この映画実は私はイマイチだったのですが、周りの評判が良かったのでなかなか記事を書けずにいました。

このシリーズは1が1番好きで、まぁ続編である2もそこそこ頑張ったんじゃないかな?と思いますが、3ではガッカリ。
そして12年の年月を経て、ファンも満を持して・・と言った感じの4ではありましたが・・・


今やNYのヒーローとなったジョン・マクレーン刑事は、娘のルーシーに会うためニュージャージー州に寄っていた。
ところが娘は笑顔を見せるどころか取り付く島もない。
そんな時FBI本部にハッキングが起こり、その容疑者としてマットと言う男をFBI本部まで連行するようジョンに仕事が入る。

ぜんぜんノリ気しないままマットの自宅に行くジョンだったが、そこでサイバーテロの面倒な事件に巻き込まれる羽目に・・・。




MebiusRingΨ主食はホラーΨ-LIVE FREE OR DIE HARD


もう何でもアリなんです(笑)

男を連行するだけ・・といった簡単な仕事だったはずが、どんどん巻き込まれていく・・って、ちょっと『16ブロック』とかぶるなぁ・・なんて思いながら見てましたが、やっぱりブルース・ウィリスは渋いですね♪

ハッカー役のマットですが、ちょっとキアヌ・リーブスを崩した感じで、なかなかの好演でした。でもやっぱり、ブルースが断然光ってますので(違う意味でも)影は薄いです。

今回、敵陣の方には美女がキャスティングされていました。演じるのはマギーQ。なんだかもったいない使い方・・。

これでもか!これでもか!!・・と言った感じで、超ド級のウルトラアクションが連発されます。
それでもジョンは「うおおぉぉおお!!俺、今すごい事したよな!?ビックリマーク!!」とは言わず涼しい顔。

「もう慣れた」そうです汗

劇場で見たら特にですが、派手なアクションをバンバン見せてくれたら「すげぇ!」と迫力をひしひしと感じはしますが、私は1で見せてくれたジョン本人の人間性が好きだったので、なんだかパート5以降のジェイソンみたいになった気がして、ちょっと引いてしまいました。

あ、パート5以降のジェイソンと言うのは、「もはや不死身」と言う事です。

不仲だったのが絆を再確認・・と言う相手は、今回は嫁のホーリーではなく娘のルーシー。それも寂しかった。

今まで大事件を解決して英雄と化してはいたが、その実態は寂しい親父・・だと呟くジョンが、非常に悲しい。暗い!
そんなキャラは求めていなかったのにしょぼん

そんなこんなで、私にはつまらなく映ったのでありました。

私は『ダイ・ハード』は何度見ても飽きないのですが、みなさんは『4.0』も何度も見たい!・・と思うのでしょうか。


人気ブログランキングへ にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
07/08/06


ペタしてね

『CURE』『回路』黒沢清監督の2006年の作品。


まず始めに、私はとてもオチを重要視する人です。それは映画であってもお笑いであっても、人の話であってもです。
そういう前程のもと、恐らく私と黒沢監督の相性は悪いと思われます(;^ω^)

華々しいデビューを果たした女流作家・春名礼子は、既にスランプに入っていた。書きたくもないテーマを編集長・木島に押し付けられ、なかなか筆が進まないので、気分転換に静かな所へ引っ越す事にした。

木島から紹介された物件は人里離れた古い一戸建てではあったものの、礼子はとても気に入った。
礼子の住む家の前に廃屋のような建物があり、ある夜そこに死体のようなものを抱えて入って行く男を目撃する。



MebiusRingΨ主食はホラーΨ-LOFT


作家役のヒロインに中谷美紀さん。廃屋に出入りする謎の男に豊川悦司さん。木島には西島秀俊さん。そして、チョコチョコ現れる不気味な女は安達祐実さん。
だいたいこの4人です。

