勝手に映画紹介!?

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トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン 灰色の正義(2026年)

 

昨日、5月20日よりアマプラで配信が開始されたオリジナルの長編映画「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン 灰色の正義」を鑑賞…アマプラで4シーズン分のドラマシリーズが配信されている「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」の最新作で、正当な続編。自分も、いままでシーズン1しか見ていなかったので、この新作の長編を見るために、見逃していたシーズン2~4(ファイナル・シーズン)を短期間にイッキ見した。ジャック・ライアン役のジョン・クラシンスキーほか、ウェンデル・ピアース、マイケル・ケリー等お馴染みのメンバーも登場。

 

CIAを退職したジャック・ライアン…現在は民間企業で働いていたのだが、ジョギングの最中に、不審な尾行に気づき、追手を振り切ろうとするも、無理やり車に乗せられてしまう。しかし、そこで待っていたのは、かつての上司であり、現CIA副長官となったジェームズ・グリーアだった。グリーアはドバイで昔の仲間と接触してほしいとジャックに頼む。やはりかつてのCIAの仲間で、ジャックと何度も窮地を潜り抜けたマイク・ノーベンバーも駆けつけ、2人でドバイへと向かうのだが、目的の人物と接触した直後に、何者が狙撃、さらにはMI6のエージェントまで現れ…。

 

ファイナル・シーズンで、CIAを辞めたジャック…民間企業で働いている。ファイナル・シーズンではシーズン1で恋仲になったカノジョと復縁してて、最後はラブラブだったのに、結局、また別れてしまったようで…カノジョに関してはセリフの中で近況が語られるのみであった。原作小説や過去の映画版なんかではジャックの嫁さんになっているので…今後また続編が作られるようなことがあれば、再登場の可能性はあるけどな。CIA長官や、ITが得意なCIAの同僚なんかは再登場しているが、ファイナル・シーズンで仲間に加わったシャベスも再登場しなかったね。

 

個人的には以前のスピンオフ映画「ウィズアウト・リモース」で、マイケル・B・ジョーダンが演じたジョン・クラーク(原作や過去の映画ではお馴染みの登場人物)が出て欲しいなと思っていたんだけど、こちらも残念ながら登場の気配すらなかった。そんなわけで、グリーアの無茶ぶりで、一時的に現場復帰することになったジャック、現在の民間の仕事のついでに、ドバイでちゃちゃっと人と会うだけだみたいな感じで依頼されたんだけど…もちろんそんな単純なワケがなく、グリーアの指示した相手と接触した直後から、“敵”と勘違いされて、激しく拒絶される。

 

さらには…“本当にグリーアの知人だ”と、押し問答している最中に襲撃され、接触相手は殺されてしまう。ちょうどその時、フード姿の怪しい女が現れたので、ジャックはひとまず逃げるんだけど…実際に接触相手を殺したのは、別の場所にいた狙撃手(今回の敵、ラスボス)でして、怪しい女はMI6のスパイだった。結局、CIAチームとMI6と協力し、この陰謀に立ち向かうことに。どうやら事件の真相は、過去のドラマシリーズでも度々触れられてきた、“グリーアの過去”が何か関係していそうで…って感じの展開。昔の映画版と比べると今回もグリーアはアクティブ。

 

イギリスを舞台に、狂暴なテロりスト(っぽい敵)と戦うということで…昔の映画2作目「パトリオット・ゲーム」みたいな雰囲気もありつつ、展開自体はそこまで似ていなかった。最終的にはMI6と共に、“グリーアの過去とも関連する何か”を巡った争奪戦となり、戦いの地をドバイに移し…大バトルへとなだれ込んでいく。ドラマシリーズに比べると、“何か”の争奪戦に終始する感じだったので、単純なアクション映画としての趣きが強め。そういう点で…初期3部作の中では、一番ハイテンポなアクション映画だった「パトリオット・ゲーム」に似てるのも間違いじゃないかも?

 

っていうか、ここまでくると普通に「ミッション:インポッシブル」みたいだけどな。ネタバレになるので詳しいことは書けないけど、ドラマからのメインのレギュラー登場人物の中には“えーーっ!な展開”もあるので、ドラマシリーズを順番に見ておいた方が、より楽しめるだろう。よっぽど横着して、先に、この新作の長編映画を見ちゃおうかと思ったんだけど、頑張って、ドラマのシーズンを順番に消化しておいて良かったなって思いますもん。原作小説では大統領にまで登り詰めるジャック・ライアン…映画の続編、ドラマの復活を期待したい。次こそクラークを出して!

 

 

監督:アンドリュー・バーンスタイン

出演:ジョン・クラシンスキー ウェンデル・ピアース マイケル・ケリー マックス・ビーズリー シエナ・ミラー

 

 

【ドラマシリーズは円盤が出てました】

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トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン ファイナル・シーズン(2023年)

 

昨日5月20日より、アマプラでオリジナルの長編映画「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン 灰色の正義」が配信開始になっている…こちらは過去に4シーズン分のドラマで展開された「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」の正当な続編。オイラもシーズン1は約6年前の配信直後に一通り見たんだけど、シーズン2以降は見る機会を逸してしまっていた。せっかく新作の続編映画が配信になるので…今まで見ていなかったシーズンをしっかりと予習しておこうと、頑張って消化。ようやくシーズン4、もといファイナル・シーズンまでたどり着いた。

 

ナイジェリアの大統領が何者かに暗殺され、CIAの関与が疑われる中…前副局長ミラーの失脚に伴い、副長官代理となったジャック・ライアンも、今までの自身の行動などの正当性を、公聴会で糾弾される羽目になっていた。そんなジャックはナイジェリアの事件の背後関係を調べるため、ミラーが関与し、隠ぺいした複数の進行形の作戦の資金をストップするという大胆な行動に出る。その結果…カルテルの関係者と思われる人物から脅迫を受けてしまうのだが…その人物には意外な秘密があった!ミラーはいったいどんな悪事に手を染めていたのか…?

