映画撮影にも暗雲が!

 

少女の成長に合わせて、5年間カメラを回して、映画を作る…と、リチャード・リンクレイターの「6才のボクが、大人になるまで。」みたいなことをやってる、撮影内幕物に近い物語なんだけど、この映画自体も、実際に劇中少女役の中嶋朋子(言わずと知れた、「北の国から」の蛍役)の成長に合わせ、5年かけて撮影したらしいです(あくまで勝手なイメージだけど、それこそ「北の国から」の片手間で作ったんじゃないか?なんて思っちゃうよね)。っていうか、リンクレイターよりも先に、同じ手法で映画を撮っていた倉本聰大先生、さすがだなって感じかな(笑)

 

母親役のいしだあゆみが、元オリンピックのフィギュアスケート選手、離婚した夫の渡哲也も同じくオリンピックのアイスホッケー選手で…その2人の娘・中嶋朋子が、オリンピック目指して、フィギアスケートをはじめるって展開になってるあたり…“ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック”が始まった今、見るのにけっこうタイムリーだなと…まぁ、WOWOWも意識して、このタイミングでの放送だったんだと思うけどな。それにしても、メインの話は…予想に反して、けっこう酷い話、酷いというか“クズい”だよな。まぁ、最後は若干、救いのある終わり方ではあったけど。

 

まず…シングルマザーのいしだあゆみに、血気盛んな映画監督・永島敏行が“娘の成長をそのまま捉えた映画を撮りたい”と猛アピールしてくる。最初は、自分が主役に抜擢されたと勘違いして、動揺しているいしだあゆみの天然ぶりが可愛らしい。なんだけど、いざ、撮影が始まると…監督と簡単にくっつきやがって、お互いに“肉欲”に溺れていく。子供が見てる前でも、妙にハシャいでいて、ここまでくると、可愛いじゃなくて…普通に何やってんねんオバサンっていう痛々しさ。さらには、監督…別に女がいるねん、それも若い人気女優(演じてるのは石田えり)。

 

そうともしらずに、資金難に陥った映画監督に、娘の将来のために貯めてる積立金まで貢いじゃうんだよ…。そして、この監督のクズっぷりは、これだけにとどまらず、娘に対しても、そうとう酷い対応をする。まぁ、期待外れで、娘がスケートの技術が全然向上しなかったんだけど、それにしても…最後の最後まで監督はクズだった。途中で、熱く語ってた映画論とかどうしちゃったんだよ…バカな同業者を蔑んでたのに、自分も同じ轍を踏む。現実でもいるよな、ホント、ああいう口先だけのヤツ。身も蓋もない言い方をすると、母娘ともどもクズ男に騙された話よね。

 

この映画的には、利益が出てナンボという映画業界のシビアさを、皮肉ってる面もあったのかな?なんても思った。クズな監督に対して…いしだあゆみの、友人ポジ、劇中で使われていた言葉をそのまま使うと“オカマ”の陣内孝則は、めっちゃ男前でかっこよかった。ああ、陣内のキャスティングって、そういう意味かって感じだったもんな。邦衛さんら「北の国から」縁のキャストをはじめ、都度登場する豪華な出演者を見つけるのもけっこう楽しかった。今回初鑑賞だった…これ、まだオイラが小学生の時の映画だけど、小学生でこれを見ても、面白くはないな(笑)

 

 

監督:倉本聰

出演:いしだあゆみ 中嶋朋子 永島敏行 石田えり 陣内孝則 田中邦衛 五月みどり 岡田眞澄 渡哲也

 

 

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ジュニア・ボナー/華麗なる挑戦(1972年)

ジュニア・ボナー 華麗なる挑戦 [DVD]

 

NHKのBSのプレミアムシネマで放送された「ジュニア・ボナー 華麗なる挑戦」をエアチェックしておいたので鑑賞…ロデオ大会参加のために故郷へ戻ってきた主人公が家族と再会し、再生する物語。主演はスティーヴ・マックイーン、監督は「ワイルド・バンチ」「ガルシアの首」のサム・ペキンパー…恥ずかしながら初鑑賞。この主演、監督コンビなので、もっと男臭い、ドンパチガンアクションなのかと思っていたよ。過去にDVDはリリースされていたようだが、現在は入手困難、Amazonのマケプレでもプレ値。ブルーレイ化はされておらず、配信もなかったです。