しょっぱなからヒロインが突然泥を吐いたりと「お、何があるんだ?」と思わせるシーンが何度か出ます。
で、序盤でこの映画の題材が提示されます。


「ミイラ」なんですね。


豊川さん演じる男は、ミイラを研究する大学の教授なんです。ヒロイン礼子はいつの間にか仲良くなり、ミイラをしばらく預かる事になる(普通は預からん)。

ミイラに被せてるはずのシートが何度も落ちている。
突然電気が消える。
何者かの足音。

安達祐実さんは幽霊のような役で出てきますが、ジーーーーーっと眺めてて何か言いたげ。
でも、安達祐実さんってやっぱり顔が幼いですよね。なので「女性の霊」としては怖くは感じませんでした。

結局はですねぇ、2時間長々とあるワリには何が言いたいのかよく分からない上に、オチが弱いんですよ。

スッキリしたオチで終わるのも好きですが、「なるほど、こういう意味だったのか・・」と、あとからジワーっとくるパターンも私は好きです。
しかし、この映画は私にとってどちらでもなく、全く理解不能で面白くありませんでした。
それはこの映画だけに留まらず、黒沢監督作品全てに通じるところでもあります。
監督の頭の中ではキッチリ話は出来上がってて、それを纏め上げる事ができないまま映画化したような感じを受けます。私は抽象的なのは大嫌い。

この話も、ミイラの話がしたいのか、幽霊の話がしたいのか、恋愛タッチに仕上げたいのか、バラバラで1つに纏まっていません。

しかし黒沢監督がお好きな方には「このシーンは、こういう事が言いたかったはず」だとか「監督の言いたい事は・・」だとか「よくよく考えたら、ここは本当に怖いシーンなんだ」などなど、推測を楽しむ事が沢山できる映画だとは思います。

だからと言って私は黒沢監督自身に興味はなく、私はただ1本の映画を楽しみたいだけなのですよ。

キャストは豪華で、お金使ってるなぁ~と言う感じ。


黒沢監督がお好きでもない限り、この『LOFT』は全くお勧めしませんダウン


最後に、この映画の中で私が「有り得ねぇ・・」と思ったシーンを2つばかり。

●めったにお目にかかれないくらい美人の中谷美紀さんが冴えない電気工事の人にいろいろ話しかけているにも関わらず、工事の人はそっけなさすぎ。
美人相手にその態度はないやろ。

●いきなり降って湧いたようなロマンス。「何もかも捨てる!」「この世の果てまでも・・」な~~んて、泥酔してない限り言えんじゃろ!!

最後の方で豊川さんがミイラに対してツッコむんですが、それは笑えました。

ちゃんちゃんクラッカー

人気ブログランキングへ にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
07/02/27


ペタしてね

五部作中、第三作目。
最初から勢いづいてるこのシリーズも、この三作目が盛り上がりのピークを迎えています。

二作目の『仁義なき戦い 広島死闘編』 が1番ドラマティックだったのに対し、この三作目は1番リアルなヤクザ的部分を見せてくれています。

金と権力を血と裏切りを踏み台にして求め、短絡的でありながらも汚れた大人社会を垣間見る事ができます。

盃の関係などちょっと複雑な話も入ってくるので、頭を整理しながら見ないと理解できない部分があるかもしれません。

それにしても、1番ムカつくのは恐らく広能の親である山守組長でしょうね・・。演じるのは金子信雄さんで、どう贔屓目に見ても貫禄には乏しいのですが、作中ではかなり勢力のある位置です。
よくこんな親に付いていくなぁ~・・と言う感じですけどね。

