『ブラ3』
1stVnの石川です。
EGKの皆さまとは2014年より、5期連続でお世話になっております。
12/2(日)の本番から既に3週間が経ってしまいましたが、改めまして、
室内楽、コンバース、オケに出演された皆さま、大変お疲れさまでした。
また、裏方など出演されないでお手伝いに徹していただいた方々へも感謝
申し上げます!
今回のオケでの演奏曲、ブラームス交響曲第3番は、ブラームス4曲の
交響曲のなかで1番演奏頻度が少ないと言って良いと思います。
最初の合奏の日に、「ブラ3初めて演る人!」とマエストロ平尾が
聞いたところ、やはり、かなりの皆さんが手を挙げていたことからも
それがわかりました。
特に、1楽章は合わせるのが難しいという事もあり、当初は四苦八苦して
いたのが、本番近くになって、いい形になって仕上がっていきましたね。
自分にとっては、それこそオケ歴だけでいえば、1987年12月の演奏会以来なので、
30年超、また巡り合わせなどから、ブラームスの交響曲を結構弾かせていただく
機会に恵まれ、個人的には5回目。ただ、1stVnはまだ2回目だったので、至る
ところでのハイポジションや聴かせどころにどう対応したら良いかなど自分なりに
考えることができた良い機会だったと振り返っています。
今シーズンの練習は、たびたび休んでしまうことがあり、ご迷惑をおかけして
しまったこととその分「反省会」に出られなかったことが申し訳なかったかな(笑)
でも、その反省会で、自分たちの代(12期)が卒演で「ブラ3」を演奏、しかも
会場もこの「三鷹市公会堂」であったことを思い出しました!
現役期間中でブラームスの全交響曲を演奏できたのは12期だけだと思います(^^♪
個人的には、まだ演奏したことのない曲や再演でもやりたい曲がたくさんありますが、
21回目以降、どういった曲に取り組んでいくのか非常に楽しみです。
また、幅広い年代(自分がその一端なのですが(^^;))ともご一緒にさせていただく
ことも、嬉しい限りです。
来シーズンも都合のつく限り、ご一緒させていただくようよろしくお願い致します!
12期 石川達也
年に1回の演奏活動
こんにちは。
ビオラパートの平田です。
先日、12月2日(日)、無事に第20回演奏会を終了することが出来ました。
演奏会にお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。
私は1年に1回、このEGKの場でのみ演奏活動をしています。
毎年、久しぶりに楽器を持つため、演奏会前は楽しみな気持ちと不安な気持ちがぐちゃぐちゃになり、
不安な気持ちで押しつぶされそうになります…
ですが、本番で実際舞台に立ち、舞台上から眺める客席のお客様や、ビオラパートから見えるオケ全体の景色などをみると、
なんて表していいかわからないのですが「やっぱりオケっていいなぁ」と思えます。
これだからオーケストラはやめられません!(笑)
また、今年のシーズンは、代表である野村さんの言葉にも精神的に救われた部分がありました。
11月30日のブログにも載っていますが、
「なんでやっているかといえば自分が楽しいから」
「我々はプロではないため、他人に聞かせるためではなく、自分のためということを第一に考えて音楽をやっていい」
「自分たちがいかに楽しめるか」
という野村さんの言葉がありました。
社会人になると、どうしても学生時代に毎日オケに打ち込んでいた時よりは練習量が減ってしまいます。
私もどのように演奏会に向けて取り組んだらいいのか悩んだ時期がありました。
しかし、この言葉を聞いて、改めて自分が音楽を楽しんでやっていいんだ、
自分が楽しむために音楽をやっていいのだ、と思うことができました。
客席から、私たちが精一杯楽しんでいる雰囲気を少しでも感じていただけのであれば幸いです。
今日で来年の演奏会まであとちょうど300日らしいですが、
また来年も楽しみたいと思います。(笑)
EGKで見つけたもの
今シーズン2度目の登場、Tbパートのきどみほです️
マエストロから命を受けまして、僭越ながら2回もこちらのブログに記事を書かせていただけることになりました、ありがとうございます🏻♀️
本番を終えて、また今シーズン全体を振り返って…とのことだったので、
今回EGKに初参加した者として感じたことを、率直に書かせていただきます。
私が今回EGKに初参加して思ったのは、
【EGKは一回の練習をとても大切にするオケであること】
そして、
【音楽への情熱に溢れているオケであること】
です。
EGKはアマオケなので、毎練習に団員全員が集まれるわけでもありませんし、
初回tuttiから本番までの期間が約2ヶ月半と、かなり短い練習期間で曲を仕上げてきました。
そうした環境下で、マエストロの平尾さんを筆頭に曲のアナリーゼに取り組んだり、
毎練習後の反省会で出た意見をメーリスで共有したりしてくれたりと、
