2006年の夏、本国でヒットした韓国ホラーです。童話のシンデレラとは、あまり関係ないかもしれません。

韓国から同タイトルで出ているドラマとも関連性はありません。


整形外科医の母・ユニと、娘のヒョンスは誰が見ても驚くほど仲が良く、腕の良いユニの元にはヒョンスの友達が順番に整形に訪れる。
ヒョンスの友達の1人であるスギョンも、ある日ユニの元へ整形しにやって来る。しかし、麻酔で動けなくなったスギョンは手術室で奇妙なモノを見る。

そして順番に、ユニの元で整形した友達は幻覚や幻聴に苛まれ、自ら顔をズタズタに切り裂くのだった。



MebiusRingΨ主食はホラーΨ-シンデレラ


右上矢印右が母のユニでト・ジウォン。すっごくキレイです合格ちょっとキツめの黒木瞳さんみたい。そして左が娘ヒョンス役のシン・セギョン。



やっぱり韓国ホラーなので、めちゃくちゃ怖いホラーではないんです。
なぜだか分からないけど猟奇的な事件が起き、実はその影には悲しい過去が・・と言う、典型的韓国ホラー。

その手のストーリーは満腹になるまで見てるので、だいたいどれも同じに見えてくる傾向があります。

でもこの映画、ラストで私は泣きました(;^ω^)
小さな子供が出てくるんですが、もう私は「子供」と言うアイテムが出てきた時点で涙腺崩壊なんですよね。

とても切ないストーリーで、しかも母親役のト・ジウォンがキレイだし演技もウマいんですクラッカー
現在と回想シーンが入り混じって展開していくんですが、回想シーンに入るところがとてもお洒落で感情移入し易く、監督の手腕を窺わせました。

韓国では、とても整形が活発らしいです。それをとても上手に使った作品に仕上がったと思います。

ただ、残念ながら残酷描写はイマイチなので、ホラー好きには物足りなく映るかもしれません。反面、怖すぎるのは見れないホラー好きの方には丁度良いと思いますよ。
男の人はおっさん1人だけしか出てこないのも、ちょっと残念あせる

劇場公開、もしくはレンタルで見かける事があれば、ぜひ手にとってみて下さいね。
お勧めしますアップ



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07/02/03

結構インパクトあって惹かれるものがあるジャケですよ。



MebiusRingΨ主食はホラーΨ-SPORTKILL


オフィシャルサイト読んでみたら、『バトル・ランナー』『ホステル』『バトルロワイアル』を混ぜたような・・・と書いてあったので、俄然興味も湧いてくるってもんですよ。

最近は『ホステル』を筆頭に、監禁したのち拷問されるといった亜流が結構出てますので目新しさはないものの、元々トーチャーが大好きな私は凄く期待していました。

結論から書いてしまうと、ビックリするくらいガッカリ・・といった感じでしょうか。
いやいや、Z級とまでは言いません。内臓見せたり指切ったり頑張りは見えました。でもC級止まりでしょうか・・・。

地下賭博クラブで行われる殺人賭博、殺らなきゃ殺られる・・例えそれが恋人でも肉親でも・・と言った設定は凄~~~くイイものだと思いますグッド!

斬新ではないけれど、そこは拷問の内容を斬新にすれば光ったかもしれません。でも、残念ながら本作は誰がどう見ても超低予算。
監督・脚本・製作・撮影・音楽の全てをクレイグ・マクマホンと言う方が担ってる事から、この監督の自主制作映画かな??とも思えるチープさが窺えます。

黒マスクの男と刑事が全く同じ体系なので「同一人物??」とすぐに見て分かるのですが、劇中では別人の役なんですよね。紛らわしいったら!

特殊メイクもケチっていて、番号札をヒロインの背中に縫い付ける痛さレベルの低いシーンすら全く映さない。それならもう少し痛がれよ~むっ私なら白目むくぞ!!

こういう設定で足や指を落とすのは定番中の定番ではありますが、ちょっとアッサリ。いっそチェーンソーなど使わず、素手で指などを折りながら千切っていけばどうでしょうかね。拷問を売りにするなら、そういった残虐シーンは突き抜けて欲しい。
行われるプレイルームもアッサリした部屋で、『ホステル』の拷問部屋のような「何もなくても入りたくない!」と思わせる陰惨たる装飾も欲しいところ。

劇中で恐れられる「木の館」の存在価値も薄い。
確かに閉塞感のある迷路であんな目に遭えば精神がおかしくなるかもしれないが、映画なんだからもうちょっと派手な演出しようよ。『CUBE』を少し模倣しようとしたのかしらん?

