英風女子高等専修学校のほっこりブログ 英(ハナ)さん通信 No,7 「薬師寺にて」
「薬師寺にて」先日、奈良市内にある「薬師寺」というお寺に行って来ました。そこで、若いお坊さんの法話を聞きました。薬師寺には、国宝の仏像「薬師三尊像(やくしさんぞんぞう)」がありますが、これについての説明も受けました。「中央の『薬師如来(やくしにょらい)』は、我々の心身の病気を救ってくださるお医者さん、そして、向かって右側に立っているのが『日光菩薩(にっこうぼさつ)』、左側に立っているのが『月光(がっこう)菩薩』で、日光菩薩は日勤のつまり昼間の看護師さん、月光菩薩は夜勤の看護師さんで、24時間体制で皆さんをお守りしているのです。」というお話を聞き、随分と納得してしまいました。お話されているお坊様は26歳、聞いている側は、小さなお子さんから50歳~70歳代まで、幅広い年齢層でしたが、すべての年齢層にわかりやすい説明でした。中学生のとき、白鳳時代の国宝で理想的な写実美を完成した仏様だと習いましたが、この日の説明を聞いて、もっと身近な存在になりました。他にももっともっと面白い話ばかりで退屈せず、1時間ぐらいあっと言う間でした。私たち、教員も、難しい内容をいかに子どもたちにわかりやすく説明をするかということの大切さを改めて思い知らされたひと時でした。ちなみに、私は、奈良県にある「法隆寺」というお寺の近くに住んでいます。法隆寺は、聖徳太子が建立したとされ、聖徳太子がつくった「十七条憲法」の第一条に「和をもって尊しとなす」とあります。つまり、「みんな仲良くすることを大切にしなさい」ということです。本校の生徒も「和」を大切にして生活してくれることを願うばかりです。<ハナさんのプロフィール>電気会社や出版社、中学校長を経て、現在英風で渉外企画の仕事を担当しています。英風女子のホームページは コチラ