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慢性的な渋滞に悩まされ続けている、岡山県内の国道2号線バイパス高梁川大橋とその近辺ですが、
玉島・船穂方面から合流する側道の付け替え工事も終わり、上の写真の一番左、三番目の橋脚群と、橋梁が完成しました。
2020年2月上旬の段階では、下り車線、上り車線、それぞれ1車線のみの通行規制がなされています。
こんなに幅広い高規格道路が完成したばかりなのですが、既存の道路の補修工事も、同時進行で進んでいるため、対面交通規制が続いているのです。
ちょっとした、屋外の屋根付きイベントホールみたいな雰囲気です。
平成30年でも、高梁川の、暴れ川として悩まされた過去を思い知らされる出来事がありました。
この場所の周辺は、幸いにも、被害は殆どありませんでしたけれども、自然の脅威には、日頃から対策が必要です。
写真手前側が、拡幅のために建設された新線で、上り専用車線となり、合流車線、本線、追い越し車線があるため、橋脚の幅も広いです。
日暮れからすこうし経過し、目視では見辛(づら)い状況でも、カメラの調整で、結構、クリアに写真確認することができます。
ひと昔前だと、交通量が増大すると、クルマから発せられる
・騒音による騒音公害
・排気ガスによる大気汚染
に悩まされたものですが、長年に亘(わた)るクルマの環境性能向上の積み重ねによって、この辺りの問題について、以前よりは騒がれなくなったものだと、今更ながら感心します。
橋脚(きょうきゃく)・橋梁(きょうりょう)が完成しても、
排水桝(ます)や各接続部品の設置、その他補器類の設置や調整など、様々な工事が残っているようです。
令和2年の春には、全線開通できそうな雰囲気になってきました。
倉敷市の東西を分ける一級河川の高梁川の存在は、自然の恵みと厳しさを、人々に与え続けてきました。
高梁川大橋は、倉敷地域には欠かせない、貴重な財産です。
この橋が、この春、もっと・ずっと、便利になります。
その日が来るのを、楽しみにしています。
エコノミライ研究所
所長 楊田芳樹
岡山国道事務所「一般国道2号倉敷立体「船穂地区」の工事に着手します。」岡山県政記者会、倉敷市政記者クラブ向け資料(平成26年9月19日)PDF資料:https://www.cgr.mlit.go.jp/okakoku/news/2014/contents/oshirase_110.pdf#search=%27%E9%AB%98%E6%A2%81%E5%B7%9D%E5%A4%A7%E6%A9%8B%27
岡山河川事務所、岡山国道事務所、並びに宇野港湾事務所「平成29年度中国地方整備局岡山県関係直轄予算概要(河川、道路、港湾分)」岡山県政記者 クラブ向け資料(平成29年3月31日)PDF資料:http://www.cgr.mlit.go.jp/okakoku/media/pdf/save/news/e9c644101876f31fc09d49abd26c08bb.pdf
※また、拡幅工事開始の決定した資料もありましたので、中国地方整備局様の資料もリンクさせて戴きます。
国土交通省 中国地方整備局様のHP:http://www.cgr.mlit.go.jp/
中国地方整備局「公共事業の評価について」:https://www.cgr.mlit.go.jp/cginfo/koukyouhyouka/
中国地方整備局「平成26年度第2回『中国地方整備局事業評価監視委員会』
資料の公表について」より、「資料5-3 一般国道2号 倉敷立体」(平成26年10月27日)PDF資料:https://www.cgr.mlit.go.jp/cginfo/koukyouhyouka/2014/index2.htm