ジョン・レノンをご存知ない方っていらっしゃいますか?
「知らない」と言う方は、この映画スルーして問題ナシです。何のプラスにもなりゃしませんから。
大半の方はご存知だとは思いますが、そんな方もスルーしてOKな作品だと私は思いますよ。
そんなに長い映画ではないんですが、上映中とてつもなく長い作品に感じました。眠気とイライラを堪えるのに必死でした。
1980年、ジョン・レノンは1人の男に射殺された。
犯人の名はマーク・デイヴィッド・チャップマン。ジョンを憎んでいた人間ではなく、反対に熱烈なるファンだったのだ。
それなのにどうして犯行に及んだのか?
ハワイに住むマークはジョンに一目逢いたいがため、ジョンが暮らすNYのダコタ・ハウス前で出待ちしていた。数ヶ月前にも1度来たのだが、その時は会えず仕舞いだった。
NYに降り立って3日後、とうとうマークはジョンと遭えるのだが、彼の頭の中では邪悪な考えが渦巻いていた。所持する物は「ライ麦畑でつかまえて」の本と拳銃。
そしてあっけなく悲劇は起きてしまう。
マーク本人のインタビューから立てた脚本らしく、映画冒頭からもマークの語り口調で始まる。
その語り口調は止まる事なく、映画は最後までドキュメント形式のようにマークの語り部で突っ走る。
主演を務めるのはジャレッド・レト。彼がマークの役を演じているのですが、上映中「この人誰だっけ・・ジム・キャリーに似てるなぁ。」と全く誰だったか思い出せませんでした。
それもそのはずで、ジェレッド・レトって本当はすっごくキュートな男前なんですよね![]()
『ルール』『パニック・ルーム』『レクイエム・フォー・ドリーム』
などで会っているはずなのに全然分かりませんでした。なぜなら、この映画では30キロもの増量を施しているからです。
見るも無残な腹の贅肉でしたよ。お腹も顔もブヨブヨ。性格も粘着質で自分本位。絶対に近寄りたくないタイプの男性です。
こんな何の興味も見出せないキモい男の「僕ってね・・」と言う語り、1時間半は苦痛で苦痛で仕方ないですよ!
ところが、同じジョンのファンと言う事で仲良くなる女の子がいるんですけどね。何とリンジー・ローハンが演じてらっしゃいます。役名はジュード。本当か??
彼が手にしている「ライ麦畑でつかまえて」と言うのは、J・D・サリンジャーが1951年に出した小説で、主人公であるホールデン・コールフィールドが学生寮から逃走し、NYで過ごす3日間を描いた作品・・らしい。と言うのも、私は読んだ事ないんですよね~(;・∀・)
映画の主人公であるマークは、この小説の主人公に洗脳されている・・というような妄想を抱いてます。
まるで多重人格者のように、頭の中で「殺せ」と命令する自分と「ダメだ」と止めたがる自分と、何度も何度も葛藤します。
もうね、とにかく犯行に及ぶまでダラダラと長い上に1本調子なので非常に退屈ですよ。
そして主人公が内面も外面もキモいこの上ないので、「テメェにゃ興味ねぇんだよ
」とイライラしっぱなし!
終わった途端グッタリしました。
監督はこれがデビュー作となるJ・P・シェファー。まだまだ若い監督さんのようなので、これから頑張って欲しいですね・・・。
見たいなぁ・・と言う方は、是非レンタル料がお安い時に・暇を持て余している時に・かつ眠くない時に・・でもどうぞ。
私は京都シネマと言う小さな劇場で見ました。
08/01/08