 

ああ、感想を語る前に…てっきりアマプラの配信のみでしか見れないのかと思ったら、全シーズンのDVD-BOX(CIA分析官 ジャック・ライアン ファイナル・シーズン DVD-BOX)が出てたのね、知らなかった(汗)いつもDVDや配信があるものは、ジャケ画像を記事トップに載せたり、するんだけど…見放題作品だと、どうせAmeba Pickで検索しても表示されないだろうからと、最初からYouTubeの予告動画を載せていたよ。なんか、面倒なことしてたなぁ。でも、他のシーズンの感想をこういうスタイルで書いちゃったから、今回は最後まで統一することにする…。

 

えーと、ファイナル・シーズンは…シーズン3の直後、けっこう主要登場人物、人間関係はそのまま踏襲される形で物語が始まります。シーズン3のラストでは、CIAの副長官も悪事に加担していたということが発覚し、糾弾して終わってたんだけど…そういうゴタゴタもあって、ジャック・ライアン自身が副長官代理の座に収まっている。で、長官代理に就任した、全シーズンの女性支局長と共に、組織の内部改革に着手、膿を一掃しようとしているのね。なんだけど冒頭は、ジャック・ライアンが“敵”に拉致されてるところをチラ見せし、何があったか3週間前に話は遡る。


まずはナイジェリアで特殊部隊による暗殺ミッションのシーンが描かれる…後に、ジャックたちが大統領と会話している内容から、殺されたのがナイジェリアの大統領だったことがわかり、さらには諸外国や世間から、CIAの関与を疑われていた。というのも、全副長官の悪事が露見したせいで、今までさんざん後ろめたい仕事をしてきたCIAがつるし上げを食らってて、ジャックもその火消しに奔走、ジャック本人も公聴会でさんざん責められたりもしているのよ。まるでヒーローのような大活躍をしたジャックも、ちゃんと後始末のツケが回ってくるという描き方がいい。

 

そんなわけで、ジャックたちは前副局長の悪事の詳細を調べていたんだけど、ヤバイところをつついてしまって…脅されたり、命を狙われたりするような展開にもなると。事件の構造的には、若干、複雑なところもあったんだけど…前局長は南米のカルテルやテロ組織とも関りがあったのね。南米のカルテルとか出てきちゃったので、シーズン2の展開やシュチエーションが、映画の「今そこにある危機」にけっこう似ていたんだけど、また「今そこにある危機」っぽい話になるのかなって思ったよ。特に、マイケル・ペーニャ演じるシャベスの登場もそう思わせる要因。

 

そう、「今そこにある危機」にも別の演者でシャベスが出ていたんだよね(そういえば映画の方でシャベスを演じたレイモンド・クルスと、マイケル・ペーニャ…同じメキシコ系だから雰囲気も似てるな)。だからさ、それこそ南米行って、長官代理と一緒に武装集団に襲撃されたりするんじゃないかって予想してたんだけど、意外とそういう展開ではなかったな、予想が外れた。久しぶりに、恋人キャシーが再登場…別れたのかと思ったら、まだ付き合ってたのか(まぁ、映画では嫁さんになってたからな)。そして、案の定だけど…やや強引な形で、騒動に関わってもくる。

 

シーズン2で初登場した際は、髪が薄い…じゃなかった若干影も薄めだった元ベネズエラ支局長のマイクなんかも、再々登場。シーズン3同様すっかりジャックの相棒と化し、殺しの許可証を持ってるのかな?ってくらい容赦なく悪党をブチ殺すし、ヘリだって操縦できるし、見た目に反して、めっちゃタフガイ。最初は敵のようにも見えたマイケル・ペーニャ演じるシェベスを加えたトリオぶりが最高にイカす。そして、病気設定はどこへいっちゃったのか?グリーアもピンピンしてて、ヤバそうな暗殺者に付け回されても…ぜんぜん余裕で生き延びてしまうのであった。

 

一見悪者に見えた人が善い人、一見善人に見えた人が大悪党というパターンが今回は多かった。今までのシーズンは全8話の構成だったけど、このファイナル・シーズンは全6話の構成、全体的にテンポもよく、シーズン2からシリーズをイッキ見してて、若干疲れも出てきていたので、大いに助かる。最後の最後までアクションもド派手だったし面白かった。さて、これで一番新しい長編映画の「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン 灰色の正義」を鑑賞するお膳立ては整ったぞ…今までの登場人物の再登場もだけど、ぜひクラークを出してほしいな。

 

 

監督:ルーカス・エトリン ジャン・ターナー シャナ・スタイン 

出演:ジョン・クラシンスキー ウェンデル・ピアース アビー・コーニッシュ ルイ・オザワ マイケル・ペーニャ

 

 

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トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン シーズン3(2022年)

 

本日5月20日より、アマプラでオリジナルの長編映画「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン 灰色の正義」が配信開始になっている…こちらは過去にアマプラで展開されたドラマシリーズの「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」の正当な続編らしい。ドラマは過去に4シーズン分製作されていたのだが、配信開始時にちゃんと見ていたのは、6年前のシーズン1のみで、シーズン2以降は見る機会を逸してしまっていた。せっかく新作映画が配信になるので、未見のシーズンも予習を兼ねて見ようと、コツコツ消化…シーズン3まで見終わった。

 

イタリアのローマ…CIAのジャック・ライアンはロシア大使館公使ゾーヤに接触、ソ連衰退時期に計画が実行され、途中頓挫したとされていた“ソコル計画”が再開したという情報を入手。計画に伴う核兵器の製造も行われたといい…ジャックはクリミア半島のどこかに兵器があると確信。その後、港から出港した貨物船に核兵器が積み込まれている可能性が浮上。しかし、確実な証拠がなければアメリカは対処することができず、ライアンは自ら特殊部隊のチームと貨物船に潜入。しかし、核兵器の実物の代わりに開発者の科学者を発見、彼は亡命を希望し…。

 

シーズン2では、やたら持病のせいで、死にかかっていたグリーア…過去の映画版に出てきたグリーアは、映画の3作目で病死しており、これはもしかして“フラグなのでは?”と勘繰っていたら、まだまだピンピンしてて、ジャックと共に、今回もけっこうむちゃな活躍をしていた(笑)また、シーズン2に出てきたCIAのベネズエラ支局長(ロケランを躊躇なくぶっぱなしたり、かなり使えるオッサン)…結局、シーズン2の騒動後は、CIAを辞めて、民間人になっているらしいんだけど…今回も、ピンチの連続で、窮地に追い込まれるジャックを助けるナイス相棒として再登場。

 