 

ロデオ大会での優勝経験もあるジュニア・ボナー…現在も各地を放浪し、ロデオ大会に出場し続けている。そんなジュニアが故郷のプレストンで行われる、格式あるロデオ大会に出場するため、久しぶりに帰ってきて、家族とも再会。父親のエースもロデオで名を馳せた人物だが、ジュニアに似た自由人で、現在はかつて所有していた牧場を売り、銀採掘で一山あてようとしている。そんな父親に反発した兄カーリーは地道に働き不動産業として成功、母親エルビラもカーリーの家族と同居していた。やがてジュニアとエースが揃って大会へ参加することに…。

 

本当にペキンパーの監督作品なのかな?って思うくらい、まったりした映画だった…いつもは実家になんて寄り付かない息子スティーヴ・マックイーンが、ロデオ大会のために、故郷に帰ってくる。そのついでに、父親ロバート・プレストンが所有しているはずの牧場に行ってみると、既に人手に渡って、再開発が行われていて、ビックリする。その足で、兄ジョー・ドン・ベイカー(役者の実年齢ではマックイーンの方が上だが、この映画では兄という設定らしい)が家族と住んでる家に行くと母親がいた。そこで母親の手料理を味わいながら、家族の近況を聞かされる。

 

父親はマックイーン同様、ロデオで名を馳せた地元の有名人なんだけど…けっこうなろくでなし。それまで経営していた牧場を人に売って、それで得た金を元手に、採掘で一山あてようと目論んでいたんだけど…どうやら失敗したようで、家族みんなが呆れていると。堅実派の兄は不動産業でしっかりと稼いでいて…父や弟マックイーンをどこか蔑んでもいる、いつまで夢を追いかけてるんだと。そう、マックイーンが今回のロデオ大会出場に拘るのは、賞金だけではなく、むしろ賞金なんかどうでもよく、かつて乗りこなせなかった荒馬に再挑戦という、プライドだった。

 

一方、父親は…まだ“一山あてる”ことを諦めてなくて、息子マックイーンにも金の無心をしようとするんだけど、マックイーンは“あまり金に拘ってない、昔ほど成績もよくない”ので、実は無一文だった。仕方なく…大会内の“乳絞り大会”という部門に、親子で出場して、賞金を狙ったりするんだけど…。そして、マックィーンには本番の“荒馬を制す”という目的もあって…。家族ドラマ中心で、一見退屈そうに思われるかもしれないんだけど…そこはペキンパーだからか、意外と映像的にもダイナミックな見せ場があり、ちゃんと見ごたえがあって、飽きないで完走できた。

 

序盤、マックィーンが元父親の牧場を整地するブルドーザーと車でどつきあったりもしてたし…他にもそこに登場する重機をやたらスローモーションで捉えた映像が出てくる。スローモーションといえば…ロデオのシーンなんかでも多用されていて、そういうところから、やっぱりペキンパーらしさは感じられるのかなと。マックイーンが父親と再会を果たすパレードのシーン、その後の酒場で家族全員が鉢合わせするシーン、そこからの乱闘への流れなど…画面を埋め尽くす人の数が多く、なんだかんだで迫力はあった。家族っていいなって、最後はほっこり気分。

 

 

監督:サム・ペキンパー

出演:スティーブ・マックイーン ロバート・プレストン アイダ・ルピノ ベン・ジョンソン ジョー・ドン・ベイカー

 

 

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Mr.ノボカイン(2025年)

Mr.ノボカイン:痛覚ない主人公が恋人を救う

 

WOWOW加入者が利用できるWOWOWオンデマンド内のParamount+にて…日本でも昨年劇場公開された「Mr.ノボカイン」の配信が始まっていたので鑑賞する。円盤も既にリリース済み、アマプラだと現段階ではまだ有料配信のみの扱いだった。遺伝性の病気で、痛みを全く感じない主人公が…強盗犯に人質として誘拐された恋人(?)を奪還しようと、自分の特殊な身体能力を活用して、犯人に迫っていく。ある意味で無敵な主人公を演じるのはアニメ映画「スパイダーマン:スパイダーバース」などでピーター・B・パーカーの声を演じたジャック・クエイド。