一回一回の練習がが決して無駄にならないようにたくさんの工夫と努力がありました。
私は正直、こんなにも丁寧な曲作りを全員でするオケには初めて出会ったので、すごく感動しました。
そして、もうひとつ。
コンマス兼代表のVn野村さんが、本番前日の最後の練習の時に話された、
音楽への想い、EGKに対する想いにも、とても心動かされました。
私はせいぜいまだトロンボーンを始めて12年、オーケストラに関してはたったの4年ですが、
それでも時々
『自分がなんのために音楽をやっているのか』
『自分は本当に楽器が好きなのか』
分からなくなってしまう時があります。情けないですが…
しかし、その時に野村さんが仰っていた
『我々はプロではないのだから、自分が楽しむために音楽をやって良いと思う』
ということ、また
『一緒に音楽をやっている仲間への想いを持ち続けたい』
というお言葉がなんだか自分の中で腑に落ちて、とても救われた気がしました。
音楽と真摯に向き合うこと。
仲間と一緒に演奏できる喜びを忘れないこと。
音を素直に楽しむ心を失わないこと。
今シーズンのEGKの活動は終わってしまいましたが、
私にとってはこの先の音楽人生の中でずっと大切にしていきたいことを教えてくれた、かけがえのないオケになりました。
改めて、誘ってくださった平尾さん、野村さん、トロンボーンパートの先輩方お2人、
そして一緒に乗ってくださった団員の皆さんに感謝です。
EGKに参加できてよかった️
最後になりますが、今回EGKに参加したおかげで出来た目標があるので、是非話させてください笑
私は来年から社会人になる予定なので、今までのように自由に楽器を、またオーケストラを続けられるかわかりません。
しかし、今回EGKという素晴らしいオケで久しぶりにブラームスをやって、
『やっぱりブラームスって最高だな!楽しい!!』
と改めて思いました。(難しいけれども、奥が深くて、演奏すればするほど深みにハマっていく…そんな感じです。)
そこで、なんとしても、どんなに忙しくてズタボロになっても、
なんとかオケと仕事を両立させて、いつか【ブラームスの交響曲1~4番全制覇】を成し遂げることを、
自分の中の目標且つ夢としました!!笑
ブラ2は二年前の早稲フィルの春定で、ブラ3は今回のEGKでやったので、残すところは1番と4番です。
特にブラ1は、中学生の頃に初めて聴いた時涙が出るほど感動して、
私がいちばん最初に好きになったオケ曲なんです!やらないと、死んでも死に切れないです笑
ささやかで、大して人に話すほどのことでも無いかも知れませんが、
私にとっては今後の音楽人生の楽しみがひとつ増えたということで、その意味でもやはりEGKに感謝しています笑
長文且つ駄文になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました♪
EGKで学んだことを活かして、今後ともトロンボーン頑張ります
以上きどみほでしたm(_ _)m
本番を翌日に控えて。
指揮者の平尾です。
本日、6回目のTuttiとなる前日練習が終わり、
ついに明日の本番当日を残すのみとなりました。
9/24に初回Tuttiを行ってから2か月余り、
短期間かつ少ない練習でブラ3という難曲に取り組んできました。
今回はただ合奏するだけでなく、
アナリーゼを合計3回(全体の俯瞰+部分ピックアップ×2)行い、
曲の構造や和声進行によるイメージも共有しながら曲創りをするという
新しい試みも行ってみました。
オケにも新たな「気づき」や「視点」が芽生えたような気がします。
本番を翌日に控えた今、
「きっと明日はいい音楽が創れるに違いない」というワクワク感に、
早くも少し興奮してきています。
遠足前夜の子どものような心境でしょうか。(笑)
そしてそのワクワク感を是非ご来場いただいたお客さまにお届けし、
共有したいと願っています。
またEGKの演奏会はオケ曲のみならず、
熱い熱い室内楽と、
みなさん馴染みある曲をお届けするコントラバス・アンサンブル「コンバース」もあり、
老若男女問わず楽しめる演奏会ですので、
お気軽にご来場いただければと思います。
団員一同、みなさまのご来場を心よりお待ちしております。
♪♪♪
第20回EGK演奏会
2018年12月2日(日)14:30開場、15:00開演
三鷹市公会堂 光のホール
入場無料・全席自由
♪シューベルト/弦楽五重奏
Vn.1 野村 真奈人、Vn.2 西浦 丈、Va.宮岡 麻由子、Vc.1 相原 一輝、Vc.2 佐渡 慶一郎
♪コントラバス・アンサンブル「コンバース」
Cb.平尾 純、馬島 かなえ、伊藤 大、高階 勇人
♪ブラームス/交響曲第3番
Cond.平尾 純
パート紹介シリーズ その12 ~コントラバス~
コントラバスパートの高階です。
今回は、復帰したメンバー、新メンバーの2人が加わり、
こんな7人でがんばっております!