そんなジャックは…ソ連時代に進められていた、東欧諸国の弱体化を狙った計画が、何者かによって現代で再開されそうになっているという情報の真意を調べ始める。その計画には、核兵器の製造も含まれていて、その核兵器の発見が、確証に繋がるとされていたんだけれども、それが色々と難題で、ジャックは知らず知らずに裏切り者として、同胞からも追いかけられる。もちろん、ジャックが無実であるというのを知っている、グリーアや元CIAのベネズエラ支局長は、全面的にサポート。後にチェコで起きるロシア国防相の暗殺に端を発する陰謀も大きく関わる。

 

シーズン3の物語開始直後、冒頭部分では、1969年のソ連で進行する“ソコル計画”に関する情報なども提示されていて、その都度、これらの過去が紐解かれるって感じ。核兵器の爆発阻止に奔走したり、各陣営の思惑が複雑に絡み合い、最終的にアメリカとロシアが戦争勃発直前にまで追い込まれていくといった展開は…トム・クランシーの原作小説「恐怖の総和」を映像化した「トータル・フィアーズ」に似ている。また、現代的な世界情勢なんかは、もしかしたら、マーク・グリーニーが執筆したライアンシリーズ「米露開戦」あたりのネタも使われてるかも?

 

自分は「米朝開戦」しか読んでないので…まったくの想像なんだけど、「米露開戦」は、後のウクライナ侵攻なんかもだいぶ予見した内容になっていたらしいよ。ちなみに、このシーズン3が配信開始されたのは、ウクライナ侵攻と同じ年。実にタイムリーだったんだなって思いますね。頭脳派よりも、武闘派な面が目立つようになってきたジャック・ライアン…それこそマーク・グリーニーのもう一つの代表作シリーズ「暗殺者グレイマン」のジェントリーみたいになってきたな(笑)ロシア側の女性登場人物でゾーヤなんて名前の人がいたから、余計にそう感じたのかも?

 

 

監督:ジャン・ターナー ケビン・ダウリング ディビット・ペトラルカ

出演:ジョン・クラシンスキー ウェンデル・ピアース ニーナ・ホス ピーター・ギネス アレクセイ・メンヴェロフ

 

 

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トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン シーズン2(2019年)

 

アマプラで本日5月20日より、新作のオリジナル映画「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン 灰色の正義」の配信が始まる予定…今まで、ドラマフォーマットの作品が合計4シーズン作られてきたけど、今回の新作は単発の長編映画になるようだ。その予習として未鑑賞だったドラマシリーズをコツコツと消化していた。今まで、シーズン1のみ、配信開始当時(かれこれもう6年くらい前になる)に見ていたんだけど、シーズン2以降はずっと見逃したままだった。ということで、シーズン2から見終わった順に感想や記録を書いていこうと思うっている…。

 

CIAのT-FADで働いていたジャック・ライアンは細菌によるテロ計画の阻止に貢献…現在は、出向して、軍人時代の恩人でもあるモレノ議員の下、ベネズエラで進行中の違法行為について調べていた。モレノ議員は、背後にベネズエラ大統領レイエスの関与を疑っており、直接問いただすために…ベネズエラの首都カラカスへと向かい、随行員としてジャックも行動を共にする。一方、ロシア支局へ異動となっていたCIAのグリーアは、ロシアが関与していると疑っていた謎の衛星打ち上げの真相がベネズエラにあると悟り、ベネズエラ支局への移動を願い出る…。

 

ネットで調べると(AIがそう回答した)…アマプラ版ジャック・ライアンシリーズは、特定の原作は使っていない、オリジナルの脚本とのことだったが、本作は南米が主舞台ということもあり、どことなくハリソン・フォードがライアン役を演じた映画版の3作目「今そこにある危機」を彷彿とさせる内容だった。ただし、「今そこにある危機」で対峙する敵、巨悪は南米の麻薬カルテルだったんだけど、このアマプラ版シーズン2では…独裁国家の大統領と、さらに壮大さを増している。アメリカが国政に首を突っ込む姿がより顕著なのも、今見ることで皮肉を感じたりもするよね。

 

シーズン1の内容をうろ覚えだったけど、そうそう…シーズン1のラストで、ジャックの上司グリーアはロシアに飛ばされたんだよな。で、グリーアからロシアへ来いって誘われてたんだけど、結局は、その誘いを断ってたのね。そこからシーズン2はスタート…シーズン1の中で、ジャックが軍人時代のヘリ墜落で大怪我を負ったエピソードが描かれていたけど、その時に、救出に携わった恩人でもある軍の上官が、現在は政治家になっていて…CIAから出向したジャックは、その政治家と共に、アメリカの脅威となる、南米ベネズエラで進行中の不正行為を調べていた。

 

南米をルーツに持つその政治家が、ベネズエラに乗り込み、直接、相手の大統領に揺さぶりをかけることになったんだけど…ジャックも随行員として行動を共にする。で、ここで紆余曲折の果て、車で移動中だったジャックと政治家が、謎の武装集団の襲撃に遭ってしまう。このあたりの展開、シュチエーションが「今そこにある危機」の、カルテルの報復で、ジャックと政府関係者が街中で襲撃されるシーンにそっくりであった。一方、別ルートで陰謀を追っていたグリーアも、その根幹がベネズエラにあると悟り、異動を申し出て…ジャックたちと合流を果たしていた!

 

襲撃で犠牲になってしまったジャックの恩師である政治家の復讐のため、なんとしてもベネズエラ大統領の悪事の尻尾を掴もうとするジャック。シーズン1にも登場した工作員のマティスが新メンバーを勧誘して、ジャックたちの任務に協力することになるんだけど、作戦行動中に、敵地へ部下を置き去りにする羽目になるとか、それを救出に向かうとか…クライマックスは、この工作員たちとジャックが協力して、力技で敵と戦うとか…やっぱりどこか「今そこにある危機」を彷彿とさせる展開が多めだったな。色々と工作員は出てきたけど、クラークは出てこないんだな。

 

このアマプラ版シリーズのスピンオフ的な内容として製作された「ウィズアウト・リモース」っていう長編映画は、前に見たことがあるんだけど、それでは過去の映画や原作で、ライアンと共に巨悪と対峙するジョン・クラークが登場(というか、誕生編)。それこそ「今そこにある危機」ではライアンとクラークが行動を共にするクライマックスが、胸熱なだけに、クラークが出てくるのかなと期待してたんだけど。ちなみに「ウィズアウト・リモース」ではマイケル・B・ジョーダンがクラークを演じてた、本シリーズの工作員の新メンバーがちょっと似た雰囲気の黒人だった。

