「キスは愛と言う文字を完成させるための、最後のドット。」


情熱の国スペインから来たカルメン(ナタリア・ベルベケ)は、半年前に出会った心優しい青年バーナビー(ジェームズ・ダーシー)にプロポーズされる。バーナビーの家は裕福で、何一つ文句の付けようもなかったが、カルメンはなぜか迷っていた。
そんな時、女友達ばかり集まって独身最後のパーティーをするが、そこのレストランの趣向で「この店の中にいる男性で1番セクシーな人を選び、独身最後のキスをする。」と促される。たまたま相席したキット(ガエル・ガルシア・ベルナル)を選びキスをする2人だったが、唇を重ねた瞬間、2人は恋に落ちる。



MebiusRingΨ主食はホラーΨ-dot the i


このガエル・ガルシア・ベルナルと言う俳優さんは結構人気があるみたいですね。私はどちらかと言うと、バーナビー役のジェームズ・ダーシーの方が好みです。

2人の身長差が激しいので、なぜこの配役にしたのか少し疑問を持ちました。

スペイン美女のカルメンですが、ハッキリ言ってじゃじゃ馬なワケですよ。ラテンの血が燃えてますメラメラ

高級ワインをマグカップで飲む女がバカラグラスを用意する男との暮らしに満足いくはずもなく、カルメンは思うがままに行動してしまい、それが悲劇を生む・・


のですが、この映画は単なるロマンス映画じゃないんです。
序盤から登場人物とカメラ以外に誰かの目線アングルが入っています。一体誰の目線なのか?

始めはハラハラする三角関係ですが、物語は二転三転しながらラストまで突っ走ります。
タイトルからB級、もしくはC級あたりを想像していましたが、なかなかの出来栄えでしたグッド!


しかし、展開にもたついたワリには説明不足の点もあり、B級の枠からは抜け出せない作品になっていると思います。
で、カルメン役の人の脱ぎっぷりも今ひとつ・・むっフラメンコを踊るシーンがありますが、何だか般若みたいで恐かったですガーンあんな睨み付けたり苦しそうな顔したりしないといけないものなんでしょうか?


「キスは愛と言う文字を完成させるための、最後のドット。」
「LOVEと言う文字に、ドットはないよ。」


バーナビーの涙、私は本物だったと思います。

見た後スッキリする映画ではありますので、お勧めしますアップ

エンドロールが始まっても、すぐに消さないように!



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06/10/11

私はオンライン・レンタルを活用していますが、この映画は検索しても出ず、ずっと見れないままでした。
ところが、アダルトコーナーで検索してみたらヒットしたんです汗
確かに過激なベッドシーンもあり、内容が内容だけに禁止扱いなのも納得はできますが、本当にAVをレンタルしようとした人が借りてしまったら、絶対ドン引きする映画だと思いますよ。



小百合と美津子は仲良し親子。母は娘を溺愛し、「あなたは私にそっくり・・」と鏡を見ては呟く。
しかし、その親子愛は簡単に崩れ去る。
父である剛三は、妻との淫らな場面を美津子に見せ付ける。そして、いつしか美津子にも手を掛けるようになる。
美津子は精神を病んでいくが、自分を母・小百合にする事で自らを擁護するしかなかった。
そしてとうとう父との関係を小百合が知り、庇うどころか女性としての嫉妬心を剥き出しにしてくる。
父がいる時は体を弄ばれ、父のいない時は母に折檻される日々が続くのだった。

場面が変わり、官能小説家・妙子。左上矢印の物語は妙子が書いた作品となっている。
妙子は車椅子の謎の小説家として名を馳せていた。その妙子の元へ、新人の編集部として雄二と言う若い男がやって来る。雄二は妙子に気に入られ、それを見た上司は妙子の身辺を探るように雄二に言い付ける。

妙子の話と美津子の話が入り混じり、「先生の自伝では?」と疑う雄二を笑い飛ばしていた妙子も、少しずつ「もしかして自分は美津子ではないか」と思い込むようになってくる。



MebiusRingΨ主食はホラーΨ-奇妙なサーカス


小百合と妙子は宮崎ますみさん。女優復帰第1号の作品と言う事ですが、よくぞ選んだと言う感じです。
小学生の美津子には桑名里瑛さん。とっても可愛いんですよ。

それが父親に関係を強いられたり母親に折檻されたり・・・私も娘が3人いますので、前半は見ていて辛かったです。これが延々続くのか??あまりパッとしないなぁ・・などと思いながら見ていました。

