トムソーヤーに絵本読み聞かせ -20ページ目

藤井恵さんレシピ「根菜のオーブン焼き」作ってみた。赤ワイン飲みたい。

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 秋から冬への季節においしいレシピ。

 ママ購読の雑誌『LEE』付録の「人気料理家10人のいちおし秋味レシピ」から、藤井恵さんの「根菜のオーブン焼き」は、単純でかつ赤ワインに良く合う。

 柚子風味のマヨネーズでこんがり焼くところも季節感あってよい。

 「根菜」としては、さといも、さつまいも、にんじん、ごぼう、れんこん、など。

 安いオーストラリアのステーキをグリルでおいしく焼いて一緒に食べると、なおよい。


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妖怪「べとべとさん」って知ってますか?

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 水木しげる先生の『妖怪画談』にでてくる不思議な妖怪「べとべとさん」

 水木しげる先生の子供の頃、夏の夜、下駄を履いて歩いていると、うしろから同じように下駄の音がした。怖くなって逃げようとすると、下駄の音はますます高くなり、追いかけてくる。

 やっと家について、その手に詳しいおばあさんに聞くと、それは「べとべとさん」というもので、ちょっとわきにより、
「べとべとさん先へおこし」といえば、下駄の音だけが通り過ぎるという不思議な妖怪。

 音響の恐怖。

 このブログの「さよなら桜木町HIPHOPグラフィティ」でも、べとべとさんならぬ、「べとべとくん」を登場させてもらいました。




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さよなら桜木町HIPHOPグラフィティー(その16):妖怪車シトロエンでの捜索




 妖怪や幽霊のたぐいは、車なら、シトロエンに乗ることを好む傾向がある。

 そりゃあもちろん、相当古い平安時代あたりの貴族の幽霊なら牛車に乗るし、江戸時代の侍の幽霊なら駕篭に乗ることも多いが、意外とそういう古参の面々も最近はシトロエンに乗り換えているというのだ。

 妖怪マーケティングディレクターの“べとべとくん”の情報だ。

 というのも、シトロエンは、フランスのエスプリっちゅうか、思いつき!というか、妄想!に近いコンセプチュアルな、物体と想念の中間にある存在なので、霊的な俺たちにとって、ホントに運転しやすいというわけよ、とべとべとくんは言う。






 探偵は、捜索に出かけるために意識を集中して、シトロエンを召還する。

 すうっと、シトロエンが出現すると、探偵はイグニッションキイを回し、エンジンをかける。

 そして、尋ね人の情報を思い起こす。

 「そのひとは、いま、円の連なる場所にいます」と教えてくれたのは、桜木町グラフィティロードで夜寝床をかまえる美しき霊感ホームレス“小林少年”だ。

 小林少年というのは、探偵が勝手に呼んでいるだけだが、このホームレスのあどけない顔立ちを見ていると、江戸川乱歩の描く魔都東京で、怪人二十面相を相手に乞食に変装する、あの小林少年をどうしても思い出してしまうのだ。

 桜木町の小林少年は、精神を病んでいるのだろう、意味不明な言葉をいつも呟いているが、どういうわけか霊感は抜群なので、探偵は捜査に入る前に必ず情報を仕入れる。



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 探偵は、意識を「円の連なる場所」のイメージへと高めて、シトロエンを運転する。

 YOKOHAMAの港沿いをドライブして捜索が続く


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 そして、海から山の方面へと、車を向ける。

 野毛を通過して、野毛山動物園の方へ‥

 ついに、豆ダヌキのオヤジの親友“みつぅ”らしき男が公園で寝ているのを発見した。


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※撮影は、カールツァイス PLANAR 85㎜ F1.4

ビンディングペダル挑戦中!LOOK×SIDI

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 まだまだ初心者のロードレーサー道ですが、

 ビンディングペダルに挑戦中です。
 専用のシューズをペダルにカチッとはめて固定してしまうのがビンディングペダル。

 ペダルを踏み込むときだけでなく、足を上げるときも推進力を得ることができます。


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 YOKOHAMAの三ツ境駅降りたとこにある、サガミサイクルまで遠征して、LOOKというフランスのメーカーのフレンチルージュペダルをゲット!!

 なかなかいい店です。親切だし‥

 続けて桜木町Y`S ROADにてSIDIというイタリアのシューズをゲット!!

 そして、本日、子供の前で何度か練習しましたが、何度も転倒しそうになり、あわや大けがするとこでした。
 (固定の調整がきつすぎて、シューズがなかなか外れなかった)


水木しげる先生の最新コメント:座敷わらしは「神社に避難」

 12月8日の日経夕刊記事:座敷わらしは『神社に避難』
 ~消失の岩手旅館 高まる再建の声


 記事によると、座敷わらし(ざしきわらし)が現れる宿『緑風荘』(岩手県二戸市)が10月に跡形もなく全焼してしまったが、近くにある小さな神社が奇跡的に火の手を逃れて残ったという。

 日経はこの件について、妖怪の権威である水木しげる先生(87)のコメントをゲットしている。エライ!



