これもまた怖い映画ですよ~。
エンターテイメント性を含んだホラー映画なら、「う~ん地味ビックリマーク」と言ってしまいそうですが、これは実話に基づいた物語。

「オーストラリアでは、年間3万人が行方不明になる。9割は見付かるが、残りの1割は不明のまま」



こんなオープニングから物語は始まります。オーストラリアって、何となく壮大でほのぼのしたイメージを持っていましたが、何て危険な土地なんだ叫びと、思い直しました(笑)


リズ(カサンドラ・マグラス)、クリスティ(ケイティ・モラシ)、ベン(ネイサン・フィリップス)の仲良し3人組(かどうかは知らんが)が、隕石のクレーター跡地である「WOLF CREEK」を目指す車


到着して景色を楽しむが車が動かなくなってしまい、砂漠の真ん中で どうする事も出来ず困っていると、地元のおっさんミック(ジョン・ジャラト)が助けに来てくれた。


「ワシの家まで来たら直したるさかい来いやグッド!」と、おっさんの家まで牽引してもらう。 おっさんの家で話をしていてついそのまま眠ってしまい、気が付いたら縛られてる!!

このおっさん、旅行者を狙う危ない奴だったのだドクロ



物語としては有りがちですが、実話と言うところが怖いじゃないですかガーン
『ヒッチャー』のルトガー・ハウアーのような怪しい雰囲気はなく、ホントに普通の田舎のオヤジ。
このオヤジによって、女の子達は散々な目に遭います。
後味は良くはないですが、後味最悪の代表である『ファニー・ゲーム』とかに比べたら まだ救いがあります。
自主制作のような不安定なカメラワークですが、オーストラリアだけに景色は何とも素晴らしいキラキラ直に見たいなぁ~とも思うが、あんなオヤジいるんじゃ絶対ヤですね。この犯人は未だに捕まっていないらしいですし。
あ~ホントに恐ろしいあせる


この映画が万が一大々的に劇場公開なんかになった日にゃ、オーストラリアに行こうと思う旅行者が多少なりとも減るんじゃないかと思ってしまうくらい、それくらい怖かったですよ。


まだ日本には来ていませんが、2千円もあれば輸入DVDが買えてしまうので「見たいなぁ」と興味を持った方は是非どうぞCD


MebiusRingΨ主食はホラーΨ-WOLF CREEK

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ラスト、夕日をバックに佇むオヤジがちょっとカッコいい( ̄▽ ̄)

この映画いいですよドクロ

正直『ヒルズ・ハブ・アイズ』ほどの興奮はありませんでしたが、最近見た中ではヒットです合格
残念ながら国内では劇場公開やDVDの予定も耳に入ってはいませんが、イギリスの映画祭であるブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワードでは受賞こそ逃しましたが、新人監督賞と主演女優賞でノミネートされました。

なので日本にやって来る確率は高いです。
イギリス産ホラーは当たりが多いアップ


人里離れた片田舎のエデン・レイクと言う湖に、とあるカップルがオートキャンプにやって来る。
2人はラブラブで週末を過ごそうと思っていたのだが、やってきた地元住民の態度は劣悪だわ悪ガキはゴロゴロいるわで出鼻を挫かれる。
それでもジェニー(ケリー・ライリー)とスティーヴ(マイケル・ファスベンダー)は湖でまどろもうとするのだが、そこにも悪ガキがいたのだった。


悪ガキと言ってもせいぜい中学生くらいで、改造したバイクなどではなく普通のマインテンバイクに跨る田舎の悪ガキ。

しかも何十人と言うのではなく約6人前後。
最初は、彼らの飼い犬がジェニーのところへ「よぉ姉ちゃん・・」じゃなくてガオガオと吠えてくる程度。
とは言え彼らの態度は最悪なので、ちょっとカッコつけたいスティーヴがよせばいいのに「君たち、よしなさい。」的な事を言いに行くワケですよ。

当然聞き分けイイ悪ガキ共であるワケがないので、嫌がらせはエスカレートしていきます。
まぁこの日は運良く悪ガキ達は帰って行くのですが、驚いた事にこのカップルは湖でキャンプするんですよあせる


もう帰んなさいよ!!!



