是枝裕和監督、綾瀬はるか長澤まさみ夏帆広瀬すず大竹しのぶ堤真一加瀬亮風吹ジュンリリー・フランキー前田旺志郎池田貴史鈴木亮平坂口健太郎中村優子キムラ緑子樹木希林出演の『海街diary』。

原作は吉田秋生による同名漫画



鎌倉に住む香田家の三人姉妹(綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆)のもとに、母(大竹しのぶ)と離婚して山形に住んでいた父親の訃報が届く。3人は葬儀で初めて父の忘れ形見で異母妹の“すず”(広瀬すず)に会い、すでに実の母親も亡くして血の繋がりのある者がいなくなった彼女に長女の幸は「一緒に暮らさない?」と声をかける。新たな家族を迎えた香田家の姉妹たちの日常と、「家」や「家族」を巡るそれぞれの想いや変化が四季の移ろいとともに描かれる。


ついこの前行なわれた今年のカンヌ映画祭での四姉妹役の女優さんたちのドレス姿も記憶に新しい、2013年の『そして父になる』以来2年ぶりの是枝監督の最新作。



ナイスおっぱい!


『そして父になる』は好きな映画なので、その監督さんの次回作のことを去年知ってから楽しみにしていました。

原作漫画は読んでいません。

なので、あくまでも映画についてのみ述べます。

ネタバレがどうのというようなストーリーではないんですが、あまり内容について知りたくないかたはこれ以降はご注意ください。



お断わりしたように原作をまったく読んでいないので、たとえば監督が自ら書いた脚本は原作にどんなアレンジが加えられているのか知らないし、登場人物のキャラが原作と映画でどのように変わっているのか、といったようなことはわかりません。

映画が始まってしばらくは、まるでCMみたいな映画だなぁ、という印象でした。

2010年代版「ポッキー四姉妹」みたいなw




1つ1つ丁寧に吟味して撮影されたロケ地の風景、TVでよく見る俳優さんたちが大勢出ていたり、綾瀬はるかをはじめ出演者の台詞の喋り方などもTVドラマとそんなに違わないし、鎌倉にある古い家が舞台、って最近のドラマ仕立てのCMにありそうなシチュエーションじゃないですか。

すずの義母役でNHKドラマや映画でここぞというところに出てくる中村優子、サッカーチームの監督役で変態仮面…いや「天皇の料理番」の人が出てたり、これまた出演作多数のキムラ緑子が幸と同じ病院の看護師長役でわずかに出ていたりと、どれもこの人でなければならない必然性はないにもかかわらず、フジテレビの肝入りだからなのかそれとも是枝監督の求心力によるものなのかわからないけど、映画の内容にそぐわないほどの豪華キャスト陣。

 


次女・佳乃の上司を演じる加瀬亮は、そういえばこの俳優さんを僕が初めて意識したのは是枝監督の『花よりもなほ』だった(それ以前の出演作も観てるけど、彼のことを覚えていない)。

そして河瀬直美監督の『あん』に続いて(観てませんが)、ここでも“あんこ”を触ってる大叔母役の樹木希林。

これも前作から引き続き出演のリリー・フランキーも安定の存在感。

 


前作『そして父になる』だって出演者はほとんどが名前や顔の知られた俳優だったし別に不思議ではないんですが(今回と重複するキャストも結構いる)、前作よりもわりと淡々とした内容で劇的な展開のない作品だけに、出演者たちがみんな見たことある顔というのは逆にそういう「リアリズム」の世界に没入しにくいなぁ、と。

よーするに、こんな美人四姉妹いるか?という^_^;