7人でありながらも上は18期から下は42期と20歳以上の差となり、
楽器を最近新しく買ったメンバーもいるので、前回よりもさらに、
楽器も人も年の差がひらいた幅広いメンバーとなっております!
コントラバスパートは、モーツァルトやベートーヴェンの交響曲はチェロパートと同じ旋律を演奏することが多いのですが、
今回演奏するブラームスの交響曲第3番は比較的チェロとコントラバスを別々の旋律を奏でることが多く、
コントラバスしか弾いていない旋律が各所に見られます。
例えば、チェロが主旋律を奏でるときはコントラバスは裏方として唯一その伴奏に徹します。
かといってコントラバスに全く主旋律を演奏することがないのかといえば、そうではありません。
このブラームスの交響曲第3番にも瞬間的に主旋律を演奏している箇所はございます(そこはチェロパートと一緒に演奏しておりますが)。
12月2日は三鷹公会堂までお越しいただき、
マニアックかもしれませんが、コントラバスしか弾いていない箇所を見つけてみてください!!
代表の想い~2018年~
毎年恒例となりました、EGK代表兼コンサートマスターの野村が練習の合間に団員向けに話した内容を
こちらでも紹介させていただきます。
「代表の想い=EGKの想い」として何かを感じていただき、
12月2日にご来場いただければ幸いです。
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毎年お時間をいただいており、今年も少々お話しさせていただきます。
初参加の方は「何が始まるんだ!?」と思わずに聞いていただき、
以前からご参加いただいている方は、重複する部分もあるかもしれませんが、お付き合いください。
なぜ、貴重な練習時間の中からこんな時間を作るかというと、EGKというオケ、そしてEGKの代表である私が
何を考えているのかということを知っていただきたいからです。
私はEGKの代表という立場にいますが、なんでやっているのかと聞かれれば自分が楽しいからです。
我々はプロではないため、他人に聞かせるためではなく、自分のためということを第一に考えて音楽をやっていいと思います。
みなさんにも、まずこのオケで自分たちがいかに楽しめるかということを考えていただきたいです。
そのうえで、私あるいは指揮者の平尾と考えていることが違うと思えば遠慮なく言って下さい。
自分のためにということですが、それを意識しだしたのはここ数年です。
複数の方から「EGKの音は温かい」とか「私の音が以前に比べて変わった」という話をされました。
考えてみると、子供が生まれてからではないかと思います。
私は、楽器が弾くことが大好きでこんなにたくさんの仲間と一緒に演奏することができて幸せなんだ
ということが子供に伝わればいいなと思って弾いており、その気持ちが温かいという形になって表れたのではないのかと思います。
みなさんもそれぞれ音楽を演奏する、EGKに参加する動機があると思いますが、それを大事にしていただければと思います。
そして、一緒にいる仲間への想いを常に持ち続けたいと思っています。
自分のためと言っている代表のオケに、こんなにたくさんの仲間に集まっていただきました。
EGKは、よくいえば家族的な雰囲気がある、悪くいえばぬるい(なあなあ)なオケと言われます。
出席率が悪くてもあまり厳しいことは言われない。でもそれは、私があまり練習に出席できなくてもEGKに参加したい
という方の気持ちを嬉しく思って受け入れているからです。
また、みなさんお忙しい中集まっていただいているわけで、その時間が楽しいものでありたいと願っています。
練習に来てつまらない、無駄な時間だったと感じるようでは申し訳ないと思っています。
合奏する以上、みんなで合うことは当然に必要であり、合えば気持ちいいと思います。
でも、誤解を恐れずに言えば、合わせるための練習は意味がない(つまらない)、
みんなの気持ちが一つになった結果、音楽が合うのであり、
大切なのはみんなで音楽を創り上げるということだと思います。