 

※物語の結末は言及しませんが、感想内で“ある仕掛け”についてにのネタバレを記述する予定です…

 

サンディエゴ信用組合で副支店長を務めるネイサン・カイン…真面目で気弱なカインは、遺伝性疾患で痛みを感じない体質だった。ある日、最近になって職場に入ったシェリーと親しくなる。カインは自分の特異な体質のことなどを打ち明け、彼女もそれを受け入れ、次第に親密になっていく。後日、職場にサンタクロースの恰好をした3人組の強盗が!強盗犯は店長を銃で撃った後に、金を盗み出し、シェリーを人質に取って逃走する!カインは警察の応援到着までに時間がかかることを悟り、このままではシェリーを救えないと判断、自ら追いかける決意をする!

 

見た目は優男、実際に性格も温厚なんだけど…遺伝性疾患で、痛みを感じないという、チートレベルで無敵な特異体質を持っている主人公。まるでアメコミのヒーローか、ヴィランかみたいな設定。痛みを感じないだけなので、さすがに、処置をしないと、死に至る可能性だってあるわけなんだが…せっかくできたカノジョが悪党の手に落ちてしまったので、何が何でも取り返そうと、必死になるわけです。悪党たちも、撃っても、刺しても、殴ってもまったくひるまない超人サラリーマンに…翻弄されまくる。一方で、警察からは犯人一味と勘違いされてしまったりする。

 

見た目が優男のサラリーマンというのは、なかなか斬新だが…映画自体のテンション感はジェイソン・ステイサムの「アドレナリン」シリーズにも近いかなと思ったり。この映画の主人公も、負傷によるパワーダウンを、エピネフリンで補っていて、注射を打った直後はギンギンになる。また、痛めつけられても、痛めつけられても、平気な顔で立ち上がるのは…不死能力を持ったデッドプールのようでもあった。調理場のフライヤーに手を突っ込んで、“こんがりと”揚がっちゃうのは、三池崇史監督が「DEAD OR ALIVE 犯罪者」がやってたギャグを思いだすなぁ。

 

話の展開上…誘拐されてしまったカノジョのポジションっていうのは、なんとなく予想通りだった。事件に巻き込まれる前、2人でイチャついてるあたりの会話で、ある程度、推測できたよね。2人の関係については、騒動後のエピローグが丁寧に描かれていて良かったと思う。なんか、見た目の印象が…市川実和子に似てるなって思った。演じてる女優さんは、アンバー・ミッドサンダーっていう「プレデター:ザ・プレイ」でコマンチ族の女戦士役の人…ちなみに、「プレデター:ザ・プレイ」を見たときは、彼女のことを三吉彩花似と評してた。目の感じが似てるのかな?

 

ここからちょっとだけある仕掛けについてのネタバレを書く…主人公の窮地を助けてくれる友人が出てくるんだけど、普段はネットゲームを介してでしか会ったことがなかったんだ。その友人を無理やりリアルで呼びだして、助けてもらうんだけど…なんと、その友人の正体はジェイコブ・バタロン…そうトムホ版「スパイダーマン」の友人ネッドだ。つまりアニメ版のピーターが、実写版のピーターの友人を呼び出すという小ネタ。さらに、ジェイコブ・バタロンは、見た目はジェイソン・モモア似と偽ってたんだけど、アマプラの新作映画でモモちゃんとも共演しとるがな!

 

 

監督:ダン・バーク ロバート・オルセン

出演:ジャック・クエイド アンバー・ミッドサンダー レイ・ニコルソン ジェイコブ・バタロン マット・ウォルシュ

 

 

【アマプラでも有料配信tyyです】

Mr.ノボカイン

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ザ・ファミリー(1973年)

ザ・ファミリー [DVD]

 

NHKのBSのプレミアムシネマで放送された「ザ・ファミリー」をエアチェックしておいたので鑑賞…もともと友好関係にあったマフィア組織が、1人のドンの急逝がきっかけで均衡が崩れて、激しい抗争に発展していくというマフィア映画。監督は深作欣二、舛田利雄と共に「トラ・トラ・トラ!」を撮ったことでも有名、シュワちゃんの「キング・オブ・デストロイヤー コナンPART2」や「レッドソニア」なんかも撮ってるリチャード・フライシャー、ドンの1人をアンソニー・クインが演じる。DVDは廃盤でAmazonのマケプレでも現在は入手困難…未ブルーレイ化、未配信。