ところが後半、妙子の話になり物語は違う方向へ転がり始めます。

雄二にはいしだ壱成さん。出だしからなぜか大げさな演技・・汗めちゃくちゃ浮いてます。
この人、何となくカマっぽい素振りしませんか?なので私は好きではないんですが、終盤になってこの人の俳優としての力が開花されます。

剛三役には大口広司さんと言う方で、本当に気持ち悪い父親を見事演じておられました。ずっと欲情してるんですが・・(;^ω^)

タイトルにもあるように、夢なのか幻なのかサーカスのシーンが出てきます。
変わった人たち出てきたり、ギロチン台が出てきたり、とても子供が喜ぶようなサーカスではありませんが。

映画の中も赤と白の2色が強調して配色され、毒々しい美しさでした。
自らの肉体改造を施した人たちも出てくるのですが、あれは本物なのでしょうか・・。本当にいる事実は知っていますがガーン

気を抜いていると、意外にグロいシーンが出てきてビックリします。とは言え、ちょっと特殊メイクのセンスは悪かったと思いました。これも本物に見えてたらお見事だったんですが・・。

前半部分は見るのが多少辛いかもしれません。が、終盤の畳み掛けるような展開からは目が離せませんでした。

ラストも、キレイに終わっているかのように見えて実は後味は悪い。

扱ってる内容だけに万人に勧められる作品ではありませんが、いつもここのブログに来てくださってるみなさんなら、きっと気に入ってくれると思いますよにひひ

ただ、TSUTAYAではアダルトコーナーに置いてあるので、女性の方は店員の方に言って持ってきてもらいましょうグッド!

監督は園子温(その・しおん)さん。監督・脚本・音楽を務めたと言う事で、何となくパク・チャヌク監督に通ずるものを感じた私でした。

興味のある方は、ぜひどうぞアップ

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07/02/13

私の中で「熱い漢(オトコと読む)祭」を開催してた時に(笑)シリーズを通して見てみました。

熱い男っつったらもう『仁義なき戦い』しかないでしょう!って事で( ̄▽ ̄)



MebiusRingΨ主食はホラーΨ-仁義なき戦い


この作品は、実在した美能幸三元組長によって書かれた獄中手記を飯干晃一が小説に立ち上げ、それを深作欣二の手によって映画化された、ヤクザ映画最高傑作であります合格

この物語は全部で五部作となっており、全編通しての主人公である菅原文太演じる広能昌三(ニックネームは昌ちゃん)が、この第1作では1番スポットが当たっています。

この昌ちゃんがヤクザの道に足を踏み入れた経緯の物語でもあり、この先壮絶な抗争を繰り広げるプロローグでもあります。

このシリーズが好きな人は、だいたい「第一作が1番好き」と言う人が多いんじゃないでしょうか。
かなりパワーのある作品です。

この時代、本当にこんなにムチャクチャだったのかな・・などと、無法地帯のような時代風景にゾッとします。

今はわりかしⅤシネマあたりがよく出してる系統ですが、当時のヤクザものと言えば高倉健さんなどの任侠ものが主流で、暴力団が凄まじい抗争劇を繰り広げる・・と言うより、不器用なヤクザな男が弱い者を守る・・といった感じが多かったように思います。

私はどちらかと言うと、リアリティのあるこちらの方が好きですね。

ドス1本で腕が簡単に落ちるのかどうかは、リアリティに欠けると思いますが・・(笑)

オープニングの渋いナレーションからラストまで、一気に見れてしまうと思います!

広島弁覚えたい人も必見!!

ちなみに、ノンフィクションなので登場人物のほとんどが実在の人間です。名前は微妙に変えてありますが。

菅原文太さん、本当にカッコいいですよアップ

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07/04/13

私、金田一シリーズ大好きなんです。あんまり小さくて覚えてないですが、生まれて初めて劇場に行った映画も金田一シリーズらしいです。(親が抱っこで連れて行ったそうな)

オリジナルの方は、もう何度も見ました。
犯人分かってるのに、動機も全て分かってるのに見てしまうんですよね。埃っぽく、ドロドロした血の匂いが画面のこちら側まで伝わって来るんです。


今更の内容ですが、お金持ちの犬神佐兵衛が死んだ事から、その遺言書を巡っての推理劇。オリジナルを撮った市川崑と、主演の石坂浩二が再びコンビを組んだ完全リメイク。



MebiusRingΨ主食はホラーΨ-犬神家の一族


ビックリしました・・・本当に完全リメイクだったので汗

これのCMをテレビで見た時、深田恭子が「金田一さん!」と、たった一言の大根演技で私の見る気を消失させてしまいました。坂口良子の純朴さカンバック・・・

オープニングのクレジットからカメラワーク、回想シーンの色彩加減、湖上を滑る母の悲痛な叫び声・・・オリジナルと全て一緒!!役者が変わっただけ!!