この回から小林旭さんが登場しますが(役名も明)、菅原文太さんに負けず劣らず渋いです。
少し体が弱い設定ですが、どんどん完結編にむけて丈夫になっていく気がする。

どう見ても北海道の牧場で暮らしてそうな田中邦衛もずっと出ていますが、これまた憎い役どころです。

今回非業の想いをするのは、渡瀬恒彦演じる倉元。

命は大切に★



MebiusRingΨ主食はホラーΨ-仁義なき戦い 代理戦争


人気ブログランキングへ にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
07/04/13


ペタしてね

邦画のホラーは劇場まで足を運ぶほど力が入らないので、レンタル始まるまでだいたい根気良く待ってます。

都市伝説って面白くないですか?
私は大好きです。洋画では『ルール』なんてのもありましたしね。

その中でも「口裂け女」の都市伝説はかなりメジャーな部類ではありますが、私は残念ながらリアルタイムでは経験していません。きっと凄く盛り上がっていたのでしょうね。

ある郊外の小学校では、また口裂け女の話が流れていた。
噂も絶好調になっていた時、子供達が次々と行方不明となり、目撃証言では口裂け女が子供達を連れ去ったと言う。

小学校の教師である京子は、同僚の松崎と共に生徒の行方を追う。



MebiusRingΨ主食はホラーΨ-口裂け女


この映画の最大の見どころは、何と言っても口裂け女を演じた水野美紀さんでしょう!
口裂け女のメイクも、なかなか良かったと思います。


子供を大事にしない母親が口裂け女とリンクする解釈なのですが、親に虐待されてる役として桑名里瑛ちゃんが出ています。
『奇妙なサーカス』 でも相当酷いメに遭っていたので、いくら役だと分かってても少し気の毒でした

子供が京子に聞きます。「子供が嫌いな親っているの?」と。
こう言う問い掛けの場合よくあるのが「子供が嫌いな親なんていない。」等ですが、私はこのキレイごと丸出しのセリフが大嫌いです。

ところが、京子演じる佐藤江里子に「そうかもしれない。」と言わすところに好感を持ちました。
でも、虐待する親にも何らかの辛い想いがあり、決して子供の事が嫌いなワケではない・・と言うような展開になってくるんですよね。
虐待されてる子供側からすれば、親が辛い想いしてるとかそんな事一切関係ないと思うんですけどね。

殴っておいて後で泣きながら「ごめん」と謝られたって、心についた傷は残ります。
親に「いいよ。」と言う自分の言葉で、更に傷を深くするのみです。子供の純粋な優しさに甘えてんじゃねぇ!
虐待を深く掘り下げた作品ではないでしょうけれど、そのあたりがモヤモヤしちゃいました。


それと現れた口裂け女の水野美紀さんですが、彼女がどうして口裂け女になってしまったのか、松崎との絡みなどかなり中途半端になってる気がしました。

とは言え、ラストまで飽きる事なく見れました。
これは近年の邦画ホラーでは私は珍しい事でした!
邦画ホラーで名を馳せる監督さんなどは、よく2時間いっぱい出してくるのが多くなって「長いな・・」と思う事がシバシバあったのですが、この作品は1時間半とサッパリしてて良かったです。


「私、きれい・・?」と言う名台詞の解釈なども「なるほど!」と思いました。

しかし、地上波での放送は難しいかもしれませんよね。
子供に対する残虐な描写は、私も一歩引いてしまうところがありますので。

この映画で私が1番ビクッ!!っとなったのは、佐藤さんの「何でそんな事言うのぉっ!?」と言う台詞でした。

この映画で1番の名演技だったのでは・・と、私はひっそり思っています(笑)


なお、この作品には『口裂け女2』と言う続編が出ているのですが、本編の繋がりは全くなく2はホラーと言うよりも悲しいお話に仕上がっています。



人気ブログランキングへ にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
07/08/16


ペタしてね

一緒に見に行った友達が驚くほど号泣してしまいました。声を押し殺すので精一杯でした。
一緒に行ったのは日本人の友達で、「最期の方で少しジーンときた」程度でした。

なので、私のように号泣する人は稀かもしれません。


足を踏まれたことのない人は痛みを想像するしかできず、本当の痛みを知る事はできません。
また、踏まれた事があったにしても、相手がスニーカーを履いていたかヒールを履いていたかでも痛みは異なります。
この映画に出てくる登場人物は裸足のまま踏まれたような感じです。それでも食いしばっているので、周りからは気付かれないのです。

