トランプ米大統領は17日、ジョン・F・ケネディ元大統領の暗殺に関する約8万ページのファイルを18日に公開すると発表した。トランプ氏は1月の2期目就任直後、ケネディ氏と弟のロバート元司法長官、黒人の公民権運動指導者のマーチン・ルーサー・キング牧師の暗殺に関する機密文書を全て公開するよう命じる大統領令に署名していた。
(3月18日毎日新聞から一部引用)
中学生の頃に,ケネディ大統領暗殺事件について取り上げたドキュメンタリーのようなテレビ番組を見て,大統領の暗殺や引き続きオズワルドの殺害など,得体のしれない闇があるように感じ,また,いつまでも公開されない文書があることが一層そのような思いを助長していました。
CIAやFBIを敵視しているトランプ大統領の立場からすると,それらの組織が絡んでいるということなのではないのかという気がしているのですが,果たして今回公開される文書によって真相の核心に迫れるのでしょうか。
公開されないにしても文書自体は記録としてきちんと保管されている限りはいつかはこうして公開される時も来るのでしょう。
しかし,文書自体をすぐに破棄しているようではもはや真相を知る機会すら失われることを思うと,今回の報道を聞くにつけ,我が国の公文書管理の在り方の杜撰さ,お粗末さに思いを致さずにいられないというところもあります。