 「座敷わらしは焼け残った神社の中にいると思う。再建に向けて頑張って」


 
 座敷わらしとは?記事では、

 南北朝時代、6才で病死した男児「亀麿(かめまろ)」が家の守り神となり、座敷わらしとして姿を現すようになったと伝えられる。座敷わらしを見ると男性は立身出世、女性は玉の輿に乗るとされる。



 水木しげる先生の『妖怪画談』では、

 東北では、古い家には童子がいると信じられている。
 そこの主人でもなかなか姿はみえないが、童子は、赤い顔をして子供のようであり、家に住みついている時には家は栄えるが、これが逃げ出すと家は衰えていく、といわれる。
 夜中なんかに原因不明の音なぞがすると、座敷童子のせいにされたりする。




 会ってみたいですな。





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さよなら桜木町HIPHOPグラフィティー(その15):ゾンビ、悪夢のつづき、溶け出す時間




 ジブンハ スデニ シンデイル

 そんな悪夢にうなされてから、探偵は精神のバランスを崩したような気がする。

 オレは死んだまま一週間もYOKOHAMAをほっつき歩いていたというのか‥

 肉体は腐敗をはじめ、もちろん痛いだの痒いだのといった感覚は失われ、体中の穴という穴から血やら黄色い液体やらが滲み出し、漏れ出てくる。眼球がくぼみから外れて、頬の上にポロリと落ちる。



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 そんな状態で、死人を立たせ、歩き回させるものはいったい何なのだろう?

 怨念?いや、そんなものはオレとは無縁だ。ならば、なにが‥

 探偵は、悪夢を何度も思い出すたびに、自分が本当の死体になってしまったような気がしてくる。

 死体とは、絶望的に、なにもカンジない人間に似た物体のことだ。



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 それに、探偵の脳には正体不明の白い繭がまとわりついていて、感覚を麻痺させているというのに‥

 
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 探偵は、テーブルの上にアルバムをひろげる。10年前、ポルトガルをひとりで旅した時のものだ。

 それらは若い頃、情熱とともにシャッターを押したものばかりだが、なぜか、今や探偵には何の感情も沸き上がらなくなってしまっている。

 記録したカメラと同様、感情のないメカニズムにでもなったかのように、記憶が取り出されて並べられる。

 記憶が乾燥して欠落すれば、オレは崩れてなくなってしまうのか?もしかしたら、気づかないうちにオレはオレではなくなってしまっているのかもしれない。

 生ける死人とは、そういうことを意味する。

 今日は朝が来るのだろうか?



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マイケル・ジャクソン『ライブ・イン・ブカレスト』を観ながら、散財を思い出す。

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 本日、仕事から帰って、ママの職場から借りているマイケル・ジャクソンのDVD『ライブ・イン・ブカレスト』を、少しのつもりが、結局、最後まで鑑賞してしまった。

 興奮して次々と失神する女性が担架で運び出される。

 失神した車いすの男性も運び出されるわで、マイケル絶頂時の熱狂は、今なお健在!!

 死人どもが踊るスリラー、いいですねぇ。

 ムーンウォーク、文句なしにカッコええのぉ。

 で、マイケルのハットプレイで思い出したのが、私の最新の散財。

 なんと帽子を買ってしまいました。イタリアのハンドメイドのハットで、ブラシ付きというのに思わず惹かれて‥

 いつ、どこでかぶるんだい?にいさん?





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さよなら桜木町HIPHOPグラフィティー(その14):死のカーチェイス、変態車シトロエン




 探偵は、愛車のシトロエンを駆って、闇の中、依頼人である妖怪マメダヌキの友人“ミツゥ”を捜索する。

 むろん、マメダヌキのオヤジが金玉に息をフゥッと吹きかければ、たちまち皮が八畳敷にひろがって気球のように宙に舞い上がり、上空から人探しができるのだが、うまく見つけ出すことができなかったのだ。

 こんな時は、シトロエンに乗るしかない。

 シトロエンとは、言うまでもなくフランス製の乗用車であるが、あまりにも概念的であり、奇怪な装置が組み込まれていると同時に、夢のような座り心地のシートが用意されているという、いかにも哲学的な変態フランス人に似合う代物と言える。

 実用的な車というよりも、頭で夢想することでテレポーテーションが可能な茶室のような箱なのだ。

 ハンドルを切ると、ライトが連動して眼球のようにギョロギョロ動き、探し人を求めて照射する。






 探偵が乗っているシトロエンはおそらく、DSかBXだと思われる。

 “思われる”と言うのは、つまり、探偵のシトロエンは正確には目に見えない車だからだ。

 心霊車?妖怪?

