「言いたいことは明日言え」
「言いたいことは明日言え」という諺があります。
たとえ言いたいことがあっても、その場ですぐ言わず、じっくり考えてから言いなさい、という意味です。
思ったことや感じたことを、感情に任せてしゃべってしまうと、失言をしたり相手を傷つけたりしがちです。そのため、一晩、自分の思いを見つめ直し、本当に相手に伝えたいことであるのかを、よく考えることを示唆しています。それでもなお、言いたいことなら、明日になってから伝えても遅くないということです。
英語にも“Think twice before you speak.”(言う前に二度考えよ)という諺があります。
誰しも、頭に血が上り、家族や友だちに、言わなくてもいいことを口走ってしまい、後悔した経験があると思います。また、意見を正しく伝えようとしたけれど、慌ててしまい、うまく伝えられなかったということもあると思います。
感情が高ぶったときや自分の意見を正しく伝えたいときこそ、冷静になることが必要です。相手の思いを受け入れ、自分の思いを見つめ直す時間を持つことが大切です。そのうえで発した言葉は、必ず相手の心に届くはずです。
<ハナさんのプロフィール>
電気会社や出版社、中学校長を経て、現在英風で渉外企画の仕事を担当しています。
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