 

ヘリオンの取引現場で、取引相手に裏切られそうになったトニーとフランクだったが、万が一に備えていたトニーの兄ビンスが窮地を救い、相手を皆殺しにする。その直後、フランクの父親である組織のドン、パオロが急逝したと連絡が入る。後日、マフィアのボスたちが一堂に会し、パオロのシマについて協議。フランクは同盟ファミリーのアンジェロの養子になり、ビンスとトニーの兄弟は独立することになったのだが…服役中のドン・アッジミオの代理人オルランドがアンジェロとビンスたち兄弟を争わせることを画策…計画通りに両者の抗争が勃発してしまう!

 

簡単に言うと洋風な”仁義なき戦い”で“アウトレイジ”な話なわけですが…マフィアの組織名やドンの名前がいっぱい出てくるので、関係性を把握するのがちょっと大変かなと思った。ロバート・フォスター演じるドンの息子は、組に仕えている兄弟のアル・レッティエリ、フレデリック・フォレストと共に、率先して荒仕事もやってのけてたんだけど…ある日、突然、ドンである父親が急逝してしまう。その後、全米のマフィアのドンたちが集まって、死んだドンの縄張りをどうするかと議論。まだ息子が牛耳るのは早いとして…他の組織が吸収合併するという案が出される。

 

そんな時、ドンの1人アンソニー・クインが、ロバート・フォスターを養子に迎えて、ゆくゆくは自分の組を継がせたいと言い出す。ちょうど死んだドンに仕えていた、アル・レッティエリとフレデリック・フォレストも独立を考えていて、その方向で話がまとまりかけていたんだけど…その両組織の縄張りを自分のものにしたいと考えていた別の組織の幹部、実はナンバー2のポジションなんだけど、自分のボスがムショ行きになってる間に、勢力図の塗り替えて、自分がテッペンに立つという野望を抱いてまして、アンソニー・クインと、フォスターら3人を争わそうとするんだ。

 

その方法というのが…ロバート・フォスターが付き合っている女性歌手と、アンソニー・クインが“懇ろになる”ように画策して、仕向けまして…その情報をロバート・フォスターに密告するというもの。もともとキレやすかったロバート・フォスターは、浮気の事実を知り、女をボコボコにしてしまい…もうすでに、カノジョにソッコンだったアンソニー・クィンも…形式上、義理の親子関係になっているロバート・フォスターをブチ殺すと怒りをあらわにする!当然、今まで仕えてきた兄弟はロバート・フォスターに加勢する形になる、絵図を描いた人物の思惑通りの展開になる。

 

ロバート・フォスターって…オイラなんかの世代だと「ジャッキー・ブラウン」の“普通のオジサンだけど、やるときはやる”みたいなタイプの役柄、一見して温厚そうな役柄のイメージが強いんだけど、若い時はこういう血気盛んで、エキセントリックな役も演じてて、よく似合っていたんだな。フォスターに仕えている兄弟、アル・レッティエリの方が切り込み隊長的な役目の兄で、フレデリック・フォレストは一歩引いて物事を冷静に判断する策士。それこそ弟は“そろそろ堅気になりたい”なんても言い出し、普段は物腰も柔らかいんだけど…怒らせると実は一番怖かった!

 

どういう形で、抗争に決着をつけるのか?怒りに任せた行動のように見えて、ちゃんと頭でも考えていたフレデリック・フォレスト…前半はちょっと目立たなかったけど、後半は見せ場だらけだった。要所要所で…抗争相手への襲撃、報復などの銃撃シーンも展開され、アクション映画としてもしっかり見ごたえがあった。フレデリック・フォレストとその仲間が、敵アジトがある建物に爆弾を仕掛け、爆発後に外へ出てきたところを、マンホールのふたの隙間から狙い撃ちするところとか良かった。プレミアムシネマって、こういう作品をひょっこり放送するので侮れないよな。

 

 

監督:リチャード・フライシャー

出演:アンソニー・クイン フレデリック・フォレスト ロバート・フォスター アル・レッティエリ

 