 

シーズンの中盤は、ベネズエラ大統領の悪事を暴くため、政治家襲撃の実行犯とされる暗殺者を追いかけることになるジャック…このあたりから、段々と頭脳派から肉体派への転向も始まる(笑)そして、今回の騒動に関して、序盤で、見事に“ハニトラ”に引っかかるジャック…そうそう、シーズン1でいい関係になったアビー・コーニッシュ演じるキャシーはシーズン2には不在だった。そのジャックに“ハニトラ”を仕掛けたのが「ミレニアム」シリーズのノオミ・ラパスで、最初から胡散臭かった。この謎の女が敵なのか、味方なのか…も、序盤の注目ポイントの一つだ。

 

 

監督:フィル・エイブラハム アンドリュー・バーンスタイン デニー・ゴードン

出演:ジョン・クラシンスキー ウェンデル・ピアース ノオミ・ラパス ジョルディ・モリャ フランシスコ・デニス

 

 

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アイアンマン:ライズ・オブ・テクノヴォア(2013年)

アイアンマン:ライズ・オブ・テクノヴォア (吹替版)

 

ネットフリックスの新着作品を物色していて発見、少し前から配信が始まっている旧作の「アイアンマン:ライズ・オブ・テクノヴォア (吹替版)」を鑑賞。特に、ネトフリのオリジナルというわけでもなく…他のサイトでも配信されたり(もしくは円盤でリリースされていたり)するんだけど、アマプラで調べた限りは、見放題には対応していなくて、有料配信のみだったので、この機会に見ておくかと。こちらはマーベルのアメコミ原作を日本のアニメスタジオ“マッドハウス”で制作を手掛けたOVAとのこと…2013年にリリースされていたらしいけど、今まで見たことはなかった。

 

スターク・インダストリーズが開発した新型衛星“ハワード”…この衛星があれば、シールドが地球上の人々のありとあらゆる動きを把握できることになり、“暴力 殺人 テロ”を未然に防げる。一方で、これはプライバシーを侵害する究極のスパイ衛星だという批判も根強く残っていた…。そして、いよいよ“ハワード”の打ち上げが目前に迫り、アイアンマンことトニー・スタークも自信に満ちたスピーチを披露したのだが、その直後に、武装テロリストの襲撃を受ける。さらに謎の敵エゼキエルの登場により、スターク自身にテロ容疑がかけられ、シールドに追われることに。

 

アイアンマン、トニー・スタークの声を実写同様に故・藤原啓治さんが担当…実写のマーベル映画は、基本字幕派だったので、啓治さんのアイアンマンにそこまで思い入れがあるわけでもないんだけれども、声優としてはファンだったので、なんか久しぶりに声を聴きたいななんて思いもあって、このチョイスとなった。他にもマッドハウスが手掛けた「アイアンマン」のアニメがあるらしいのだが…そちらも見たことはない。なんか、そういう作品があったというのは微かに記憶。「アイアンマン」自体の知識は、それこそ実写映画で見知った事しか持ち合わせていないよ。

 

本作でアイアンマンと敵対する謎の敵エゼキエル…過去にトニースタークのパートナーだった、オバディアと関わりの深い人物。見てる最中は、“そんな奴(=オバディアのこと)しらんがな”と…きっとこの作品のオリジナルキャラか、原作コミックに登場する重要人物なのだろうと思っていたんだけれども…もしかして、実写映画の1作目でジェフ・ブリッジスが演じていた、スターク・インダストリーズのナンバー2、1作目のラスボス(アイアンモンガー)のことだったのか?詳細な時系列とかはわからんのだけど…もしかしたら実写映画の延長線上にある話なのかも?

 

と、そういった情報を忘れていても…ストーリーはなんとか追いついていける内容だったかな?犯罪抑止のために、スタークが新型衛星を打ち上げることになってたんだけど、神の目レベルに万能すぎちゃって、そんなもん打ち上げられたら、プライバシーなんてあって、ないようなもんじゃないかという批判が一部から出ていた。そんないわくつきの衛星が、まさに打ち上げられようとしていた時に、テロリストの襲撃を受けて、アイアンマンとウォーマシン(スタークの盟友ローディ)が対処するんだけど、どうやら敵の親玉らしい、強敵も現れて、ピンチに陥る…。

 

その敵の親玉というのが、有機体とメカの結合体“テクノオーガニックアーマー”なんて呼称されるものでして…めっちゃ強くて、めっちゃ残虐。衛星の打ち上げに関わるスタッフたちも、次から次へと血祭りにあげ、皆殺しにしてしまう。さらにはアイアンマンと戦っていたウォーマシーンも、こいつとの戦闘で、生死不明となってしまう。唯一生き残ったアイアンマンだけど…ニック・フューリー率いるシールドに、テロの容疑者として追いかけられることになる。アイアンマンは濡れ衣を晴らそうと…“テクノオーガニックアーマー”の所在を探し、正体を突き止めようとする。

 

ニックに容疑者扱いされているアイアンマンは、ブラック・ウィドウやホークアイといったお馴染みのヒーローたちに追跡される!そんなアイアンマンの窮地を救うのが…MCUの映画の方には出てこなかったパニッシャー(フランク・キャッスル)。ドラマシリーズでは、MCUの一環で「パニッシャー」ってあるんだよね?オイラは見たことがないんだけど…ドルさんがやった昔の「パニッシャー」は大好きだよ。詳しい関係性もよくわからないだけど…とりあえず、表面上の仲はあまり良さそうじゃない。でも、なんだかんだでパニッシャーがアイアンマンを助けていた。

 

ちなみにパニッシャーの声は玄田哲章さんでした、激シブでかっこよすぎ!そしてローディことウォーマシンの声が安元洋貴。日本を代表する低音ボイス声優が2人も出てたのね。他の声優陣もわりと豪華。やっぱり日本のアニメスタジオが作っているので、独特のアメコミ原作アニメの雰囲気とはどこか異なり、普段、その手のアニメを見ないオイラなんかでも、非常に見やすかったですね。絵コンテには「バンパイアハンターD」の川尻善昭さんも参加してるし、作画監督、原画の中には「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」で手腕を発揮した金世俊の名前もあったな。

 

 

