小さな村の保健師ブログ -7ページ目

小さな村の保健師ブログ

テニスコーチから保健師に転職した謎のキャリアの持ち主。健康のこと、仕事のこと、地域のこと、色々知ってもらいたい。

13日はペルセウス座流星群の極大。

12日の夜だけ天気が良かったから屋根に上がって天体観測。

ずっと天気が悪いからあんまり期待してなかったんだけど、そんなことより月が明る過ぎた🌝

私の頭上に流星はひとつも流れませんでした。

未明の方が良かったのかな。


毎年ペルセウス座流星群は欠かさず観測します。極大の時間が日本の夜にあたって、天気は快晴、月出・月没時間、月齢が観測を邪魔しない好条件。

人生の中でこういう最高条件で流星群見ることができる日はあるのかな〜



何億光年の彼方から光を放つ星🌟

でっかい、でっかい天体の中では地球も🌏私もゴミみたいなもの。

そんなスケールでものを見ると偉大で、未知で、不思議が果てしない。

それ自体が癒し。

宇宙の偉大さを考えると

普段から偉そうにする人にも、恐れている人にも何も感じない。

みんな宇宙のゴミに見えてくる。

ありがたい現象だ爆笑

これも立派なストレスコーピング(ストレス対処法)です。

嫌な人の嫌な印象はそのまま受け止めず、自分のイメージの中で真逆のキャラにしちゃおう!

管理職になりたいか?って言われると…私はなりたくない。そういう人多いんじゃないでしょうか…


昨今の職場のメンタルヘルスで最も多いのは適応障害だと思います。

適応障害はうつ病や統合失調症のような特殊な精神疾患ではありません。

正常なストレス反応からくる、誰にでも起こりうる心身の変化です。

普通に働いていた人がストレスに晒されて最初は上手く対処できていたのに、やがてできなくなる、という心理反応です。

多くの場合、原因は職場のストレスという外部の環境が要因となって発症します。

うつ病は外部要因以外にも性格や人格障害、脳内の神経伝達物質の異常など別の原因が複数考えられます。

うつ病は適応障害よりも広い概念で、適応障害はその中の一つのパターンです。

でも、実際に適応障害の診断がついて、医師から自宅療養の指示が出ると職場の反応はどうでしょう?

問題の本質は職場のストレスであるにも関わらず、それを考慮しないで当事者個人の能力や思考など内部的な要因に帰着させ、問題の本質を見ることができていない場合がほとんどのように感じます。

 

そうは言っても、私も上司側、職場側の気持ちは痛いほどわかります。自分達が見聞きしたことがない病気で次々休まれる。

原因は職場環境だと言われても、なかなか納得しがたいもの。

多くの職員が問題なく働いている。その中の一人が職場のストレスでメンタルの不調をきたす。果たして本当に職場の問題か?個人の問題では?と思いたくなる気持ち。

確かに個人の問題もあります。ストレスの受けやすさ、感じ方は人それぞれです。強弱はある。

そして、昔はこんなにメンタルを崩す職員がいなかったのになぜ…、職場は何も変わっていないのになぜ…、自分達の管理の問題ではなく、最近の若者の特性ではないのかと腑に落ちない気持ちでしょう。

確かに世代の特性もあると思います。

そして、上司世代も特性があるように感じます。

上司世代は、働き方が画一的で育成や指導もあまり理論的ではなかった時代。理屈ではなく感覚というか。

そしてその頃、経済成長期からバブル期。

努力すればするだけ成果に繋がった。社会全体が活気に満ちていて働くことの意味も見出しやすく、人々は努力することが生活レベルの向上や富みを生み出すことに直結していることを実感できたため、ストレスは多くなかったのではないかと思います。

実際、バブル期は私たちの少し上の世代。今の管理職の若かりし頃ではないでしょうか。

その後、日本は景気が後退。

頑張っても就職できない、給料は上がらない、経済格差が広がる。子供達はいじめや不登校、引きこもりが増えた中で教育も迷走。

経済とは裏腹にインターネットや携帯電話が使用され始め、人々の生活は情報に満ち溢れてきます。仕事でも膨大な情報を処理しなければならなかったり、業務時間に関係なく連絡が来るようになる。電話やメール、ネットから離れられない生活。それだけでもストレス過多。

SNS等では他人の生活が丸見え。自分と他者を線引きする空間が減り、ネット上での繋がりがメインの生き方となっています。

努力と成果が1:1ではない時代に生まれ、情報やコミュニケーションストレスを受け続けているのが今の若者です。

それに加えて、このコロナ禍。

ストレスがあっても飲みに行けない、遊びに行けない。リモートでしか人との関わりが持てない、マスク生活で相手の表情が読めないなど対人関係への影響。弊害の多い時代と青春が重なりました。

違う時代を生きた人種が上手く交わっていくのは一筋縄ではいかないのが現状です。

 

【上の立場のあなたがやるべきこと】

上司が部下のメンタル不全に対してどうするか。

 

・どうしていいかわからず、結局何もしない

・「根性」「気のゆるみ」など精神論に置き換える

・「この程度でおかしくなるはずがない」など、自分の価値観で判断する

・親身になりすぎて部下との関係を余計に濃密にする

 