 

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リレーションシップ・ゴール(2026年)

 

アマプラのお薦め作品が配信開始になったということでメールが届いてたので、何の気になしにアクセス…約90分くらいの映画だったので、そのまま鑑賞してしまった「リレーションシップ・ゴール(原題:Relationship Goals)」。TV業界の内幕的な要素も若干あるけど…本筋はありがちなラブコメ。2月ということで、バレンタインデーを意識したような、ぶっちゃけ、かなり安っぽい恋愛もの。キャストは黒人の役者さんがメイン…オイラはまったく見たことがないのであくまでイメージだけど、「セックス・アンド・ザ・シティ」みたいな働く女性の恋愛事情的なヤツじゃね?

 

ニューヨークのTV局“メディア・コア”で朝の情報番組を担当しているリーアは…夢だった“初の女性総合プロデューサー”まであと一歩。仲良しの友人で、キャスターのブレンダ、同僚のトリースも応援している。しかし、上司のダンから…別の後任候補がいると知らされ、ショックを受ける。それは他社から引き抜かれたジャレットだった。実は、過去にジャレットと交際していたことがあったリーア…彼の浮氣が原因で破局。以来、恋人を作らず、仕事に打ち込んできたのだ…。やがてダンからジャレットと組んでバレンタイン企画を成功させるように命じられるが…。

 

テレビ局の女性プロデューサーがメインヒロイン…彼女の仕事と恋愛の話を中心に、友人たちの恋愛事情にもスポットがあてられる。まず、女性初の総合プロデューサー間違いなしと言われていたメインヒロインの前に、突然、伏兵が現れる。それはライバル会社から引き抜かれてきた男性プロデューサーなんだけど、なんとメインヒロインの元カレだった!2人の破局の原因は、元カレの浮氣…以来、“理想の男リスト”なるものを作って、相手に多くの条件を求めた結果…恋愛どころではなくなり、現在は仕事に邁進していたんだけど、そこに元カレが現れたと…。

 

元カレを蹴落としてでも仕事をつかみ取りたいメインヒロイン…しかし、それを見越した上司は、2人でコンビを組んで、バレンタインデー企画を成功させろと言う。とりあえず元カレ曰く“自分の人生を変えた本”だという恋愛本(この本のタイトルが、映画のタイトルでもある「リレーションシップ・ゴール」)を掘り下げることになり、企画内で著者へのインタビューなども行うことになったんだけど…演出内容で衝突、メインヒロインは“これじゃ新刊本の宣伝だ”と憤るわけで…企画は無事に成功するのか?そして、総合プロデューサーの座と、2人の関係はどうなるのか?

 

メインヒロインと元カレがワチャワチャやってる間で…友人たちも恋愛事情で大いに悩む。キャスターのおねーさんは、バスケ選手と付き合ってるんだけど…自分中心のカレシにしびれをきらしてしまう。もう1人の友人は…他の2人と比べると、ちょっと見劣りするような感じで、なんというか女友達の間ではムードメーカーポジなんだけど、異性が相手だとドン引きされるようなタイプでもありまして…カレシができなくて焦りまくってると、そんな状況。劇中の恋愛指南本を参考にして、どうせ最後はうまくいって、終わりだろうって思ってたけど、まぁ、大方予想通りな展開。

 

ムードメーカーポジの友人が、会社の同僚男性(たぶんゲイ?)をカレシに仕立てて、家族に紹介とかしてたけど…結局、1人だけ“ちゃんとした春がこなくて”笑ったけどな…この友人にも相手を見つけてやれよ(笑)そういうところだけ、案外リアルなのね。メインヒロインと元カレが、出張先から帰る際に…嵐で飛行機が欠航、車の長距離ドライブで帰ってくることになるんだけど…その際に、元カレが「ツイスター」についてやたらと熱弁する。おいおい、そこはサンドラ・ブロックとベン・アフレックの「恋は嵐のように」だろと思ったのはオイラだけじゃないはずだ(笑)

 

 

監督:リンダ・メンドーサ

出演:ケリー・ローランド クリフ・“メソッド・マン”・スミス ロビン・テーデ アニー・ゴンザレス マット・ウォルシュ

 