肝心の見せ場であるゴアな部分は盛り込まない、何でもないシーンをイラッとするくらい長く映す、話の筋に納得できないくらい端折ってる気がする・・と言う感想です。

ラストの決めポーズも全くカッコ良くない。
ジャケに映ってるヒロインの同僚の女性の方が映えていました。
あ~~もったいないダウン



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08/07/25

映画としてはインパクトのあるタイトルなので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
監督は周防正行。『Shall We ダンス?』でヒットを飛ばした監督さんですね。
題材は痴漢冤罪で、メリハリのあるストーリー展開とは違い、1つの事件の経緯を淡々と見ているような感じでした。


物語の主人公である金子徹平は、会社の面接に向かうため満員電車に駆け込むが、ホームに降りたところで女子高生に袖を引っ張られ、「痴漢したでしょ。」と言いがかりをつけられる。

見に覚えのない徹平は戸惑うが、女子高生に加勢する男性も現れ、そのまま駅長室へと連れて行かれる。
そしてトントン拍子に警察に連行され、徹平の言い分は全く聞いてくれないまま取調べが行われる。



MebiusRingΨ主食はホラーΨ-それでもボクはやってない


物語を見ているこちらとしては、主人公の徹平が「シロ」である事が分かっているので、取調べの刑事にしても検察に対しても、非常に腹立たしく思えます。

しかし基本的に警察と言う場所は被害者の味方であり、被疑者の言い分に対してはあまり耳を貸してはくれません。
しかし、痴漢されました・・と言いがかりをつけては示談金を毟り取る輩もいるワケで、誰もが「言ったモン勝ち」となる事でもないようです。

この物語の女子高生は、極めて普通の女子高生であり、裁判官の同情を引くに相当するか弱さをも持っています。
そうなると、主人公であるフリーターの男は「気持ち悪い痴漢男」に不思議と見えてくるものです。

裁判の主人公でもある徹平には、ほぼ発言権はありません。弁護側と検察側のやり取り、そして裁判官の指摘や質問が主。

「この人、痴漢はしていないと思いますよ。」と言う目撃証人が当時居合わせたにも関わらず、駅員は証人を帰してしまう。徹平側はこの証人を探す事になるが、徹平本人が何をできるワケでもなく、徹平の親や友人達が大変な苦労をしながら証人探しに奮闘する。

その間徹平は留置場暮らしとなり、普通の精神状態ではいられなくなる。しかし、留置場では比較的自由であり、お金さえあれば結構何でも食べられるらしいですよ。
「担当さーん、担当さーん」と呼ばれる度にパシリさせられる、留置場管理の方も精神的に蝕まれていくらしいです。

淡々と長い映画です。
この子、結局どうなっちゃうの??と、終わりが近付くにつれて不安な気持ちになりますが、結局「痴漢冤罪」をモチーフに持ってきた映画だからハッピーエンドだろう・・・と、どこかで湧いてくる安心感。

ラストは、終わりのようで終わりではなかったです。

誰もがこの主人公のように、強い気持ちのまま「それでもボクはやってない」と言い続ける事は不可能で、「もういいか・・」と涙を飲んだ冤罪の方も多い事でしょう。
何年か前にも、痴漢冤罪のドキュメント番組を見ました。突然「触ったでしょ」と言われて、職も戻る家も失い、人生がボロボロになるワケですよ。その時も、その人の奥さんが懸命に戦ってらっしゃいました。

有罪にしろ無罪にしろ、本人1人の力では到底乗り越えられないものだと思いました。

満員電車に乗り込む時は、後ろ向きで手は上に出して乗りましょう・・と、ついそう思ってしまう映画でした。



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07/10/03

元ネタはジョン・ウー監督の『ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌』らしいですが、残念ながら哀愁は漂ってません。
全編ガン・アクションで1時間半ノンストップビックリマーク音楽もけたたましく流れてるのですが、激しい曲調ばかりで若干飽きもきました。


舞台はN.Y。夜遅く1人ベンチでコーヒーを飲んでいるスミス。その前を1人の妊婦が何者かから逃げるように走っていった。
様子を窺っていたスミスだったが、妊婦を追いかけてきた男が銃を抜いたのを見て仕方なく助けに入る事に。

何とか助けたものの、突然妊婦が産気づく。なぜか赤子を取り上げる事になったスミスだったが、更に数人の追っ手がやって来て銃撃戦が始まるのだった。



MebiusRingΨ主食はホラーΨ-Shoot'Em Up



スミスを演じるのはクライヴ・オーウェン。
冒頭からコーヒーを飲み、そして最後まで飲み干すことができなかったシーンはちょっと『トゥモロー・ワールド』を思い出しました。
彼の作品はあまり見てないので分からないんですが、渋くて寡黙なイメージがあったんですよね。
ところがこの『シューテム・アップ』はコメディ寄りなので、こんな役もするんだ~・・と驚きました。クライヴ・オーウェンの頭上からタライが落ちてくるワケではないんですが、情けなく見える表情が何とも笑いを誘います。

生まれたての赤子の取り扱いに困り、知り合いの娼婦に助けを求めるワケですが、この娼婦役のドンナはモニカ・ベルッチ。
最初モニカ・ベルッチとは全く分かりませんでしたあせる
存在感のある女優さんなのは確かですが、後から考えるとドンナの美味しいシーンってそんなになかったような・・・。
ドンナにもカッコいい銃撃シーンを与えてあげれば良かったんじゃないでしょうか?セクシーさだけで売るには少ししんどくなってきたと思いますよ。

そして敵役のボスにはポール・ジアマッティ。




・・・・・・誰!?!?


