私は『バタリアン』
が大好きなんですが、当時レンタルショップでこの作品を見つけた時は『バタリアン』
の続編の『3』に各当する作品とは思いもよらず、ただの亜流作品だとばかり思ってたんです。
で、「まぁ笑わせてもらおうじゃないさ!」と言う感じでレンタルしてみたワケですが、まさか見終わったあと私の目に涙が溢れるとは予想もできませんでした(笑)
カートの父親はある研究の責任者であり、その研究と言うのはトライオキシンを使って死者を兵器にするものだった。
カートは恋人のジュリーと実験を盗み見して喜ぶが、バイク事故でジュリーが死んでしまう。カートの頭に過ぎったのは、トライオキシン。そうしてジュリーを蘇らせてしまう。
DVDジャケは絵ですが、VHS版ではジュリー役のミンディ・クラークがジャケを飾っていました。神がかり的な美しさです!
『バタリアン』 はコメディ寄りの作品に作られていましたが、『バタリアン2』 では完全なる失敗作(一般的に見てね)。
この3での監督はブライアン・ユズナなのですが、今までより更にシリアスな方向に作られてます。とは言え、ユズナの好きなように作られてると思います。
1度は死んでしまったジュリーがトライオキシンによって蘇るワケですが、バタリアン化してるので人肉が欲しいワケですよ。
今までのバタリアンの展開だったら「愛してるなら脳ミソよこせ」となるのですが、今回は愛のパワーが抑制を利かせているため、カートを襲わないようにジュリーは自傷行為に走るワケです。
作品の中に出てくるセットは非常に安っぽく、極秘も極秘の研究所のクセにカード読み取り機などはハリボテのようですよ。
バタリアンのメイクも、今までのゾンビらしさは消えてユズナ好みのモンスターに近いメイクとなってます。まさかマッド・ジョージではないと思いますが(笑)
不良少女全開のバカな女かと思っていたジュリーですが、バタリアン化した途端に魅力たっぷり光り始めます。
カートになじられて怯える目、それでも愛を請う目。そして何より、ボンテージファッションを軽く凌駕した自傷ファッションが秀逸なんですよ![]()
確かに見ていて痛々しいんですが、めっちゃカッコいいんですよね~♪
変な連中に追われて地下の下水に逃げ、そこで変わり果てたジュリーが登場するシーンがあるんですが、あの佇まいは目を奪われます。超COOL
ジュリー役のミンディ・クラーク、よく見るとちょっと年いってる感じなんですけど、ハマリ役ではないでしょうか。
下水道のシーンで1度は終わるかに思えたのですが、放蕩息子カートはまだ終わらない・・・。ここで終わっても別に良かったような感じですよ。ちょっと可哀想すぎますけどね。
結局愛の火は消えなかったワケです。この終わり方は『バタリアン』
でも同じシーンがありましたけど、それでも私は泣けました。ユズナ最高~![]()
話の展開が私には非常に面白かったんですが、カートの行動や言動にムカムカしすぎたり作品の低予算ぶりに目がいってしまうと、多分「つまんない」映画で終わってしまうと思いますよ。
私はいろんな人に『バタリアン・リターンズ』面白いよ!と言ってきたんですが、マイナー作品だったので認知度もかなり低かったようですが、DVD化してからは少し日の目を浴びるようになったみたいで嬉しいです。
まだ未見の方は是非どうぞ![]()
07/12/06