 

【たぶんED曲?のデジタル配信はこちら】

Complicated (From The Original Motion Picture "Relationship Goals")

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コット、はじまりの夏(2022年)

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WOWOWの特集放送“映画に出会う![ベルリン国際映画祭2026]”でエアチェックしておいた「コット、はじまりの夏」を鑑賞…普段だったら、あまり率先して見ない系かな?貧困家庭で育った、ちょっと根暗な少女が…“ひと夏の経験”を経て、成長していく様子を描くアイルランドの感動作。WOWOWの番組の合間に流れていた予告映像をチラっと見て、映像がきれいだな、意外と大画面映えする作品なんじゃないかなと思って…録画してみた。2022年製作とちょっと古めの作品だけど、日本での劇場公開は2024年1月、WOWOWの放送は今回が初だった。

 

1981年、アイルランドの田舎町…両親と3人の姉と暮らす9歳のコット。父親はあまり面倒見が良い方ではなく、愛情を知らずに育ったコットは、いつも孤独だった。現在、母親が妊娠中であることから…夏休みの間だけ、親戚のショーンとアイリーンの夫妻のもとに預けられることになった。最初は新しい生活に戸惑いながらも、何事にも優しく接してくれるアイリーン、寡黙で厳しいながらも、面倒をみてくれるショーンと接することで、次第に少女としての本来の姿を取り戻していく。いつしか本当の家族のようになっていく3人だったが、夏も終わりに近づいてきて…。

 

貧困家庭で育ったコットちゃん、9歳…お姉ちゃんが3人いて、お母ちゃんは妊娠中。そして、父親が見るからにクズっぽい。学校でもけっこう浮いた存在、根暗というか、引っ込み思案?教科書の文字を読んだりするのも苦手なようだ。そんなコットちゃんが…夏の間だけ(妊娠中の母親が出産するまでの間)、親戚夫婦のもとで過ごすことになった。前述のクズい父親が運転する車で、親戚夫婦が暮らす田舎町へと向かう…さすがにクズい父親も、娘を預ける相手に、あいさつ程度の会話はちゃんとできるものの、なんとなくお互いにぎこちなく、気まずい雰囲気だ。

 

勧められた食事をするも、早々に切り上げて、帰ってしまう…コットちゃんの荷物を車から降ろし忘れたまま。とにかく不憫なコットちゃんを親戚のおばさんは優しく受け止める。とりあえず着替えもないコットちゃんに…お古だけどと“男児用”の洋服を取り出してきて着せる。ちなみに、親戚夫婦には子供はいないらしい…。とにかく、何をしても表情が乏しいコットちゃん、意外と常識もなかったりするんだけど、おばさんは平然とした態度で、懇切丁寧に接していく。おばさんの物静かな喋り声を聴いていると、見てるこちらまで癒される、心が浄化されるような気分だよ。

 

一方、おばさんの旦那=おじさんは、まだ距離があるようで、けっこう不愛想で、つっけんどんな態度を見せる。しかし、いつもは面倒をみてくれるおばさんが、用事があって対応できず、おじさんの仕事(酪農業)についていくことになり…そこから、段々と距離が縮まっていく。意外と、おじさんの方が、子供の心を掴むのがうまい!自然な形で、やる気スイッチを押してくれる。かえって、いつもは優しく、穏やかなおばさんの方が、闇を抱えていたりもするしな。まぁ、それは夫妻の抱えている…秘密ってほどでもないけど、過去の出来事なんかにも関係があって…。

 

さすがにコットちゃんは、幼いから、“直接的な情報”が入るまで、全く気づいていなかったようだが…前述の“お古の服”の件だったり、コットちゃんがあてがわれた部屋の内装だったりで、視聴者は薄々だけど、その意味が理解できるわけですよ。せっかく良好だったおじさん、おばさん、コットちゃんの間に、善意のフリして、土足で踏み込んできた近所のおせっかいババァがむかつくったら、ありゃしない。やっぱりあそこでも、普段は寡黙なおじさんがめっちゃ頼りになる。月の下で語り合うおじさんとコットちゃん…“沈黙は悪くない”というおじさんの言葉が染みる。

 

