空気環境アドバイザー chiemi です

 

今日のお題は、

「日用品のリニューアルに伴う成分変更」を考える

○ファーファ Free&(フリーアンド)/「香りのない洗剤」「香りのない柔軟剤」

 

 

石油系の合成洗剤ですが

香料、抗菌剤、蛍光剤、シリコン等不使用(※ 2020年当時)

アレルギー科の医師から化学物質過敏症発症時に紹介された商品の一つでした

(私はより安全な石鹸系の洗剤に変えたので、使っていません)

 

ちょっとした用事で、合成界面活性剤の洗濯洗剤、柔軟剤で

無香料、抗菌剤不使用 のものを調べていたところ・・・

 

あれ~、抗菌剤!? ・・・・・

2024年1月のリニューアルで「消臭・防臭」推しに改変💦

 

改変理由としては

強い香りは好まないニーズが顕在化するも、洗浄・消臭・抗菌系の購入率が高い。

無香商品を選ばない要因に、製品性能の弱さへの懸念がある(自社調査)

社会背景、消費者ニーズから、無香商品購入のハードルとなる性能の弱さを払拭し、

重視される「ニオイ性能」にフォーカスし、無香料でありながらニオイ不安を感じることなく過ごせるように・・・

という事のようです(NSファーファ・ジャパンHPを要約)

 

 

また「除菌・抗菌・消臭」かよ・・・と思う一方、

柔軟剤には抗菌剤が新しく配合されたものの

香料、蛍光剤などが無添加で、比較的優しさは残している雰囲気

 

メーカーに問合せたところ

○ 洗剤、柔軟剤ともにマイクロカプセルは不使用

○ 洗剤は洗浄性能を見直し(成分表示に記載が必要な抗菌剤は入っていない)

とのこと

 

一般的に使いやすい合成洗剤で

気になる「臭い」も考えながら

過度な「抗菌・消臭」「かおり」「マイクロカプセル」を避けることで

周囲の人への配慮もでき、自分にも比較的優しい・・・

 

 

オーガニックに振り切るのって、好きや事情がないと難しいのも事実

一方的に「○○は悪だ!」という考えは、結局調和を生まず

譲り合いと中庸が、平和と調和を生むんですよね

 

もちろん合成洗剤、抗菌剤を推奨するものではありませんが

これなら周りのアレルギーや香りが苦手な人への影響も軽減されるし

こういう「中庸」的なアプローチの商品も悪くないな、と思いました

 

周りの人への配慮もできて、使いやすくて自分にもちょっと良いなら

変えてみても良いかな・・・

なんて思う人がもし居たら、嬉しいなと思います

 

逆にアレルギーなどで「抗菌成分不使用」で選んでいた人は、

変更するか、検討が必要かもしれません

 

「かおり」「除菌消臭」強力化ブームで、リニューアルにより

マイクロカプセル仕様に変わったり、成分がキツくなる場合もあります。

パッケージが変わった時などは、気を付けてみるのも良いかもしれませんね

 

※化学物質過敏症、アトピー、アレルギーなどの方には

  自然系の商品をお勧めします。

 

参考に、新旧の成分を記載します

 

 

 

【 新旧の成分比較 】

○洗剤

(旧)界面活性剤(18% ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、

         ポリオキシアルキレンアルキルアミン)、酵素

     ・無添加:香料、着色料、漂白剤、蛍光剤

(新)界面活性剤(17% ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、

         ポリオキシアルキレンアルキルアミン)、酵素

     ・無添加:香料、着色料、漂白剤、蛍光剤

○柔軟剤

(旧)界面活性剤(第四級アンモニウム塩)

     ・無添加:香料、着色剤、抗菌剤、シリコン

(新)界面活性剤(第四級アンモニウム塩)、抗菌剤

     ・無添加:香料、着色料、シリコン

空気環境アドバイザーの chiemi です

 

① では、除菌・抗菌成分は、有害な菌だけでなく 

健康維持に大切な常在菌にもダメージを与える話をしました

 

 

 

②では、「超強力」のアピールが加速する

除菌、抗菌をうたった洗濯洗剤について考えてみましょう 

 

 

衣類に残留した除菌、抗菌成分は、常に肌に触れ続け 

表皮だけでなく、経費毒として体内にも吸収されます 

夏場は汗をかくので、吸収率は更に高まります 

(女性は特に下着で粘膜からも吸収されます) 

 

近年は、香害の原因でもある「かおり続く柔軟剤」と同じく 

除菌・抗菌成分がマイクロカプセルに入れられている場合は特に

衣類から飛散するマイクロカプセルは、呼吸により肺にも直接取り込まれます 

 

除菌・抗菌剤入りマイクロカプセルは、その小ささから肺の奥に到達 

肺の中でマイクロプラスチックが弾け、プラスチックは体内に残留 

除菌・抗菌成分は血液に取り込まれ体内を循環・・・ 

 