しっかり者でちょっとキツいところもある長女役を綾瀬はるかが演じるというのは、果たして役柄的に合っているのか?と疑問も感じたし。

「アレをアレして」みたいな言い回しの多用に、ちょっとイラッとさせられたりもして。

最初はそういう違和感の方が勝って、また広瀬すずが演じる四女・すずの家族関係がどうなっているのか(父親は3度結婚しており、すずの母親は2番目の妻ですでに故人)把握するのに若干時間がかかってしまったんだけど、しばらく観続けているとそれにも慣れてきて、徐々にこの四女を中心にした四姉妹の1年間を描く物語にじっくりと浸れるようになってきました。

この映画を高く評価されているかたがたの中にはもちろん原作のファンもいらっしゃるんでしょうが、比較的若い層にも評判がいいというのはステキだなぁ、って思いますね。

体調によっては居眠りしてしまう危険もあるぐらいに派手なことが何も起こらない静かな映画なんだけど、90年代ぐらいに観た単館系の小さな映画たちを思いださせたりもして、観終わったあとにじわじわときました。

女ばかりの家族、ということでは長澤まさみがヒロインの声を演じていたジブリアニメ『コクリコ坂から』をちょっと思いだしたりも(“不在の父”にまつわる物語という点も。またどちらも漫画が原作)。

まぁ、ぶっちゃけ美人四姉妹だからいいんだけどね。

これがブサイク四兄弟の話だったら、むさ苦し過ぎて観たくもない^_^; イケメンでも興味ないな。

綺麗な娘さんたちが庭の梅を漬けて梅酒作ったり、おいしそうな生しらす丼やちくわカレー食べたり、恋や親子関係に悩んだり、そういう姿を美しい景色をバックに眺めるという、趣向?w




いや、茶化してるみたいな言い方してますけど、心が洗われるようだったですよ。

前向きに生きていく、ってこういうことなんだな、って。

僕は女きょうだいがいないし兄弟姉妹が大勢一緒に暮らしてる環境とは無縁だったんで全然実感が湧かないんだけど(集団生活苦手だし)、でも口喧嘩したあともすぐに仲直りしたり、互いに気を遣い合ったりして身を寄せ合って生きている人々って、なんだか清々しい。自分がそうじゃないから憧れもあるけど。

何か、ここには日本人の美しさみたいなものも表現されているように思えたし。ある「枠組み」の中でいかに周囲とうまくやっていくか、そのことに心を砕く、みたいな。

それは人によってはしんどい「しがらみ」として映るだろうけど。

一見穏やかな生活の中にも悲喜こもごもがあって。

亡き父の末の娘が家族に加わることによって、ほんのちょっとだけ彼女たちの間に波紋が広がる。

といっても四女を鎌倉の家に招いたのは姉たちの方だし、この四姉妹が仲違いをしたり何か決定的な事件が起こることはない。

四女も姉たちとすぐに打ち解けて、彼女たちのマスコットのような存在になる。

特に口うるさい長女とそんな姉に口答えしがちな次女はしょっちゅう言い争いをしているけど、それは動物の甘噛みみたいなものだということは三女の「いつものこと」というような態度からもわかるし、実際二人のジャレ合いは見ていて微笑ましくもある。

ほんとはこんな仲のいい姉妹ばかりではないんだろうけど。夫婦だけでなく血を分けた親子や姉妹だからこそ、こじれて修復できなくなる関係というのもある。

というか、この姉妹たちこそ表向きには冷静だけど、父親は妻子を捨てて別の女に走り、母親は残された娘たちを置いて別の男性と結婚して北海道に行っちゃったという、なかなかにして壮絶な家庭環境だったりする。よくあんなにまともでいられるなぁと思う。




一見ユルいところもあるけれど、彼女たちはそれぞれ皆たくましい。

男にフラれたら酒飲んで荒れて忘れる(迷惑だなー^_^;)。そして懲りない。

この映画にも遺産の話がほんのちょっとだけ出てくるけど、現実の世の中にはもっともっと醜くてくだらない家族や親族間の骨肉の争いがある。

三姉妹が幼い頃から通っていた「海猫食堂」の店主の二ノ宮さん(風吹ジュン)と弟の悲しい関係は、香田家の姉妹たちと対比されている。

二ノ宮さんはすずに「あなたのお父さんとお母さんがうらやましい」と言う。出会ってまだ1年足らずの赤の他人が、自分という存在に否定的になっていた少女にまるで母親のように接してくれて、彼女を心から受け入れてくれる。