監督:浜崎博嗣

出演:藤原啓治 岡寛恵 入野自由 安元洋貴 手塚秀彰 阪口周平 沢城みゆき 玄田哲章 桑島法子

 

 

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アイアンマン:ライズ・オブ・テクノヴォア (吹替版)

アイアンマン:ライズ・オブ・テクノヴォア ポスター






 

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先週の読書:「悪女の品格」「壊れた世界で彼は」

小説「悪女の品格」「壊れた世界で彼は」

 

GWの連休も終わり、気が付けば5月も後半戦に突入してる…時間が経つのは早いね。月のはじめころは、“早くパトレイバーの新作を見に行きたい”なんて思ってたんだが、公開初日に見ちゃって、ブルーレイまで買っちゃったら、なんか気が抜けちゃったよ。今週の金曜日からは「スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー」の公開なんかもあるけど、配信ドラマのスター・ウォーズ関連作品をぜんぜん見てないので、マンダロリアンやグローグーにいまいちピンときていない。まぁ、一応、見に行く予定だけど、他のシリーズほど楽しめないかもなぁ。

 

あと、ネトフリの解約を忘れた…更新日に、勝手にPayPayの残高が減ってて、“しまった”と思った。ちょうど、今は、見たい新作もあまりなくて、いったんメンバーシップのキャンセルをしようかなと思ってたんだが、まぁ、仕方がない。でも、昔と違って、一番安い…広告付きスタンダードプランにしてるから、まぁ、いいかと、けっこう割り切っちゃってる。普通のスタンダードプランを使ってた時は、“1590円の元以上を取り返すぞ”とばかりに、どうでもいい作品とかもガンガン見たりしてたけど、広告付きだったら、そこまでガツガツすることないかなって思うようになった。

 

あと、凍結解除されたXアカウント…1回だけ、ただ企業のつぶやきを、リポストしただけなのに、“ロックがかかって”またかと思ったけど、それ以降、気を付けて、リポスト、リプライをしてるので、とりあえず普通に使えているみたいだ。ただ、前みたいに、懸賞がぜんぜん当たらねぇ。特に違法行為をしてたわけではないんだが、懸賞当たりすぎるというのも…誤検知とかの要因なのかなとか考えちゃうよ。そんなわけで、先週はなんとか読書に時間をさくことができ2冊ほど読了した…1冊目は辻堂ゆめ著「悪女の品格」、2冊目はフィン・ベル著「壊れた世界で彼は」。

 

 

 

2020年8月発行、辻堂ゆめ著「悪女の品格」…2017年に単行本で発刊された作品の文庫化。たぶん、初めて読む作家さん。入手時のレシートが本の間に挟まってたんだけど、古本で2020年12月に購入していた。きっと安く手に入ったから、読んでみようと思って手に取り、そのまんまだったんじゃないかな?最近、新しい本を購入する余裕がないので、とりあえず積読本の中から、面白そうなもの、読みやすそうなものを見つけて、トライしている。レーベルは創元推理文庫なので、ミステリーとしては、けっこうちゃんとしているんじゃないかなという期待はあった。

 

自宅へ帰宅途中の女性主人公が、何者かに襲われ…マンションの物置に監禁されているというところから、物語は始まる。この女性主人公は、他にも“悪戯にしては度が過ぎるような”小さい事件にも色々と巻き込まれていて、不運続きなんだけど…たまたま参加することになった婚活パーティーで知り合った大学准教授に相談を持ちかけたところ、色々と相談にのってもらえることに。その大学准教授が、それなりにイケメンだったので、下心もあり。っていうか。実はこの女性主人公…現在進行形で他に3人の男と付き合っていて、それはどれも小学校の同級生。

 

もちろん、それぞれには“三股”のことはバレていないんだけど、親しくしている女友達なんかはその事実を知っている。そして、4人目になりそうな大学准教授にも“三股”の事実を隠し、元カレという体で事情を話したところ…3人の彼氏が“事件の犯人”ではないかと指摘される。彼の協力の元、犯人探しが始まるのだが…。この女主人公と、それを取り巻く同級生の小学生時代にも話は遡り…この女主人公が、どれだけ“女王様気質で、酷いイジメを行ってきたのか”なんても紐解かれていく。はてさて、犯人は本当に“彼氏”の中にいるのでしょうか?って感じの展開。

 

推理小説だけど、殺人事件は起きなかった。若干、ご都合主義な感じがしないでもなかったけど、語り口は軽妙で、しっかりと話が二転、三転。現在と過去を入れ子で描くことで、ミスディレクションをうまく演出している。女性主人公は、己の欲望に突き進み、確かに“とんでもねぇ女”なんだけど、一度躓くと、どんどん負の連鎖が起きて、虚勢を張る姿が痛々しく、物語のクライマックスあたりは、段々と愛おしくはなってくる、変な魅力は感じた。やられた引っ掛けもあるけど、真犯人は直感で“コイツかな”って思ったヤツが、その通りだったので、まぁトータル及第点。

 

 

 

2022年5月発行、フィン・ベル著「壊れた世界で彼は」…狙ったつもりはないんだけど、創元推理文庫が2冊続いてしまった。こちらは海外の作家さん…過去に同じレーベルで出た「死んだレモン」という作品を読んでいる、けっこう面白かったと記憶している。特にシリーズものではなく、独立した作品。ニュージーランドの田舎町で、複数のギャングが一般人の家庭に籠城、その家に住む両親と娘を人質にとって籠城するという事件が起きる。警察が現場周辺を包囲、いざ突入となった際に、その家で爆発が起き…犯人たちは死亡したものの、人質は無事救出できた。

 

と、思いきや…その家の家長、父親が犯人の1人に連れられ、爆発直前に、家を抜け出していたらしいとなる。普段はギャングなど町のワルたちを取り締まっている組織犯罪対策本部のベテラン刑事と、親子みたいな若手(?)刑事のコンビが…裏社会の情報を元に、人質救出をめざして、事件の真相に迫っていく。物語は、若手刑事の視点を中心に…“籠城現場を抜け出した人物”の視点も間に挟みながら、同時進行で進んでいくという感じ。緊迫感ある導入部に比べると、刑事2人が事件の捜査が始めるあたりは…なんか、ダラダラとした印象もあったかな?