1974年、在日朝鮮人である一家は長男アンソンの1人息子・チャンスが治療の困難な病気にかかり、治してくれる病院を求めて東京に出てきていた。
治療費に膨大な金額が必要となり、アンソンは国鉄職員の佐藤と組んで怪しい仕事に手を出す。


一方、アンソンの妹であるキョンジャは芸能プロダクションからスカウトを受け、甥のチャンスの治療費を稼ぐために芸能界へと足を踏み入れる。



MebiusRingΨ主食はホラーΨ-パッチギ! LOVE&PEACE


まぁ子供の病気ものとなれば無条件で涙も出てきそうになるんですが、他にも涙腺を刺激するツボが満載だったワケですよ。

配役が前作『パッチギ!』 と変わったようですが、全く気になりませんでした。アンソン役なんて前作は誰だったかを忘れてしまうほどの当たり役だったと思います。
キョンジャ役は男性にはウケているようですが、私には少し鼻につきました。

前作は兄妹が学生だったため学園ドラマに近いものもありましたが、今回はアンソンの叔父にあたるビョンチャンが、どういった経緯で今があるかなど、戦争シーンも織り交ぜているのでテーマも更に重いですね。

在日の人達が赴ける職場って限られてました。工場系(うちの地元では靴のゴム底多し)か自ら焼肉屋なりを立ち上げるか。
アンソンは怪しい仕事に手を染めるのですが、たまたま知り合いになった日本人の佐藤が、またい~いヤツなんですよ。なぜなら彼もまた心に深い傷があり、愛に飢えていたからです。
演じるのは藤井隆さんで、彼のエピソードでも沢山の涙が零れ落ちました。

この佐藤にしても、みんなチャンスの事を考えているんです。
このチャンス役の男の子ですが・・・どうしてもネゴシックスに見えてしまい今1つ入りきれませんでしたが(笑)、なかなか素朴な演技でしたよ。

キョンジャは芸能界で着々と名を売るのですが、生い立ちや本名は表には出せず、疑問をもったまま悶々と過ごします。
そして恋愛。ここでも在日であると言う事の壁が彼女を苦しめるのです。

在日の中でも、朝鮮人であるか韓国人であるかは大きな分かれ目です。
朝鮮・韓国は、生まれてきたら父親方の性を名乗る事になります。結婚しても性は変わりません。

在日であるがゆえに何かに弾かれるという経験は私にもあります。それが見事にリンクしてしまい、号泣に至ったわけなんですが(;^ω^)
好きな相手が「気にしない」と言ったとしても、その人の後ろには親家族が付いているわけです。

「じゃあ、結婚したら日本籍に移して」と話が出ても、今度は自分の家族や親戚のバッシングが待ってるわけです。
日本に住んでて、たまたま同じ在日の人と知り合って恋に落ちる・・なんて確率は極めて低いですよ。

話は映画に戻りますが、そんなこんなの壁が詰まってます。なので見てて苦しかったです。

日本は戦争映画が盛んですよね。
この映画の上映当時は石原都知事が脚本を書いた映画が出た頃でした。
戦争でお国のために死に行くのは美学か・・否か。この映画では否を語っています。
この映画を見たあとだと、熱くて燃えるような戦争映画に白けてしまいそうです。

戦争そのものではなく、その手の映画に携わる製作サイドに疑問が湧きます。

エンドロールが終わるまで、客席の誰も途中で立ち上がる人はいませんでした。

聞こえてきた会話から韓国人の方が多かったと思いますしね。


しかし、私が号泣した自分の顔を何とかしようと入ったトイレで、若い女の子が「国生めちゃ太ってたよな!ギャハハ!!」と言うのを聞いてぶっ倒れそうでしたにひひ

前作で感じた違和感は今回払拭されました。
私の胸に響くのは、『イムジン河』ではなく『アリラン』なのです。

愛と平和。全く監督らしい皮肉たっぷりなサブタイトルだと思いました。



人気ブログランキングへ にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
07/05/28


ペタしてね