いつもエコノミライ研究所のブログをご覧下さり、誠にありがとうございます。
2018年の10月下旬、楊田は、ゴッチ氏から「日産e-NV200『えこの弐』号を関東某所まで移動してもらえまいか」という依頼を受けたので、仕事の段取りも可能であったことからこの依頼を「快諾」、出発が平日の夜だったのですが、倉敷から東京へ向け出発したのであります。
今回はその 第 8 回目 となります。
出発日は、諸般の事情で、E2山陽自動車道倉敷ICを夜間にゲートインとなりました。
それでも、このドライブのために、仕事の調整をさせて戴いた関係先の皆様には、感謝多謝です。
今回のEVドライブでは、京都府の桂川PA、滋賀県の多賀SA、愛知県の尾張一宮PA、上郷SAなどでのEV充電を実施しました。
今回の充電場所、上郷SAの段階では、流石に午前5時頃となりましたので、行程の約半分も越え、運転による疲れ・若干の睡魔も感じておりました。
引き続き、東方面へ向けてのドライブを開始します。
急速充電の繰り返しとはいえ、出発から300km超を、一気に走り抜けてしまいました。
不思議と、眠気にも襲われず、全行程の半分以上を走破することができました。
夜明けが近いとは、判っているのですけれども、明るくなるのは、もうすこうし、先のことでありました。
このEVドライブにおいて、6箇所目となる充電ポイントでの充電です。
午前5時から充電を開始して
20分強、充電をしますので
午前5時半頃、E1東名高速道路、東京ICから305.8km離れた上郷SA上りから、東方面へ向けて出発します。
可成り大きなSAですので、本来ならば、日中に訪問したい場所でもあります。
上郷SAを出ますと、程なく、E1A伊勢湾岸自動車道との分岐ポイントである 豊田JCTが 直ぐそこに迫っています。
今回の出張では、19-1豊田JCTを道なりに進み、E1東名高速道路を利用することを選択します。
ただ、ひょっとしますと、豊田JCTからE1A伊勢湾岸自動車道→豊田東JCTからE1A新東名高速道路を利用する方が
制限速度が高い(場所によっては時速110km、いずれは時速120km)ため、所要時間が短く済むかもしれないのですけれども
EVという乗り物は、現在の技術では、時速80kmを超えますと、エネルギー効率が悪くなるため、
多少、走行距離が長くとも、東名道を使う方が、「気分が楽」なのではないか、と思っておりました。
ですので、楊田としても、初めての東名道EVドライブ、となるわけです。
そうこう言っておりますうち、19岡崎ICを通過します。
美合PA(東京ICから289.7km)を通過します。この場所には、EV用充電器は、有りません。
西国の地、備前の国から、東国、三河の国まで遣ってきました。
「中国大返し」では、岡山市北区高松から京都府山崎町まで数日間、かかりましたが、現代の技術をもってすれば、一晩で、その倍ほどの距離を進むことができるのです。
(しかも、電気のチカラ、だけで!)
18-1音羽蒲郡ICを 通過します。
赤塚PA(東京ICから274km)を通過します。ここも、充電器が、有りません。
近い将来、上郷SAでの充電渋滞が酷くなり、伊勢湾岸道の刈谷SAで充電回避をしたクルマが東名道において東方面で充電するためには、次に向かっている浜名湖SAが遠すぎるため、
ここ赤塚PAや、先ほどの美合PAでの充電器設置を、早急に実現して頂きたいです。
NEXCOさん、宜しくお願いします!