無知だけど敏感な子供に…生きていくうえで大切な“生と死”を理解させるにはどうしたらいいのか?あまりタブー視するのもよくないんだろうなって思いながら、時に厳しく、時に優しく接する、おじさんとおばさんの姿に、目頭が熱くなるのであった。“生と死”についても、いろいろと踏み込んで語っていたので、物語後半…コットちゃんの“水くみ”のシーンは、まさか?ってけっこうヒヤリとなった。おじさんの方がよっぽど父親味がある…感動的なラストシーンの直前、クズイ父親が近寄ってくるシーンがインサートされてるんだけど、あの時の父親の心情が気になる。

 

 

監督:コルム・バレード

出演:キャリー・クロウリー アンドリュー・ベネット キャサリン・クリンチ マイケル・パトリック

 

 

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ザ・グリード(1998年):ザ・シネマ録画

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洋画専門チャンネル“ザ・シネマ”で「ザ・グリード」を放送していたので、ケーブルテレビのSTB経由でエアチェックした…作品自体は1998年の公開時に劇場で初鑑賞、その後、DVDも購入している。このブログを始めてからだと2011年8月にWOWOWで放送した際に録画して鑑賞。その時のエアチェックディスクをまだ所持しているんだけれども…さすがに約15年も前のものだと、今は問題なく再生できても、いつ経年劣化で再生不良になるとも限らないので…この機会に録画しておこうと思い、ついでに再鑑賞した。ちなみに15年前から変わらず未ブルーレイ化。

 

そして、廃盤のDVDもAmazonのマケプレで高額なプレ値状態…中古で約25000円の値がついていた。本当にこの値段で売れるなら、オイラも売っちゃおうかしら?なんて気にもなるけど…もう少し、手元に置いておくか。一時期は配信にもないと言われ、けっこうカルト映画の扱いをされていたが…最近になってHuluには追加されたようだ。ただし、見放題や買い切りではなく都度課金しなければならない、レンタルのみの対応みたいだけど。アマプラやネトフリでは見れないので…どうしても、という方は…Huluのレンタル配信を使えば比較的容易に鑑賞できる。

 

さて、久しぶりの再鑑賞…ザ・シネマの放送なので、当然5.1chには未対応ですが、実はWOWOW放送時も2chステレオ放送だったんだよな。だから、当時はDVDで5.1chサラウンドを再生しつつ、映像はWOWOWで録画したものを見るとか…けっこう面倒なことをやってました(笑)今は、アンプやスピーカーの不具合で、自分の再生環境自体が2ch再生にしてあるので…そのまま録画映像をただ見るだけですけどね。さすがに初見ほどの驚きはないけど、何度見ても面白い…時間が経って見返すたびに、今の技術でリブートや続編を見たいなという気にもなる。

 

WOWOWでの再鑑賞から約15年…その間に、主人公フィネガン役のトリート・ウィリアムズが、残念ながら他界されてしまった…71歳と、そこまで高齢ってわけでもなかったんだけどな。一見、優男に見えるけど…劇中では“悪い傭兵”たちとも対等に渡り合い、怪物にも臆することなく(若干ビビってたけど)、最後は美女までGETしてと…なかなかの男前ぶり、前にも書いた記憶があるけど、それまで反発しあってた傭兵のリーダーと瞬時のアイコンタクトで、モンスターに挑んでいくところが個人的には一番テンションがあがるポイント…あのシーン大好きだ。

 

ヒロインのファムケ・ヤンセン姐さんも、豪華客船に忍び込んだ“コソ泥”という悪人キャラではあるんだけど(「ルパン三世」でいうところの峰不二子ポジ)…意外とキュートだった。「007/ゴールデン・アイ」の悪役ボンドガールが強烈であり、その後も“強い姐さんキャラ”をいくつも演じてきたから…勝手に脳内で“悪女”のイメージを作りあげてしまってるんだけど、序盤の真っ赤なドレス姿とか、似合ってて、普通にきれいだなって思った。ソマーズ作品常連の若ハゲなケヴィン・J・オコナー…噂されてる「ハムナプトラ」の新作に出るのかな?なんてつい考えてしまった。

 

 

 
★2011年08月15日投稿:ザ・グリード(1998年)を加筆・訂正して再掲しています★

 

