六本木クラスもだいぶクライマックスに近づいているようですね。
けれどやっぱり色んなところ端折りすぎてて、残念。
梨泰院クラスにはもっと端々に良いところがあるのにな〜って感じです。
さて、前回のブログでは色々と梨泰院クラスの良さお伝えして、結果、私は梨泰院クラスに入社希望ですが・・・
今日はもう一人のキーパーソンがマネージャーのチョ・イソです。セロイの成功にイソは欠かせない存在なのです。
イソはソシオパス(反社会性パーソナリティ障害)と診断されていて、勉強、運動などとても優秀でありながら、自己中心的で冷淡な女子高生。
多くのフォロワーを持つSNSで有名なパワーブロガーでインフルエンサー。
イソもまた、同級生のいじめをSNSに投稿して加害者の母親とトラブルを起こす。
そして、未成年だが、セロイの店で年齢を偽り酒を提供させ、店を営業停止にさせてしまうことでセロイと関係が始まる。
警察に連行され、2ヶ月の営業停止処分を受けるセロイ。
ID詐称で一緒に連行されたイソと長家の次男チャン・グンス。
グンスの身元引き受け人として迎えに来たのは因縁のチャン・グンウォンだった。
長家の常務となっていたグンウォンは警察に、自分はグンスの兄でセロイの友達だと言い、権力を行使して警察に便宜を図らせようとする。営業停止を撤回しようとする警察。
当然、セロイはそんな恩は拒絶。「警察は法を守って潔白であるべきだ!なぜこいつの一言で公権力が動くんだ!」と警察に楯突き、営業停止処分にしてくれと言い放つ。
グンウォンに父を殺されたという事情を知らないイソは「なぜ意地を張る?一度だけプライドを捨て、申し出を受ければ商売ができる。商売人は妥協しないと。」と反論する。
セロイ「一度だけ? 今1回、最後に1回、もう1回・・・。一瞬は楽になる。だけど繰り返すうち人は変わる。」
そう諭した。
イソはこの出会いからずっとセロイが気になり、セロイの考えに触れてから他の全てがつまらなく思えるようになった。
そして、ついに「ここで働かせてください」とセロイに申し出る。
イソは常に自分に自信があり、仕事も恋愛も欲しいものはどんな手を使っても手に入れると言い切る強気な女性。
入社を申し出る時のイソは「ここで働かせてください」というだけでなく「夢を叶えて差し上げます」と付け加えます。会社が従業員を選ぶのではなく、従業員が会社を選んでいるというスタンス。
これですよ、就活生諸君。この会社を自分がどうしたいかっていう明確なビジョンを志望動機にしてその目標を定めて面接に挑みなさい。ってイソの教えです。
イソは自分の給料も社長と交渉し、店のインテリアや接客、料理、宣伝など目の前の問題点を具体的に改善し、利益を出していくのです。
ただひとつ、人には冷酷なところが組織になじまない部分ではある。
長家の営業妨害に遭いビルを追い出されそうになった時、イソは従業員である長家の次男グンスに店を辞めるよう進言する。実家を継ぐことを条件にタンバムを残すことをチャン会長に交渉させようとした。
いつもの冷徹なイソのやり方にセロイは怒り「マネージャー失格だ。」とイソの名札を取り上げる。
でもイソは「私はマネージャーです。理想を並べ立てても結局ここを追い出されるし、また同じことが起きるかもしれない。私は社長に人生を賭けたんです。責任をとって現実的な代案を下さい。」と食い下がります。
そうです。社長から反対されようとも、店の利益を優先して考え、時に非情だが、現実的に最も有効な策を選ぶ。相手が誰だろうと常に流されず自分の責任を全うする姿勢が強すぎなんです。
はじめは良心や罪悪感の欠如した冷淡な策に見えるのですが、実は芯が強く、会社を守ることにかけても強い信念を見せます。
イソの頭脳に対して情に厚いセロイ。反発することもあるのですが、次第にこの2人が融合していきます。自分のためではなく、愛する人、仲間のためにその資質を発揮するとき、イソはソシオパスではなく、有能な社会性や組織人の能力を発揮するようになっていくのです。
一方、恋愛では、これまでにない本気の愛に気付きます。計画通りにいかないもどかしさ、常に冷静なはずのイソが感情的になり、時に傷つくことを経験して、人間らしさを身につけていく。
さまざまな経験を重ねて、どんどん魅力的な存在になっていくイソ。
経営者と目標を共有し、愛と尊敬を仕事へのモチベーションに生かせるようになり、チームを愛し、いつしかソシオパスではないイソが見えてきたとき、セロイをはじめ登場人物は皆イソの魅力に気づきます。
ドラマの中だけでなく視聴者もイソの虜になってしまうのでした。
このドラマ、利益を求める長家の会長と、正反対のセロイの生き方を描いていますが、二人の経営者の対比が本当に面白い。
そして、様々な個性と才能が組織を作っていて、身分、人種、ジェンダーなど、多くの個性が会社を大きく成長させていることがわかる。
一人一人の能力は微力で組織に向かない人材だが、会社のためにできる力を最大限に引き出すセロイのマネジメント力や社員の人間模様はマネジメントのヒントがたくさんです。
結局、「会社は人である」って思い知らされる。
いえいえ、私だって、現実はそんなきれいごとではないこともわかっていますよ。
でも、きれいごと言い切ってたらうまくいくんじゃねーか?って勘違いしちゃうのがこの梨泰院クラスってお話。
本当に面白いから暇つぶしにはオススメですよ。
長々と読んでいただきありがとうございました。



