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トップクラス生に近づく!その④
成績上位クラスと下位クラス。授業を担当してみると、学力以外にもさまざまな違いが見られます。クラスアップを目指して、あなたのお子さんもトップクラス生を真似てみませんか。
この記事では、成績上位クラス生の行動パターン④を紹介します。
問題への「向き合い方」から見る違い
成績下位クラス生は初見問題を見ると、すぐに「分からない〜」とフリーズ状態になることが多いです。一方、上位クラス生は初見問題であっても、とりあえず手を動かして何か作業をしています。
上位クラス生は、いつもサクサク解いていると思われがちですが、実は彼らも最初から解き筋が見えているわけではありません。彼らも、試行錯誤し、あれこれ迷いながら答えにたどり着くのです。
まずは、手を動かして!
上位クラス生を真似るのであれば、とりあえず何か書いてみましょう。上位クラス生であっても、見当違いの作業をしていることもあります。それでも良いのです。
《書くこと》=《頭の整理をすること》
と心得て、分からないなりにも手を動かして糸口を探してみましょう。
何を書いて良いのか分からない
「とりあえず、書いてみよう〜!」と指示を出しても、何を書いて良いのか分からず、じっとしている生徒もいます。
初めはハードルを低く設定し、問題文のキーワードにアンダーラインを引くだけでも良いでしょう。まずはフリーズ状態からの脱却を目指しましょう。
最初から線分図や面積図をサラサラと書ける生徒はいません。親がまずは見本を見せ、何度か一緒に書いてあげると、次第に書き方のコツをつかむはずです。
《まとめ》
「正解」を「宝」に例えるとしたら、子供に「宝の地図(解き方)」を教え込むのではなく、方位磁石や望遠鏡の使い方(解くためのツール)を教えるイメージです。
初見問題にも対応できる力は、まずは手を動かすことから始まります。
まだ、成績上位クラス生の行動パターン①〜③を読んでいない方はこちら↓