原作は月刊少年チャンピオンに掲載されていた不良漫画「クローズ」
週刊チャンピオンですらマイナーなのに、月チャンなんて誰が読むんだよー・・と思ってしまいますが、この「クローズ」は結構人気あったんですよ。
作者は高橋ヒロシさん。私は高橋さんの作品は「クローズ」を始め、「キク」から「キューピー」全て持ってます。
ええ、不良漫画大好物なんス![]()
当時「クローズ」を本屋さんで探すのは少し時間がかかりましたが、今や目立つ所に置いてあるから驚きです。小栗効果??
私のように原作ファンの方は、この映画をどう見たのでしょう。
原作とは離れたオリジナルストーリーだと言う事ですが、原作に出てくるキャラも沢山出てきたり、離しては考えられませんね。
群雄割拠犇く中でひと際輝く、悪の巣屈「鈴蘭男子高校」。
開校以来誰もトップを取った事がないと言われるこの高校で、2人の男の野望が周りを巻き込み、止まる事のない抗争が今始まるのであった![]()
何で「クローズ」なのかと言うと、カラスのCrow(クロウ)から来てるんですね。ガクランが黒なので、集団でいるとカラスが集まって見える事から鈴蘭高校は別名カラスの高校と言われているようです。
話の内容は別段難しくありません。
ただトップを取りたいとか「俺の方が強ぇ」と誇示したくて喧嘩するだけですから。
ですが、ヤバいくらいカッコいいんですよ。いい男が沢山出てくるんですよねー![]()
映画の主役張るのは小栗旬くんと山田孝之くんでした。原作にはこの2人は存在しません。
山田孝之って私凄く嫌いだったので、『クローズZERO』に出ると聞いて肩を落としました。ところが見てみると、めちゃくちゃカッコいいじゃないですか![]()
逆に、メインの小栗旬はラインが細すぎて全く強そうに見えない事から、完全に山田孝之の方が食っていたように見えました。
『クローズ』が映画化になってメジャーになった事は嬉しいし、この映画面白くないワケじゃないんですが、どうしても「そうじゃないやろ」と思えて仕方ない事が何点かあります。
まずは1番に黒木メイサの存在。『クローズ』に女はいらない。
抗争シーンで黒木メイサの挿入曲を使うなど言語道断。(ちなみに、劇中で使われている「THE STREET BEATS」や「横道坊主」などは作者の好みです。)
男臭い、血生臭いが売りであるはずの『クローズ』に中途半端な女性キャラはいらない。
突然絡んできた男をフォークでブッ刺すなど、「こいつはカタギじゃねぇ。何ものだ!?」と思わせておきながら、実は普通の女だった
監督、もしくはプロデューサーなどが「どうしてもメイサちゃん使ってよ。」とゴリ押ししたとしか思えん。
そしてヤクザの存在。『クローズ』に大人の世界はいらない。
登場人物たちのセリフによくある「五分と五分の杯」とか「戦争じゃぁ~!」などからお前らヤクザか
と言いたくなる内容だが、そこは高校生と言う設定だから面白いのに、本物のヤクザ出てきた途端に白ける。
チンピラ役で「やべきょうすけ」と言う俳優さんが出てきましたが、彼の配役の位置は結構高いです。凄く前に押したキャラでした。
確かに演技もお上手だし面白いキャラではあったけど、『クローズ』にはいらないと思う。
それと、コテコテの下ネタはいらんでしょ。
『クローズ』はストイックな感じが好感持てるのに、あの下ネタは絶対趣味悪いわ。
終盤の方で、原作者である高橋さんがチラッと出演していたような気がします。
このロケは神戸の長田地区で行われたそうですが、地元ネタで言えば本当に治安の宜しくない場所なんです。今はそうでもないですが、何年か前までは本当に学生が乱闘していた商店街で撮影していました。どうして知ってたのかしら。偶然??
『クローズ』の連載はとっくの昔に終わっていて、今は続編でもある『WORST』が連載されています。これもなかなか面白いですよ。でも『クローズ』ほどじゃないですね
やっぱり坊屋春道が1番ですよ♪
少年チャンピオンですが、他にも「グラップラー刃牙」や「ウダウダやってるヒマはねぇ!」などがお奨めです。
忘れてましたが、監督は三池崇史さんです。
結局のところ『クローズZERO』は、山田孝之が光った映画だったのではないでしょうか。
続編も公開待ちですが、ビーバップ化した『クローズ』はカンベンして欲しいです。
08/02/20