 

途中、“何が起きた?”という、驚きまくりな新たな事件を挟み…人質をとって逃げてる犯人を捜索しようとなる後半戦。運悪く、天候不良などにも遭遇、厳しい環境下で、犯人と人質の行方を追うこととなる。ようやく、潜伏先の検討をつけ、その場所へ向かってからが…想像以上にサバイバルな展開だった。ミステリーとしての驚き、意外な真相を用意しながら、刑事を含めた、関係者たちの絶体絶命なピンチ。ぜんぜん想像していた終わり方とは違ったな。この作家さん、ダラダラする箇所もあるんだけど、要所要所でしっかりと“驚き”をぶっこんできて、なかなか。






 

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華麗なる賭け(1968年)

華麗なる賭け [DVD]

 

無料BSチャンネル“BS12 トゥエルビ”の土曜洋画劇場で今月はスティーヴ・マックイーン特集…先週の土曜日は「華麗なる賭け」が放送されたので、エアチェックして鑑賞。以前(けっこう前の話)、WOWOWで放送した際に、確かリメイク版の「トーマス・クラウン・アフェアー」と共に、画質を落として1枚のディスクにまとめておいた気がするんだけど、そのディスクが見当たらず、WOWOWの方では、今のところ放送予定がなさそうなので、とりあえずのコレクション用としてこちらで録画しておくことに。初見は中学か高校生くらいの頃、リメイク版より先に見てる。

 

何者かに雇われ、指示を受けた男たちが…ボストンにある銀行を襲撃、現金の強奪を成功させる。首謀者は、大富豪のトーマス・クラウン。トーマスは運搬役に運ばせた現金を無事に回収、その後、トーマスはジュネーブに向かい、盗んだ金を問題なく預金する。ボストン警察のマローンは事件の捜査を担当するも、なかなか手がかりがつかめない。やがて保険会社から派遣された調査員ビッキーと協力することになったが…ビッキーは銀行関係者の経歴を洗いトーマスを怪しみだす。ビッキーはトーマスに近づくのだが、トーマスもまたビッキーを口説こうとし…。

 

「ゲッタウェイ」は先にリメイク版を見ちゃってからの、オリジナルだったんだけど…「華麗なる賭け」は先に、NHKのBS放送あたりで録画して見てからの、リメイク版を劇場鑑賞したと記憶している。過去にWOWOWでオリジナルとリメイクを録画して、一緒に焼いたことがあるんだけど、ちゃんと見直さないまま…録画ディスクが行方不明に。この間、ディスクの整理をしている時に、見かけた気がするんだけど…あったと思ったところに、もうないんだよ。まったくやんなっちゃうよ。そんなわけで、マックィーンのオリジナルの方を鑑賞するのもけっこう久しぶりだ。

 

銀行強盗の絵図を描いてるのは大富豪のスティーヴ・マックィーン…まず男たちを雇い、各々に細かい指示を与える。雇った男たちに、決して、自分の正体を明かそうとはしない。それどころか、実行犯同士も、強盗当日までいっさい面識がなかったようで、犯行後も…それぞれ、みんなバラバラに逃走する。久しぶりに本作を見ていて、まさに、今、日本で問題になっている“トクリュウ型犯罪”そのものだよななんて、思ってしまった。これはあくまで映画だから、完全犯罪が美しいのであって…現実の事件では、テッペンの指示役まで、容赦なく捕まって欲しいよな。

 

金が欲しいというよりは、スリルを楽しんでいる感じの首謀者マックィーン…警察は無能で、全然マックィーンの尻尾を捕まえることもできないんだけど、保険会社から派遣された女調査員のフェイ・ダナウェイは、内部事情に詳しい銀行関係者の仕業じゃないかと、いち早く見抜き…該当しそうな人物の資料から、マックィーンに目を付ける。フェイ・ダナウェイは、いわゆるハニトラで、マックィーンを骨抜きにし、強盗の証拠を掴もうとするんだけど…そういう彼女の企みを見抜いたうえで、口説き落とそうとする。いわゆる“狐と狸の化かし合い”な駆け引きを繰り広げる。

 

そうそう、リメイク版とけっこう“オチ”が違うんだよね(あとリメイク版は現金強奪じゃなくて、絵画泥棒だった記憶)…なんかリメイクの方は、ラブロマンスを前面に出した、もっと甘っちょろい結末だった気がするよ。こっちは、自分が助かるためだったら、“女なんかヤリ捨てちゃってかまわねぇ”って感じだよね(身も蓋もない言い方)。確かに、この時代だったら、これがクールでかっこよかったのだろう、いや、今見てもかっこいいけどな、リメイク版のあの甘めなオチと比べると、酷いなとは思う。盗みのシーンなど、分割画面の演出がスタイリッシュで印象的だよね。

 

 

監督:ノーマン・ジュイソン

出演:スティーヴ・マックィーン フェイ・ダナウェイ ポール・バーク ジャック・ウェストン ヤフェット・コットー

 

 

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不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-(2025年)

不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-

 

WOWOWで初回放送時に録り逃してしまった「不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-」のリピートがあったのでエアチェックして鑑賞する…「劇場版 SHIROBAKO」「駒田蒸留所へようこそ」のP.A.WORKSが手掛けた劇場用の長編アニメーション。モチーフレベルのオリジナル作品なのかと思いきや、ちゃんと原作はルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」なのね。まぁ、現代風の翻案がなされていて、だいぶ原作の雰囲気とは異なるけど。といいつつ、中学生の時に、英語の教科書で触れた程度で…原作小説はちゃんと読んだことはないんだけどさ(汗)

 

就職活動中の大学生・安曇野りせは…なかなか芳しい結果が出せずに、焦燥感を覚えていた。そんな時、亡き祖母・文子が、生前に心血を注いでいた…「不思議の国のアリス」をモチーフにしたVRアトラクションのテストを任され、設立中の記念館へと足を運ぶ。文子の執事を務めていた浦井洸から説明を受け、アトラクションを楽しむための装置を装着。すると目の前に、白ウサギが現れ、りせのスマホを持ち去ってしまうのだが…あとを追いかける形で、りせは“不思議の国”に迷い混んでしまう。そこでアリスという少女と出会い、一緒に冒険を始めるのだが…。

 