何とか無事に朝を迎えたものの、車をパンクさせてイライラしだすスティーヴ(笑)
もう大人しく帰ればいいのに、どうしてもスティーヴは悪ガキの悪態が許せなかった。

また湖へ戻るカップル。
そこで悪ガキとご対面。
車を盗られ更にご立腹のスティーヴ。
揉み合って悪ガキが大事にしていたワンちゃんご臨終。

ここから地獄の始まり始まり~~爆弾

ずっとスティーヴの陰に隠れて怯えていたジェニーですが、ボロボロになりながらも反撃に出るワケです。『エイリアン』のリプリーもビックリですよ!

っつーかスティーヴどうしようもなさすぎ!
大好きな彼女連れてるんだったら、何よりも安全あるのみでしょ。何か危なそうな町だな~・・と危険信号少しでも感じたらサッサと立ち去るのが賢明ではなかろうか汗

悪ガキの中でもリッキー(多分)ってのが1番のボスで、ちょっとでも弱腰になった仲間がいたら躊躇なくリンチメラメラ
とっ捕まえたスティーヴを仲間同士で拷問にかけ始めます。

その様子を少し離れた場所から見守るジェニー。
見付かったら自分も殺される。

フェミニンな花柄のワンピースは、もうドロドロのボロボロ。目付きも変わり果て、「そう・・私はランボー・・」とばかりに悪ガキをバッサリ叫び
ジェニーの職業はガッコの先生なんですよね。これも皮肉だわ。

スプラッタなシーンはないにしても、かなり痛いシーンはあります。怪物や殺人鬼が襲ってくるワケではなく田舎の悪ガキが相手なだけに、変にリアルで怖いです。
ボスであるリッキーはキレやすく、キレたら仲間でも手がつけられないのですが、なぜそうなのか等のシーンも組み込まれています。

ジェニーは何1つ落ち度がないので、何とか助かって欲しくて必死に応援してしまいました(;^ω^)

クライマックスは凄いですよ。
オチ命なとこありますから書きませんが、まるでケッチャムのような湿度の高い田舎ホラーでした。

ある日突然不条理な暴力に巻き込まれるハネケの『ファニーゲーム』、私個人としては『エデン・レイク』の方を評価します。

この作品でデビューを飾ったジェームズ・ワトキンズ監督(脚本も彼)。期待大です恋の矢

とにかく面白かったですクラッカー


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原題『Vacancy2:The First Cut』

この作品は日本でも劇場公開された『モーテル』の続編で、物語は1よりも約3年前に遡っています。いわゆる「ビギニング」ものなんですが、モーテル側がなぜスナッフビデオを撮影するようになったのかが明らかにされるところから「First Cut」と付けられたんでしょうね。

1はケイト・ベッキンセールが主演を張っていたので劇場公開されたと思うのですが、今回の続編は名の通った俳優さんが出ていない事からDVDスルーだと思います。輸入版DVDが出たのも最近。
ベッキン姉さんの主演もさる事ながら、1を撮ったニームロッド・アンタール監督も今更ながら手腕を褒めたいです。
2は脚本・原案は1と同じくマーク・L・スミスなんですが、監督がエリック・ブロスと言う方に代わりました。
この続編は別につまらないワケではありませんでしたが、1にあった80年代風を思わせる憎い演出とか好感持てるベタベタのスリラー展開は全て無くなり、今風の可も無く不可もない平凡なホラーになってしまいました。
まぁこれも好みなので、2の方がいいと言う方も当然いるかとは思いますが。


寂れたモーテルには男2人の従業員。ここのモーテルの1室には隠しカメラが設置されてあり、カップル客が来るとその6号室に通される。
フロントの奥の部屋では隠しカメラで盗撮している風景が映し出され、カップルのSEXを従業員達は楽しんで見ていた。
そしてそれを録画して業者に回すといった商売を行っていたのだった。