そろそろ、この記事をご覧下さる皆様にはお気づきのことと思いますが
夜が明けて来ました。
(とうとう、朝が来てしまったなぁ、東京、未だ、遠いなぁ)
18豊川IC(東京ICから269km)を通過します。
(2020年の今だから、判ります。東京まで、まだ、あと6時間程度は掛かります。先は長いなぁ)
(それよりも、眠いなぁ~~~~)
実は、この辺りで、可成りの睡魔が、楊田を蝕みつつありました。
ですので
このパーキングエリアに緊急ピットインします。
夜明けが近くて見晴らしも良くなりつつあるのに、残念。。。
しかしながら、全行程の半分は走行したのですから、ここまで一睡もせず、よく頑張りました。
愛知県新城市にあります、新城PAでございます。
楊田は、この場所で、寝落ち、致しました。午前6時前のことで、ありました。
寝落ちしたとはいうものの、実は、40分程度の時間でありました。
午前6時半、新城PA(東京ICから261.1km)を、東方面へ向けて、出発します。
日産e-NV200「えこの弐」号のカーナビには、次の充電予定ポイントまでの距離が、常に表示されていますので、
(あ、あと〇〇kmも離れているから、眠たいので、新城で仮眠だ)という判断となったワケですけれども
このEVドライブでは、
愛知県内を走る東名道最東端、新城市内での小休止により、県境付近からの見ごたえ十分な風景を、これからこの目に焼き付けることができるのです。
愛知県と静岡県との県境を跨(また)ぐ宇利(うり)トンネル(960m)です。
この右カーブを描くトンネルを抜けますと
1岡山県→2兵庫県→3大阪府→4京都府→5滋賀県→6岐阜県→7愛知県→<<8静岡県>>
スタートから8番目の県である、静岡県まで、えこの弐号は、遣ってきたのであります。
静岡県に入って、程なくしますと、新東名道との分岐が、また近づきます。
17-1三ケ日JCT(東京ICから255.8km)を東名道道なりに通過します。
三ケ日ジャンクション付近を通過しています。
目の前に、朝日が差し込みました!
巨大な構造物が目の前を交差します。
このようにして、交通の大動脈が構築され、全国の流通を支えているのです。
それはまるで、人体のようでもあり、小宇宙のようでもあり、大自然に流れる大河のようでも、あります。
17三ケ日IC(東京ICから251.1km)を通過しますと
次の充電ポイント、浜名湖SA上りまで、あと2kmとなりました。
撮影記録情報を確認しましたところ、時刻は午前6時半を過ぎていました。
10月下旬の日の出です。
走行開始から約9時間が経過し、
静岡県浜松市にあるE1東名高速道路浜名湖SAへの分岐に、無事、入ってきました。
浜名湖SA上りでは、サービスエリア駐車場に入る前に、ガソリンスタンドがあります。
先にガソリンを入れて、SAへ移動してもよし、SAで休憩した後、ガソリンを入れて本線に合流しても大丈夫です。
浜名湖SAは、施設建物を上下共用することができるサービスエリアでして
浜名湖を一望することができるよう、高速道路の南側(下り車線側)にサービスエリア施設が集中しています。
浜名湖SA上り線駐車場エリアに入ってきました。
EV用急速充電器は向かって真っすぐです。
もう、ここまで遣ってくれば大丈夫。
分かりますでしょうか、充電器が見えてきました。
そうです、シアトルの有名な珈琲店の建物も、目印であります。
平日の朝、ということもありまして、幸運なことに、待ち時間なく、充電開始できます。
午前7時前、浜松市北区 三ケ日町佐久米61-2にあるところの
E1東名高速道路浜名湖SA上りで、7回目の充電を開始します。
このSAからの風景は、絶景です。
(見晴らしの良いPASAの特集を組むのも、善いかもしれません。)
日産e-NV200「えこの弐」号による倉敷から東京への深夜のEVドライブ、まだまだ続きます。
次回も、どうぞ、お楽しみに!
エコノミライ研究所
所長 楊田芳樹
このシリーズ
【新シリーズ】e-NV200「えこの弐」号で関東出張_00移動をした前提(2020.5.16)
前の記事
e-NV200「えこの弐」号で関東出張_07尾張一宮PA→上郷SA(2020.7.4)
次の記事
e-NV200「えこの弐」号で関東出張_09浜名湖SA→牧之原SA(2030.7.18)
<おまけ>
youtuber楊田芳樹プロデュースによる、充電の模様の動画も再度、紹介します。
ご覧下さると、嬉しいです。
<おまけ2>
西日本三菱自動車販売株式会社様のご協力のもと、新型ekスペース試乗の模様を紹介する動画も公開することができました。
こちらについては、また、「車のミライ」シリーズで記事にもするつもりですので、お楽しみに。
<関連シリーズ>
<蛇足「えこの弐」とは>
エコノミライ研究所のブログを最初からお読み下さっている方々には、説明不要かもしれませんけれども
過去記事がありますので、リンクを貼っておきます。
ご参考になれば幸いです。
HハンドルNネーム、e-NV200について(2017-09-09)