原作は読んだことがないけど、ティム・バートンの「アリス・イン・ワンダーランド」は見たな。その続編の「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」を見たかは、覚えてない。「アリス・イン・ワンダーランド」の感想でも書いたけど、うさぎが現れ、不思議の国にいざなわれる…というのは、他のモチーフにしている作品でもよく見かける光景なので、原作を知らないオイラなんかでも、わりと見慣れた光景。うさぎの声を勝平さん(山口勝平)が演じてて、最初似てるなと思ったけど、WOWOWの出演者リストに載ってなくて、違うのかと思ったら、やっぱり勝平さんだったよ。

 

就活中のJDが…祖母が遺したVRアトラクションのテストプレイに参加することになり、まるで「不思議の国のアリス」に出てきた、“不思議の国”に迷い込んだような気分を味わい、そこで出会ったアリスという少女(たぶんAIか何かなのだろう)と一緒に冒険を繰り広げる。冒険内で降りかかる数々の無理難題に向き合うことで、主人公のJD本人が、現実で直面している問題が如実に浮き彫りとなり、冒険をやり遂げることで、一皮むけて、成長する。ばーちゃん、なんてすばらしいものを遺してくれたんだ、ありがとう、感謝感激雨あられ…みたいなお話だったよね。

 

原作が「不思議の国のアリス」なので、原作を知らないオイラでも…ある程度の展開は読めてしまう。原作を踏襲しているのか、本編は章立てになっていて、想像以上に、サクサクと物語が進むので、特にストレスを感じるようなこともなく、とにかく、P.A.WORKSのカラフルで美麗な作画を思いっきり堪能、頭を空っぽにして楽しめた。ティム・バートンのダークな“アリス”とぜんぜん違うよ(笑)首を刎ねるの(=処刑)が好きだという女王様も、そんなに怖くなかったしな。ティム・バートンの映画に出てきた“頭がデカい設定”とかは、あの映画独自なものだったのか?

 

いかにもフィクションで壮大なスートーリー、設定ながら、金持ちのばーちゃんが、孫に“金銭的な財産をびた一文残さない”、それどころか就活に困ってても、決して“コネなどを利用させない”という徹底ぶりで、こういうところは、若人よ、現実を甘く見るでないぞという、シビアなメッセージで一貫している。見た目のビジュアルほど甘くない部分もしっかりとある。WOWOWの出演者一覧には、いわゆる本職声優じゃない系の人たちばかり載ってるが、前述の勝平さんの他にも、森川智之、木村昴、花江夏樹、村瀬歩等…売れっ子の人気声優がちゃんと出ていた。

 

 

監督:篠原俊哉

出演:原菜乃華 マイカ ピュ 山本耕史 八嶋智人 小杉竜一 松岡茉優 間宮祥太朗 戸田恵子 山口勝平

 

 

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不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-

不思議の国でアリスと、アリスと少女






 

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スクープ(2002年)

渡哲也と石田ひかり「スクープ」

 

BS-TBSで再放送された「スクープ」をエアチェックしておいたので鑑賞…今から24年前の2時間ドラマ。てっきり、今野敏先生の「スクープ」(この原作は「スクープ 遊軍記者・布施京一」のタイトルで2時間ドラマ化されています)と関係あるのかと思ったことから、今回の録画に繋がった。どうやら原作がないオリジナルみたいで…脚本は「ハンチョウ」シリーズなどを手掛けていた石原武龍さん、そして監督が「あぶない刑事」の長谷部安春監督、長谷部監督の映画やドラマは大好き!主演は渡哲也というのも豪華、共演に石田ひかり、多岐川裕美、竜雷太など。

 

中央新聞の社会部記者・森島絹香は、元芸者で豆腐屋を営む母親・深雪と2人、向島で暮していた。非番のある日、奥多摩で女性の全裸死体が見つかり、どうやら犯行現場が隅田公園らしいと知ると、休日返上で取材を開始。警察署で情報を入手後、捜査が行われている隅田公園へ。そこで捜査関係者のような目つきのするどい男性に声をかけるも、相手は名乗らずに立ち去ってしまう。その後、偶然、本庁の山岡刑事を見かけ、尾行し、容疑者の名前を掴んだ絹香、新聞社に帰社すると、現場で出会った男性の姿が!彼、蓬莱鉄也は事件記者だった!

 

24年前のドラマだけど、もう画面サイズは16:9になってたんだな…ちなみに、劇中の登場人物たちが見ているテレビは4:3だったけど(笑)元芸者で豆腐屋を営む母親・多岐川裕美と暮らしている若手新聞記者の石田ひかり…スクープ欲しさに、近所で起きた殺人事件の取材を始める。ちょうどそんな時に、地方から東京に戻ってきたベテランの事件記者・渡哲也と出会う。上司や先輩社員からは慕われているが、直ぐに部下に“たかってくる”性格、そのくせ仕事に対しては厳しく、怒りっぽいところに…石田ひかりは、正直“やりにくいオヤジだ”と判断するのだが…。

 

なんとこのオッサン…芸者時代の母親・多岐川裕美とは顔なじみ、幼少期の石田ひかりとも会ったことがあったとか。母娘の家には、家族同然の付き合いの近所のおばさん(大家さん)樹木希林もしょっちゅう出入りしてるんだけど、こちらとも知らない仲ではないという。そして、なぜか多岐川裕美も、渡哲也のことを悪くいってばかり…昔、何かあったのでは?と勘繰ってしまうが、あまり詳しく描かれていない。とりあえず、昔から女癖は悪いらしく、今回も、多岐川裕美の後輩で、現役芸者の高島礼子といい雰囲気になって、家に転がりこんじゃうナンパな渡哲也。

 

一方、石田ひかりは渡哲也に取材のヒントを貰いながら、猪突猛進で強引な取材を始める…その結果、容疑者と思われる人物の潜伏先を見つけて、インタビュー取材を申し込むんだけど、そのせいで“新たな事件”を呼んでしまい、さらには本人も犯人に襲われるなど、事件に巻き込まれてしまう!物語後半、ナンパなオッサン渡哲也が本気を出し始めると…事態は急展開。事件の背後に隠された複数の過去の別事件の因縁も絡んできて、意外な真犯人が浮上…崖の上ではなく、岩場のある磯の波打ち際で関係者が揃い、記者の推理、犯人の告白という流れ。

 