問答無用の冷徹さ、反して恐妻家だと思わせる妻からの度重なる電話。なかなか面白い役どころでしたが、あまり怖そうに見えないんですよね・・。
「マフィア御用達の悪徳弁護士」と言う感じです(;^ω^)

とにかく、何が何でもボス達は赤ちゃんを狙ってくるんです。
乗りかかった船だからなのか、父性本能が芽生えたからなのか、スミスは命がけで赤ちゃんを守るワケです。

・・・・が!

逃げたと思ったらやってくる銃撃戦。
赤ちゃんの扱いが雑すぎて見てられません!!

この映画はストーリーなどは後付けのような感じで、とにかくガン・アクションです。どんなシチュエーションでガン・アクションを見せれば面白いか、カッコいいか、それに尽きます。

とは言え、ジョン・ウー監督のような哀愁漂わすシーンはなく、激しいコントを連続で見せられているようです。スカイダイビングでの銃撃戦は、非常に奇抜で面白かったです。

エンドクレジットも凝ってて面白かったですが、数日たてば何も残らない作品でした。

赤ちゃん抱えた一匹狼の男が戦う話、思いつきは面白いかもしれませんが、赤ちゃんはもっと大切に扱って欲しいです。

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08/06/30

私はロマンスな映画は好んでは見ないのですが、たまたま時間があった時にスタチャンで始まったので見てみました。

好んでは見ないのですが、『スプラッシュ』『マネキン』などの王道ロマンスは結構好きなんです。それと同じ匂いがしたので、見てみよう・・と言う気になったワケです。



NYで警官として働くチャーリーは、稼ぎこそ少ないが誠実な人柄から地元の少年達の人気者。
たまたま立ち寄ったカフェでウェイトレスにチップを払おうとするも、財布にはお金が入っておらず、妻の言うまま買った宝くじを見て「当たったらチップとして半分あげるよ」と言うが、実際に400万ドル当ててしまう。

妻のミュリエルは当然反対するが、何事に対しても誠実なチャーリーはウェイトレスのイヴォンヌに本当に半分あげてしまう。
しかし、理由はそれだけではなく、チャーリーはイヴォンヌの心優しさに惹かれていたのだった。



MebiusRingΨ主食はホラーΨ-IT COULD HAPPEN TO YOU


チャーリーにニコラス・ケイジ。まだかき上げる髪があります。

そしてイヴォンヌにはブリジット・フォンダ。ニコラス・ケイジはともかく、何となくイヴォンヌ役にはメグ・ライアンにやって欲しかったような気が・・・。
ブリジット・フォンダって、私には『アサシン』『ルームメイト』のイメージが色濃く残ってるんですよね。

ニコラス・ケイジ、はっきり言って「うだつの上がらない警官」なワケですよ。そして超ド級のお人好し。それを見てる妻は終始イライラ。
分からない事もないですが、私はチャーリーのような人が大好きです。損をしてても誠実であって欲しいです。

イヴォンヌのセリフでもあるように、この物語は最初から最後までがおとぎ話です。
しかしそこには、自分の毎日の生活にはおよそ出来兼ねる理想とする善意が詰まっていて、そういった本来人としてあるべき優しさが見ていて嬉しくなるんです。

甘ったるいストーリーではあるけれど、人の優しさに触れる事は良い事ですよ。何だかジ~ンときて泣いてしまいました。

もし自分だったら??
半分人にお金あげれるか??・・・は、また別のお話ですけどね~( ̄▽ ̄)


最後の最後になって、「これは実話に基づいて作られた・・」とテロップが出てきて、めっちゃ驚きました。感動が倍になりました。もちろん脚色しまくりでしょうけど、微笑ましい話です。

お奨めしますアップ


以下はネタバレを含む私が少し残念に思った事が書いてありますので、読まれる方のみ反転してお願いします↓


私がちょっと思ったのは・・・

せっかくの誠実溢れるカップルなのに、不倫は不倫だわよっ!
いくら何でも嫁はん可哀想でしょーが!!

「妻とは終わってるんだ・・」とか言う安っぽいセリフは、カッコ悪いだけですよ。

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07/12/04