そこにおいては、もちろん指揮者の棒が中心となるわけですが、指揮者から一方的に提示されるのではなく、
自分の意思を音に込め、周りの仲間、指揮者と一つにしていくということがEGKにおける音楽の創り方であり、
音楽をやっていると実感できて楽しいと感じられる時間になると思います。
ただ機械的に棒に合わせるとか、無機質に音程を合わせるという「作業」になってしまってはいけないと考えています。
先ほど、みなさんへの想いを持ち続けたいと言いました。本当にみなさんEGKに参加していただきありがとうございます。
例えば、土日休みでない企業に就職されている方も複数いらっしゃいますがご都合つけて参加してくださる、
小さなお子様がいる中でもご家族の理解のもと参加してくださる、
みなさん貴重な時間を割いてEGKに参加してくださる、本当に嬉しいです。
皆様のちょっとした言葉、あるいは些細な行動の中にEGKへの想いが感じられ、私は大いに励まされます。
私は皆様からいただいている励ましに対して、報いてはいないでしょう。
でも、このメンバーで演奏すること、そしてこのオケをやっていることに対して誇りを持っています。
特に私が直接声掛けしているVnの人に対して言わせていただきます。
正直、あまり練習に来られていない方もいます。
でも、私はみなさんと一緒に演奏したいと願ったからみなさんをお誘いし、
人によっては強引に、またあまり練習に来られないけどいいかと聞いてきた人には「喜んで!」と言って参加してもらいました。
個々にどう感じられているかは私にはわかりませんが、みなさんが私に「一緒に演奏したい」「オケをやりたい」と思わせてくれている
ということは忘れないでいただきたいです。
この想いは、もちろん、Vnの方だけではなく、EGKに参加されている全ての方に対しての想いです。
以上で私からのあいさつを終わります。ご清聴ありがとうございました。
(拍手!)
パート紹介シリーズ その11 ~1stヴァイオリン~
こんにちは。
1stVnのパート紹介です。
さて、コンマスにパート紹介書いてと言われたけど、何書けばいいんだろ。
コンマスは、「ヴァイオリン弾きは音で勝負」とか言って、何も考えてくれないし…。
そうだ。1stVnは一番人数が多いパートだし、みんなのコメントを集めればいいかな。
「今年パート紹介書くんだ。僕も去年書いたけど、大変だよね。」
(応援ありがとうございます。がんばります。)
「ヘッツェルもいいけど、最近、キュッヒルにはまっているんだ」
(キュッヒルは目力すごいですよね。室内楽、期待しています。)
「3年ぶりのEGK参加、1stを弾くのはなんと7年ぶりだけどがんばります。」
(間があいても帰ってこられるオケっていいな。)
「ようやくEGKでブラームスを弾けます。」
(EGKはブラームスいっぱい取り上げているって聞いたけど5年ぶりなのね。)
「EGKのブラームスって特別な感じがします。今回初参加だけど楽しみです。」
(指揮者もコンマスもブラームス好きだからかな。)
「前にEGKで演奏したブラ1は家族に好評でした。今回のブラ3も喜んでもらいたいです。」
(聞きに来てくれた人に喜んでもらえると、嬉しいですよね。)
「前にEGKでブラ3を弾いたときは学生だったけど、今度はママとしてブラ3弾きます。」
(私が次にブラ3弾くときは、何しているんだろ。)
「子供と一緒に練習出席できて嬉しいです。」
(EGKは練習にお子さん連れて出席される方もいっぱいいて、アットホームな感じ。)
「毎年娘も練習におじゃましています。いつか、娘と一緒に弾きたいです。」
「今回、念願叶い娘と共演でき嬉しいです。」
(親子共演!!すごい。)
「ここ音程高めでいいかな。」
(コンマスも高めですよね。でも他のパートに睨まれないくらいにしましょう。)
「僕がいるとコンマスが見えないって怒られるんだよね。」
(コンマスを食うぐらいの気持ちで弾こうよ。)
以上、1stVnからのパート紹介ならぬコメント集でした。
さて、何を書いたらいいかわからず困っていた執筆者および上記コメントはそれぞれ誰のコメントでしょう。
正解は、12月2日(日)三鷹市公会堂で発表です。