 ともかく、探偵がイマジネーションを働かせれば、シトロエンはエンジンを唸らせ、発進する。そうすれば、シトロエンは砂漠の砂の中だろうが、HIPHOPグラフィティのペイントの中だろうが、するりと通り抜けることができる。

 信じてほしいのだが、シトロエンとはそういう車なのだ。

 もし、信じられないというのならば、試しにシトロエンが走る映像を見て、目に焼き付けた後、あなたが行きたい場所をイメージしてみたらよい。

 あなたの想像力がまだピュアであれば、必ずシトロエンは始動するだろう。



さよなら桜木町HIPHOPグラフィティー(その13):死霊の悪夢

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 オレは、YOKOHAMA大桟橋の客船ターミナルで、ビニールのソファーに身体を投げ出すようにして腰掛け、NHKのニュースを流しっぱなしのモニターをぼんやりと見つめている。

 オレはなにか考え事をしているのか、まどろんでいるのか、眼球が焦点が合わないままに緩み、モニターの像も、視界のはじっこで存在感うすくユラユラと揺れている。



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 アナウンサーが淡々と原稿を読む。

 「本日、YOKOHAMAで、“死人”が歩き回っているのが目撃されました。

 死人は、年齢30才くらいの男で、身長175センチくらい、ツィードのジャケットにグレーのフラノパンツを身につけているということです」

 アナウンサーの顔は青白く、表情は蝋人形のように固かった。




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 突然、テレビの画面が切り替わり、大桟橋客船ターミナルの中継となる。

 うなぎ犬のような顔をしたレポーターが興奮気味に叫ぶ。

 「今、ここ大桟橋で、“歩く死人”が目撃したという通報がありました。そして、まだ、ここにいるということです。」

 カメラが急激にスピードを上げて進み、方向転換をする。

 「あっ、いました!歩く死人です!」

 突然、画面に男の姿が映る。

 男の顔は、オレの顔だった。

 前を見るとカメラがこちらをにらんでいる。レポーターがオレの肩をつかみ、マイクを差し出す。

 「今の気持ちを一言おねがいします。死人になった気分は?」



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 びっしょり汗をかいて、オレは急に目覚める。

 悪夢だ。

 オレは死んでいたのか?歩く死人?

 体全体が奇妙な麻痺感覚に襲われる。

 オレハ スデニ シンデイル

 探偵は、またしても眠れぬ夜をすごした。

 こんな夜は、桜木町を、歩く死肉と呼ばれる妖怪 “ぬっぺほふ”が通り過ぎたからかもしれない、と探偵は推測する。



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さよなら桜木町HIPHOPグラフィティー(その12):海に向かうイシュメイル、石丸?

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 探偵は、怪奇現象の眠れない夜を過ごした早朝、桜木町の高架下グラフィティロードにある事務所から、眠い眼をこすりながらのろのろと抜け出し、海まで歩いて向かう。
 通称「白鯨=MOBY DICK」と呼ばれる高架下の腹から、命からがら逃げ出したというところか?

 メルビル作『白鯨』の冒頭に文献がある。


 「また、その他の何ものにもあれ、混沌なすこの怪物の口に入るものは、獣にもあれ舟にもあれ岩にもあれ、その汚れた巨大なる咽喉の中にほしいままにむさぼられ、やがて底知れぬ腹中の淵に亡び去る」
 ホランドによる『プルターク教訓書』


 

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 「いやいや、むしろ、おれにとってここは胎内のように居心地が良い、というより、ほかにどこにおれの居場所があるというんだ。」

 探偵は、本棚の奥で埃をかぶった岩波文庫の『白鯨』を引っ張りだし、冒頭1章にあるお気に入りの挿絵を眺める。

 ひとりの男が、海岸に肘をついて身を伏せ、海に向けて顔を向けている。男の眼前には、青い空と海が、果てしなく開けている。潮の香りをたっぷり含んだ海風が、男の鼻腔をくすぐっている。


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 私の名はイシュメイルとしておこう。何年かまえ、私の財布はほとんど空になり、陸上には何一つ興味を惹くものはなくなったので、しばらく船で乗りまわして世界の海原を知ろうと思った。憂鬱を払い、血行を整えるには、私はこの方法をとるのだ。


 探偵は、いつもこの部分を読み返す。そして、海に向かうか、挿絵の男のように海に向かって身を伏せる自分をイメージし、息を大きく吸い込む。


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 探偵は、やたらトラックが通過する大通りを歩いて海に向かった。


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  イシュメイルを転じて「石丸」などという偽名を名刺に刷り込んで、船員気取りで、仕事をすることもあった。
 探偵は幾種類もの名刺を取り出すたびに、まったく違う職業の人間になった。イタリア車のセールスマン、新聞記者、金融機関のマーケティングディレクター、福祉施設の相談員‥
 探偵は、何にでもなれる器用さがあったというより、何ものでもない無色で漠然としたはっきりしないキャラクターゆえに、どんな者の型にも自分を流し込むことができたのだ。




 口辺に重苦しいものを感じる時、心の中にしめっぽい十一月の霧雨が降る時、また、思わず棺桶屋の前に立ち止まり、道に逢う葬列の後を追い掛けるような時、ことに憂鬱の気が私をおさえてしまって、よほど道徳的自制をしないと、わざわざ街に飛び出して人の帽子を計画的に叩き落してやりたくなるような時、
その時には、いよいよできるだけ早く海にゆかねばならぬぞと考える。


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