良くある対応ですが、やってはいけない対応だと思います。

部下がメンタルで休職してしまった上司がやるべきことは、

 

1.正しい知識を身に付ける

適応障害をはじめ、メンタル不全についての知識を得る

職場のストレス=外的要因

個人の感じ方、考え方などの心理的要素=内的要因

ストレスに晒されていた期間=時間的要因

この3つの要因が適応障害を発症する3要因です。

部下の状況についてこの3つについて考えてあげましょう。

解決できない課題やゼロにできない要因もあると思いますが、それでも軽減することができないか検討するべきです。

外的要因が除去され、内的要因に自分や周囲が上手く対応するることでかなりストレスは軽減できるはず。

時間的要因は、ストレスに晒される期間が短ければ短いほど回復や復帰は早くなります。

長期になれば、外的要因や内的要因が除去されても職場に復帰するには時間がかかり、症状が長引きます。

つまり、早期に対応することが大切であり、日頃からのストレスチェックやコミュニケーションにおいて不調や兆候を早期発見することが求められます。

 

2.組織的に取り組む

メンタル不調の原因はあなたの管理能力だけが原因ではありません。

事業所全体が直面している課題です。

面倒とは思わずに、疾患を理解し、多様な接し方、コミュニケーションを上司自身が学ぶ。

制度や支援体制を作り、活用することはもちろん、ストレスが少ない職場環境に改善する方法を検討してください。

産業保健の取り組みには4つのケアが挙げられます。

①セルフケア(自分で健康管理する等セルフコントロールするケア)

②ラインケア(係長、課長、部長、場長など上司や職場によるケア)

③事業場内産業保健スタッフ等によるケア

④事業場外資源によるケア

ケアの順序も①〜④の順で行われます。

③④は保健師や産業医、専門医の関わりが必要なケアです。

①②を強化することが③④の状況を予防することに繋がります。

 

私はメンタルヘルスケアにおいて、職員の育成や教育は不可欠だと考えます。

対人関係やコミュニケーションを学び、社会人としてのストレス対処能力を上げるのはセルフケアの一つですし、管理職が管理するのは個々の業務だけでなく、仕事へのモチベーションを引き出し、健康的に働ける人間関係や職場づくりです。部下との会話、業務の割り振り、指示の出し方、指導の方法は重要なラインケアです。

優秀だと思っていた人が、頑張っていた人が、ある日突然メンタル不全で休職する。また、なんとなく兆候が見えていたけど「大丈夫です」という本人の言葉だけを判断材料に何も介入しなかったらやっぱり診断がついて休職してしまった。

という状況は①②のケアが機能していない証拠だと思います。

職場の危機を組織全体で共有し、全体が同じ方向を見て取り組むことを考えてもらいたいと願っています。


メンタルヘルスは上司も部下も当事者一人の力で解決するなんて無理!

管理職のメンタルの為にも何かヒントになることお伝えできればよいのですが…


参考図書:『もし部下が適応障害になったら』

毎日ジメジメあつーい!

みなさん夏休みは取りましたか?

ちゃんと休んでね。

 

今日は、最近気になるメンタルヘルスケア。

メンタルで休む人増えてますね、どこの職場も。

私も色々と抱え込んで悩んじゃうタイプでした。

だからこそ仕事に悩む若手の力になりたいと今は思います。

私も全然未熟だけど、一人前になるまでって仕事しんどいよね。

上司から見たら、若手の仕事なんて何が辛いか!って感じだと思うけど、業務内容の困難さとか業務量じゃないんだよね。慣れない雰囲気、仕事の緊張感、笑顔の気疲れ、雰囲気、焦り、若手には若手の言葉にできない辛さがあるんだよね。すごくわかります。

でも大丈夫だよ。仕事のしんどさは必ずなんとかできるから…諦めないでほしい。

てことで、「メンタルヘルスシリーズ」はじめます。

自分もメンタルヘルス勉強中なのでノートを整理するつもりで少しずつ書くこととします。

 

【一番下の立場のあなたがやるべきこと】

・仕事ができなくてつらい

・やりがいがなくてつまらない

・このままこの仕事を続けていっていいのか将来が不安

・人間関係に疲れる

誰もが悩み苦しむ時期があると思います。

乗り越えられるかどうかもわからない。

若い時にはその渦の中でぐるぐる、ぐるぐると抜け出せなくなることがあります。

それでもあなたは今日、出勤した。

それだけでいいのです。

でも、そんな時、職場はあなたを守ってはくれません。

それは、あなたの上司や所属する組織が冷酷であることを意味しているわけではありません。

あなたの心はあなた自身にしか守れないという意味です。

働き方に関しての法律や制度はあなたを守ってくれるものではなく、あなたがセルフケアをするために活用するものです。

疲れ、孤独、不安、自信喪失などいろんなことが重なり、潰れそうになっているなら、その自分の心のサインにいち早く対応するのが若手のうちに身につけてほしいスキル。

若い子見てると、そのスキルが獲得できない子は潰れていくように感じます。

そのためにあなたがやるべきことは3つ。

 