ところがある日、スミスと名乗る客がやって来る。
いつも通り6号室に通して盗撮していたのだったが、何とスミスはベッドの上で女を惨殺し始めた。


何と、最初はカップルのSEX風景を隠し撮りすると言うアダルティーなモーテルだったんですね(;^ω^)
ですがその手のビデオは安価でしか取り扱ってくれなくて、たまたま撮ってしまったスミスの殺し現場の映像を業者の男に見せると食いつく食いつく・・。

取り合えず縛っておいたスミスを前に「どうしてくれようか」と相談しているうち、警察に引き渡しても結果モーテル側の盗撮がバレて芋づる式にお縄になるのは明らかなので、殺し大好きなスミスが宿泊客を殺し、それを盗撮してスナッフとして売れば大金入って誰も困らねぇじゃん!!・・っと言う結論に至るワケです。


冒頭このスミスが現れる前に、結婚式を挙げてきたであろうアジア系のビジュアル最悪カップルがハイテンションでモーテルに来るんです。
この時点ではまだアダルティーな盗撮オンリーなのですが、このカップルの男の方は昭和テイスト満載な顔付きだわ女の方はホーホーうるさいわで、何だか凄いインパクトでしたドンッ(アダルティーな盗撮シーンのワリに乳1つ出さない思い切りの無さ・・)

で、今回の主役(犠牲者)はシカゴからやって来たカップルと、その男友達の3人組。
カップルは当然のように6号室に通され、友達のタナーは横のお部屋へ。

そこからビビらせて1人、また1人とヤラれていく定番ストーリー。もちろん頑張りを見せるのはカップルの彼女側であるジェシカです。
逃げれたと思ったら追い詰められ、また逃げれたと思ったらまた追いつかれ・・。
森の中ヒーヒー言いながら逃げるんですが、オッサン3人相手に逃げ切れない若者ってどうよ。しかもジェシカ、ドタドタうるさい!更に最大のチャンスもサラッと逃がすむかっ

スミスを大金のために使おうとしていた従業員2人ですが、躊躇なく客を「あっはっは」と乾いた笑いで殺す様を見てビビりだし、結局は主導権はスミスが握り出す。

ラストはちゃんと3年後の1に繋がるように締めていて、そこは良かったと思いました。
要するに加害者側の舞台裏みたいな内容で、演出においては特に目立ったものは感じませんでした。
ただ、スナッフビデオの映画だと言う事を意識してかどうかは分りませんが、カメラがブレてイラつきます。
ラストなんて目が回るかと思いました。

1ほどの怖さはないものの、まぁ普通に楽しめるホラーではありました。

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深夜の田舎道に車を走らせる夫婦。しかし車中の雰囲気は最悪なもので、口を開けばイヤミばかり。
それもそのはず。あとは離婚届にサインするのみの、終わりかけた夫婦だったのだ。
夫・デヴィッドは、早く家に着きたいあまりハイウェイを降りて脇道を選ぶ。
しかし、途中でアライグマを轢きそうになったあたりから車の様子もおかしくなり、道も分からなくなる。険悪だった夫婦の雰囲気は、ますます悪化。

ガソリンスタンドを見つけた2人はスタンドの店員に車の様子を見てもらうが、結局は少し走らせた場所で車は止まってしまう。
2人はスタンドまで歩いて戻るが、スタンドは閉店していて途方に暮れる。

そんな時、隣接してあった1件のモーテルを見つける。
立ち往生するしかなかったので、夫婦は汚らしいモーテルで夜を明かす事を選択するのだが・・・。


嫁のエイミーはケイト・ベッキンセールです。

私、めちゃめちゃ怖かったですよ汗ッ

何の期待もせずに見たこの映画、オープニングから惹きつけられました。クレジットの雰囲気は80年代。

そうなんです。この映画、80年代の正統派スリラーがお好きな方にはバッチリな作品なんですハートダブル
普段はゾンビやら内臓飛び出るホラーなんかを見たりしていますが、この映画にはグロはほとんど出てきません。捻った展開もありません。想像通りにキャストが動いてくれます。

音楽も流行りのものを持ってきたりはせず、何かを擦ったり耳障りな金属音を断続的に流す音響効果を使用しています。
音って大事ですね。ずっと不安を煽ってくれていますよ。この映画が終わる時まで、安心感を与えてくれません。

