小林一郎と歩く「ガード下」と「横丁」 -47ページ目

小林一郎と歩く「ガード下」と「横丁」

「ガード下学会」「横丁・小径学会」活動の報告および、予定などをお知らせします。

もう何年くらい経つでしょうか、明後日、10月の第3日曜日には、毎年、母校の大学院があった前でクラスのメンバーが集まります。そこで何をするというイベントも組んでいないんですが、日時を決めなくても、そこに行けば誰かに会える、という企画です。
身体が不自由になってしまった者、鬼籍に入った者――と年々、人数は減っていますが、最後の一人になっても、というか、誰にいうでもなく、最後の一人になっても、黙って約束の場所のベンチに座り、年に一度の再会を続けたい、と心密かに思っています。でも、その前に、あの世に行っちゃったりして。
今年でみな還暦を迎えます。

引っ越しを考慮して、さっき、出先から事務所に帰る途中、古本屋で「平凡社の百科事典、全24巻、持ってきたらいくらぐらいになります? ていうかお金になります? それとも引き取ってもらえます?」と訊ねたら、「そんなもん、どこへ持っていったって、引き取るところなんかありませんよ!」と古書取扱業のプライドを傷つけられたような、不愉快そのものと言った顔をされてしまいました。

ボクは犯罪者のよう。いや~、オヤジさんがやっていた頃はそんな言い方されなかったのに、息子さんの代になったら……。

事務所を移転しようと考え、身に回りのものを整理していました。
すると、身に覚えのないモノが出てくるわ出てくるわ。それもひとつひとつ思い起こすと、そう、これは、ゴーストライターとして論文発表した雑誌、これもゴーストで書いた単行本、これは構成原稿を描いた漫画……。編集プロダクションとして事務所をおこして30年。土木やパソコン、それにほんのちょいとした文芸書しかつくってこなかったと思っていましたが、いや~、実は想像できないモノまでやっていた(やらされていた)んだな~、というのを改めて知らされました。。
でも、こんなこと、書いて大丈夫? まぁ、すべて時効でしょ!
とにかく、すべて廃棄します!!

関西ガード下ツアーの募集が公開されました。
関西地域の方、ご応募ください。


「小林さんと高架下を探索しよう!」
内容:梅田~中津(途中、お茶を飲んでの交流タイムがあります)
   関西初の高架橋(設計:阿部美樹志)をはじめ、
   新しいガード下空間の利用まで、幅広い大阪のガード下を探訪します。
日時:11月4日(日) 午後2時~4時予定
参加費:無料
応募先:r.living.jp/city/osaka/1012tokusyu(10月21日まで)
主催:シティリビングOSAKA(サンケイリビング新聞社)

庭の手入れをし、切り取った花(しぼんだ花)や葉、枝をスーパーのゴミ袋に入れ、月、水、金にはゴミ収集所に持っていく――これが、ボクの朝の日課です。ところが、今日はさぁゴミ出しに行こう、としたらゴミ袋が行方不明。どこに置いたか判らなくなってしまいました。

最近、本当に物忘れが激しい!

友だちの職場が建て替えのため、神保町のビルに間借りしていた頃の話。「オレは、ここで終わるよ」というのが口癖でした。つまり、建て替えられる新しいビルには戻らない、ということ。ここで一生を終えるよというのが口癖でした。ところが、具合の悪さが続き、職場の共済組合が運営している九段坂病院に入って手術、と言うことになりました。その手術の前、友人は病院内の窓越しの風景を見ながら「オレ、必ず戻るから」と突然言い出しました。窓のずっと先に建て替え中のビルが見えました。九段のビル群の中で、ずっと、一直線、霞が関の官庁街のみが奇跡的にも見渡せていました。
懸念も払拭され、手術は無事成功。その後、新しいビルでも勤めることができました。
その彼は、今年3月、天下りを求めることもなく60歳でサッパリと役所を辞め、第2の人生を模索しはじめました。
それから6ヵ月。テニス中、「頭が痛いんで、ちょっと休む」、と休憩。いつまでたっても戻ってこないので、みんなで探してくれたそうですがなかなか見つからず。気持ちが悪くなったんでしょう、トイレに入って鍵を掛けていたようです。
それから3週間、まったく応答なし。
顔色もいいし、手も足も温かい。60年間、走り続けてきたんだから、納得するまで、休め、といいながらも、ついつい「目を開けろ!」と叫んでしまいます。家族に元気なところを示せよ!!!!

夕べ、ある新聞の編集長と飲んでいたところ、編集長の問い掛けにずっと答えていることに気付きました。今まで、編集屋の習性で、酒席でも相手の話を引き出す、という、遊びで飲んでいるんだか仕事で話を聞いているんだかわからない状態になることがほとんどでしたが、インタビューするよりされる方が多くなってきたら、訊ねられたことに答えるというパターンに変わっていました。

これ、ボケの要因かも!

昨日、某大学から「地元の新聞社からエッセーの依頼が来たので、お願いします」との連絡が入りました。ボクにエッセー。しかも500字。ボクにエッセーをたのむのは筋違い。しかも、そんな短い文、書けるわけない、と思いながらも悪戦苦闘。その挙げ句、できあがったものはアジビラの世界。やっぱり、無理。「投光器に石を投げよと叫ぶ声 探り光は定まりて来る」なんて歌が脳裏に戻ってきてしまいました。まだ、ボケてない?

明日、7日(日)、午前10時30分~11時まで、文化放送「浜美枝のいつかあなたと」に同僚の寺本が出演します。
寺本は『東京の花と緑を楽しむ小さな旅』(平凡社新書)の著者。東京の楽しい花の旅。ぜひ、聴いてあげてください。そして、街に出ましょう!
昨日、「足立朝日」(10月5日付)の一面トップにボクの紹介記事が掲載されました。
足立区在住で朝日新聞ないし東京新聞を購読されている方、新聞が新聞紙になってゴミ箱に入れられる前に、ぜひ探して読んでみてください。そしてもう一度、“足立”を見つめ直してください。
結構、いいところですよ!