「分かってほしい」をやめるには | 50代からの女性の「私だけ」の生き方を輝かせる。佐藤りょうこ〜哲学・禅・文学・色彩〜【横浜・銀座】

50代からの女性の「私だけ」の生き方を輝かせる。佐藤りょうこ〜哲学・禅・文学・色彩〜【横浜・銀座】

今まで頑張ってきた50代の私たち。子どもたちは思春期で、改めて夫との関係を見直していたら親は病気に。自分の体調も…などなど変化の多いお年頃。そんな「アレコレ」を「詩」や「言葉」を通してしなやかに「私だけ」の生き方を新たに輝かせていきませんか?

佐藤りょうこです。


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私は若い頃から
「分かってほしい」が強かったと思います。



それはおそらく
母との関係からだと思っています。



母から認められないとダメ
と言うのが
私の中にとても深く刻み込まれていたのです。




それは母がいなくなっても
残っているようです。



子どもの頃
母にガッカリされるのが
辛かったんだと思います。



それがそのまま残っているのでしょうね。
多くの人はそうではないでしょうか。



だから
人に分かってほしいという気持ちが
あるのではないでしょうか。



似たような境遇の人とは
共感は生まれると思います。



とは言え
細かなところまで同じになるわけはありません。



全く同じ経験をしたわけではないからですね。



そして同じ経験をしたとしても
それまでの経験やその人の性格から
感じ方は違ってくるものです。



だから



分かってほしい
ってまず無理で



でも人は
分かってほしい生き物です。



だから



分かってほしいは
やめなくて良くて



まず分かってもらえないだろうな
と、思いながら
分かってほしいことを話す



ということをやることです。



これは
自分を俯瞰できてないと
できない技です。



それでも
聞いてもらうだけでも
分かってもらえなくても
その場だけでも味方になってもらえたら



ちょっとは気が済みます。




ただし
解決はしないし
分かってももらえません。



ちょっとその時だけ
気が済むだけです。



分かってはもらえないけど
ちょっと気が済む。



そんなものだと分かっていれば
「分かってほしい」をやめることが
できるようになります。



つまりは
他人に期待しない。
とはこう言うことです。

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