1.休息

遊びや気晴らしの時間を作る前に、まず休息を優先しましょう。

今にも潰れそうな状態ならすぐに休んで仕事から距離をおくのは当然ですが、できればそうなる前に、休息(特に睡眠をとること)する習慣やルーティーンを獲得するようにしましょう。

心が疲れるとなかなか眠れなくなりますが、実はそうなってからではやや手遅れ。普段から睡眠を十分にとって疲れを残さないということが大事です。仕事中や会議中など、眠気を我慢しなければならない状態は慢性的な睡眠不足。眠たい頭でいくら考えても効率的な仕事はできない。そうすると仕事が遅れる、やる気が起きないの悪循環に陥るもの。そうなる前に改善しましょう。

 

例えば…

●やるべき仕事が終わらない👉それでも、誰かに助けを求めて休息や睡眠の時間を確保しましょう。残業や休日出勤は職場にいるだけで心身共に疲れを蓄積させます。若いと体力があるから残業しても疲れないと思いがちですが、思考が未熟で非効率ですから一人で一生懸命やっても実は成果が得られていないことはよくあります。また、頑張ろうとアドレナリンも出やすい若い世代は脳の疲れも人一倍です。8時間の労働時間を超えると急に効率が下がる感覚はありませんか?

使った体を十分に休めること。新人に必要で最も重要な能力です。

与えられた仕事をやりきれなかったからと言ってあなたの評価は簡単に失墜しません。やりきれないという見通しを立てられたことがむしろ好評価に繋がりますよ。

 

2.自己評価

今、あなたの目標は何ですか?

できていることは何ですか?

今の自分を適切に評価することは仕事のやり甲斐や自己肯定感に直結します。

一人前になるまでは仕事もよくミスるし、いちいち聞かなきゃできないし、自分のダメさ加減に嫌気が刺したりするもの。

でも、その自分の状態を評価してはいけません。

1〜3年目くらいまではミスはするものと思っていいのです。

あなたは今日できなかったことよりも、今日できるようになったことを書き留めて自己評価してください。

自分がこの組織にいて成長できている実感があれば仕事は楽しくなるし、メンタルは強くなります。

 

例えば…

●失敗してしまったことが気になって仕事がうまく運ばない👉反省して忘れる。

失敗したその時の緊張感や嫌悪感をいち早く取り除く行動が重要なんです。

失敗の原因と改善策を上司と話して結論が出たら、あとは引きずらず、早めに気持ちを切り替えましょう。その失敗の責任はあなたではなく上司にあるのです。あなたがチャレンジしたこと、失敗から学びを得たことにより次のチャンスで必ず成果につながります。

失敗で自己評価を下げる必要はありません。

そして、この、反省して忘れるという作業、やはり休息が大事。文字通りの休息ではなく、「心の休息」です。

失敗したエピソードを友達や同僚など信頼できる人に飲みながら話してもいいですし、仕事と全く別のことに没頭して気晴らしするのもいい。映画やドラマで感情移入をして別の理由で涙を流すのも心に休息を与えます。

何もできないならばお風呂に入ってとことん眠りましょう。仕事の失敗は成長の糧。上司もみーんな、実は恥ずかしい失敗エピソード持ってると思いますよ。大小の失敗をたくさん重ねて今の立場にいるのです。そういうのたくさん聞ければいいのにと私は思うんですけどね。「上司」とはプライドの生き物なので部下に恥ずかしい話はあまり聞かせないんですよね〜

 

3.自己表現

下の立場だからといって発言権が無いわけではありません。

「はい」とか「いいえ」以外にも自分から言葉を発しましょう。感じた事、思ったこと、弱音、不満。

職場で本音を言えるようになりましょう。

 

●毎日同じことの繰り返しで自分の仕事に意味を感じない👉どうしたら充実した仕事ができるか、それを考えるのはもっと先でいい。仕事の内容を考えるのは先輩や上司に託して、あなたはあなたの思いや意欲をとにかくチームに伝えましょう。

いいことばかり言わなくても、「わからない」「つらい」「疲れた」と職場で感じることを本音で話すだけでいいのです。

人間関係が上手くいかないことも、嫌な上司への対応がわからない時も、誰かと気持ちを共有して下さい。共感できる人なら尚よしです。

職場に仲間を見つける行動を起こしましょう。

意外と共感できる人がいて、あなたの働きかけが同じ思いの人の助けにもなるかもしれません。

 

 

私が思う仕事上の人付き合いのモットーは『職場では濃・職場以外では淡』プライベートの付き合いがある人もいますが、多くは私生活での交流はない。

深い付き合いをしなくても、仕事上の良い関係を築くことはできます。

古くは飲みニケーションなんて言葉もありますが、それは飲みたい人の口実。飲み会だって飲まない会だっていつだってあなたを本気で思ってくれるのが良い職場の人間関係です。

まずは一人で抱え込まないこと。

ストレスに早く気づき、上手に軽減しながらセルフケアしていくことが新任期に最初にやるべき課題なのです。