ただ生きているだけで誰かを傷つけている、と思い込んだすず自身が、実は一番傷つき救いを求めている。

ある意味、ここには「かくありたい、人々の美しきいたわり合い」がある。

幸は気まずい関係だった実の母親とも和解する。夫や父親だけなら無理だったかもしれないが、亡き祖母の存在が母と娘を最後には再び結びつけてくれた。

亡くなった人間はこの映画の中で常に残された家族たちに影響を及ぼす。わだかまりやその修復、それらを引き起こすのは死者であり、彼らが残した「味」である。

ハッキリ言って、娘たちや元妻をいまだに苦しめている諸悪の根源は家族を捨てて別の家庭を持った父親なんだけど、死んだ人間にいくら文句を言ったところで問題は残された者たち自身のことだし、自分たちの道は自分たちで切り拓いていくしかない。

面白いことに、幸たち姉妹の父親同様、二ノ宮さんの弟が劇中で姿を現わすことは一度もない。写真さえも映しだされない。

それは三姉妹を母親の代わりに育ててくれた祖母も同じで、幸は祖母に似ている、と三女の千佳に言われながらも、姉妹にとって母親と同じかそれ以上ぐらいに大切な存在であった祖母の顔も画面には一切出ない。

死んでしまったり会うことのない人はこの映画には直接登場しないし、三姉妹が懐かしそうに見るアルバムの写真すら観客には見えない。

それはちょうど、小津安二郎監督の『東京物語』で亡き次男の顔がけっして映らなかったのと似ている。

この映画『海街diary』は出品されたカンヌでも、小津監督の映画を彷彿とさせる、と評されたらしいし、もともと是枝監督はその劇映画のデビュー作『幻の光』の時からそのようなことを言われていた。

ただし、僕は『幻の光』を観た時にその劇的要素が一切なくひたすら重々しくて暗い、「日本映画っぽさ」とか「小津映画っぽさ」のイメージだけに満ちた“まがい物”臭に辟易したので、そのあたりはちょっと警戒していたんですよ。

また小津好きのフランス人あたりが勘違いして持ち上げてるんじゃないの?と。

だけど、今回この最新作を観て、確かに小津監督作品の匂いを感じたんですね。

それでもこれはただ小津のマネっこ映画では全然なくて(小津を知らない若い人たちがこの映画を支持しているのがその証拠)、これまでのキャリアで是枝監督自身が編み出して培ったメソッド(ロケ地で撮影以外でキャストと食事を作ったり庭の手入れ、劇中でも映像が使われていた障子張りなどの共同作業をさせたり、今回は広瀬すずだけシナリオを渡さずに演出している)を駆使してついにたどり着いた地点といえる。

むしろ、あからさまに小津映画の形式を表面的になぞってオマージュを捧げた山田洋次監督の『東京家族』よりも、こちらの方がよっぽど小津っぽいなぁ、と。

菅野よう子による音楽も、場面転換で定期的に似たような旋律が反復されたり、かなり小津映画を意識していたのでは。

いえ、偉そうに語れるほど僕は小津さんの映画観てませんけど。知ったかぶってるだけですが。

何を以って「小津っぽい」のかというと、程の良さ、というんでしょうか、映画が「下品」じゃない。

妻のいる医師の椎名(堤真一)に、留学するボストンに一緒に来てほしい、と言われた幸は結局妹たちとの生活を選ぶし、次女や三女の恋の描写もとても控えめ(次女を一方的にフッたつまんない男は早々と映画から退場する)で下世話な展開にはならない。すずに好意を寄せる同級生の風太(前田旺志郎)はけっして彼女に「お前が好きだー!付き合ってくれ!」などと叫んだりしない。ただ彼女の浴衣姿を褒めるだけだ(それだって純情な中学男子には精一杯の告白だろう)。