しかもオリジナルでのキャストを超える役者さんは見当たらず、「リメイクの犬神家を、また見たいな~♪」などとは到底思う事ができません。

ヒロインである珠世も島田陽子さんのイメージが定着してしまったからか、松島菜々子さんではどうも違和感が。(背が高すぎる!)

多分もう2度と見ないと思います。


金田一シリーズの中では、『病院坂の首縊りの家』『悪魔の手毬歌』が私は好きです。
『病院坂~』ではラストにおける物悲しさに優れ、『悪魔の~』では死体装飾が芸術的でした合格

こちらの2本をお奨めします。

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07/09/07

私はミュージカルがそんなに好きではないので(と言うより苦手)食指は動かないのですが、ハリウッド女優で1番好きなのがメリル・ストリープなので見てみる事に。

これが舞台劇だったと言う事も知らなかったし、ABBAに関してもそんなに詳しくはありません。
なので、ミュージカル映画を見ると言うよりは完全にメリル・ストリープの演技のみに注目です(笑)


ギリシャのリゾート地でホテルを経営するシングルマザーのドナと一人娘のソフィ。
二十歳になったソフィは青年スカイと結婚する事になったのだが、ソフィはヴァージンロードを自分の父親と歩くといった夢を叶えるため、ドナの昔の日記を読んで父親を探す。

父親候補の3人の男へ、ドナに内緒で招待状を出すソフィ。
候補の3人は島へとやって来るが・・・



MebiusRingΨ主食はホラーΨ-MAMMA MIA!


最初はなかなかついていくのに苦労しました(;^ω^)
肝心の歌い出すシーンに魅力を感じなかったからです。
長いな~~~とか、わざとらしいな~~とか、映画に入り込むのに時間がかかりました。

娘のソフィ役にはアマンダ・セイフライトという若手の女優さん臨んでいるのですが、当然歌はお上手。
汚れを知らない太陽のような印象です。
でも彼女の歌にはあまり惹かれない・・汗

メリル・ストリープの歌には圧巻でした。
上手すぎるワケでもないですが、自然で凄く素敵です。まぁ私がファンだと言う事もありますけど、60歳とは思えない激しい動きにハリのある歌声。
あんな綺麗な60歳にどうやったらなれるんでしょうね。あ、元が違うかDASH!

3人の父親候補にピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド。
ピアース・ブロスナンってこんな映画に出るんだ・・とちょっとビックリ。美味しい役どころですけどね。
コリン・ファースとステラン・スカルスガルド(面倒くせぇな!)はお顔がちょっと似てませんかね?見分けるのに少し時間が・・(;^ω^)

でも、最近ステラン・スカルスガルドをよくお見かけします。
『宮廷画家ゴヤは見た』 の時を発端に、『パーフェクト・ゲーム』での驚きの役どころ・・そして『マンマ・ミーア!』でも「あ!また出た!!」とか思いながら見てました(笑)
ダンスはちょっとぎこちなかったですね

この3人に関しては別に何とも思わなかったのですが、私の独断と偏見で言わせてもらうとソフィの婚約者役スカイを演じたドミニク・クーパーが気に食わなかったです。
歌声は素晴らしかったのですが、顔がイヤだ~~~~( ̄▽ ̄;)

歌を抜いたら30分くらいで終わってしまうようなストーリーではありますね。単純明快です。
ミュージカルと言うものはそういうものかもしれませんが、去年見た『アクロス・ザ・ユニバース』 のように二転三転しながら凝った演出のミュージカル映画は素晴らしく見応えがありました。
なので、この『マンマ・ミーア!』はちょっと単調すぎる上、1つ1つの歌がただ長いと感じてしまうのでミュージカル映画としてはあまり面白さは感じませんでした。

ですがラストあたりでは、私の気分も陽気になって一緒に歌いだしてしまいそうでした。
ABBAには興味ないけれど、メリル・ストリープが歌うサントラが非常に欲しいです。

ミュージカルが大好きな人には、どう映ったのでしょうか。

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