フィネガンが率いる密輸船サイパン号は、嵐の中、南シナ海を目指していた!今回の仕事は傭兵たちの運搬。整備士のパントゥッチが積み荷の中に魚雷を発見し、薄々は傭兵たちの企みにも気づいていたが…。一方、豪華客船アルゴノーティカ号で異常事態が発生…3000人の乗客が忽然と姿を消してしまった!乗客たちが最後に目をしたのは、正体不明の巨大モンスターだった。やがて、目的地付近に着いたサイパン号は、何かと衝突し破損、航行不能に陥ってしまうが…洋上に漂うアルゴノーティカ号を発見。フィネガンたちもアルゴノーティカ号に乗り移る。

公開当時のキャッチコピーが…“喰って喰って喰いまくる…(中略)、90分で3000人!”だった(笑)っていうか、劇中でモンスターがそう呼ばれているわけでもなく、原題の“DEEP RISING”のどこから“ザ・グリード”なんてタイトルを発想したのか、このいかにも東宝東和なネーミングセンスが、素晴らしいとしかいいようがありませんね。監督、脚本は…後に「ハムナプトラ」シリーズで大出世するスティーヴン・ソマーズ。まぁ、「ハムナプトラ」もある意味、偽インディ・ジョーンズ臭が漂う、いい意味でのB級エンターテイメントだが、本作も負けず劣らずといった感じ…。

やってることは「ダイ・ハード」と「ポセイドン・アドベンチャー」…そこに「トレマーズ」あたりぶちこんだ内容。とにかく、そういったジャンルの映画をごった煮にした感じ。今の時代に見直すと、触手がウニョウニョしているメインのモンスターとか、モンスターにやられて身体がドロドロに溶けかかってる人間とか、バリバリCGでけっこう不自然にも見えてしまうけど、逆に、その作り物めいたところが、このB級な作風に上手にマッチしている。加えてド派手なガンアクション…特に傭兵、改め悪事を企むテロリストたちが所持してる、バレルが回転する突撃銃が素晴らしい。

 

たぶん、実際にあんな銃はないと思うんだけどね、チャチな発砲音なんかもいい感じ。また、ヒロインであるファムケ・ヤンセンも、戦う綺麗なおねーちゃん好きとしては外せない存在。「007/ゴールデン・アイ」の悪役ボンドガールが強烈な印象で残ってるファムケおねーさまですが、本作では、もう少しコミカルな要素もあって、憎めないキャラ。女泥棒なんてやってるわりには、乙女な部分も持ち合わせてて、それこそ「ルパン三世」の峰不二子みたいな存在だった。ラストシーンで、主人公とチューしてる時に、思わず「足長っ!腰の位置高っ!」って思ったよね…。

 

相手のトリート・ウィリアムズがずんぐりむっくりの中年オヤジなんで、余計にファムケおねーさまのスタイルの良さが際立つ!そういえば、この映画のメイン登場人物、悪党ばかりで、まともな人間が少ない。主人公のトリート・ウィリアムズも、人の良さそうな顔してるけど、実際は密輸船の船長なんかしてるわけでして、ヒロインであり、傭兵軍団たちと同じ側の人間なんだよ。だから、悪党同士通じ合うところなんてもあって、敵対してたと思ったら、とっさに助け合って、コンビプレーを見せちゃったりと、そういうキャラクターづくりもなかなかうまいところだ。

 

傭兵軍団の下っ端もジェイソン・フレミングを筆頭に、クリフ・カーティス、ジャイモン・フンスーと、けっこう見知った顔を配置。豪華客船の生き残りで、船主でもあるアンソニー・ヒールドのお約束な小悪党ぶりも、思わず笑ってしまうか?DVDは現在廃盤中で、Amazonのマケプレでは中古もそれなりのお値段…ほんと、早いところBDソフト化をお願いしたいもんですね。この作品だったら、WOWOWでのエアチェックディスクがあっても、オイラは買いなおすと思うなぁ~。放送は2chステレオ…5.1chのDVDを同時再生することで、ハイビジョン+5.1chを楽しめた。

 

 

監督:スティーヴン・ソマーズ
出演:トリート・ウィリアムズ ファムケ・ヤンセン ケヴィン・J・オコナー ウェス・ステューディ 

 

 

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