 


劇的なことは何も起こらないけど、でも観る者にそれを予感させたり、実際には醜いことだってたくさんある現実の中から「美しさ」や「切なさ」を抽出してみせる、「映画」に対するその姿勢。

エロでグロでヴァイオレンスな映画もそれはそれで楽しいですが、時々こういう映画で魂の穢れを祓うのもいいかも。

それにしてもつくづく思うのは、仮にどんなクズだったとしても、死んだあとに娘から「優しい人だったのかも」なんて言ってもらえる親父は幸せだよなってこと(遠い目)。

幸が父についてすずに、こんな素晴らしい妹をこの世に送り出してくれたことに感謝を述べる場面で、ヘタすれば劇中の広瀬すずぐらいの娘がいたっておかしくない身としては「家族を傷つけても子どもこさえたもん勝ちかよ」みたいな釈然としない気持ちを残しつつ^_^;

三姉妹の母は、久しぶりに娘たちに会ったばかりでいきなり鎌倉の家を売る話を持ち出す。

あまりに唐突だが、なぜ彼女があんなことをしようとしたのかというと、母親にとってあの家は辛い記憶ばかりがある場所だからだ。

だから、当然それは娘たちにとってもそうだろうと思っていたのだが、彼女からすれば意外なことに娘たちからの思わぬ反発にあってその話は立ち消えになる。

同じ場所も母と娘たちとでは思い入れがまったく違う。

鎌倉の家にはまったく縁がなく、住み始めたばかりのすずにとってはどうなのだろう。

長女と似た耳を持っていて次女のように酒癖が悪く三女と一番仲のいいすずは、家族の一員として愛される実感を得た。

それは今後の彼女の人生において大きな励みになるだろう。自分は愛された、という記憶は家族における最大の強みだ。だからこれからも何があったってきっとまた家族の絆を取り戻せる。

少なくともこの映画を観ているとそう信じられる。

今では北海道に住む三姉妹の母親はまた彼女たちに会いにやってくるだろうし、すずはまだ誰にも話していない父親との想い出を姉たちに語るだろう。

こうして「家族」は続いていく。

姉妹たちがやがて一人、また一人と自分の生活をみつけて鎌倉の家を去っていっても、この映画にあるのは離散の哀しみではなく、けっして切れることのない家族の絆をいつまでも信じられる心、50年経ってたとえ誰かが亡くなったとしても、昨日のことのように想い出話に花を咲かせられるような、そんなステキな人々の物語だ。

妻と離婚できないでいる男と別れられずにいる長女も、男がいない生活に堪えられない次女も、父同様に釣り好きだがそんな父親の記憶があまりないために無意識にかオヤジ好きになった三女も、そしてそんな姉たち全員とどこかでかならず重なる四女も、みんな父親から何かを受け継ぎ影響を受けている。


彼氏役はレキシこと池田貴史


幸とすずは、かつてそれぞれに父と一緒に見た海を臨む風景を今も大切な場所にしている。

海に向かって「お父さんのバカー!」「お母さんのバカー!」と叫びあう長女と四女だが、自分を傷つけもしたそんな親への想いは消えない。




四姉妹役の女優さんたちはそれぞれのキャラクターが生き生きとしていて、綾瀬はるかが演じるのは多少古風な長女像だったけど「八重の桜」のヒロインに通じる凛とした女性像でよかったです。

綾瀬さんはヴァラエティ番組などで素の時の天然キャラをイジられがちな人ですが、高倉健と共演した『あなたへ』の食堂の娘のように、真面目でしっかりした女性役もきちんとこなすことができる女優さんですよね。

