邦画のホラーは劇場まで足を運ぶほど力が入らないので、レンタル始まるまでだいたい根気良く待ってます。
都市伝説って面白くないですか?
私は大好きです。洋画では『ルール』なんてのもありましたしね。
その中でも「口裂け女」の都市伝説はかなりメジャーな部類ではありますが、私は残念ながらリアルタイムでは経験していません。きっと凄く盛り上がっていたのでしょうね。
ある郊外の小学校では、また口裂け女の話が流れていた。
噂も絶好調になっていた時、子供達が次々と行方不明となり、目撃証言では口裂け女が子供達を連れ去ったと言う。
小学校の教師である京子は、同僚の松崎と共に生徒の行方を追う。
この映画の最大の見どころは、何と言っても口裂け女を演じた水野美紀さんでしょう!
口裂け女のメイクも、なかなか良かったと思います。
子供を大事にしない母親が口裂け女とリンクする解釈なのですが、親に虐待されてる役として桑名里瑛ちゃんが出ています。
『奇妙なサーカス』
でも相当酷いメに遭っていたので、いくら役だと分かってても少し気の毒でした![]()
子供が京子に聞きます。「子供が嫌いな親っているの?」と。
こう言う問い掛けの場合よくあるのが「子供が嫌いな親なんていない。」等ですが、私はこのキレイごと丸出しのセリフが大嫌いです。
ところが、京子演じる佐藤江里子に「そうかもしれない。」と言わすところに好感を持ちました。
でも、虐待する親にも何らかの辛い想いがあり、決して子供の事が嫌いなワケではない・・と言うような展開になってくるんですよね。
虐待されてる子供側からすれば、親が辛い想いしてるとかそんな事一切関係ないと思うんですけどね。
殴っておいて後で泣きながら「ごめん」と謝られたって、心についた傷は残ります。
親に「いいよ。」と言う自分の言葉で、更に傷を深くするのみです。子供の純粋な優しさに甘えてんじゃねぇ!
虐待を深く掘り下げた作品ではないでしょうけれど、そのあたりがモヤモヤしちゃいました。
それと現れた口裂け女の水野美紀さんですが、彼女がどうして口裂け女になってしまったのか、松崎との絡みなどかなり中途半端になってる気がしました。
とは言え、ラストまで飽きる事なく見れました。
これは近年の邦画ホラーでは私は珍しい事でした!
邦画ホラーで名を馳せる監督さんなどは、よく2時間いっぱい出してくるのが多くなって「長いな・・」と思う事がシバシバあったのですが、この作品は1時間半とサッパリしてて良かったです。
「私、きれい・・?」と言う名台詞の解釈なども「なるほど!」と思いました。
しかし、地上波での放送は難しいかもしれませんよね。
子供に対する残虐な描写は、私も一歩引いてしまうところがありますので。
この映画で私が1番ビクッ
っとなったのは、佐藤さんの「何でそんな事言うのぉっ!?」と言う台詞でした。
この映画で1番の名演技だったのでは・・と、私はひっそり思っています(笑)
なお、この作品には『口裂け女2』と言う続編が出ているのですが、本編の繋がりは全くなく2はホラーと言うよりも悲しいお話に仕上がっています。