事件のヒントを貰おうと…昔は本庁で腕を鳴らし、今は神奈川県警のショカツに移っているベテラン刑事の谷啓の元を訪れる2人…その谷啓が嫁さんと暮らしている家というのが、長谷部監督の「あぶない刑事」(映画版1作目)に出てきた、室田日出男演じる事件関係者の画商・鳴海総太郎の別荘と同じ!この場所はロケ地としては、けっこう有名で、いままでに他の作品でもちょこちょこ登場している。“あぶない刑事 鳴海の別荘”などのキーワードでググるとロケ地探訪の記事も複数ヒット…神奈川県の横須賀にあるそうで、建物自体は既に変わっているそうだ。

 

竜雷太演じる刑事の名前が山岡…通称山さん。ゴリさん(言わずと知れた「太陽にほえろ!」で竜雷太が演じた刑事)が山さん(「太陽にほえろ!」で露口茂が演じた刑事)を演じているが、なんだかややこしく、頭がバグる。長谷部監督作品のお約束でもあるんだけど…「あぶない刑事」の瞳ちゃん役でお馴染み、実娘の女優・長谷部香苗も重要な役で登場していた。さすがに「あぶない刑事」のような派手なアクションがあるわけではなかったが、“あぶ刑事”映画にも参加したことがある音楽ユニット“Fuji-Yama”による劇伴は意外とオシャレでかっこよかったよ。

 

 

監督:長谷部安春

出演:渡哲也 石田ひかり 多岐川裕美 谷啓 神保美喜 高島礼子 樹木希林 竜雷太

 

 

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渡哲也 (文藝別冊)

石田ひかり写真集 ラミネーション

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アンディ・ラウの麻雀大将(2002年)

アンディ・ラウの麻雀大将 [DVD]

 

普段は有料のBS放送、BS10プレミアム(旧スターチャンネル)で、無料放送していた「アンディ・ラウの麻雀大将」を鑑賞…タイトルにある通り、アンディ・ラウ主演なのだが、番組はルイス・クー特集の一環だったらしい、アンディの弟役で出演。そのほか、ラウ・チンワン、ジジ・リョンが共演、監督は「MAD探偵 7人の容疑者」や「ターンレフト・ターンライト」のジョニー・トー&ワイ・カーファイのコンビ。DVDは廃盤らしく、Amazonのマケプレだと“ほぼ新品”と書かれた商品が450,450円で出品されている…中古表記で一番低い金額が18,048円、マジで誰が買うんだよ?

 

麻雀大将と呼ばれる凄腕雀士のアンディ…定職に就かず、日がな一日、麻雀のことを考えているか、麻雀を打っているかだ。そんなアンディをしつこく追い回す白バイ警官のウェンディ…難癖付けて、アンディをなんとか違反で取り締まろうとするも、まったく相手にされない。実は、ウェンディはアンディの恋人なのだが…麻雀が下手で、キレやすい性格のため、アンディは別れようとしていたのだ。そんなある日、弟のルイスと暮らしている認知症の母親と偶然再会…その後、ルイスが破産してしまったため、2人を自宅に呼び、面倒をみることになったのだが…。

 

香港映画あるあるで、実際の正式な役名はわからんけど…とりあえず字幕の翻訳に関しては、役名と役者名が一緒という場合が多かったりする(笑)全編に渡り、ずっと麻雀を打ってるだけの内容ではあるんだけど、日本の麻雀漫画や麻雀Vシネと比較すると、そこまで専門的な描写も多くなく、どちらかというとラブコメのような感覚で見れてしまう…。あらすじで書いた通りなんだが、凄腕雀士のアンディ・ラウが、定職につかず、日がな一日麻雀ばかりやってる。そんなアンディを追い回す白バイ警官がジジ・リョン…似てるな、って思ったら本人だった、可愛いなぁ。

 

ジジ・リョンは難癖付けて、なんとか違反の取り締まりをしようとするが…アンディはどこふく風で、まったく相手にしていない。後に、ジジ・リョンはアンディのカノジョだとわかり、麻雀が下手、直ぐにマージャン卓をひっくり返すキレやすい性格にも辟易し、アンディが別れ話を切り出していたのだ。ただ、なんだかんだで、復縁することになり、直ぐに白バイ警官を辞めてしまう。ジジ・リョンは、アンディに麻雀で勝ったら結婚するという話になってたんだけど、アンディは麻雀で手を抜いたり、イカサマしたりするのが大嫌い。結果、またもジジ・リョンと別れてしまう。

 

2人がくっついたり、離れたりしているのと並行して…アンディが疎遠になっていた家族とも再会する。アンディが雀士になってしまったことで、母や弟のルイス・クーとわだかまりがあったんだけど、突然、母親がアンディに電話をかけてくる。というのも、認知症を発症していて、アンディのこととかも忘れかかっていたのだ。その後、母親と電話越しで、なんだか嚙み合わない会話を続けてる最中に、奇跡が起きて(笑)バッタリ再会、こんなに近所に住んでたのか!と…この勢いで見せちゃう、適当な感じも、香港映画ならでは。家族との復縁のドラマも始まると…。

 

その後、アンディの前に…麻雀で素人をカモにするラウ・チンワン率いる詐欺集団が現れ、事あるごとに麻雀の勝負が展開されるんだけど、ある日を境に、バッタリとツキが落ちてしまい、麻雀で勝てなくなる。これでは“麻雀大将”の異名も返上するしかなくなり…そして、ツキが落ちた原因は、ジジ・リョンと別れたことだった!特に詳しい理由が描かれるわけでもないんだけど…要は、ジジ・リョンが“あげまん”だったって話よね(笑)アンディは恋愛関係と家族関係を修復できるのか?再び麻雀大将の栄光を手にすることはできるのか?って感じの展開になります。

 

最初は白バイ警官で登場したジジ・リョン…エンディングまでに、やたらと職業をコロコロと変える。実際にその職業に就いているのか、アンディと復縁するための“フリ”なのかも定かじゃないんだけど…こうなってくると、ジジ・リョンコスプレ映画としての需要も満たしている。それこそ、近作「ヒット・エンド・ファン!臨時決闘」ではルイス・クーの方と夫婦役で共演していたジジ・リョン、オバサンになっても、相変わらずキュートで可愛らしかったのだが、若い頃はめっちゃ可愛いかった。ルイス・クーもいかつさが目立つ最近の演技とは違い、爽やかな三枚目が似合う。

 

 

監督:ジョニー・トー ワイ・カーファイ

出演:アンディ・ラウ ルイス・クー ラウ・チンワン ジジ・リョン チェリー・イン

 

 

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