姉妹を率いて母親や大叔母にもハッキリとものを言う、恋人とも完全に対等の関係であり、「家」を守っていく責任も負っている一家の長“シャチ姉”を好演していました。

次女・佳乃役の長澤まさみは劇中ではいつも絶妙なタイミングで笑いの要素を入れてくれて、それが映画をシリアスになり過ぎない、爽やかなものにしていました。ちょっとお色気も担当していて、この映画の功労者でもある。

去年の『ウッジョブ!』では山の中に住む美人教師を演じていたけど、キャラクターによって地に足の着いた女性役やちょっと軽いノリの女性とか、しっかりと演じ分けができる人なんだなぁ、って思いました。

夏帆演じる三女の千佳は佳乃から、あんたはいつもお気楽でいいよね、みたいなことを言われて「えっ?」って表情をするシーンがあるんだけど、多分姉たちほど自己主張が強くなく自分から荒波を立てるようなことを言ったりやったりしない彼女は、実はまわりに一番気を遣っている。

新しく姉妹に加わったすずとも気が合うのは、すずにとって歳が一番近い千佳が長女や次女よりも優しい性格で話がしやすいということもあるだろうし、両親の離婚時にまだ幼かったために父親のことをほとんど覚えていない彼女は悪い記憶がない代わりに父との想い出自体がない。

だからそんな見知らぬ、しかし血の繋がった父のことを自分よりもよく知っているすずに対しての好奇心もあるんだろう。

釣りの真似をして口で「シャッ、シャッ」ってやってるのが可愛い。何かといえば姉たちから幼い頃の粗相をネタにされるのが気の毒っちゃ気の毒^_^;

この映画での夏帆さんは化粧っけのないスッピンなので、カンヌでばっちりメイクした彼女の顔は他の姉妹役の3人よりも一番劇中のキャラとのギャップがありました。

それにしても、みんな身体細いなぁ。もうちょっとお肉がついててもいいんだけど。

四女・すず役の広瀬すずは、今この瞬間の彼女本人のきらめきが映画に収められていて、これは彼女にとっての代表作になったと同時に思春期の女の子を描いた貴重なフィルムになっていると思います。

 
セーラー服とブレザーの両ヴァージョンあり♪


写真集より。本篇に↑このような場面はありません。


僕は河瀬直美監督の『萌の朱雀』に出演した時の10代の頃の尾野真千子をちょっと思いだしたんだけど、この『海街diary』は少女のユーモラスな部分も描いている分、より映画の世界に入り込みやすい。

花火を見上げている時のまだあどけなさが残る表情。サッカーしてる時のフットワークの軽さ。

彼女のほどよく肉のついた立派な足は、背が高くてか細い身体のお姉ちゃんたち3人に比べてなんだか頼もしくて、すごく眩しかった。

同級生の男の子と桜並木のトンネルの中をチャリンコで2ケツしたり、男の子たちに混じってサッカーしたり、間違えて梅酒飲んじゃってリヴァースしそうになったり、もうおじさんは君をもっともっと観ていたかったよ(キモっ)。

広瀬すずはすでにアイドル的な存在だけど、ぜひこれからもこういういい映画に出演してほしいです。

シナリオなしで先輩女優たちと共演して、その感受性によって一発撮りも多い是枝作品で見せた彼女の自然な表情、美しい涙は日本映画の宝物だから。


『そして父になる』に続いて「家族」について、そして「血の繋がり」について描いた是枝監督。

僕は観ていない作品も結構ありますが、この監督は「家族」にまつわる映画が多いですよね。

人々がもっとも身近に感じて共感できる題材である「家族」。

それについてさまざまな角度からアプローチを試みる是枝監督の映画は静かにエキサイティングだ。

小津監督の映画を「アクション映画」と表現した評論家がいたけど、もしかしたらそれは是枝監督にもいえることかもしれない。

小津監督から山田洋次監督の手を経て、次にバトンを手渡されるのはこの監督なのかもしれない。



※樹木希林さんのご冥福をお祈りいたします。18.9.15


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