冷静に想像すると、体に悪そう・・・というか何だか怖いですよね 

 

テレビでは

「煮沸レベルの消臭抗菌!」 

「除菌レベル 去年の4倍!」 

など、超強力除菌 が ”売り” のCMがまことしやかに流れています

 

実際私は、この除菌・抗菌成分で皮膚に赤い湿疹がでたり、 

皮膚全体が赤く腫れて、ヒリヒリした痛みが出たりします。

自分では使わないので、誰かが使った飛散物からの症状です。 

アレルギーやアトピーの方も、何か症状が出る方が居るかもしれません

 

 

複合的に色々と考えてみると 

果たしてそこまで除菌・抗菌することは、本当に必要なのか 

考えてみる必要があるのでは、と思います 

 

もちろん時と場合によっては、除菌、殺菌、消毒は必要であり 

仕事柄必要な場合もあります

 

一方で、過度な除菌、殺菌により本来備わっている体のバリア、免疫システムを 

壊してしまったり 

除菌成分が耐性菌を生む原因になることも事実です

 

 

どちらか一方が正しい、間違っていると単純に決めつけるのではなく 

一方的な情報やメディアに踊らされず、メリット、デメリットを自ら知り 

自分や大切な人の健康を守る方法を考え、選ぶことが大切なのでは

と思います 

 

 

私は日常生活では、

免疫を落とさないためにも除菌・抗菌剤は使わず、消毒などは本当に必要な時のみ

が、良いかなと思っています。 

化学物質過敏症になり、そもそも使えなくなってこの考え方に変えてから、 

特に病気になることもなく、逆に健康になったと思うからです。 

 

 

皆さんはどう思われますか?

 

空気環境アドバイザーの chiemi です

 

昨日、官房長官が会見で、 

新型コ○ナ感染者が緩やかに増加傾向にあるため 

咳エチケットや手指の消毒など感染対策を 

と、呼び掛けたそうです 

 

「コ○ナ騒動」から加熱する異常な「除菌・抗菌」ブームについて 

少し冷静になって、考えてみましょう 

 

 

人間の体には、内側、外側あらゆるところに、体を守る細菌や微生物が存在します 

「常在菌(ノーマルフローラ)」です

腸内細菌が大切! と良くいわれますが、これも常在菌 

 

そして、これらの「常在菌」は人の健康にとって、とても大切なものです 

 

たとえば、皮膚の場合 

角質層は、アレルゲン、細菌、真菌、ウイルスなどの侵入を防ぐバリアで 

表皮の「抗菌ペプチド」が細菌の細胞膜を攻撃、殺菌したり 

弱酸性に保たれた角質層が、細菌の増殖を防いだりしています 

 

色々な常在菌がそれぞれの役割で体を守ってくれていますが、 

この抗菌ペプチドの生成にも常在菌は関係していますし 

もちろん体の免疫システムとも関係があります 

 

 

「除菌、抗菌」は、有害な菌を殺すだけでなく、常在菌にもダメージを与えます 

有害な菌だけ都合よく殺す・・・なんて都合よくはいきません 

 

ゴ○ジェットが都合よくゴ○ブリだけ殺して、子供のカブトムシは平気 

・・・とはなりませんよね(変な例えだけど・・・) 

 

 

常在菌を排除してしまうことは、自分に本来備わったバリア機能を壊し 

ひいては免疫力、抵抗力を下げてしまうことにも繋がります 

 

つまり、過度な除菌、抗菌製品の使用や消毒は「逆効果」と言うことです

 

そして、米国食品医薬品局(FDA)は、 

市販の抗菌石鹸が普通の石鹸と水で洗うよりも病気の予防に優れていることを示す十分な科学的根拠はなく、 

さらに、これらの製品が長期間にわたって広く使用されているため、健康への潜在的な悪影響の問題が提起されている。 

とリリースしています(2019年6月) 

 

 

私も以前はそんな事は全く知らず、病気になった後に新しい友達に 

「良く考えてみて。除菌や消毒は常在菌も殺すんだよ」  と教えて貰いました

 

子供の頃から、風邪薬や抗生物質を飲むと便秘になっていた事が腑に落ちたり 

酷い体調不良の果てに化学物質過敏症を発症した時、腸が食べ物を吸収出来ない状態になってしまったのは、コロナ初期で異常なまでに消毒しまっくって、常在菌も免疫も何も無くなっていたんだろうな、と妙に納得したりで 

それって本当のことなんだな、と実感した次第です。 

 

言われて考えてみたら「なるほど」でも、

知らない、興味ない、だと辿り着かない

まさにそんな感じでした。

 

 

長くなったので、一旦ここまで 

② に続きます 

 

 

 

空気環境アドバイザーの chiemi です

 

気温も上がり「蚊」に悩まされる季節になりました

そこで、安心・安全な「蚊取り線香」について

「化学物質」目線で考えてみましょう。

 