前半のしばらくは、仲の悪い夫婦のイヤ~な空気を前面に出してきます。どうしてそうなってしまったのかとか、そういったバックグラウンドは徐々に垣間見えますが、余計な話はあまり出ません。

車で寝た方がマシでは?と思うような汚らしい部屋に通された2人だったが、乱雑に置いてあったビデオテープを再生してみると不気味なホラー映画が流れる。
しかしデヴィッドは気付いてしまった。映画の中に映ってる部屋は、自分達の居る部屋と全く同じだという事に。単なる悪趣味なホラー映画ではなく、おぞましい狂気に満ちたスナッフ・フィルムだったのだ!


次の犠牲となる登場人物は、自分達・・???

ケイト・ベッキンセールと言えば、美しくて強いイメージないですか?
しかし、この映画に出てくるケイトは秀でた美しさは抑えられ、泣きながら夫の後ろを付いていくか弱い女性なんです。

そこだけ気になりました。
ケイトじゃなくても良かったんでは・・・。
夫役のルーク・ウィルソンはなかなか良かったですよ。太ったトム・クルーズみたいな感じ?

近道しようとしてハイウェイ降りるなんて、『less-』見なかったのかしら!?とんでもない事になるんだから!

VFXや高技術に溢れたこの時代、逆に新鮮でした。
『ホステル2』より怖かったですよ。

エンドロールもカッコ良くて好きです。


ちなみにですね、原題は『VACANCY』となってます。
いろんな映画でホテルが出てきた場合、この単語をお見かけした事はありませんか?
「空室」と言う意味です。これにNOのライトがプラスされたら「満室」になるワケです。

▽▲▽▲以下ネタバレ▽▲▽▲








夫は死んだ方が良かった。
確かに見てて「良かった~」と思ったけど、ウマくいきすぎだわ。絶望感が欲しい。

あとね、助手席でナイフでリンゴ剥いちゃダメでしょ!


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主人公は女性警察官ジェシカ。幼い頃に、父が母を殺した挙げ句自殺・・・という暗い過去を持つ。その後は、仕事場の上司でもあり父の友人でもある男性に育ててもらった。
そんな彼女の周りに殺人事件が発生。彼女が関係をもった男ばかりが撲殺される殺人が連発で起こる。
周りは彼女を不振がるが、彼女自身も自分を疑い始める。
なぜなら、時折気を失い、その間に殺しが起こっているからだ。
犯人は私…??


主演はアシュレイ・ジャッド。周りを固めるのはサミュエル・L・ジャクソン、アンディ・ガルシア。


アシュレイ・ジャッドって、ちょっと小柄なアンジェリーナ・ジョリーっぽくないですか?

最近では『BUG』で拝見しましたが、役柄のせいもあるんでしょうけど凄く老け込んで見えました。それでもキレイな女優さんである事は変わりありませんが。


アンディ・ガルシアは『アンタッチャブル』の頃は若々しくて男前な俳優さんだなぁと思ったりしていましたが、『ツイステッド』では既におっちゃんでした(;^ω^)


それなりのミステリー仕立てにはなってるけれど、開始30分ほどで犯人やらいろいろ推測でき、しかも全て当たってしまいました。

『氷の微笑』のように、もう1捻りあれば更に面白かったのになぁ・・と思いました。

なので、推理劇を柱にもってきているようですが少し浅いかな・・と言う印象です。


主人公であるジェシカは時折強烈な睡魔に襲われて、殺人があった時の自分のアリバイが証明できないんですよ。
家にあるワインを飲むと寝てしまう・・・

結構評価されている立場の警察官の役柄です。
ワイン飲んだら記憶が飛ぶって何度もやってるなら、ちょっと気が付いて欲しいもんです。

一見激しそうな濡れ場があるものの、とっても中途半端。

映画そのものも中途半端。頑張ればもう少し面白くなりそうな作品だけに、ちょっともったいなかったと思いました。

ミステリーだとは思うのですが、見ている側は犯人の特定を早い段階でしてしまえる事から、これはサスペンスの部類かもしれませんね。


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