日本で初めて(蒸気)自動車を製作し、旭川沿いをドライブしたのが、山羽虎夫やまばとらお、という岡山県人の偉業を讃えるべく
5年に1度のペースで開催されている
純国産第1号車 山羽式蒸気自動車115周年記念 1904-2019 パイオニアラン
の模様をレポートしています。
今回は、その 4 回目です。
2019(平成31)年4月27日の土曜日、若干肌寒い曇り空の中、楊田家は、ゼッケンナンバー27、Gミーヴ号として会場入りし、
開会式にて実行委員長の片山様はじめ、地元岡山市幹部職員の方、山羽虎夫氏の親族の方、実行委員会幹部の方などが手短なスピーチをされました。
参加台数は、約30台であるため、運営関係者などを併せて総勢、50人前後の参加者が集ったことになります。
前置きが随分と長くなってしまいましたが、今回より、山羽虎夫氏が115年前に走行したコースと同様のルートを
お馴染みSONYアクションカムで撮影した動画からキャプションした写真を中心にレポートして行きます。
或る意味、このシリーズでは、今回が、最も「美味しい」記事かもしれません。
タイムスリップした感覚となるかも、しれません。
このとき出走したクルマの紹介は、敢えて後回し、とさせて戴きます。
この写真を見て、当日の雰囲気を思い出すだけで、大変、気分が高揚してしまいますし
一台、一台のクルマに、それぞれの歴史が詰まっていますから
ハナシの方向性が、とんでもなく、変な方向へ飛んでいくことが、避けられなくなるからです。
そうこう(走行!)謂っておりますうち
ゼッケンナンバー1、片山様の三菱500を先頭に
ゼッケン番号順に、一台一台、次々と、出走して行きます。
楊田の世代が知れてしまいますけれども
この辺りのクルマ達は、記憶に残っています。
今にして思えば、楊田が物心ついたときの頃のクルマとか
楊田の親世代イチオシのクルマとか
楊田自身としてのイチオシのクルマとか
その他、入手できそうなクルマが有って、楊田自身に、もっと時間とおカネと心意気が備わっているのであれば
1台でも多くのこのような素晴らしいクルマ達を動態保存できるような環境を手に入れたいなぁ、と思います。
とはいえ上述したような楊田の想いが、仮に、実現するとしましても
一人では絶対に、不可能な「夢」です。
ですが、幸いにも
楊田が抱くような、大切なクルマを何時までも残しておきたいと思う<ひと>は、大勢、この世に居られます。
だからこそ、地元日刊紙、山陽新聞の「パイオニアラン」の記事に目が届き
クルマを、こよなく愛する<ひと>達による自動車イベントの存在を知ることとなり
そのような自動車イベントに、楊田も参加すれば
相当、リーズナブルに、上述した「夢」を実現させることができることを「発見」したのです。
よくよく、思い出してみますと、エコノミライ研究所の過去記事としても
という、素晴らしい場所を訪問し、レポートしていたことを、思い出しました。
そうこう(走行!)謂っておりますうち、
そろそろ、ゼッケン番号27楊田家Gミーヴの出走順番も、近づいてきました。
(キヨウハ、コノアタリデ、ヨカロウカイ)
パイオニアラン
に関するレポートは、次回以降も続けます。
片山様、いつも、お待たせしています。こんな感じで続けていますが、如何でしょうか?
パイオニアランや、児島ブルージーンズラリーのことを、一人でも多くの方々に注目して頂けるよう、微力を尽くします。
次回も、お楽しみに!
エコノミライ研究所
所長 楊田芳樹
このシリーズ
5年に1度開催しているパイオニアラン_1予習編(2020.4.24)
前の記事
5年に1度開催しているパイオニアラン_3集合編(2020.5.8)
次の記事
5年に1度開催しているパイオニアラン_5往路編1岡山中心部走行編
<パイオニアランに関する基本情報>
片山様が居られたからこそ、日本自動車史でも大変貴重なイベントが、5年に1度、開催されています。
※イベント案内用紙に記されている、かがみ文書より
岡山県という地理的環境は、様々な幸運に恵まれています。
乗り物関係で申し上げるならば
日本で初めて飛行機を製作し、飛ばそうとしたのが、浮田幸吉という、岡山県人でしたし
日本で初めて(蒸気)自動車を製作し、旭川沿いをドライブしたのが、山羽虎夫やまばとらお、という岡山県人でした。
そして、クルマ好きの方なら、「嗚呼、此処か」と直ぐにご理解頂けるかもしれない、この場所「WAGEN」も、「聖地」の一つ、であるかもしれません。
<蛇足のついでに>
新型コロナウィルスの影響で、巣籠り、せざるを得ない状況が続いている影響もありまして、
当研究所からアップロードしたyoutube動画のうち、
材料費ゼロを目指したミニ四駆コース紹介の動画の2本が、それぞれ、2千回程度の再生をして頂くに至り、驚いています。
再生回数が急激に増えたのは、2月中旬ごろからですので、
お家(うち)でできるDIYが盛んになっていることの表れなのだろう、と推察しています。
DIYといえば
今年の夏休みに宿題に合わせて、このアイテムのバージョンアップも画策しています。