現在、一般的な蚊取り線香、電気式蚊取り器の主成分は

「ピレスロイド系」の合成殺虫剤です。

 

元々は明治時代、金鳥(大日本除虫菊(株))の創業者が

旧ユーゴスラビア原産の除虫菊の種をアメリカ経由で手に入れ

日本で栽培、その粉末で蚊取り線香を作ったのがはじまりで、

 

その除虫菊の天然殺虫成分「ピレトリン」に似せて作られた

合成化学成分が「ピレスロイド」です。

 

「ピレスロイド」は恒温動物にとって分解、排泄されやすく

比較的毒性は低いとは言われているものの

やはり合成殺虫剤であり、使用量や、吸入などにより

頭痛、咳、嘔吐、皮膚炎などの症状を引き起こすこともあります。

 

加えて気を付けたいのが、その他の成分(添加剤)

染料、香料、保存料などの合成成分が使われており

殺虫成分に加え、それらも放出されます。

 

化学物質の安全性は「単体」で謳われているものであり

複数の化学物質による複合的な人体への影響や

複数の物質が化学反応を起こし、別の有害物質になる危険性

については考慮されていません。

 

それらを考えると、やはり「天然成分100%」が安心・安全

小さなことから、合成化学物質の使用を減らすことで

体への負担を減らし、不定愁訴の改善などに繋がる可能性もあり

もちろん、環境にも優しいです。

 

今ではインターネットで簡単に安全な商品を買うことが出来ます

ちょっとしたことで手に入る健康について、考えてみるのも良いですね

 

 

以下、参考情報です。

 

【 天然の素材100%の蚊取り線香 】

かえる印のナチュラルかとり線香(ライオンケミカル、ほんもの総合研究所)

・全成分:除虫菊粉末(総ピレトリン0.4%)・除虫菊粕粉・タブ粉末・

               木粉 ・ヤシガラ粉末

・着色料、防腐剤不使用

 

昔ながらの天然除虫菊蚊とり線香(ライオンケミカル)

・有効成分:除虫菊末(総ピレトリン0.4%) その他の成分:植物混合粉

・無香料・無着色

 

○ 菊精渦巻 天然除虫菊 かとり線香(ライオンケミカル)

・有効成分:除虫菊末(総ピレトリン0.4%) その他の成分:植物混合粉

・『菊精渦巻』の復刻版・大正8年の発売当初からの変わらぬ成分内容

 

○ 菊花せんこう(りんねしゃ)

(注)総ピレトリン0.1%のため雑貨扱い。防虫効果(殺虫ではない)

・除虫菊末・除虫菊粕的(北海道滝上産・中国・ケニア産 総ピレトリン 0.1%) 、

   タブ粉、澱粉、木粉(北海道産白樺・福岡県産ひのきなど) 薄荷、 陳皮(和歌山)

・着色料、防腐剤、農薬類不使用

 

 

 

【子どもの健康と安全に関する全国調査(エコチル調査)/国立環境研究所】

 

 

「空気環境アドバイザー」認定式に出席のため、愛知県春日井市へ 

当日は、認定式・セミナー・ワークショップと充実の内容でした

 

 

○ セミナー講師は 

(株)クオリア・コンサルティング 代表取締役社長 大塚久美子さん 

( 元(株)大塚家具 代表取締役) 

家具で使用される化学物質(塗料、接着剤)とその影響についてや

日本の伝統技術でつくられた家具について、など 

とてもわかりやすくお話して下さいました

 

 

○ ワークショップのテーマは

「合理的配慮の義務化で私たちができることは何? 

   ~化学物質過敏症患者と事業者の事例から考える~」 

 

2024年4月に 障害者差別解消法 が改正され

事業者の合理的配慮が義務化されました

 

今回は「障害者差別解消に関する相談事例集」(東京都福祉保健局)から 

実際に東京都に寄せられた相談事例を題材に

化学物質過敏症患者、事業者それぞれの立場や、合理的な解決方法

について考え、意見交換を行いました 

 

この法改正は世間ではあまり知られていませんが、

「どんな人にも生きやすい社会」を作っていく上で大切なことは何か

を考える良い機会になりました

 

 

出席者は、会社経営や個人事業をされている方が多く 

様々な方と交流が出来たことは、とても貴重な経験でした 

 

また、化学物質過敏症として会場に来るまでに苦労したことは何ですか?

と、突然発言の場をいただき

・通勤ラッシュ時の在来線

・新幹線

・タクシー

などで具体的にどのような問題が起こるかについて

皆さんに具体的に知って頂くことも出来ました

 

 

 

大人が空気を吸う量は

呼吸1回あたり平均500mlで、一日に約20kg 

「ごはん100杯分」に相当する、驚きの量です 

この、水や食物より遥かに多い量の空気を

私たちは毎日摂取しています

 

「空気環境」という目線で健康を考える大切さと

それを広めていく重要性を

改めて実感した一日になりました